自分探しのたびに出よう4コメント

1 御坂 紫音 id:Ix9qJs7.

2011-06-09(木) 22:13:54 [削除依頼]

 たとえ、それがどんな結果であれ。
 自分という不定形で不完全なものを、見つけたい。
  • 2 御坂 紫音 id:Lpll0Fn0

    2011-06-11(土) 07:08:16 [削除依頼]
    *プロローグ


     森の中。
     暗く、多い茂る木々や足元を覆う腐葉土。森林特有の木と土の匂いが入り混じっている。
     そんななか、ほのかな月明かりを頼りに一人の人物がゆっくりと歩いていた。
     気温が低いのか、白いと息が尾を引いて、一歩一歩歩くたびにパキパキという霜柱が壊れる音を立てている。
     木が風に揺られてザワザワと音を立て、森の住人の叫びが木霊した。

    「狼……か」

     その人物は立ち止まると、耳を研ぎ澄ませてぽつりと呟く。
     あまり感情の読み取れない声音でアルト声の主は、ため息をつくとまた歩き出した。
     心成しか先ほどより歩調は速く、それでいて足音はたっていない。息1つさえ殺され、風の音によって分からなくなっていた。
  • 3 御坂紫音 id:PZFSL6s1

    2011-06-12(日) 00:01:31 [削除依頼]
    アォオオオオオオン、と。
     はるか遠くまで染み入るような狼の鳴き声が、森中を振るわせる。そして、応じるように違う方向から鳴き声が響く。又、反応して違う鳴き声が木霊する。遠吠えが、森を、かき回す。
     之こそ、不気味であろう。

    「何なんだ……?」

     吐息交じりに言葉を発すると、アルト声の主は辺りを見回した。
     相変わらず響いている遠吠えから、何かを振り払うかのように首を左右に振ると体を進行方向に向き直らせようとした。
     あくまでも、
     した。
     そうさせようとしただけであった。
  • 4 御坂紫音 id:auJcn3E0

    2011-06-13(月) 22:35:03 [削除依頼]
     一斉に、辺りが静まり返った。
     一切音が消えたのだった。
     硬直した体をぎこちなく動かして、前を向く。
     目の前に存在したのは、目。
     闇の中でもハッキリと分かるほど光っている鋭い、相貌があった。
     鼻孔を獣の匂いが掠め、低い唸り声が鼓膜を振るわせる。
     アルト声の主が、慌ててあたりを見渡した時にはすでに“目”で当たりは覆われていた。

     目、目、目、目、め、眼、眼、め、目、眼、

     ソレはすでに10や20といった数ではなく、下手をすれば100を超えても可笑しくはないような量であり、不気味であった。
     否。
     不気味とは、劣るほどに不可思議であり、得体の知れない感覚に陥ったことだろ。
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