シスコン騎士(ナイト)とゲーマー姫君(プリンセス)99コメント

1 カラスマル id:aLF6sC./

2011-06-19(日) 13:35:22 [削除依頼]

 高一の、人生16回目の夏休みを迎える俺は「夕張 樹廉」
 いやー今日も蒸し暑いですね自分に暑中見舞いなんて事を考えながら、朝飯の準備をする午前6時。
 正直眠気はたくさんあり、包丁を持つのはためらった。だかr、簡単な冷凍食品を作ろうって事になっていたが、
 なぜ、夏休みだというのにこんな朝早くに飯を作ってるかってのは、言うまでもない。俺はお馬鹿で「補習」という名の地獄を向かえているからである。
 そうそう。俺は高校をエスカレーター式で上った「中学受験」を経験したから、高一の夏から補習があるのだ。泣きたくなる。
 
 とか、なんだか言っても行かなければいけないのは確定しているから、朝飯と弁当に冷凍食品を突っ込む俺。
 そして、いつもの通り家の二階部分に上り妹を起こす。「夕張 舞」。
 ナマイキでゲームばかりしている中三のガキだが、
 「おーい、舞?起きろー」
 「起きてる。だまれ」
 触れてはいけなかった時もあったりする。
 扉越しに聞こえる声はツンツンしてご機嫌ナナメっぽい。

 「ああ、じゃあ俺もう学校行くかんな?飯作ってあっから食えよ?」
 決して扉には触れない。
 舞も回復してってるんだ。
 無理にこっちから誘わなくてもいつか舞からきてくれると信じてるから。

 「あ、樹廉……」
 「ん?」

 ちょいとした間がありながら扉をみる。

 「なんでもない。行ってよし」
 「へいへい。行ってきます」

 妹はなんつーか引きこもりだ。


 でも、まあ回復してるんだ。本当に。
  • 80 紫音(ミサカ)@懐かしみを込めてtk戻そう id:LsD5Jn2.

    2011-07-20(水) 20:50:21 [削除依頼]
    評価にやって参りました、御坂紫音です。
    遅くなったのは、あしからず。早速評価に映ります。


    非常に、面白い作品ですね。
    タイトルとのギャップがあり、でもそれゆえに面白い。ライトノベルに近い作品だなと感じました。
    設定などがとてもよく、キャラたちが生き生きと見えました。
    ですが、直すべき点と申しますか。
    改善点といいますか。
    そういった点を述べさせていただきますと、まず一人称なのか三人称なのか。少しあやふやになっては居ないでしょうか?
    最初は、俺は――となっているにもかかわらず、途中から神視点。
    一人称のデメリットとして、時折こういった事態に陥ってしまうのですが、もろ、そうなっていますね。
    これからは三人称でいくのなら、一人称に戻らないように気をつけたほうが良いかもしれません。
    あえてそういった手法を用いているのならば、もう少し工夫が必要でしょう。
    描写に関しては、ムラがありますね。
    あるところは、しっかりと描写がされているのですがないところはとことん少ない。
    まあですが、全体としてみるのなら問題はないのでちょこちょこ気にかける程度で大丈夫でしょう。

    そして重要なのが、一文。
    カラスマルさんの特徴として、1つの文章を長く書いてしまう癖があるようですね。
    あまり長すぎてしまうと、読み手としては疲れてしまいます。
    これはキャスフィの短所でもあるので仕方がありませんが、もう少し一文を短くしてみると、ここではとよいかもしれません。

    評価:A

    質問、中傷等ありましたら準備版にて。
  • 81 カラスマル id:8phMCLD1

    2011-07-20(水) 21:01:17 [削除依頼]

     そんなこんなで、何故かは知らないが舞が協力するという事になってしまい、家の中から『安全な捜査』をする。
     という結果となってしまった。

     「……誕生日にこんな仕打ちを受けるとは」

     「誕生日じゃなかったらこんな目にも合わなかったんじゃない?」
     
     そして、時刻は18:05。
     一つの事件が、目を開いた。

     リビングにある大画面なテレビの電源が自動で点いた。
     ブッという音の一秒もしない間に光が走り、電源は点く。そこそこ性能も良いものだ。なんせ、早乙女あゆみの父から送られた品の一つである。凄いのである。
     そのテレビ画面には文字の羅列が並び、女性の声で音読される。
     その放送自体東京近辺のみの放送らしい。

     内容は『一人の殺人犯が近辺で暴れてるから避難を急げ』という物だ。
     「……東京近辺の放送か、殺人犯? 危なっかしいな」
     かなり珍しい事だ。東京というこの都市で暴れる。というのは「逮捕してください。ヒャッホー」と言っているようなものだ。
     それとも、逮捕されるのが目的か、逮捕されないとでも思っているのか。

     「まあ、ここは安全か」
     と簡単に言うが、テレビ画面を隅までみて一つでも多くの情報を得ようとする。
     東京近辺。いや、電源の強制的に点けるなんて時間はかかる。そんな技術が簡単に出来ると言うのは限られる。
  • 82 カラスマル id:vgHDGOK/

    2011-07-21(木) 12:14:25 [削除依頼]
     
     早乙女あゆみは樹廉や春巻、あゆみや雛橋の通う高校「青嵐高校」の校舎に居た。
     なんでも、陸上部である早乙女あゆみは夏休みの練習に励んでいます。という思わせっぷりな行動で校庭を走っている。

     「夏休みの練習」とはほぼ午前と午後を跨ぐか、跨がないかの時点で終了し、解散。という形もあるのだが、彼女の属する陸上部は特別であった。と、言うか顧問の先生の考えが特別、いや古臭かった。
     「青嵐高校は陸上系が強い」これは普通に一地方では名の通る物だ。
     説明はいらない。これだけでも分かるだろう。強い=おこたらない=練習あるのみ。これなのだ。
     
     しかも彼女は今回、補習という物をサボったのだ。コレだけでも顧問の先生の耳に入れば重罪となる。
     
     だからこそ、彼女は特別にキツイ練習。いや、特別長い練習時間という事でココに居るのだ。
     長いとも短いとも言えない肩まで伸びた黒の髪は簡単に結び、運動のしやすい様にしているあゆみは、
     「あぅぅ、あの鬼顧問め……」という言葉を吐きながらも練習に抜かりはなく、的確。エースという名は彼女にはピッタリな物かもしれない。

     「……はぇ?」
     と、あゆみは何かに気付くように走る足を止めずに辺りを見た。
     練習している生徒など、ここには居ない。あゆみだけである。校舎の中にはまだ練習中な「剣道部」などはあるだろう。
     だが、とても静かだ。

     鬼顧問と称される先生は事務の方へ走っていった。なんでも急用で呼ばれたらしい。
     「……、んーと」
     走る足はゆっくり、電車が駅につき、ゆっくりその速度を停止するようにゆっくり、足を動かして歩く。
     今更だが、校庭で一人走っているとなるとなんだか寂しいのだ。

     「……、うーん。あの鬼顧問でも居なくなっちゃうと何故か心細い」
     そんな事を言いながら適等に体を動かす。与えられた練習という任務はキチンとこなす子なのだろう。

     しかし、それを止めるように緊急の放送が校舎全体に流れた。しかし緊急と言ってもかなり焦っているわけでもない。むしろその言葉は落ち着いているぐらいだ。
     『近辺で殺人犯が一人暴動を起こしているようなので、危険を承知し校舎に居る生徒は体育館へ避難してください。繰り返す……』
     厄介以上の何物でもない。あゆみは練習を止めてため息をついてみた。

     結んでいた髪を直し、体育館よりも優先的に、掻いた汗を拭く為に専用のボディシートを取りに行く。
     木陰にある一つのベンチの上に置かれている飲料水、タオル。そして女の子らしい可愛い袋に敷き詰められているのは、恐らく男子禁制の何かであろう。
     
     ベンチにドスっと、腰を下ろす。
     「いっやー、これで練習は無くなるかにゃー。感謝感激。犯人様様だね」と不謹慎な事を言いながら、体中にべた付く汗を取り除いていく。体操着の中に手を突っ込む。などという行為は避けたいのだが、やはり臭ってしまうだろうか。
     周りを確認し、手の届く所はささっと拭いて適当に汗の臭いなどを取り除くパウダースプレーを体中に散布する。

     「……に、してもアレだなー。うん。近辺っつてもすぐに捕まるから、避難する意味ないと思うんだけどねー」
     とあゆみの意見を言って自問自答しているが、一応は指示を守り体育館へ身を移そうとベンチから腰を立ち上げる。
  • 83 善寺梅雨ヒロ id:KqVc4pP1

    2011-07-22(金) 11:46:45 [削除依頼]
    前から読んでいましたが、自分の小説書くのが忙しくてなかなかコメ出来ませんでしたが、完結したので、と。カラスマルさんの文はユニークであると同時に事実を伝える技術があって、とても参考になります。更新、がんばって下さい!
  • 84 カラスマル id:RY2cdyG.

    2011-07-22(金) 12:17:22 [削除依頼]
    >83 ありがとうございますの一言に限ります。 まだまだへたくそな僕ですが、読んでくださってありがとうございますです。
  • 85 「銀優木」  優陽 id:iYx6QBc.

    2011-07-22(金) 17:48:25 [削除依頼]
    こんにちは
    暫く前から読ませて頂いておりました

    日常から非日常への急展開は
    読んでて ワクワクしてました

    樹廉君と ゆかいな仲間たち的な会話とか
    おもしろいなぁって思ってましたよ!!
  • 86 カラスマル id:BZBduk2/

    2011-07-23(土) 16:05:57 [削除依頼]
    ありがとうございます^^

    ぎん千代さんとのリレー頑張ってください
  • 87 カラスマル id:BZBduk2/

    2011-07-23(土) 16:34:58 [削除依頼]
     
    「早乙女あゆみ、それはお前の名前で当ってるんだろぉな?」
     夏の夕方。まだ暗いという事でも無いその炎天下の下で、木陰という直射日光からの逃げ道の中からその声は聞こえた。
     決して影から声が聞こえた訳ではない。しかし、影のような黒さ、影のような怪しさ。それを持った一人の少年があゆみの前に立っていた。
     
     普通より大きめな黒のキャリーバッグの上に腰掛けているせいで身長は同じくらいに見える。 
     
     その少年は天然素材(うまれたときから)の黒、というか漆黒の髪は天然パーマだろうか、かなり良い感じに髪は靡いており、顔の輪郭は細い。
     そして、あゆみを睨んでいる黒の目は人に恨みを持っているような目だ。一言で「怖い」

     「……あ? ちげぇのか?」
     少年は言ったが、あゆみはそれに応じるか悩んだ。
     一言で「怖い」「怪しい」少年の対応などココで嘘をつけば解放されるだろうか。
     だが、「おい、なんとか言わねえのか?」その言葉を投げつけられあゆみの背筋がゾッとした。
     
     この少年に関われば、危険か。この少年に関われば、何かを失うか。嫌な事だけが頭の中で交差していく。チンピラや不良の怖さとは違う。
     普通なら体感する様な恐怖では無い。罪悪を感じないその瞳は、まるで「恐怖の理念」の塊のようなものだった。
     
     「……ち、ちがいます」
     出た言葉は「嘘」だった。
     あゆみの全力の力を振り絞ってやっと出てきた声は震えていた。だが、少年は不快な笑みを浮かべる。
     喜怒哀楽の怒りと哀しみを無くした、しかし恐怖の笑み。少年に「嘘」は通じなかった。

     「その反応は、嘘をついてる反応だ」
     
     
  • 88 カラスマル id:BZBduk2/

    2011-07-23(土) 22:06:34 [削除依頼]

     「な……なんで」
     あゆみの声は震える。そう、震えてしまっている。

     「だめだよなぁ、嘘ってのは」少年は呆れたようにため息をついて、そう言った。
     「ついちゃいけねぇ」
     そう付け加えると再び笑みを浮かべてくる。

     「……なにが目的です?」
     震えながら言った言葉は唐突に考えられた。先ほどの『緊急避難放送』をふと思い出した。

     人間とは厄介な物で、状況に応じて全力で否定したい様な事が簡単に一番手に出てしまうのだ。
     だから、あゆみは絶句した。全力で否定したい。一つの『闇』ここに居る少年は、「殺人犯かもしれない」という真実が一番に出てきてしまう。
     
     「い、や」
     恐怖。その一言が出てくる。いや、それしか出て来ない。
     あゆみの頭の中には「殺されるかもしれない」という言葉がぐるぐると回転する。
  • 89 「銀優木」 優陽 id:i-tKY3wfT1

    2011-07-24(日) 00:18:50 [削除依頼]
    あゆみちゃん ピンチ!
    この後の 樹廉君との絡みが気になります!

    リレ小の事 ご存知やったんですか
    よろしければ 読みに来てください
  • 90 ('A`) id:0IfNSV/0

    2011-07-24(日) 00:50:17 [削除依頼]
    話の筋道がぜんぜん分からん。
  • 91 カラスマル id:2Ve9qES1

    2011-07-24(日) 17:22:52 [削除依頼]

     「何が目的って、んまぁアレだよ」
     少年はジーパンの左ポケットから学生証を取り出した。その学生証に記載されているのは『青嵐高校』の物だ。
     名前は「乱桜 広原」難しい読みだ。「みだれざくら ひろはら」と読むのか、その少年の学生証を詳しく目を通せばクラスは同じ。だが、学生証が作られた月日を見れば昨日の日にちを指していた。
     おそらく、転校生か。少なくともあゆみの思考であった「殺人犯」は消え去った。

     少年はそれに付け足して言い出す。
     「まずは、お前の身柄を奪う。そっからはアレだ。財産を分けてもらおうか」
     少年「乱桜」は簡単に吐いてあゆみに近づいていく。
     「んまあ、『何で』って顔してんな。簡単な話しの構造だ。お前の家は金持ち。だから金を分けてくれ。と」
     乱桜はめちゃくちゃな事を言いながら間を詰めていく。あゆみにとって、体育館という逃げ道、避難場所があるはずなのだがあゆみの足は震えたまま動くことが出来ない。

     あたりまえだ。この恐怖の中で「動けるよ」なんて言う輩がこの世に居るだろうか。
     同世代と言えど、「恐怖」の塊を目の前に、ここまで脅されてしまえば身体の動きが止められるのは、なんらおかしな物でもない。

     「あー、あれだ。泣くなよ、喚くなよ、逃げるなよ」
     面倒くさそうに言うが、あゆみにとっては本当にうんざりだ。

     「まあ、アレだ。逃げようとすりゃあ、被害が来る。おとなしくしてりゃなんでもねえ」
  • 92 カラスマル id:2Ve9qES1

    2011-07-24(日) 22:25:58 [削除依頼]

     夕張樹廉はいつもの通学路を全力で走っていた。
     いつも通るその道を18時という夕方に、これまでとないほどに全力で走っている。

     なぜかと言えば話しは長くなる。

     舞に全力に止められながらも、危険と知っても飛び出したのだ。たった一つの連絡が「早乙女あゆみ」から届いたからである。
     樹廉は足を全力で動かしながら愛用のi phoneを片手に電子画面を睨むように眺める。たった一つの文。

     急いで打ったのか、文字はバラバラになっている部分があったが、分かる。
     『助けて』という一言は完璧に伝わった。今の樹廉にはそれだけで十分だ。それだけで、樹廉は動ける。

     「クソ、どうなってんだ」
     先ほどの緊急避難と何か関係があるのか。樹廉はそれだけが心配だった。
     「……、学校だよな。無事なのか」
     独り言を言いながらも走る。とにかく必死に。
     だが、周囲に人はいない。物音すらしない。不自然な感じだ。

     警察の働きがここまで達するとは、おそらくよっぽどの犯人か、いや。
     「……まさかな、『撃ち合い』なんて物騒なことはないよな」焦りが樹廉の足を早く進ませた。
     
     「何でここまで全力でアイツを助けようなんてしてんだ」
     補習には邪魔な存在だ。うるさいし、子供だし、今日に至ってはサボリまでさせられた。
     だが、樹廉は動くのだ。命に代えて彼女を助けても、悔いは無さそうだ。何故かなんて簡単な理由だ。彼女の親からお金を借りてる。とかそんなくだらない理由ではない。


     「アイツは笑ってたからな」

     
  • 93 カラスマル id:2Ve9qES1

    2011-07-24(日) 23:04:41 [削除依頼]

     早乙女あゆみは言う事に反する事無く、乱桜の言う通りに彼のアジトへ着いて行くいかなかった。
     ここは、そのアジトへと向かう一つの『道』だ。

     緊急避難速報が流れている故に周囲に人間は居ない。
     一軒一軒の家には明かりも点けない場もあったくらいだ。

     「……なんで、こんなに」
     あゆみの疑問は二つ。
     何故ここまでの避難がされているのか。「犯人を確認」それぐらいでココまでの避難は出来ない。警察の本気を出してでも不可能に近いだろう。
     なにか、世界に人間がいないかのように静かなのだ。

     「ああ? 俺にもわかんねえよ。なんだかな、殺人犯が暴れて……」
     乱桜が言いかけた所にあゆみが突っかかる。
     「暴れてる? 確か放送では暴動を起こしてる『よう』だって。明確には言われてないって」

     「妙な点に突っかかるなよ。明確には分からない。確かに当ってる言葉を間違えただけだ」
     乱桜は舌打ち混じりでそう言うが、あゆみの疑問の一つは彼でもある。

     何故、学生が法を犯してでも金品に用があるのか。
     何が目的で、この時期「緊急避難警報」が流れて間もない頃に罪を犯しているのか。

     本当に少年は「殺人犯ではないのか」という疑問が再び降りて来る。
     「……、あの乱桜、くん?」
     「あぁ!? 『くん』だと? 舐めた口叩いてんじゃねぇぞ」
     
     「ひぁ!? ご、ごめんなさい」
     乱桜は再び舌打ちをしてから、呆れ混じりのため息をつく。
     「おい、さっさと歩けよ」
     それだけ言って一つの『道』を歩いていく。
  • 94 ジョバンニ id:AtbrxLC0

    2011-07-25(月) 10:53:08 [削除依頼]
    評価に来たジョバンニです。どうぞよろしく。

    二回目の依頼、ありがとうございます。未熟者ゆえ至らない点があると思いますが、どうか温かい目で見てくれると助かります。

    それでは始めますね。
    物語も大分前回より進んでいますね。雰囲気的には序盤から大きく離れたものとなってはいますが、根本としての設定がしっかりとしており、キャラの個性から読者が分かりやすい物語になっているのだなと思います。素直に面白いと思いました。
    前回にアドバイスとして言ったテンポ。これも長文と短文を駆使していて、良い感じに仕上がっています。完璧かどうかは分かりませんが、前回よりは上手く出来ていますね。最初から文体が整っていますので、今後もテンポの強弱を意識してほしいです。
    <アドバイス>
    新たにアドバイスするとしたら、カメラアングルでしょうか。一人称や三人称など、視点というのが小説にはありますが、それとは少し違い、どこから描写をしてどこへ移動させるか、といった描写においての視点をカメラアングルに例えたわけです。描写とは滑らかさが重要なのは知っていることでしょう。実際に目で流れるように見ている感覚、それが純粋な情景描写には必要不可欠です。その場合は、ただ素直に「どの場所から描写して、そこからどこへ移動させるか」とカメラマンのような感じで考えていくと、自然な描写が生まれます。お節介だとは思いますが一度試してみてはどうでしょうか。
    最後に長文について他の方々が指摘していましたが、俺が考えた限り、別にいいと思います。逆にこのくらいの長文がなければ変幻自在のテンポを表現するのは至難の技ですから。まああくまで個人的なことなので。
    <総合評価BA>
    これで評価終了です。上から目線すいませんでした。
    質問などは遠慮なく準備板にて。では失礼しました。
  • 95 星乃瑠璃 id:Qfl4vOW/

    2011-07-25(月) 17:48:18 [削除依頼]
    批評に参った星乃瑠璃かも。 さっそく批評に入りますかも。 まず感想としては、読みごたえがあり、満足かも。 キャラ同士の掛け合いも面白く、登場人物は生き生きとしていたかも。 ブログや掲示板小説によくありがちな描写の少なさといった問題も見受けられず、本格的な丁寧小説と仕上がっていたかも。 ただ、ストーリーや描写に、疑問や矛盾点、改善点を感じたかも。 序盤で、主人公が補修のクラスメートの名前さえ知らないという描写になっていたかも。それなのに、のちに彼らが重要な役割をしていて、過去に協力も得ていたことになっている点に矛盾を感じたかも。時間枠を超えた展開になっているのなら、わかりやすい組み立てが必要かも。 また、ヒロインの舞がどのような位置づけになっているのかわかりにくいので、ここも主人公たちの関係性を説明する描写を入れたほうがいいかも ↑中盤でこのような描写があったが、できるだけ早めに入れたほうがいいかも また、「内閣」などオリジナルの言葉が出てきているが、それの説明を入れるか、謎のままにしておきたいのなら、そのような描写を入れるといいかも。 例)「内閣ってなんだよ!」などのはっきりとしたセリフかも。『内閣の上を騙すのに、この事件はどう繋がっている。』という描写で、主人公が組織の存在を妙に納得してしまっているため、読者は置いてきぼりを食らったような感じかも。 ほかに、ヤフー知恵袋の比喩が、ややずれ気味で分かりにくい描写かも。 また、後半でも過去と現代が入り混じっているのか、主人公同士が突然仲良くなり始めたり、ただの知り合いという間柄になったり、少し戸惑ったかも。時間を割か戻るときなどは、わかりやすい言葉を入れたほうがいいかも。(できている場面もあるが、多少気になる部分もあるかも) >50もので、〜もので や、とても〜とてもなど、繰り返しの描写があるかも >55 簡単なことだ。今のスティーダにとっては合衆国で発行した偽者の「FBI」の住員請を保持しているからである。のように、文法的に少し変な部分があるかも。例えば、今のスティーダにとっては、それは簡単なことだった。彼は合衆国で偽装した[FBI]の住員請を所持しているのである。などに変えてみるといいかも。 また、ほかの批評屋さんも言うように、一文が長いかも…。癖を直したほうがいいかも。
  • 96 カラスマル id:KYfWqWA.

    2011-07-28(木) 22:08:57 [削除依頼]

     あゆみは言う事を素直に聞くしかなかった。
     乱桜の背に付いて行き、工場の廃墟という言葉のみが合う一つの『アジト』と思われる場に着いた。

     暗がりのその廃墟は、夕方の光をあまり射れない用に黒のカモフラージュが施されている。
     全部が全部黒一色。影の色を増してその色は漆黒よりも黒く、暗いものとなっていた。

     「……あの、」
     『アジト』というのは目立つ所に設立させる物ではない、と頭の中の常識になっていた。
     秘密基地などのイメージが強いのだ。

     だが、しかし考えてみれば。こうも大胆に『アジト』があるとは見事思わない。灯台下暗しとはよく言ったものだ。


     そう。大胆なのだ。
     街中に普通に建っている工場が、土地のみを残して倒産してしまったのか、すでに彼「乱桜」のアジトとなっていた。
     よく見れば通学路。普通に通る道の近くに「ガシャンガシャン」うるさい音をたてて作業していたのが、静かになった。と思ったらこうも怪しい事情になっていたのか。

     (……樹廉くんの家にも、近いよね)
     そんな事を思いながらも『アジト』の前で佇んでいる。驚愕よりも先に唖然が出る。

     「……おい、さっさと入れ」
     乱桜に無理やり引っ張られて中へと入れられる。
     暗いというよりも黒い。カツンカツンという足音はこの広い空間ではよく響く。
  • 97 カラスマル id:7mrBqL/1

    2011-08-01(月) 09:44:09 [削除依頼]

     黒い。暗さの限度を知ったわけでは無いが、暗いという単語を超えて黒い。
     乱桜には、その場が合っていた。テリトリーのように、恐らく。ここで彼が死んでも彼には達成感の欠片が生まれるだろう。
     

     廃工場のアジト。広々とした空間に昔のうるささは無い。機械はすでにその動きを止めているのだ。
     「……、明かりは?」
     あゆみは確かにお嬢様育ちだ。だが、だからといってこの注文が贅沢では無いだろう。第一、控えめで贅沢する事を嫌うあゆみにとってでも、それぐらい気になる黒さという事なのだ。
     「夜行性なもんでな、この方が落ち着く」
     乱桜は簡単に返した。夜行性、にしても夕方に活動している点にはやはり何か考えがあったのか。

     「おーい、みーちゃん。待ちわびたぜ」
     その声は厳つく、チンピラなんて格下とは違う男勝りな声。巨漢な声だ。

     ぬっぺりと、黒い背景色の中から巨体を出してきたのは上半身裸で、その溢れる筋肉を見せびらかすスキンヘッドの巨人。
     白のジーパンは食い込むように、しかし余裕さえみえる。そんな巨体な男は、まるでボクシング選手のような威圧感に、相撲選手のような圧倒感に、ヤクザのような恐怖感に包まれる、THE最強。と見た目で分かる。

     「あぁ? 最近のお嬢様の私服は体操着ってシュチュエーションか?」
     巨漢な男はあゆみの身体を嘗め回すようにじっくりと見た。

     「シュチュエーションじゃねえ、シチュエーションだ」
     と、簡単に返す乱桜を見れば、恐らく巨漢な男とは同格、少なくとも格下ではないのだろう。
     「あの……、私」
     乱桜の恐怖感に、目の前の光景さえプラスされそれ以上の巨漢な男も追加されてしまえば、あゆみの足は振るえを止める事は出来なかった。
     
  • 98 カラスマル id:7mrBqL/1

    2011-08-01(月) 09:59:02 [削除依頼]

     「おいおい、そんなに怖がらなくても、おじさん達は別にお嬢ちゃんには何もしない、必要なのは金だけ」
     巨漢な男は、まるで自分が正しい事をしているかのようにそう言う。
     やっていることは完璧な犯罪だ。

     「あ、でも。うちの若い奴も溜まってるしな」
     恐怖の上、?と疑問符を頭の上に乗せているあゆみだが、その解答はまっさきに述べられた。

     「気まぐれで、犯しちまうかもしれないが、そこはまあ多めに見てやってくれ」
     絶句。の末の瞬間。何処からともなく銃声が鳴り響く。いや、間近で。

     犯人は、乱桜。発砲箇所は天上。右手に持つ黒の拳銃。
     脅しの為には最適な行動かもしれないが、それを簡単にこなすなど正気の沙汰ではない。
     「トロール、その女に指一本触れてみろ、その時は頭で煙草を吸う方法教えてやるよ」

     トロール。巨漢な男にはよく合うあだ名だ。
     すると、そのトロールという男は脅えながら乱桜に従って身を後方へと移した。やんちゃした部下に説教するように、乱桜は言う。

     「俺達の目的は金だ。やり方に善悪は問わねえが、それ以外の事に無駄な時間を割いてる余裕はねえ」
     乱桜の持つ拳銃はグロックシリーズの物だ。アメリカの警察官が使用する、攻撃力、反発力、命中率全てが平均的特化した代物で、手に入れるのは相当難なはずなのだ。
     だが、乱桜はそれを翳して、あゆみに言った。

     「お前は、さっさと金をよこす口実を持って来い、今ココで、今スグに、だ」
     
  • 99 カラスマル id:7mrBqL/1

    2011-08-01(月) 10:26:39 [削除依頼]

     夕張樹廉は青嵐高校の門の前に立っていた。
     警備員の姿も、今ではない。おそらく緊急避難か何かで体育館にでも避難してその人員を割いているのだろう。

     それは樹廉には好都合だった。
     今は一秒でも早くあゆみを探し出す事に専念した方が良い。殺人犯と関わりを持っている可能性はいくらでもあるのだ。
     だからこそ、樹廉は走る足を止めなかった。

     助ける。なんて格好の良い事は彼には出来ないだろうが、その足を止めるなんて惨めな事は決して出来ないのだ。
     「……GPSでもなんでも、情報網があれば少なくともあゆみの携帯電話にはたどり着くってのに」

     だがしかし、そんな物は運悪くも機能していなかった。
     「クソッ、電話は出来ないし、なにをすりゃ良いんだ」

     唐突だった。
     目の前を高速で横切った人間が、視界に零れた。

     その人間の身体は一瞬で横切ったとしても、その人間の持つ黒の長い髪は一秒ほど視界で滞在していた。

     「……!!」
     瞬間、その人間も足を止めた。樹廉は思わず、その足を止めざるを得なかった。惨めな行動と自分で称していたが故に、その人間、その女性に瞬間的な感情が芽生えた。

     「……、」
     唖然。その美しさは人間ではないように。
     驚愕。その凛凛しさ故に傷だらけな身体。
     呆然。その可憐さ故に儚げな彼女の全て。

     樹廉は心を鷲掴みにされたように、立ち尽くしていた。
     黒のアジア系な髪の色に、黒の瞳。
     服装にも多くの傷や汚れが見える。だが、右手に持つのは拳銃。

     「……、」
     巷で有名な殺人犯。一瞬で悟ることが出来た。
     だが、恐怖や絶望は樹廉の中にはない。完全に彼女に魅了されてしまっているからだ。

     「少年、こんなところで何をしている」
     殺人犯、もとい綺麗なお姉さんは、銃口は下に向けたままそう尋ねてくる。
     「……、人探しを」

     「それは私をか?」

     「いや、友人を」

     「そうか、なら協力できないな」

     「してくれようと思ったのか?」

     「別に」

     なんともない。初対面な会話だ。永遠にでもこの時間が欲しかったぐらいな感情を今の樹廉は有していた。
     「……そうか、あ、名前は?」
     いきなりすぎるだろ。と思ったのは他でもない。樹廉だったが、過ぎたことに感情的になる必要はない。

     「リャウ、」


     フルネームを言う寸前で、彼女は口の動きを止めた。
     「……、いや、なんでもない。忘れてくれ少年。そうだな、この時間と私の存在ごと全て。綺麗に水にながしてくれ」

     彼女はそう言って、樹廉の呼び止めも聞かずに、またも高速で走り去ってしまった。

     
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