ドール-嘘吐きは微笑む-65コメント

1 黒猫 id:BRNBizI1

2011-06-24(金) 20:05:54 [削除依頼]
「ドール41367はただいまから、アナタの“モノ”となります」
  • 46 黒猫 id:.IogOom0

    2011-07-01(金) 20:44:25 [削除依頼]
    第3章 少女、一人悩む
    成田唯架の朝はお弁当作りから始まる。
    バスケ部の朝練があるから、その時間より尚更早く起きなければならない。
    でも、普通に受け取ってくれて、全部食べてくれるお兄ちゃんの事を思うと自然と早起き出来る。

    「唯架のお兄ちゃん好きはちょっとおかしいんじゃない?」

    小3の春にお母さんから言われた一言。
    私はそれで初めて気付いた。
    私のお兄ちゃんに対しての態度は一般的にはおかしかったって。
    だから、ひたすら、お兄ちゃんを無視する様にした。
    お母さんには如何言う風の吹き回しだとか言われたけど、かと言って普通の兄妹の態度を私は取れる自身がなかった。
    そして、今、中3の春。
    お兄ちゃんに近付く女子の存在を知った。
    有り得ない。
    お兄ちゃんの猫被りははっきり言って完璧で、ぶっちゃけあんな(何事にも話を合わせて、微笑んでる)人間、何処も面白くないと思った。
    だけど、その女子はお兄ちゃんの猫被りを暴き、今もきっと素のお兄ちゃんと話してる。
    それが憎くて仕方なかった。
  • 47 黒猫 id:.IogOom0

    2011-07-01(金) 20:52:18 [削除依頼]
    私には友達がいない。
    それは勿論、人見知りだからだ。
    そりゃあ、友達は作りたいとは思うけど、男子はともかく女子の友達関係はちょっと怖い物がある。
    例えば、ある女子(ややこしいから神宮さんと名付けて置く)とその友達(同じく、ややこしいから小田切さんと名付けて置く)がいたとする。
    2人は仲が良くて(実際は悪いんだろうけど)、恋愛相談を小田切さんは神宮さんにした。
    神宮さんが小田切さんに実はある男子(此処ではちょっと気が進まないけど、お兄ちゃんにして置く)の事が好きだと相談するとする。
    だけど、実は成田君が好きだったのは小田切さんで、それを知ってしまった神宮さんは小田切さんの事を信じてたのに的な事を言って泣き出すであろう。
    神宮さんは他の女子に小田切さんに裏切られたみたいな事を言い、見事に小田切さんは女子から孤立状態。
    そして、イジメの始まり。
    みたいな感じだ。
    嫌、これは只の例え話であって、本当ではないんだけど。

    「成田さん、ちょっと良い?」

    ビクッ

    同じクラスの結構仕切っている女子に呼ばれた。
  • 48 黒猫 id:.IogOom0

    2011-07-01(金) 20:59:59 [削除依頼]
    ま、待ってよ。
    私、何かしたっけ?
    全く覚えがない。
    それか神宮さんと小田切さんを例え話に出しちゃったから、その呪.い?
    やっぱり、個人の名前は出す物じゃないな。

    「成田さん、聞いてる?」

    「は、はいっ」

    声が見事に裏返った。

    「私ね、天野君の事が好きなの」

    は?
    いきなりの恋愛相談?

    「で、告白したんだけど、天野君は成田さんの事が好きだって言うの」

    私は呆然とする。

    「だから、きっぱりと言ってくれる?私、天野君の事、好きじゃありませんって」

    ちょっと、自己中過ぎると思う。
    それに万が一、私が天野君にそう言ったとしても、天野君がこの女子(悪いけど、名前覚えてない)の事を好きになるわけないだろうし。
    そんなあっさりと物事上手い様に行かない。

    「あ、あの、わ、私、そんな事、ちゃんと言えるか如何か」

    「だろうね。成田さんの人見知りと気の小ささ、半端ないし。天野君も何でこんな人を好きになったんだか」

    この人、失礼な事言わなかった?
    ちょっとム.カついて来た。

    「分かりました。天野君には言って置きます」

    怒ろうと思ったけど、まあどうせこの人はフラれるだろうなと思ったらちょっと可哀想に見えて来たので堪えて置く。

    「頼んだわよ」

    偉そうにその女子は教室から出て行った。

    「何か悪いな、成田唯架」

    後ろから声がした。
  • 49 黒猫 id:.IogOom0

    2011-07-01(金) 21:09:20 [削除依頼]
    振り返ると、男子がいた。
    ってか、今、私に話しかけた?
    嫌、それはない。

    「でも、アイツ、まだ俺の事諦めてないんだな」

    私は無視して、椅子から立ち上がる。

    「何処行くんだよ?」

    それも無視する。

    「そんなに兄貴が良いのか?」

    え……

    「かなりのブラコンだよなー、成田唯架さん」

    何で、この人……

    「偶然、見ただけだよ。仲良く笑って歩いてる所」

    「……」

    「俺、成田さんが笑ってる所、初めて見た。学校では全く笑わねーし」

    如何してか、この人には人見知りレーダーが反応しない。
    何でだろう。

    「可愛いよな、前から思ってたんだけど」

    「煩いっ」

    「もしかして、怒ってる?」

    「初対面なのに図々しい。死.ねば良いのに」

    ついつい、余計な事まで言ってしまう。

    「初対面って、嫌、結構会ってるよ?同じクラスだし」

    「同じクラス?」

    「え、眼中にも入ってなかったのか?じゃあ、俺の名前は?」

    「知らない」

    「天野右京だって。右京って呼んでくれ」

    「呼ばない」

    「でも、俺、マジで成田さんの事、好きだよ?付き合わない?」

    「そんなに私の事が好きなら、私の言う事、聞いてくれる?」

    「何?俺に出来る事なら、何でもするよ」

    「死.んでくれる?」

    何かよく分からなかったけど、無理矢理言って微笑んでやる。
    これで、ちょっと変わった危ない奴だと思ったはず。
    そう思ってた。
  • 50 黒猫 id:NiWsY5L/

    2011-07-02(土) 10:14:47 [削除依頼]
    「おはよー、成田さん」

    その次の日、天野は笑顔で挨拶して来た。
    私の頭の中にはクエスチョンマークがぐるぐると回る。
    ちょっと変わった危ない奴を演じたのに何で話し掛けて来るわけ?

    「成田さん?どうかした?」

    私は無視して席に着いて、溜め息を吐く。

    「あの、天野君っ」

    何となく見ると、2年生が天野に話し掛けていた。

    「話があるんです。昼休み、校舎裏で待っててくれますか?」

    告白、だろうな。
    如何して、こんな人がモテるのかが分からないけど。

    「うん。良いよ」

    「ありがとうございます。待ってますから」

    2年生は教室から出て行った。

    「あはは、俺、また告白されるんだ。ねえ、成田さん」

    「煩いッ!!」

    「もしかして、怒ってる?」

    「怒ってますけど、何か?」

    睨み付けて、私も教室を出て行った。
  • 51 黒猫 id:NiWsY5L/

    2011-07-02(土) 10:36:23 [削除依頼]
    ホント、他人と関わるとろくな事がない。
    だから、友達なんていらないのに。

    「お兄ちゃん、私、今、凄い突っ掛かって来る男子がいる」

    「へえ。良かったな」

    お兄ちゃんに話して見ると、思いのほか嬉しそうだった。

    「何で?だって、その男子、ウ.ザいし」

    「友達作りのチャンスだろ?まあ、女子じゃなくても、男友達ってのも良いんじゃねーの?」

    「成田翼はよく分かっていないと思います。私なら、鬱陶しくなって殴っている所です」

    シロナは言った。
    無表情棒読みだから、何か余計に怖いけど。

    「まあ、頑張れよ。後、その男子に暴言吐くなよ?」

    「何で?」

    「余計に構って来る可能性、高いし」

    「え、暴言吐くのって、逆効果なの?」

    「吐いてたのかよ」

    お兄ちゃんは溜め息を吐いた。
  • 52 黒猫 id:HDItl/K0

    2011-07-02(土) 12:40:51 [削除依頼]
    土曜日。
    部活は午前中までで、昼からは家でくつろいでいた。

    「あれ?お兄ちゃんは?」

    「分かりません。33分前に家を出て行きました」

    「そう」

    冷蔵庫から出した麦茶を飲む。

    「成田唯架は成田翼の事を恋愛感情で好きなのですか?」

    「ぶっ」

    麦茶を盛大に吹き出す。

    「な、何を言って」

    「アナタが成田翼と話す時、アナタの心拍が高くなっている事が度々あります。これは相手に対して動揺している事になります」

    うわ、凄い物理的。

    「でも、分からないかな?私達、兄妹何だよ?だから、お兄ちゃんに対して恋愛感情なんてないし」

    「そう言い張るなら、そう言う事にして置きます」

    え、そんなにバレバレ何だろうか。
    結構、隠してたつもりなのに。
  • 53 黒猫 id:HDItl/K0

    2011-07-02(土) 12:44:11 [削除依頼]
    登場人物続き
    結城未紗
    高1。
    自称図書委員。
    公表されていないが、定期テストは毎回学年1位。
    正統派黒髪ロング。
    性格は手段を選ばない方。
  • 54 黒猫 id:iDiYGsj/

    2011-07-03(日) 18:37:03 [削除依頼]
    来なくても良い月曜日が来た。
    天野に目をつけられて以来、私は学校に行くのが憂鬱だった。
    けど、今日は……

    「先生、天野君は如何したんですか?」

    「何か風邪を引いたみたいよ?」

    「えー、天野君、大丈夫かな?」

    「お見舞い行こうよ」

    「嫌、天野君、住.所教えてくれないじゃん」

    天野は休んでいた。
    夏風邪とか、珍しい。
    まあ、やっと、私の日常が元に戻ったわけだし、良かった事は良かった。
  • 55 黒猫 id:iDiYGsj/

    2011-07-03(日) 18:55:22 [削除依頼]
    放課後。
    主にこの学校のバスケ部は練習はしっかりしなくて、試合には本気を出す。
    だから、練習にほとんど来ない人もいる。
    でも、その状態で試合には出させられないけど、その人はこの部の中でも結構な実力者だから、出すしかない。
    それに私と同じ中3だから、今年の秋で引退だし。

    「成田先輩、今日の練習は」

    「……も、もう良いんじゃないかな」

    「え?」

    「練習しなくても、試合には出れるんだし」

    思わずそう言ってしまった。
    見れば、2年中野さんは俯いていた。

    「あ……その、ごめん」

    「先輩の気持ち、分かります。ちゃんと部活に来てるのは先輩と私ぐらいですしね」

    「部長が私だからだよ。次からは中野さんが頑張ってね、部長」

    「え、わ、私何ですか?」

    「この部活でまともな後輩なんて、中野さんしかいないし」

    「そ、そうですか。ありがとうございます」

    私は溜め息を吐きつつ、ドリブルをつく。

    ダンダンダンッ

    「そう言えば、先輩って何でバスケ部に入ったんですか?大分前から、この部ってこんな感じだったのに」

    「え、えっと、バスケは何か……その、好きだったと言うか。例え、こんな感じでも、部活に入ってバスケがしたかったから」

    「じゃあ、高校に入ってもやるんですか?」

    「一応」

    「そうなんですか。私は辞めるつもりです」

    「ど、如何して?」

    「ぶっちゃけ、私、バスケ、上手くないですよね?真面目に練習は出てるけど、試合は全く活躍出来ないし」

    「中野さんは中1から始めたから、初めはこんな物だよ」

    「全然ですよ。先輩なんか、絶対にボールを貰ったら、シュートを決められて、本当に先輩は私の憧れです」

    絶対に飲み物を飲んでいたら、吹き出してた。

    「な、何で?私、全くアドバイスも出来ないし、最初の頃は人見知りでずっと無視してたし」

    「謙遜しないで下さいよー」

    ダンダンダンダンダンッ

    何か無駄に照れてしまって、気を紛らせる為にドリブルを速くつく。
  • 56 黒猫 id:iDiYGsj/

    2011-07-03(日) 19:00:41 [削除依頼]
    次の日も天野は来なかった。
    酷い夏風邪だなと思う。
    別に全然気にしてないけど。

    「成田さん、悪いんだけど」

    先生に呼ばれた。

    「天野君にこれ届けてくれるかしら?」

    渡されたのは今日配られた授業のプリントだった。

    「あの……その、私、天野……君の家」

    「嫌、成田さんの家から近いのよ。これ、住所」

    そんな個人情報、渡しちゃって良いんだろうか。
    私は渋々受け取る。
    って、何で行く事に決定しちゃってるんだろう。
    しかも、住所、凄い近いし。
    絶対に行きたくなかったけど、先生は私に押し付けて行っちゃったし、もう断れる雰囲気はなかった。
  • 57 黒猫 id:iDiYGsj/

    2011-07-03(日) 19:16:25 [削除依頼]
    天野の家は閑静な住宅街(その中に私の家も含まれてるけど)のあるマンションだった。

    ピンポーンッ

    インターホンを押す。

    『はい』

    凄い緊張して来た。

    「えっと、その、お、同じ中学校の成田ですけど、学校のプリントを届けに来ました」

    ガチャッ

    「おー、成田さんだー」

    本人登場……

    「これ、プリント」

    グイッと、押し付ける。

    「ああ、どうも」

    「じゃ」

    「ちょっと待って。お茶煎れるから」

    何、このシュチュエーションは……

    「風邪菌移ると何なので、結構です」

    「まあまあ」

    「ちょっ」

    無理矢理連行された。

    バタンッ

    「ちょっと、何して……」

    「ってか、何で成田さんが来てくれたのか謎何だけど」

    「先生が家近いから持って行けって」

    「そうなんだ。あ、そう言えば、此処の町、小学校の学区の境目だったな。だから、小学校が違ってたわけか」

    「ねえ、風邪は?」

    「ああ。嘘」

    サボりで2日も休んでたとか。

    「何でって、聞かないのか?」

    「如何でも良い。それに何か巻き込まれそうな気がしてならない」

    「まあ、合ってるかも知れないけど」

    部屋の中は結構綺麗だった。
    天野はパソコンをテーブルに置く。

    「俺さ、あるブログを見つけたんだ」

    天野はエンターキーを叩いた。
    画面には理子のブログと表示されていた。

    「誰のブログ?」

    「さあ?分からないけど」

    「理子って、誰?」

    「まあ、このブログ読んでたらさ、協会だとか、ドールだとか書いてるんだよな。意味不だと思わねーか?」

    酷い偶然過ぎる。

    「意味、分からないんだけど。それ、ちょっと危ない人が書いている奴じゃない?」

    「だろうけど。アップされてる写真がほら」

    六花中学校……私達が通っている学校の校庭が映っていた。

    「何で?」

    「そりゃあ、この学校の生徒何だろ?」

    その後、私は見事に巻き込まれた。
  • 58 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 20:02:05 [削除依頼]
    「あ、あのさ、私の推測何だけど……」

    渋々、ドールの事を言ってみた。
    勿論、本当に知ってるかの様に聞こえない様にして、あくまで予想しているのを言う感じで。

    「クローンね。まあ、有り得ねーけど、そのクローンが如何して中学校なんかに通ってるんだよ?」

    う……そこまで突かれるとは思わなかった。

    「ってか、具体的過ぎるんだけど、成田さんの“推測”」

    ううう。

    「もしかすると、そのドールっての知ってるのか?」

    「し、知らないけど、これは只の推測だから。それにマンガとかでありそうな話だし」

    「確かに。クローン同士が戦い、勝ち残った持ち主は願いを1つ叶えられる。少年マンガでありそうな話だよな」

    「でも、コイツ、捜してみたいよな」

    天野はパソコンの画面を指差す。

    「じゃ、私は帰るから」

    「なあ、成田さん」

    「何?」

    嫌そうに振り返ると、

    「2日間、俺がいなくて寂しかった?」

    とか、変な事を言い出したので、

    「……1回、死.ねば?」

    と、睨み付けて出て行った。
  • 59 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 20:11:45 [削除依頼]
    家に帰って、パソコンで理子のブログを開けてみる。
    最新の記事が私が帰っている間にアップされていた。

    今日は、プールがあったー
    ちょっと本気で泳いだら、凄い記録を出しちゃって、先生や皆から注目を浴びた☆
    やっぱ、ドールって事を自覚した上で行動しないとダメっぽいな。
  • 60 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 20:18:33 [削除依頼]
    たった3行だったけど、結構これで何処の誰か分かるかも知れない。
    おおよそだけど、今日、体育の授業があったのは1年と3年だけだったはず。
    だから、この理子って人は1年か3年って事だ。
    そして、プールの授業中、良い記録を出して注目を浴びた人だ。
    聞けば分かるだろうけど、とてもじゃないけど聞ける勇気がない。

    「パソコンなんか開いて何調べてるんだ?」

    心臓の高鳴る。

    「え、あ、その、学校の調べ物だよ?」

    お兄ちゃんは直ぐ後ろにいる。
    至近距離過ぎる。

    「お前、定期テストもうすぐだろ?ちゃんと勉強しとけよ」

    「う、うん。分かってるよ」

    そう言って、お兄ちゃんは出て行った。
    私は溜め息を吐く。
  • 61 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 20:29:39 [削除依頼]
    気を取り直して、ブログを見る。
    これは4月の記事だ。

    桜が凄い散ってて、気持ち悪かったー
    ブログ、ちゃんと更新してるけど、全然コメントくれないし寂しい↓
    コメント下さい><;

    それからずっと見てると、コメントを催促している文は多数あった。
    コメントしようかな。
    慣れない手付きでキーボードを叩く。

    初めまして。
    結歌と言います。
    理子さんのブログは見てて、楽しそうな生活を送ってるんだなと思いました。
    私にとっては凄く羨ましいです。

    送信すると、案の定、直ぐに返事が来た。

    結歌さん、コメントありがとうっ!!
    凄く嬉しい☆
    是非、友達になって欲しいなー

    喜んでくれてるみたいで、こっちまで嬉しかった。

    いえいえ。
    私の方こそ、理子さんと友達になりたかったです。

    じゃあ、友達決定ね。
    えーと、僕の事は理子って呼び捨てで呼んで?
    僕も、結歌って呼ぶし。

    うん、じゃあ、理子、よろしくね。
    ちなみに私は中3でバスケ部に入ってます。
    理子は何部に入ってますか?

    同い年だー
    僕は科学部の幽霊部員(笑)
    結歌は僕って言うの、気にしないんだね。

    掴んだ。
    中3の科学部だ。

    はい、あまり気にしないです。
    悪いけど、そろそろ止めますね。
    また来るから、バイバイ^^

    パソコンの電源を落とす。
  • 62 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 21:22:59 [削除依頼]
    >60 一応、4行です;;;w
  • 63 黒猫 id:6IqEcfa.

    2011-07-04(月) 21:35:50 [削除依頼]
    次の日、天野は学校に来ていた。

    「おっはよー、成田さん」

    天野は女子に囲まれていた。
    そんな所をある特定の女子に話し掛けるとか、こっちの身にもなって欲しい。

    「ちょっと、天野君、何であんな人に話し掛けてるわけ?」

    「そうだよ。あんな陰気な奴ー」

    まさにこの人達と同感だった。
    嫌、結構酷い事言われてるけど。

    「結構、話して見ると良い奴だよ?」

    「ちょっと、天野君、こんな人の事、好きになってたりしないよね?」

    天野は私を見て言う。

    「ううん。別に。でも、ダチにはなりたいけど」

    よく分からない。
    けど、ちょっとだけ泣きそうになった。

    「なあ、成田さん、ちょっと話があるんだけど」

    天野は立ち上がり、私の右腕を掴んで教室を飛び出した。

    連れて行かれたのは屋上だった。

    「成田さんだよな?ブログに書き込んだの」

    「知らない。何の話?」

    「惚けるなよ。結歌さん?」

    「でも、私のおかげで分かったし、別にそっちが私に感謝するくらいでしょ?」

    「まあ、そうだけど」

    「理子は中3の科学部。放課後、部室に行けば?じゃ」

    素っ気なく言って、屋上を出る。
  • 64 黒猫 id:yaSKCqc0

    2011-07-05(火) 18:09:50 [削除依頼]
    部活が終わって、家に帰って直ぐにまたパソコンを起動させる。
    ブログは更新していた。

    何かある男子に話し掛けられた。
    嫌、何と言うか、このブログをやってるのはお前だろって言って来て(笑)
    だから、そうだよって笑顔で言って置いた。
    世間って狭いねー^^
    後々、ドールの事とかすごいドンピシャで聞いて来たから焦ったよ。
    それで、思ったんだ。
    この町に同胞がいるんだろうなーって。

    私はコメントを書き込む。

    こんにちは。
    昨日は急に止めちゃってごめんなさい。
    同胞って如何言う意味何ですか?

    返信は15分後に来た。

    同胞は同胞だよ。
    まあ、結歌は友達だから言うけど、ドールだって事。
    嫌、分かってて聞いてるのかな?
    唯架さん。

    ビクッ
    唯架……って、私、言ってないのに。
    画面の前で呆然としていると、次々とコメントが来る。

    ドール41367はあなたのお兄さんと契約したんでしょ?
    それぐらい分かるよ。
    あ、違うか。
    シロナだっけ。

    何処まで知ってるんだろう。

    ねえ、明日会わない?
    場所は科学部部室で、昼休みに。
    待ってるから。

    次の日、そのコメントを再確認しようと見たら、コメントは全て消去されていた。
  • 65 黒猫 id:yaSKCqc0

    2011-07-05(火) 18:23:42 [削除依頼]
    そして、昼休み。
    科学部部室は結構、人通りのない場所にあった。

    ガラガラッ

    「し、失礼します」

    「生唯架氏だー、初めましてだね」

    って言って、誰かが抱き付いて来た。

    「あ、あの、理子……さん?」

    「そ。水野理子。ドール73737だよ」

    実際の理子はツインテールに赤縁メガネで、右目には前髪が被さってて……何と言うか、結構何処にでもいそうな人だった。

    「えっと、私は」

    「成田唯架」

    「そ、そうです」

    「で、シロナ、元気にしてる?まあ、僕より先輩だけど」

    「あの、何であんなブログなんかに個人的な事、書いてたんですか?その……協会が黙ってないんじゃ」

    「協会のネット上での動きは素人並みだよ?それに僕、全ての研究班の中で一番の天才ハッカーだしー」

    水野さんは微笑む。

    「ま、だからこそ、ブログに侵入しようとする人間を撃退したり出来たわけ何だけど」

    「侵入?」

    「この僕にハッキングする勇者が現れたんだよ。直ぐに消したけどね」

    「誰、何ですか?」

    「ん、まあ、唯架氏でも分かるでしょ?なんせ、同じクラスだから」

    天野、だろうか。

    「でさ、悪いんだけど、僕、成田氏の持ち主になってもダメかな?」

    「えっと、成田氏って?」

    「唯架氏の兄の成田翼の事だよ」

    「嫌、でも、シロナがいるわけで」

    「ドールとの契約は2人までだから、いけるよ」

    「ま、マジですか」

    「ふむふむ、唯架氏達はそう言う情報をシロナから聞いてないわけかー」

    「は、はい。そうみたいですね」

    「じゃあさ、今日、成田氏の家、行っても良い?膳は急げって言うしさ」

    何を企んでいるのか、よく分からないけど、私は渋々承諾した。

    「じゃあ、放課後行くね」

    嬉しそうに水野さんはクルッと半回転して、科学部部室から出て行った。
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