嫌いじゃないけど10コメント

1 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

2011-07-02(土) 17:49:36 [削除依頼]

ああ、まただね。

また。

なんで

僕だけ


________________________...
  • 2 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 17:52:20 [削除依頼]

    ハロー♪
    ハワユー♪


    。。。すいません、調子こきました。
    ハワユです!

    更新はまったーり進めますので。

    コメントくれたらペースがあがるかもです*
  • 3 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 18:08:15 [削除依頼]


    私には、とっておきの嘘がある。

    「透またボーっとしてー」
    「あ、え、ユカ何か言った?」
    「何でもなーい、透は天然だなー」
    「もーまたそう言ってーこのこの」
    「きゃーやめぇよー」
    あはは。
    アハハ。
    ahahahahahahaha。
    っふ。
    ばーか。
    どうせまた最後は、
    「あの子ちょっと合わなーい」で、終わるんだよね。
    だって今も、ユカはくすんでるもん。
    くすんだブルウ。
    くすんだイエロウ。
    くすんだグリィン。
    パァプル、ピンク、シルバー。ブラウンにゴールド。
    それと、レッド。
    そうして最後は真っ黒になって、
    私から離れてく。
    「ってーかウチ天然ちゃうもん!」
    「どの口が言ってんだよー」
    惑内透。
    ワクウチトオル。
    私には、オーラが視えるんですって。
  • 4 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 18:28:45 [削除依頼]

    ちょっとだけ、昔話をしよう。
    悲しい、悲しい、昔話だよ。

    むかーしむかし。
    あるところに、一人の女の子がおったそうな。
    あー、この表現は誤解を招くね。言いなおし。

    あるところに、独りの女の子がおったそうな。

    独りになるのは簡単だった。女の子にとってはね。
    だって、友達を指さして、一言言えばいい。
    「あなた、私のこと嫌いでしょ」
    ってね。
    女の子は目に見える事実を言っただけだった。
    女の子はまだ小さかったから、分からなかったんだ。
    それは、みんなが視える訳じゃあない、って事を。

    それからは簡単だ。本当に。
    素直で無邪気なオトモダチは、みーんな、
    「トオルちゃんこわ−い」
    って言って、素直に無邪気に女の子から離れていった。
    残された女の子はどうなったかって?
    最初に言った通りだ。

    だから、女の子はいつも思っているよ。
    独りにしないで。
    独りにしないで。
    独りにしないで。
    独りにしないで。
    独りに・・・

    「ちがう!」
    目をあけたら、私を笑いながら見ているクラスメート。
    怒りながらもちょっと笑いをかみ殺している先生。
    「惑内ーいい夢見たかー?ああ?」
    「ええ、はい!」
    うっそ、ぴよよーん。
    先生は、以後寝ないように、と言い、授業を再開する。
  • 5 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 22:04:36 [削除依頼]

    目を閉じる。
    目を閉じると、ひどく安心してしまう。
    何も見なくて済むから。
    ユカの好きな真藤君は一個上の末次先輩が好きだったり、
    学校でも有名な仲良しの凛と榎並は、実はお互い全然信頼し合ってない。
    国語のじっちゃん(55)は新任の広瀬先生を見るたびに、
    毎回エロい妄想ばっかり!
    そういう、くだらなくて生々しくて自分こそは純真無垢です、みたいな
    顔して腹の底では黒曜石よりも黒い塊みたいな、何かを。
    見たい人なんていないでしょ。
    目を開ける。
    そこには、見飽きた色とりどりの感情が、
    私を締め上げるかのように、渦を巻いていた。

    木枯らしが前髪にそっと触れる。
    銀色の風に、ほんの少しだけ白い、春の風が混じり合う。
    真藤君には非常に申し訳ないが、私は早くこのクラスを終わらせたい。
    あとちょっとで、末次先輩は卒業して、
    真藤君はまた新しく好きな人ができて、
    ユカとは離れ離れになって。
    新しい、くすんだ日常ってのが始まる。
  • 6 ヒナミ id:L93985B0

    2011-07-02(土) 22:09:55 [削除依頼]


     面白いですwww
     ストーリーが面白くて引き込まれます!
     更新、頑張ってください(^O^)/
  • 7 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 22:18:17 [削除依頼]

    >>ヒナミさん
    わー!初コメ!
    ありがとうございます*
    できるだけ更新するので、またちょいちょい
    のぞいてやってください☆
    (感想も遠慮なくどうぞー…!)
  • 8 ☆はわゆ id:TF4K.t5.

    2011-07-02(土) 22:44:42 [削除依頼]

    季節はあっというまにとんで、四月。
    ユカとは、離れ離れになった。
    もう、話すこともないだろうね。

    新学年の最初の席は、大体出席番号順だから、
    ワクウチトオルはやっぱり窓側後ろだったりする。
    今は丁度、自己紹介がユキモト君まで終わり、
    残すは私を含めてあと二人。
    私の前の席の人が立ち上がる。
    前の人の、腰まである髪がさらりと揺れる。
    「和鏡日奈子です」
    わーすごい名前。
    「趣味は人間観察です」
    もったいない。せっかく何にも見えないんだから、
    わざわざそんなことしなくても。
    すうっ。と、ワカガミさんが息を吸う。
    それからワカガミさんが言ったことを、
    私は一生忘れない(いろんな意味で)。
    「自慢は、友達がいないことです!」
    …自慢じゃないし。
    新しいクラスメイトも、思わぬ不思議キャラに、
    オーラが友好のイエロウからブルウやブラウンに
    忙しく点滅する。
    そのままワカガミさんが終わって、私も無難に
    自己紹介をすませ、なんだか変な空気のまま、
    SHRが終わる。
    隣の長峰君(メガネ。初対面)が、私に話しかける。
    「…和鏡さんって、どんな人?」
    「…面白い人だね〜」
    「あ、これからよろしくね」
    「うん、よろしくね」
    「クラス委員」

    へ?
  • 9 ☆はわゆ id:3nIQvRI.

    2011-07-03(日) 13:55:21 [削除依頼]

    後で知ったことだが、私と長峰君はクラス委員なんぞに
    指名されていたらしい。
    平凡男子長峰委員長、と、非凡女子惑内副委員長。
    全く、厄介。

    「聞いてなかったのー!?」
    「あっは、ぼーっとしてたわー」
    「そんな重要な事聞いてないってマジでどうかしてるゼー」
    「ごめーんウチあんま人の話聞かないことで有名だからサー」
    というのは新クラスで出来た友人との会話ですね。
    ちなみに私は今年もちょい天然キャラを通そうと思いまして。
    伊達に人間見てないので、『作り天然』だと思われないところが、
    唯一便利な感じ。
    ちらりと私の席周辺を見やると、和鏡さんは一人で席に座って、
    何をするでもなくただ空を見ているようだった。
    オーラが視えないから、ほんとに何も考えてなさそうだ。
    私の視線の先に気づいた友人(アヤノだからノアって呼んで、
    と言われた。お父さんは船大工だろうか)が小声で言う。
    ノアのオーラが、嫌悪のブルウのそれになる。
    「和鏡さんって、前のクラスでも友達いなかったんだって」
    「あー、いってたねえ」
    「あんまアタシ関わりたくなーい」
    「わかるー。でもウチ周りの女子和鏡さんだけなんだってー」
    「うわーサイアクじゃん」
    アタシはオオツカアヤノだからめっちゃ大丈夫やー、なんて言うノア。
    「でもアタシこのクラスで良かったわー」
    「えーなんで?」
    「だって透いるしー」
    オーラが綺麗なイエロウになる。
    きっと一年後には、変わってるよ。
    今はもう、言わないけどね。
  • 10 ☆はわゆ id:e2qDFut1

    2011-07-13(水) 22:20:47 [削除依頼]

    「トンボ」
    そのハスキー少年は言った。
    「ぼくは、トンボ」


    事の発端は、和鏡さんが今日、学校を休んだ事にある。
    家が近いらしいのと、副委員長って事で、
    「和鏡さんにプリント届けてやって〜」
    とは、副担任の広瀬先生が言った事だけど。
    でも今日もらったプリントは、たいして重要じゃない。
    和鏡さんと友達になってやって。
    そう聞こえたのは、気のせいじゃないはずだ。多分ね。

    そして、和鏡さんの家を通るためにいつもとは違う道に自転車を
    走らせると、
    ーおいなんかしゃべれよー
    ーしゃべれねーのかよー
    ー謝れってよーおい!ー
    学校で見たことがある顔が2、3、5人?と、あんまり見たことが
    ない、男の子。
    いじめかね、見たことないくらいのグログロした黒いオーラが
    うずを巻いている。おえー。
    あんまりじっと見ていたせいか、いじめグループの一人と目が合う。
    あ、一年生だ。あいつ。
    一年セーは、男の子を一人残して、走り去る。見たからって、
    誰にも言わないのに。
    そう思って、再び自転車を走らせようとしたその時。
    「あ、ありがとう!」
    あの男の子が、こっちに走ってくる。
    制服は泥でぐちゃぐちゃ。
    「いえいえー見ない顔だねー。一年?」
    「はい。」
    「もういじめられるんじゃないよ?わかった?名前は?」
    「トンボ」
    「…え?」
    「僕は、トンボ」

    声変わりのしていないそのハスキーボイスで、
    トンボと名乗った男の子。
    …やだ、こいつ絶対めんどくさい。
    そう思った時には、もう手遅れだったかもしれない。
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