世紀末の戯曲3コメント

1 チルダ id:3PG7.kV.

2011-07-02(土) 18:12:54 [削除依頼]
 5998年。

 この世のすべてを飲み込む宇宙の、ほんの小さな星、地球。
 そこは、かつての地球の常識を覆すような空間が広がっていた。
 
 世紀末。長い長い60世紀の終息が近づく。

 
 

 そんな世界に、悲劇は突然訪れる。
  • 2 チルダ id:3PG7.kV.

    2011-07-02(土) 18:28:08 [削除依頼]
    一話「日常」

     
     眠い眠いと思考を回した授業もいよいよ終盤戦に差し掛かっている。

    「では先週出した宿題をみせていただくザマスよん」
     カツ、カツ、と気高くヒールの音を鳴らしながら、醜い体系を黒いマントと宝石で飾りつけた呪文専門女教師が、意地悪そうに教室を歩きながらを見渡す。
     誰を指そうかなどとは考えてもいないだろう。なんせ、この女教師は酷くサディスティックな思考を持ち合わせており、できなさそうな生徒ばかりをいつも指しているからだ。その卑怯な性格ゆえに、生徒からの人気は持ち合わせてはいないが。
    「じゃあ…そうザマスね、…ゼア君、あなたやってみなさぁい。」
     名を指されたゼアという少年は、けだるそうに腰を上げ、吐き捨てるように言った。
    「…できません」
  • 3 チルダ id:3PG7.kV.

    2011-07-02(土) 18:34:45 [削除依頼]
     その一言を聞き、女教師は「ンまァ!」とわざとらしく声を上げた。
    「ゼア君?今何と言ったザマスか?…この前の授業は学園内メンテナンスで授業がなかったから、練習する期間はたくさんあったはずザマしょ?」
     相手を問い詰めるはずの内容の分が、何故だか楽しそうに聞こえた。これもその女教師の最悪な性格の一つである。
     問われたゼアは、言葉を失いつつ、口を大きくヘの字に曲げた。

     この学園に通うゼア・ライドは、本来だれでも使えるはずの、『魔術』が使えなかった。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません