殺人鬼〜改良〜3コメント

1 椿 id:tQmzXO6.

2011-06-27(月) 16:23:10 [削除依頼]
  別スレにたてていた話を改良して
ココに書きます☆

 ヨロシクオネガイシマス。


  プロローグ(?)

 人を次々殺していくものを人は「殺人鬼」と呼んだ。
そして、その者に処罰を与えようと、捕まえようとする。
そいつがいかに、反省しているのかも、お構いなしに・・・
 この世界から追いやろうと
         捕まえるのだ。
  • 2 椿 id:tQmzXO6.

    2011-06-27(月) 17:03:41 [削除依頼]
        第1章

    少女は息を切らしながら坂を駆け上がった。
     坂の上に見える白色の建物は少女が通っている学校だろう。
     少女が門をくぐると同時に中からチャイムが聞こえた。

     今日もまた、先生から話があった。
    「不審者に気を付けるように」
     ・・・ここ数日間、こればかりではないだろうか。
    我ながら物騒な世の中になったと思う。
     次々に人を殺していくなんて。
    おかげで、夜 外出するのもダメ、遊んで帰るのもダメ。
    これまでやっていたことすべてが禁止される。
     このせいか分からないが、この学校から犠牲者が1人も出ていないのも事実。

     少女は席から見える緑色の景色を教室から ぼぅっと眺めていた。
     チャイムが鳴り、友人たちの声がやけに耳に響くようになった。
    「ねぇ、聞いた?」
     「え?何を?」
    「殺人鬼ってね、女の人なんだって」
     「えぇー!?」
    「え、でもぉ・・・私が聞いたのは若い男だって」
     「「え?どっち?」」
     噂話、笑い声、陰口や内緒話。それらを少女はただ・・・他人事のように眺めるだけだった。

    「おーい!結菜?」
     声を掛けられ少女はふと顔を向けた。
    「結菜〜どうしたん?」
     「え?別に・・・何も。ぼぅっとしてただけ」
    「最近ぼぅっとしてる時多いね」
     「え?」
    「大丈夫?」
     『大丈夫?』
     少し大きめの声が出た。自分でもびっくりした。
    クラスの視線が一点に集まる。
    「なんでもないの・・・」
     少女の大きな声でひるんだのか、
    「なんでもないの」というか細い声が効いたのか友人はそれ以上は聞いてこなかった。

    短縮授業が終わった。
    先生のアナウンスが流れる。
    「素早く下校するように」
    私たちはその指示に従い、美夜と千尋と舞子を連れ、同じ道を毎日歩く。
     舞子が最初に口を開いた。
    「殺人鬼って亡霊なんじゃない?」
     「えーそんなわけないじゃん(笑)」
    「そうよ、亡霊が人を殺せるわけないじゃない」
     「え〜でもぉ・・・」
    「第一亡霊なんていないし」
     「でもね、証個を1つも残さずにその場から消えるんだよ?」
    靴の後、髪の毛も・・・何も残さずに。
     
    「ううむ・・・」
     舞子の言葉に、それまで反論してきた美夜と千尋は一斉に口をつぐんだ。
    「亡霊・・・なのかな?」
     しばらくの後、口を開いた千尋の問いに応える者はいなかった。

     ☆夜☆
    「結菜ー!ごーはぁんー!」
     母からの声で2回に居た結菜が反応し、階段を下りる。
    我が家には夕食の時に守らなくてはならないものがある。

     ・黙って食べる事
     ・残さない事
     ・TVを見ない事
     ・皆で食べる事
       当たり前のようだが、中1にもなると恥ずかしい。
  • 3 椿 id:tQmzXO6.

    2011-06-27(月) 17:34:46 [削除依頼]
      第2章

    「不審者からー」
     先生が言い終わらないうちに男子が口を開いた。
    「わかってま〜す」
     「もう、耳にタコ!」
     あきれた表情で舞子が言う。
    「・・・そうか」
     先生が小さくつぶやいた。

    「あのね、結菜、放課後・・・相談があるんだけど」
     「え?あー・・うん。分かった」
    「うん!じゃあね。」
     美夜が去ったあと、千尋と舞子が寄ってきた。
    「あのさ…美夜ね、なんか・・・46時中、視線が感じるらしくて。」
     「は?!スト―かぁ?!」 
    「そういうのじゃないらしいけど。」
     「どういうの?」
    「分かんないけど…怖いらしい」
     「そりゃあ、怖いでしょ?お風呂入る時も、寝る時もみられてるような気がするんでしょ?」
    「ん・・・そりゃあ・・・まぁ」
     千尋が詰まった。
    「あ、そろそろ授業始まるよ」
     舞子が見かねたように助け船を出す。
    「あ!そうだね」
     千尋が便乗して笑いながら言った。
    「うん。席に着いた方がイイよ」
     ここで、こういう親切をするのが親友というもの。

     帰り道

    「あのね、私・・・」
     「誰かに見られているような気がするんだって?」
    「え?!・・うん。そうなの・・・。」
     「誰に・・・?」
    「ううん・・・後ろから見られてるような気がするんだけど、振り向いてもだれも居ないの」
      『怖!!!!!!!!!!!』
    シーーーーン
           あれ?
    「!・・・?!!!!!」
     美夜がいきなり肩をたたきだした。
    「え?何?!何よぉ!?」 
     なおも叩き続ける 
    「痛いってっ!」
     バンバンバンッ!!!
    「いだっ・・・え?」
     後ろ!後ろ!(クチパク)
    「?・・・・!!!!」
     せっ・・・せせせせせっ!?

     先輩!?!

     何故こっちの方向に仁先輩と優先輩が?
    憧れの先輩が?!
     「ぷっ・・・」
     隣りから押し殺した笑い声が聞こえてきた。
    「きゃははは!!」
     我慢しきれなくなった笑いが私の中でエコーした。
    「耳まで真っ赤!」
     「ちょっ!声大きいよ」
    Σ「先ぱーーーーーーーーーーーい!!!」
      声でかいって!
    あ、気付いた。
    あ、手振った。
    あ、こっちくる
    あ、走った!  こっちくるぅぅぅ!!
     いやあああああああああああああああっ

    「やぁ、美夜ちゃんと・・・えっと」
     「佐々木結菜です」
    「うん。結菜ちゃんね!」
     「仁先輩!結菜はね、先輩の事が〜」
    「ちょっ?!」
     「え?何ナニ?気になる(笑)」
    優先輩は私たちのやり取りを眩しそうに見ていた。

    「じゃあ、また学校で」
     「「はい!」」
    ブンブンブンブン(手を振る音)
     ・・・はぁ〜
    緊張したぁ。。。何話したっけ・・・。
     「あはは!おもしろかったぁ〜」
    「ねぇ、ストーカーの話だけど」
     「ああ、うん。もう大丈夫だよ!元気出たし!」
    いや・・・元気でストーカーはいなくならないと思うが。
    「それに・・・」
     何を言ったのか、濁したのかは分からないが、その先は聞こえなかった。

    「結菜ーごーはーんー」
     「はーい」
     と、言いながら階段を下りた。

    「ごちそうさま」
     「おいしかったよお母さん」
    「ありがとう、2人共」
      なんだよ、この家族だんらんの風景。

     この後、私の近辺に起こる事件は

     この時

     少しずつ、足音をたてずに
     
     忍び寄っていた。
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