Can't decide.3コメント

1 ゆぅ id:Y07XQ491

2011-06-18(土) 17:01:45 [削除依頼]


過去を生きていた私が決めたこと。

今を生きている私が決めること。

未来を生きる私は、


――Can't decide.
(決められない)
(迷った私が行く先は、)
  • 2 ゆぅ id:Y07XQ491

    2011-06-18(土) 17:11:22 [削除依頼]
    0.


    ずっと待ってるって決めたんだ。


    でも、もう待ちくたびれちゃったよ。
    幸せだった日々が、涙で薄れてぼやけていく。
    本当にあの頃が存在していたのかって、疑ってしまう。
    時間が経つのが怖い。私はいつまで独りきりなの?


    ごめん、ごめんね。もう……苦しい。


    頭の隅では理解していた。
    過ぎた季節が戻ることなど、ありはしないって。

    力強く抱きしめてくれた腕は、
    頭を撫でてくれた温かい手は、
    そっと優しいキスをした唇は、

    もう二度と触れられないんだよね?

    愛していたかと聞かれれば、
    「愛していました」と私は答えるよ。


    ごめん、ごめんさい。……もう、行くよ?


    未来へ。
    貴方は見守っていてくれますか……。


    ――Dear you.
    (愛していました)
    (この気持ちに嘘なんてない、)
  • 3 ゆぅ id:Y07XQ491

    2011-06-18(土) 17:26:05 [削除依頼]
    1.

    街はずれの、古びた病院。
    色あせた壁には手入れのされないツタのツルがはっている。
    軋む扉を開けて、私は今日も貴方に会いに行く。

    カウンターには老婆がひとりきり。
    私が軽く会釈をすると、老婆は口をもごもごと動かす。
    一歩、一歩と進むたびにタイルの床から足音が響く。

    102号室、私の大切な人が生きる場所。

    私よりも細くなってしまった体と、病的に青白い肌。
    機械によって生かされている最愛の人。
    低体温の彼の手に触れるたびに、心臓が痛む。

    1年前は日に焼け、綺麗に筋肉の付いた腕で私を抱きしめてくれた。
    大きな胸に頭を預けて、ただ幸せな時間が過ぎていたのに。
    別れ際には帰りたくないとすねる私の頭を撫でてくれた。
    泣けてしまうほどに優しいキスを、してくれた。

    毎日「泣かない」って決めてからここに来ていた。
    でも、その誓いが守られたことなんて1度もなく、私は頬に滴を伝わせる。
    大好きで、大好きでどうしようもないのに……。

    ――この気持ちは何処に持っていけばいいの。

    呼吸器が邪魔でキスもできやしない。
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