封神 ―紅の華―7コメント

1 倉元 ことは id:1VvVxid0

2011-06-15(水) 17:46:17 [削除依頼]

 「昂來の封印は絶対に破ってはいけないよ」

 老婆はまだ10歳にも満たない幼い娘に静かに告げる。
 その表情は見る者に仏を想像させる程穏やかであったが、彼女の刻(とき)は既に止まり始めていた。

「いいかい? 絶対に封印をといてはならないよ」

 老婆は娘にそう言い残し、穏やかな微笑を浮かべたままこの世を去った。
  • 2 倉元 ことは id:1VvVxid0

    2011-06-15(水) 17:47:59 [削除依頼]
     はじめまして。
     小説は……これが初めてです。はい。
     描写なんて絶対書ける気がしないのですが……
     アドバイスなどをいただけると嬉しいです。

     ちなみにジャンルは恋愛×ファンタジーのつもりです。
  • 3 倉元 ことは id:1VvVxid0

    2011-06-15(水) 19:05:24 [削除依頼]

    一、

       『姫巫女の封印』


     
     木造の建物の隙間から吹き込んでくる風が、短くなった蝋燭に灯る小さな炎を揺らす。
     オレンジ色のその炎は小さくなって消えかけてはまた元の大きさに戻った。
    「いつまでこんなところに籠ってなきゃいけないのよ」
     咲夜(さくや)は不機嫌そうに頬を膨らませる。
     昼間とはいえ、光を遮るかのように完全に全ての戸を閉め切った部屋の中はかなり薄暗い。木彫りの仏等がずらりと並べられたこの部屋は、幽霊か何かが出てきてもおかしくないくらいに無気味である。
     咲夜はそんな部屋にかれこれ1時間ほど閉じ込められていた。
  • 4 倉元 ことは id:1VvVxid0

    2011-06-15(水) 19:57:24 [削除依頼]
     それも、正座をしたままで。
     しびれて完全に感覚の無くなった両足と、空腹を訴え続ける自らの腹に咲夜は重い溜息をつく。
    「これは修行なのだ。極限まで集中力を高めるためのな」
     外から聞こえてくるのは兄、咲莉(さくり)の声。
     男らしい低い声をしているが、その声色は実に優しげである。
    「修行なんてどうでもいいの!! めんどくさいし……」
    「お前はこの村に伝わる伝承を信じていないのかい?」
     咲莉は諭すかのように問う。
    「この村の……昂來の封印は絶対に解いちゃいけないってやつでしょ?」
    「そうだ」
    「そんなのは分かってるの。でも……」
  • 5 霧海 裂夜 id:T9iAzCc1

    2011-06-16(木) 18:49:21 [削除依頼]
    タイトルに引きつけられてしまいましたorz
    すごいですね。
    これで初めてだなんて。
    応援してます。
  • 6 倉元 ことは id:.lpLGle.

    2011-06-17(金) 17:38:46 [削除依頼]
    ありがとうございます。
    まさかこんな大御所作家様に読んでいただけるなんて……
  • 7 柚吏 id:HlBLtKs.

    2011-06-17(金) 18:20:34 [削除依頼]
    凄いですね!これ本当に初めての作品ですか!?これからも頑張って下さいな♪
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