=*=*乙女学園=*=*64コメント

=*=*放課後*=*=森田胡桃

キンコンカンコン#
終わりのチャイムがなった。
ヨッシー、誰誘うのかなぁ。
さっき虹花にこんなことを言われた。
「くるみっ!くるみから誘っちゃいなよっ。ヨッシーと組みたいんでしょ?」

って言われてもさぁ-。無理だよ-。
なんて考えながら門のほうへ歩いてた。

誰かが立ってる。

ヨッシーだ!
でもヨッシーは私に気づいてない。
「ョ、ヨッシーどしたの?誰か待ってんの?」
おもいきって話しかけた。
「おぅ。尚待ってる...」
「そ-なんだぁっ」
びみょ-な空気―

「ょ、ヨッシーさぁ、誰かもう誘ったの?」
ドキドキ
まだ返事はない。

「いや。まだ誘ってないんだ-。まじ俺ど-しよっ」
ぼそっとヨッシーが答えた。

「ゎ、私じゃ駄目かなぁっ」
言っちゃった。
今言ったら絶対無理なのに.．
もう少ししてから言えばよかったっ><
あたしのバカっ!!
「琉夏-!ごめん待たせてっ行こ-ぜ!」
ぅわ、柏木-。

あ、でも柏木が来てくれたおかげで時間が増える。
「ょ、ヨッシー!じゃ-また明日ねっ」
私は断られないうちに去ろうと思って、早歩きで逃げるように歩きだした。

がしっ
誰かに腕をつかまれた。
「待って!」
ヨッシーの声。
ゆっくり振り向く。
「俺と組んでくんないかなっ」
ちょっとピンク色のほっぺ。
ドキドキ

これって...夢?
「夢?」
おもわず声にでてしまった。
「?..夢じゃないよ..」
驚いているヨッシー。
「く、組もっ!!」
私は言った。
「おぅ!森田っ!サンキューなっ*」
と言ってニカっと笑ったヨッシー。

ぅぅ-♪
かわいすぎるっ!

今日はここまでで=3
肩がこってしまって-;;

まだ感想がお1人様しかきてない...
悲しい-;;
だれかぁ←

名前変えましたぁ#
この名前は暗号?みたいになってます!

乙女学園の作者
元:双葉です!

=*=*体育祭*=*前日*
*森田胡桃

「いってきま-す!」
明日はいよいよ体育祭!
燃えてきたぁ-!!!
あ、桐野だ...
どんな顔すればいんだろう。
迷いながら歩く。
「ぉ、おはよ」
ぎこちなくあいさつした。
私なりに頑張った!
「あ、くるみちゃん!おはっ」
あれ?
なんか普段どおり?
1人で考え込んでた自分が馬鹿みたいに思えてくる。
「どしたの?くるみちゃん。そんな顔して」
はぁ?
「どしたの?ってアンタがあんなことしたからっ」
桐野はクスっと笑った。
そして私のほっぺにちゅっとキスをした。
「ほらね?好きじゃなくても好きって言えるし、キスもできる」
「おい。なにやってんだよ」
ヨッシーだ。
「俺さぁ」
桐野が言い始めた。
「小学の頃とずいぶん変わっただろ?体も声も..」
桐野がヨッシーに向かって言う。
「でもなぁ1個だけ前と変わってないとこがある。それは負けず嫌いなとこだよ。
俺はいつも..バスケでも、なんでも、お前にだけは負けたくなかった」
ヨッシーは黙っている。

*桐野李汰

俺の小6の初恋の話。
聞いてもつまんね-と思うだって最悪だもん。
立花ひなの―。
俺が大好きだった子。
実は乙女学園の3組。
いつもひなのちゃんの前でいいとこ見せようとしてた。
でも、ひなのちゃんが見てるのは俺じゃない。
琉夏だった。
だから琉夏に恋してるくるみちゃんを見つけた時、ラッキーって思った。
今度は俺がとってやるってね。
それ狙いで近づいた。
でも、本気で好きになっちまった。
今の俺は汚い。
もうくるみちゃんを好きでいるのはやめよう。
だから、あんな嘘をついた。
「好きじゃなくても好きって言えるし、キスもできる」
大きな嘘だよ。
こんな汚いのは本当の俺じゃない。
くるみちゃんを好きでいると、どんどん俺じゃなくなっていく気がする。
だから今日で終わりにするんだ。

この時ちょっと涙がこぼれたのは秘密。

「桐野李汰、今日、失恋しました」

*森田胡桃

「くるみちゃん。ごめん...行って。..早く」
桐野が下を向いたまま言った。
「ぅ、うん。ヨッシー行こっ」
「ぉ、おぅ..」
ヨッシーと2人で学園へ向かった。
「明日頑張ろうね!体育祭っ」
「おぅ!ぜって-優勝すんぞぉ」
教室につくともう、にじかとかしわっちが来ていたみたい。
「おっは-」
虹花が笑顔で言った。
「俺さぁにじかちゃんと組んだっ」
「まじでっ。俺、森田と組んだよっ」
にじかが小声で「よかったね」と言ってくれた。
「今日部活ね-し、4人でどっかいかね?」
かしわっちが言った。
みんなが賛成で行くことになった。
今日も授業中、隣のヨッシーにドキドキしながら時がすぎた。
「じゃぁ門に待ち合わせなっ」
かしわっちが言う。

ヨッシーの私服楽しみ-♪

=*=*傘*=*
*森田胡桃

「じゃ行ってくるね-」
と言って家をでた。
待ち合わせ場所は門だから、学園に行くときと同じルートだ。
とぼとぼと歩いていると、ぽつっ#
頭に雨のしずくがおちた。
まじ-雨かよぉ。
せっかく遊ぶのにっ。
ヨッシーの家の横。
ガチャン#
ヨッシーが丁度家から出てきた♪
ヨッシーは傘をもっている。
「ぁ、雨降ってきちゃったね-」
ヨッシーに声をかけた。
「ぅわ!びっくりした-。もしかして傘持ってない?」
ヨッシーと歩きながら話す。
「うん。家出た後に降ってきちゃったから-」
ぽつっ　ぽつっと降っていた雨が強くなり、ざぁ　ざぁと大きな音をたてている。
「うわぁ強くなってきたっ」
おもわず声にでてしまった。

すると、すぅっと雨がかからなくなった。
上を見るとヨッシーが私を傘に入れてくれた。
つまり..あいあい傘♪

つづきはまた今度-*

おやすみbb*

ヨッシーと同じ傘に入ってるって思うと心臓が飛び出そうだった。
「ぁ、ありがと-っ」
私はぎこちなくお礼を言う。
「どういたしましてっ」
ニカっと笑う琉夏。
「手-疲れたぁっ」
「ぁっごめん!代わるよ」
と言って、交代しようとした時、琉夏の手に触れた。
おもわず傘をおとしてしまった。
「ぁ、ごめん」
琉夏が言う。
「ゃ、だいじょ-ぶ!」
しばらく顔を見れなかった。
門が見えてきた。
「ぅわお!あいあい傘っすか!」
かしわっちが言う。
今それを言うなよ-><
まじで心臓がもたんっ!!

「どこ行く-?雨だけどぉ」
にじかが聞く。
「じゃぁさぁっ琉夏の家で雨宿りっ!ってのはどぉよ?」
かしわっちが言った。
「なんで俺んちっ?」
「だって、ここから一番近いっつたら琉夏んちじゃん」
かしわっちが答える。
琉夏も納得して、ヨッシーの家に行くことになった♪

ヨッシーの家につくと、玄関に入った瞬間からヨッシーのにおいがした。←変態
そのまま2階にあがって、ヨッシーの部屋に行く。
うゎ-♪ヨッシーのにおいだっ♪
ってこころの中で叫ぶ。←

ヨッシーの携帯がヴヴぅ#っとなった。
「ぁ、わりぃ電話だっ。ちょっとでてくる」
そう言って部屋をでたヨッシー。
ヨッシーが戻ってくるまでの間、虹花と琉夏にいじられまくった..汗

しばらくしてヨッシーが戻ってきた。
気のせいかもしんないけど、なんか暗くみえた。
「誰からだった-?」
ってかしわっちが聞くと、「おふくろ-」って言ってた。

「ばいば-い*また遊ぼっ!」
って言ってお別れした。

いやぁ-楽しかったなぁ♪
家に帰って、ヨッシーのことばっか考えてた。
電話のこととか...。

ピンポ-ン#
誰か来たみたいだ。
「は-いっ」
ママの声がする。
「あのっ俺、胡桃さんと同じクラスの吉田ですけど、ちょっと胡桃さんに用事があって来ました!」
ヨッシーの声だ。
「くるみ-!吉田くんが来てるよ-っ」
「わかった-外で待ってて-!」
と言って玄関へむかう。
外へでるとヨッシーが立っていた。
「どしたの?」
ヨッシーはしばらく黙ってから、こう言った。
「あのさっ...桐野、留学するんだっ..」
「え?...」
「今日の電話はそれのこと。桐野は森田には言うなって言ってたけど..俺やっぱ言ったほうがいいと思うんだよね-。行くの明日らしいから一緒に見送る行こうぜっ。だって桐野..森田のこと好きんなんだろ?」
最初は急なことで言葉がでなかった。
「うん..行こっ明日」
「おぅ!じゃぁ明日の8:00に空港なっ」
「..わかった」
「んじゃ」
って言ってヨッシーは帰っていった。

なにも言わずに行くとか、水臭ぇ-そ!

=*次の日*=
空港につくと、アメリカ行きの飛行機の出発時刻のぎりぎりだった。
桐野どこだよ-。
探しても探しても見つかんない。

最後にちゃんと言っておきたいことがある。
気がつくと私は空港の中を走って探していた。

椅子に座っている人...
なんか見覚えのある顔。
桐野だっ!!
桐野は時計を見ると、立って乗り込む人の列のほうへ歩き出した。
「桐野っ」
私は大きな声で呼ぶ。
驚いた桐野が、バッと振り向いた。
「なんでいるんだよ..」
「なんも言わずに行くとか、ずるいよ..」
「..くるみちゃん」
「最後に言っておくことがあって来たのっ。
あたしさぁ吉田琉夏のこｔが好きなの..だから桐野の気持ちには答えられないっ」
「なんだよそれっ。わざわざここまで俺をフリに来たのかよ」
「でもっ!!でも..好きになってくれてありがとっ*」

アメリカ行きの飛行機が飛び立った。
さよなら。桐野!

「まじかよっ!俺、見送りできなかったぁ-」
琉夏だ。
「あたしできたよ-」
「まじでっじゃぁ桐野、今頃喜んでるよ。きっと」

いまだに1人しか感想がない...


誰かぁこめください!

=*体育祭当日*=

今日はいよいよ体育祭!
いつもよりもはりきって家を出た。
学園につくとすぐ、体育祭の準備だった。
「おっす!森田っ」
ヨッシーだ。
「おはよ-」


※すいません!><
今日はここまでで

おやすみzzz

私←寝るとか言っててまだいた奴

今度こそおちです


おやすみなさ-い*

テスト週間なので更新できませぬ!


テストを終えたらまた更新します*

体育祭の第一種目は【2人3脚】
ヨッシーと息を合わせてゴールまで...♥←おい

琉夏「これってきつく結んだほうが走りやすいんだよ」
ヨッシーがあたしの足とヨッシーの足をはちまきで結ぶ。

あたし「そ-なのっ?じゃきつくしよっ」
琉夏「よしっ!最初右なっ」
あたし「じゃあたし左かっ」

「いちについて-!よ-い!パァ-ン!!」
うわっ!いきなりっ!
隣のレーンを立花ひなのが走ってる。
しかも速いっ。

ゴール!★
あたしらの結果は2位だった。
１位は..．
そう、立花ひなのと美男くんのとこ。
ひなの「やったぁ!」

ひなのはあたしのほうをちらっと見て去っていった。
琉夏「森田いこ-ぜ」
あたし「うん」

ひなの「ねぇ、胡桃ちゃん。今ちょっと時間ある?話しがあるの」
あたし「....うん」
と言ってひなのは、あたしの手をつかんで中庭のほうへ連れて行かれた。

あたし「なに?話しって」
ひなの「..あのさぁはっきり言っていい?胡桃ちゃんって琉夏くんのこと好きなの?好きなら好きではっきりしてよ。あたし中学からずっと琉夏くんのことだけを見てきたの。なのに好きでもない人に中途半端な行動されたら、ちょっとイラっとするんだけどっ」

あたし「....」
言葉がでてこない。
だっていままでの立花ひなのと全くちがう人のようだから。

ひなの「なに黙り込んじゃってんの?早く答えて」
あたし「.....」
ひなの「あたしは中学からずぅ-っと好きなのに最近好きになった人にとられたら今までのあたしの努力が馬鹿馬鹿しく思えてくるのっ」
あたし「いつから好きだって関係ないしっ。じゃぁ言うけどっ、あたし...ずっと前からヨッシーを好きなひなのちゃんの気持ちに負けないくらい、あたしもヨッシーのこと好きだよっ」
ひなの「....そんなのありえないし..」
あたし「有り得るよっ。じゃぁ言うわ!あたし」
ひなの「なにを?」
あたし「ヨッシーに告白!」
ひなの「...勝手にすればぁ-、あたしもそのつもりだけどっ。ほんとは今日言うつもりだったけど-」
あたし「言いなよっ。堂々と戦おうよ!ライバルとしてっ笑」
ひなの「ぶっ(笑い吹き出し)ライバルかぁ。..じゃ!お互い頑張ろうね」

ひなのは最後は笑顔で言った。
あたし「うん!」