空色ピエロ36コメント

1 サクラン id:i-4IX38w20

2011-06-24(金) 22:28:57 [削除依頼]
「数日前のことさ
名のサーカス団に目にもの見せられたよ。」
震える手で杖をつき、老人は興奮ぎみに話し始めた。。

「蛇使いに、
火を吹く男
黒髪の美女は
猛獣さえをも誘惑し、
双子の少年は
華麗に宙を舞う。
体格の良い男が
剣をひと飲みにしたと思えば、
刃物を持った青年が
拘束された少女すれすれにナイフをはなつ。
一本の縄を命綱なしで渡って見せた少女に続き
場を和ませたのが
三輪車をおす子犬達。
遺伝子の突然変異だろうか、
小人の三人組は
意味もなくはしゃいぐ
締めに
細身で長身の青いピエロがシルクハットから
鳩やら風船やらを空に映やす。
ほかのピエロとは違う、
空色の道化師だった」
.......

翌日、
サーカステントは
跡形もなく
消えていたと言う....。
  • 17 サクラン id:i-AlpTBpM0

    2011-06-30(木) 20:06:59 [削除依頼]
    目の前に広がる景色に
    僕は絶句した。


    ここは何処だ?

    客やピエロは何処に消えた?

    頭の中が沸騰するほどに
    考えても到底理解できない。
    目に映るのは
    白い建物や活気づく市場。
    知りもしない人達が行き交う道。
    夢でもみてるのかと
    頬っぺたをつねってみても苦い痛みが広がるだけで
    なにも変わらなかった。

    「おい、どけ!!」
    いきなり凄い力で背中を押され、僕はよろめく。
    「俺の店の前で仁王立ちされちゃ、来る客も来なくなっちまう!」
    男はペッと地面に唾をはきつけ、店に戻っていった。


    最初は唖然としていた僕だが、だんだんと苛立ちが込み上げてくる。
    それが男に対してなのか
    無責任なピエロに対してなのかは、分からなかった。


    「冗談じゃない」


    そう一言ぼやいてから
    僕は男の背を追って
    づかづかと店の中に入っていった・・・・・
  • 18 武瑠 id:i-AlpTBpM0

    2011-06-30(木) 20:35:19 [削除依頼]
    前にも書きこんだ者です♪
    もう・・・めっちゃいいですね本当に♪
    独特な世界観に引き込まれる♪
    更新が待ちどうしいっす♪
  • 19 渡辺 陽水 id:i-AlpTBpM0

    2011-06-30(木) 21:36:12 [削除依頼]
    恋愛小説かなーと思って見てみたらファンタジーでビックリしました(笑)
    しかもとても最高です
    表現の仕方が上手で、惚れ惚れって感じですかね(笑)ご迷惑でなければまた見にきます◎
  • 20 サクラン id:i-x2XXBZO0

    2011-07-01(金) 21:07:04 [削除依頼]
    ※コメ返事※
    武瑠さん
    読んでいてくれてたなんて感激しました^^
    嬉しいです
    ありがとう^^
    渡辺 陽水さん
    バリバリファンタジーです^^
    褒めていただいて
    凄く嬉しいです
    自分頑張ります^^
  • 21  流依. id:odOO1/D.

    2011-07-02(土) 12:57:16 [削除依頼]

     はじめまして*
     題名に惹かれました!!
     こうゆう小説好きです(^p^)
     ファンタジー大好きです(^p^)
     続き、楽しみにしてます◎
  • 22 サクラン id:i-SEBQRXW1

    2011-07-02(土) 18:51:28 [削除依頼]

    「いらっしゃい!!」
    と言って駆け寄ってきたのは、
    僕とさほど背の変わらない少女だった。
    「見ない顔だね、ここははじめて?」
    彼女は顔を覗きこむようにして問う。
    「はじめてというか、なんというか・・・」
    あたふたしている僕を見て
    クスリと笑う彼女
    「とりあえず、開いてる席に座りなよ」
    そう言って仕事に戻っていってしまった。
    僕は部屋の隅に開いる席を見つけて
    腰を下ろすことにした。
    店が閉まるまでここにいよう
    聞かなきゃいけないことは山ほどあるのだから。
  • 23 サクラン id:i-SEBQRXW1

    2011-07-02(土) 18:54:45 [削除依頼]
    ※コメ返信※
    流衣さん
    ありがとうございます^^
    またぜひきて下さい
    頑張りますね^^
  • 24 サクラン id:i-KTjzL6N1

    2011-07-02(土) 21:52:09 [削除依頼]
    時間が経つにつれ
    徐々に客数も減ってくる。席についてから二時間もしないうちに
    店内は、かなり落ち着きを取り戻していた。
    もう店じまいなのか
    彼女は馴れた手つきで食器や椅子の片付けを始めている。
    手伝おうかと立ち上がりかけたが、
    僕が行っても逆に邪魔だろ
    と思い、席に座り直した。


    「お前!」
    不意に後ろから声をかけられ、胸が飛び出しそうになる。
    「は、はい!」
    と返事混じりに後ろを振り向くと・・・、
    外で僕を突き飛ばしたあの男が、
    凄い形相で、そこに立っていた・・・
  • 25 あ id:i-FJ3Hvkq0

    2011-07-03(日) 18:42:40 [削除依頼]
    ファンタジー好き!応援してます?
  • 26 サクラン id:i-XtlWAA30

    2011-07-03(日) 23:33:06 [削除依頼]

    一瞬だった。
    男は僕の腕を掴み
    乱暴に席から立たせる。
    瞬間、周りの景色がかすれて、
    腕に鈍い痛みが残った。
    「店から出ていけ!!」
    そう言った男の目は真っ直ぐ僕を貫き、
    微動だに出来なかった。
    人というより獣を思わせる目だ。


    心底逃げ出したいという衝動が沸き上がってきたが、僕は大胆にも男に言葉を投げつけた。
    「出ていきません」
    「あ?」
    「聞きたいことがあるんです。答えてもらえるまで、僕は出ていきません!!」
    思いがけない返答に一瞬男はたじろいだが、
    すぐに睨みを効かし
    「このガキ!」
    と声を張り、腕を振り上げた。


    殴られる!!
    思わず顔をそむけたが
    僕の頬にそれらしき衝撃はこなかった。
    それどころか男は僕から手を離し、
    荒々しく椅子を引くと
    向かいの席に腰かけた。
    「ガキを殴るのは気が引ける。」
    男はフンと鼻を鳴らし
    上着の中から煙草一本取り出すと
    「こいつを吸い終わるまでに終わらせてくれ」
    と言い、
    煙草に火をつけた。
  • 27 サクラン id:i-XtlWAA30

    2011-07-03(日) 23:35:25 [削除依頼]
    ※コメ返事※
    あさん
    ありがとうございます^^
  • 28 にゃんこ id:i-pHSpq2/0

    2011-07-05(火) 09:58:12 [削除依頼]
    更新楽しみにしてますです!
  • 29 ユナ id:dQUuKUR1

    2011-07-05(火) 10:04:06 [削除依頼]
    にゃんこさん?
  • 30 サクラン id:i-pHSpq2/0

    2011-07-05(火) 20:57:45 [削除依頼]
    ※コメ返信※
    にゃんこさん
    ありがとうございます^^
  • 31 サクラン id:ez-SBWpa6u0

    2011-07-06(水) 02:29:59 [削除依頼]
    店の照明は消え、窓から射し込む月灯かりだけが頼り。

    僕と男は
    一つのテーブルを挟み
    向かい合ったかたちで
    会話を進めている。
    ―――――――
    「ピエロねぇ・・・・」
    僕の"これまで"を聞いた男は
    途中、何度かこめかみを押さえる仕草を見せた。
    「嘘っぽいですよね?こんな話。」
    男の顔色を伺いながら話しかけると、
    突然男が大きな音をたてて立ち上がった。
    「!!」
    嫌な記憶が頭を過ぎり
    思わず身構えた僕は
    座っていた椅子ごと床に転げてしまった。
    そんな僕を見下ろし
    男はこう口にした。


    「この街は
    ト・ラ・ス・ト(信じる)だぜ?」
    そう言葉を告げた後、
    倒れている僕に
    わざとらしく舌打ちした。
    「本当に何にもしらねぇんだな」
    と、ため息を吐き
    店の奥へと視線を移す。
    「・・・ついて来な。」
    それだけ言い、
    男は暗がりへと足を進めた。



    倒れた椅子を戻す暇もなく、
    僕は慌てて男を追った・・・・。
  • 32 サクラン id:i-LrnjOtG0

    2011-07-06(水) 21:21:06 [削除依頼]

    暗い厨房を抜けると
    廊下の先の、2つの扉が目につく。
    男が手をかけた左の扉は
    高く軋む音をたてた。
    「あの、こっちは?」
    右の扉を気にする僕に
    「そっちは娘の部屋だ。」と背を向けたまま答える男。

    娘って・・・・・。
    僕は元気よく挨拶をしてくれたあの少女を思いだす。
    彼女だろうか?
    一瞬の物思いに、
    照明の眩しさが
    酷く目を痛めつけた。
    男が、部屋の照明をつけたらしい。
    何度も瞬きをしながら、
    男の声に耳を傾ける。
    「見な。」
    その言葉に追いつくように、僕は正面の壁を見た。
    照らし出されたそれは
    「・・・地図?」



    壁には、
    見たこともない世界と
    面いっぱいの言葉が
    列を成していた。
  • 33 名前 id:nIew.Yg/

    2011-07-09(土) 11:45:22 [削除依頼]
    どうも「ストーリーに関しての感想屋」から来ました。名前です。
    では早速感想に移らせていただきます。

     まず、話の導入部分はとても魅力的でとても面白いと感じました。
    しかし、何となく展開が急すぎる気がします。
     一つ一つの場面にもう少しボリュームをつければ、もっと面白いかなと思います。

    まとめると、掴みは良く設定も良いです。もう少し場面に色をつけることが出来ればさらに面白くなるでしょう。

    まだこの小説は起承転結の「起」の部分までだと思いますので感想はこのくらいです。
    一人の読者として、僕の感想が作者さんの参考になれば幸いです。

    また話が進んだ場合声を掛けて頂ければ嬉しいです。
  • 34 あい id:C3wsSIs.

    2011-07-15(金) 19:46:50 [削除依頼]
    初めまして。依頼ありがとうございました。
    「あなたの小説評価しちゃいましょうか」から来ました。

    評価 4(5段階評価)

    感想

    ストーリー、表現力ともに感動させられました。
    応援している読者もいます。
    ファンに支えられて小説家は育ちますからね。
    ただ、前の評価屋さんと同じ意見ですが・・・
    急展開過ぎるというのだけが残念ですね。
    そこだけです。
    そこがなければ5だったと思います。

    これからも良い作品をお作りください。
    意見などは当掲示板へ。

    では失礼します。
  • 35 サクラン id:i-bvC09Q60

    2011-08-16(火) 11:05:02 [削除依頼]
    評価ありがとうございました。
    最近来れなくてすいません。読者さんにも申し訳なかったです。
  • 36 サクラン id:i-zAACDT//

    2012-02-24(金) 01:21:43 [削除依頼]
    目の前の壁にぶら下がるすすけた紙は、
    一瞬で僕の心を締め付け、引き付けた。
    部屋の隅で、鼠がカサカサと動き回る音が耳をくすぐるが、
    全く気にならない。
    今、
    僕の真後ろに、虎でも居ようものなら
    一つの抵抗もなく、がぶりとやられていただろう。

    この地図。
    滑らかに引かれた黒い線が描いた、正三角形。
    三つの角それぞれ先に、
    日本語でもなく、
    英語でもなく、
    思うに僕の知らないであろう言語で何か書いてある。
    これは・・・・
    「トライアングル。」
    突如、後頭に降り注いだ声。
    男のものではない。
    「ト・・ライ・・・アングル・・?」
    三角?
    一体声の主は誰なのか。
    後ろを向いて確認すればいいものの、
    首を少し左へ反らしただけで
    地図から目を離なすことは出来なかった。
    「そうそう、ト・ラ・イ・ア・ン・グ・ル、ね、見たままでしょ?」
    「おい。部屋に戻れ。」
    「いいじゃない、お父さん。お父さんは無愛想だから、彼が可哀相だわ。」
    「誰が無愛想だ。」
    たわもいない親子の口喧嘩が背後で行き来する。
    娘さん・・・・か。
    挨拶・・・・しないとな・・・。
    僕は深く深呼吸してから、
    微かに後ろめたい気持ちを残し
    ゆっくりと地図に背を向けた。
    「あ、はじめまして。
    私、ロト、
    ロト・ロバート。
    よろしくお願い。それ初めて見たの?
    地図綺麗でしょ?見惚れたでしょ?
    ここは丁度そのトライアングルの左下の角、
    サンシャインシティ、太陽の街って意味。
    自然も多いし、
    ご飯も美味しいし、
    人も親切!・・・で、あなたは・・・旅人さん?
    って感じではなさそうだけれど・・・、
    名前教えて頂ける?」
    「・・・・・へ?、」
    よく聞き取れない、
    目の前彼女がとても早口なのも一つの理由だ・・・とは思うが
    多分それだけじゃない。

    彼女は腰まで伸びた綺麗な金髪を揺らし
    上半身のラインが細く滑らかなシルエットを描いている
    真っ白いワンピースが白色の肌によく似合う。
    問題は彼女の下半身だった。
    腰から下、
    彼女の足が在るべきそこに、
    在るべきはずのないもの。
    あってはならないもの。
    茶色く毛深く、大きく屈折し、立派なひづめの付いた足、









    それはきっと、
    誰が見ても間違えようの無いほどロバそのものだった。
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