鬼風13コメント

1 魅音 id:XxcI8sg1

2011-06-20(月) 11:42:32 [削除依頼]


最も幸せだった時代は江戸だった。


そんなの嘘だ。
  • 2 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 11:54:30 [削除依頼]
    慶応3年――
    「お前ら全員皆殺しだッ!!!」
    この時、有名だった人斬りがいる。
    名は無い。だが人々からこう呼ばれるようになった。
    『鬼のように恐ろしく、風のようにその場から消える、鬼風』と。
  • 3 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 12:06:21 [削除依頼]
    〜壱〜

    商人やら侍が入る城下町。
    そこで事件は起きた。
    「また斬られたそうだぞ」
    「今度は十人も斬られたらしいな」
    「おっかないわね………」
    昨夜、十人もの通行人を殺ったと言う話が出た。
    それは今、噂になっている鬼風の事に違いない。

    茶屋で働く、纐纈 哲は転がっている死体を見ながらそう思う。
    哲は裾の中から押し花を取り出し、じっと見つめ始めた。
    「雪、すまんな。帰りはちょっと遅れそうだ」
    そう言って哲は押し花を裾の中に戻し、その場を後にした。
  • 4 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 12:13:42 [削除依頼]
    鬼風(おにかざ)

    有名な人斬り、自分よりも大きな刀を持っている。
    正体は不明。お菓子が大好きである。

    *******

    纐纈 哲(はなぶさ てつ)

    茶屋で働く少年。
    普段あまり仕事はしない。
    好奇心がとてもおおせいである。

    *******

    雪(せつ)

    哲の幼馴染、町ではとても人気な花売りで働く少女。
    優しくいつも哲の事を心配している。
  • 5 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 12:47:59 [削除依頼]
    もうすぐ初夏なのだろう。
    少し熱くなってきた。
    哲は眩しそうに目を細める。

    「哲ッ!!見つけたわ!!」
    すると、後ろから聞きなれた声がする。
    哲は後ろを向き、ゲッ、と言うような顔をした。
    その哲の視線の先には雪がいたのだ。
    雪は端正な顔立ちにスラっとした姿で、町娘のような存在。
    だが、哲にはその町娘と言う面影より、母親のように見えた。

    「また、あの人斬りの事調べようとしてるでしょ!!」
    そう雪に言われた瞬間。
    哲は少し後退り言う。
    「ま、まさかそんなわけないだろ」
    だが雪は哲の言った事を無視ししながら言った。

    「今、新撰組がその事についてやってるでしょ!!もしかすると、今あんたがやろうとしてる事が新選組に怪しいと思われてあんた殺されるかもしれないのよ分かってる!!?」
    「わ、分かってる!!別にその事を調べようとしてるわけじゃない!!」
    「じゃー何について調べようとしてたの?」
    雪の容赦ない質問が哲にグイグイと突き刺さる。
    哲はとにかくその場から離れたくて、雪に背中を向け走り出した。
    「哲、待ちなさい!!!」
  • 6 愛恋 id:McvRr6o1

    2011-06-20(月) 13:50:40 [削除依頼]
    面白そうですね!!

    これからも読みにくるかもww
    頑張ってください!
  • 7 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 15:57:31 [削除依頼]
    >愛恋様
    わぁ〜初コメです^^
    とっても嬉しいです!!!
    そう言ってくれると凄く嬉しいです!!
  • 8 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 16:11:09 [削除依頼]
    哲は見つからないように曲がり角を目指し走り込んだ。
    そして、哲は曲がり角に入った。
    その時、
    ドンッ!!

    誰かに勢いよくぶつかってしまう。
    哲はその衝撃で地面へ尻餅をついた。
    「哲、もう!!何してんの!!」
    雪は哲にやっと追いつき息切れしながらそう言った。
    だが、哲はそんな事よりぶつかった相手をじっと見つめる。
    哲にぶつかった相手も尻餅をついていたのは自分より小さい少年だった。
    少年は髪がボサボサで、ハエが周りに集っている。
    そして、少年は大事そうに大きな刀を持っていて刀を落とす事なくグッと抱えていた。
  • 9 魅音 id:XxcI8sg1

    2011-06-20(月) 16:37:39 [削除依頼]
    哲は急いで立ち上がり、「すまない!!」と言う。
    だが、少年は無言のまま立ち上がり、何も言わず去ろうとする。
    その事に哲は少年の手を掴む。
    「ちょっと待て!!……随分と汚れてるなぁ〜」
    「……………」
    少年はその言葉に肩がピクンと動く。
    哲は少年の様子を見ながら言った。

    「そうだ!!家に来い!!お前ちょっと汚いからな」
    「えっ……」
    「えっ!!?」
    少年と雪はほぼ同時にそう言う。
    すると、我に返った雪は哲の頭を殴る。
    「いてぇ!!!」
    「無茶苦茶な事言わないの!!この子もビックリしてるでしょ!!」
    「何言ってんだよ!!この町にいる客は皆、友達に決まってんだろ。勿論、老若男女だ」

    「それだからって、まともに仕事しないあんたが言う!!?」
    「良いじゃんか〜別に!!なっ!!お前も賛成だろ?」
    哲は少年の顔を見てそう言う。
    すると、少年は哲が掴んでいる手を無理矢理離した。
  • 10 愛恋 id:McvRr6o1

    2011-06-20(月) 16:44:55 [削除依頼]
    とても面白いですよ!

    これからも楽しみに読ませていただきます。
  • 11 槍 id:9K3Me7X/

    2011-06-20(月) 20:25:39 [削除依頼]
    タイトルからして気になったので見ちゃいましたw

    俺的にもめっちゃ好きです!!
    いやぁ面白い

    これからも見させてもらいます^^
  • 12 魅音 id:HzSW4Wk1

    2011-06-21(火) 17:08:33 [削除依頼]
    >愛恋様
    2回目のコメント感謝致します!!!
    結構、慌てて書くとミスってしまうタイプなので
    慎重にやらせていただきます!!

    >槍様
    タイトルを気に入ってくださったのですか!!?
    うわぁ〜〜〜!凄く嬉しいです^^
    本当にありがとうございます!!
  • 13 魅音 id:HzSW4Wk1

    2011-06-21(火) 17:29:56 [削除依頼]
    「な、何が友達だよ……俺は一人で生きていくんだ…」
    少年は少し震えた声でそう言う。
    だが、少年がそう言った瞬間、
    少年の頭に酷い激痛が走った。
    「うわぁ!!」
    少年は思わずそう声を漏らす。
    痛みの理由は哲が少年の頭をぶん殴っていたからだ。

    雪はその哲の行動に同様を隠せない。
    何故なら、雪は哲が一度も人なんて殴った事がないと知っていたからである。
    「て、哲!!?何やってんの!!?」
    雪は怒鳴り散らすようにそう言った。
    だが、哲には雪の声は聞こえてないみたいで、
    哲は少年に向かって言う。
    「馬鹿かお前、このご時世、一人で生きていけるわけないだろ。だからこうやって手を取り合って助け合う、これは基本だ。良く覚えておけ」

    哲の口調はまるで父親のよう。
    その事に少年は驚いていた。
    「分かったのなら、行くぞ!!」
    そう言って、哲は無理矢理、少年の手を掴む。
    少年は先程のように嫌がる事はなく唖然としていた。
    雪も少年のように唖然としたまま、ずんずんと歩いて行く哲の背中を見つめていた。
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