クリムゾン・ソウル4コメント

1 kiru id:PcuD/TJ1

2011-06-18(土) 19:29:29 [削除依頼]
紅く燃えている。
俺の中に眠るアイツが。

紅く煌めいている。
俺の中に在る魂が。

己の内に秘めし最強の力。
クリムゾンソウル。

紅き魂。
クリムゾンソウル。

今、戦の狼煙が上がるッ!
  • 2 kiru id:5mMnSL1.

    2011-06-19(日) 10:33:14 [削除依頼]
    prologue


    ある日、俺は夢を見た。
    広大なる世界の中で、俺だけが立っている。
    何処までも続く地平線。
    終わりの見えない世界。
    誰もいない。でも、不思議と寂しくない。
    誰もいない。でも、不思議と心細くない。
    永遠。
    そう感じられた。
    こんなの、勿論自分でも夢だって解かってる。
    でも、何故かずっとココに居たい。
    そんな感情が体の奥底から湧いてきて、俺をココに留める。
    誰もいない。
    誰もいない。
    ただ、目を閉じ、俺はソコに立っているだけ。
    すると、瞼の裏に何かが浮かび上がった。
    何だろう?
    ちゃんとした形としてではなく、何か、こう、まるで炎の様にゆらゆらと。
    それは色としては赤みを帯びている。いや、「赤」というよりは「紅」だ。
    ゆらゆらと。
    ゆらゆらと。
    幻想的に。幻妖的に。
    ずっと、もっと、この煌きを見ていたい。
    そう思った途端に、目が覚め、僕は現実の世界へと引き戻された。
  • 3 kiru id:5mMnSL1.

    2011-06-19(日) 11:01:48 [削除依頼]
    act.1


    グレイシス峠。
    獰猛な魔物達の巣窟で、一人の少年が命の危機を迎えていた。

    「あ、あ、アあぁアァあッ!死ぬ!死ぬッ!」
    全速力で、必死の形相で逃げ惑う少年。
    そんな彼をターゲットに絞り、今にもその巨大すぎる顎で喰らわんとするモノ。
    それは龍族(ドラゴン)。
    とてつもない程の巨体のくせにその動きはとても俊敏である。
    狙った獲物は決して逃がさず、追い詰めて追い詰めて、最後はその鋭い爪と牙で引き裂き噛み砕く。
    本来龍族はとても知能が高く、なんの理由も無しに人を襲うという事はまず無い。と、言うより、人間と龍族はそもそも住んでいる地域が違う。
    ここ、グレイシス峠は世界でも有数の龍族の住みかで、最高位の黒龍と白龍が主に生息している。
    そして、今少年を追っているのは白龍。
    性格は龍族の中でも一番大人しい性格…。
    「の、筈なんですが」
    逆光で白く光る眼鏡を中指で持ち上げながら魔導士のシマ・ソイルは不思議そうに呟く。
    「うんちくはいーよシマ!とにかくアイツを助けに行こうぜ!」
    早く暴れたいと言わんばかりにストレッチをしながら闘士のガル・ベルが突撃の準をする。
    「バカ。なんの策も無しに突っこんで食べられちゃったらどーすんのよ!」
    ガルの後頭部を軽く叩きながら僧侶のエリスが呆れ顔で言う。
    「いて!何すンだよエリス!早くしなきゃアイツが食われちまうんだぜ?」
    ガルは少年の方を指さす。
    「まぁ、落ちつけよガル。策なら…ある」
    確信の笑みを浮かべながら、剣士のグレイド・シルバーがガルを促す。
    「策とは…一体どのような?」
    「シマ、俺とお前でしか出来ないことだ。協力してくれ。」

    かくして、少年の救出作戦兼龍討伐作戦が決行された。
  • 4 kiru id:5mMnSL1.

    2011-06-19(日) 12:36:16 [削除依頼]
    「ふむ…成程。それは確かに君と私にしか出来ない作戦ですね」
    「だろ?んで、助けた報酬としてあの少年の家を俺たちの今晩の宿として提供してもらうって寸法だ」
    「それは名案です。分りました、その作戦…乗りましょう」
    二人は微笑を浮かべ、互いに己の武器をとる。
    シルバーは背中の大剣を、シマは自身の身の丈ほどの長さの杖を構え、臨戦態勢に。
    「ちょっ、ちょっとちょっと!もしかして二人だけで行っちゃうの!?危ないって!」
    「オイオイオイオイ!んなのズリ―ぞ!俺も連れてけー!」
    何も知らされていないエリスとガルは二人を引きとめようとするが、シルバーとシマはそんなのお構いなしという風に、早速作戦に執りかかる。
    「それでは…いきます!」
    ――慈愛に満ちる大地よ、我を束縛せし枷を解放て――
    シマが呪文詠唱を開始。
    すると、彼の足元に風が巻き起こり渦を形成していく。そして、砂埃を巻き上げながら少しずつシマは浮上する。
    「飛翔(ウィング)」
    渦が消え、彼の足元に白い光が灯る。シマは飛行呪文が使えないシルバーを(と言っても、このパーティで使えるのはシマだけだが)両脇に手をかける形で持ち上げる。
    そしい、今にも龍に喰われんとする少年の元へ向かって一気に加速する。
    「いッくッぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
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