漆黒96コメント

1 葵 id:JA1VffL.

2011-06-05(日) 00:40:52 [削除依頼]
こんにちは!!
初めまして葵です。よろしくお願いします
 
  • 77 葵 id:wOJxFiW/

    2011-08-28(日) 17:53:31 [削除依頼]
    体が淡い光に包まれていったと同時に俺の周辺が爆発した。
     体を縛るものは、破滅し受けた傷は兆速再生の力によってみるみる回復していった。
    「―発動、臨界点突破、漆黒の鎖―」
     全身に術式が書き込まれていく。体から焦げ臭いを漂わせながら力を解放していく。
     大気が震え空は絶望して大地は嘆き苦しんでいた。
    「世界が力に耐えることが…」
    「俺は、この世界の魔を断ち切る」
     世界は、漆黒の轟炎に引き裂かれた。砕け散った空間は、俺達が住んでいた現実世界につながっているはず。
    「帰るよ…リリィ・メルヴィン」
    リリィの手を取り裂け目の中に入って行った。


     そして俺達は、異世界から脱出したのだった。
  • 78 葵 id:wOJxFiW/

    2011-08-28(日) 19:55:16 [削除依頼]
    第一章が早くも終了しました。 ・プロローグ  >2+3 ・第一章  >4+5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17+20+26+27+28+29+30+31+32+33+35+38+39+42+45+49+50+51+52+53+59+60+66+69+70+71+72+77  
  • 79 流星のジャコバン id:Hgt8Min1

    2011-08-29(月) 15:40:31 [削除依頼]
    即席評価に参りました、ジャコバンです☆
    ご依頼ありがとうございます。

    さて、これは中々の出来ですね。
    情景描写が少々物足りない気がしますが、
    それを上手く表現で補えてますから、
    特に問題ではないと思います。

    ですが、全体的に見ると、話の進め方に
    少し違和感が感じられました。
    ストーリーは良いのですが、どことなく
    展開・視点がゴッチャゴチャになっていて
    纏まらない部分が見受けられました。
    急にキャラの視点が変わったり、もっと
    この事について書いてほしかったな、的な
    状況で次の話へ飛んでいってしまったり、と
    あくまで俺の感性なのですが、そう感じました。

    しかし、完成度は高い方だと思います。
    細かな点は段階を追って直していけばよいと
    思いますから、気にせずに執筆に励んでください。

    結論として、味のある読み応え
    抜群な作品でしょうか?
    ★★★★☆

    ご意見、不満等は当方スレにてどうぞ!
  • 80 葵 id:0wPc5LN/

    2011-08-29(月) 16:28:28 [削除依頼]
    流星のジャコバン 様

    評価有り難う御座いました。
  • 81 葵 id:0wPc5LN/

    2011-08-29(月) 18:25:21 [削除依頼]
    漆黒 第二章:そして夢覚めて真実へ
  • 82 葵 id:kF2rGxv.

    2011-08-30(火) 15:02:53 [削除依頼]
     ――異世界の旅に出てから、一週間と三日過ぎたとある月曜日――
     異世界で起きたことは、紫龍と言う悪魔の幻術だったらしい。意識が戻った時は、学生寮に収容されていた。それも全身包帯グルグル状態で寝かされていた。どうでもいいことだけど、起きた時は、棺の中かと思い込んでしまった。
     この戦いで得たことは、特になかった。失った物の方が多い気がする。
     学生寮がどの様なものか知っていると思うが、ここの学校の寮は普通ではない。どこがどの様に違うかと説明すると、部屋割が男女混合なのだ。これを聞いて入学した頭が悪い男が多いらしい。もちろん俺は、そんな物に興味は、全くない。
     寮は、当然のことながら二人一組である。学校側は、出来るだけ男女が一緒にならないように配慮しているらしい。だけど俺には、配慮が無かった。ここまで言えばだれでも分かると思うので言わない。
     寮のことは、まだ優しいかもしれない。俺にとって最高だけど最悪なクラス分け。ほかの頭が悪い男どもが聞いたら恨めしと言うかもしれないけどお前もこの状況に陥って見ろと言い返すと思う。
     どんなクラスかと言うと、俺以外全員女と最悪なクラスなのだ。正直居場所が無い。これについて先生に抗議したが、学園長の決めたことだからとかふざけた答えしかしない。周りにこんなにたくさん男がいるのに俺だけ何故か女扱いなのだ。
     こんな最悪な日常が始まっていくと思うと気が遠くなる。
     最後にこのクラスは、三年間変わらないらしい……
  • 83 葵 id:Vis0GiP1

    2011-09-02(金) 22:20:18 [削除依頼]
    「今の俺……汗臭い?」
     監禁されてから約一時間特に進展は、無かった。進展があったことは、あの時の事がようやく思い出すことが出来ている気がする事だけだった。
    「渚、汗臭いよ」
     と鼻を撮みながら汗を拭ってくれているのが知らない人だった。当然同室の女子が俺の介護的なことをやってくれている。
     突然上着を脱がしてきた。目的は、上半身の汗を拭うためである。決して怪しいことではないのだ。
     今この状態で他の人が部屋に入ってきたら、きっと変な誤解をされるだろうと予想が出来てしまう。そしてその予想が的中した。
    「渚君、報告書完成しましたか? あっ! 散り込み中でしたか。すみませんまたあとから来ます。」
    「先生……待ってください。これは、誤解ですよ。俺、今体動かせないからこの女の子に介護されていただけで……」
    「分かっていますよ。その状況だと当分は、書けませんね」 
     先生と呼ばれている人は、勝手に納得して分かりましたと言って部屋を後にした。
     嵐が通り去ったように空気が澄んだ気がする。今までは、この狭いような広いような半端な空間に二人だけと健全な男女にとって良くない状態だった。
     今更だけど何でこんな状況になったんだっけ……
    「びっくりしたね」
    「………」
     返事が出来ない状況になってしまった。空気が硬直してもう会話が出来そうもなかった。
     女子は、何とか会話を繋げて気まずい雰囲気だけには、したくないようだった。
    「難しい顔で何考えているの?」
    「気にするな」
     普段は、女子と会話することが無いので無意識に適当な返事をしてしまってした。
     俺は、正直に言うと考えたいことは、山ほどある。異世界と思い込んでいた場所が紫龍という悪魔の幻術だったことについて。雪乃の姿無いことについてと他にも考えたい事があるが一刻も早く報告書を完成させないといけないと思っていた。
     今の状態では、報告書を書くことがとても難しいことだった。全身筋肉痛なのか、分からないけど全身痛くて体を真面に動かせない。だから俺は、知らない人に頼っている。
     結局思い出せたのは、幻術に掛かる少し前の事しか思い出せない。無理に思い出そうとすると頭が痛くなるので出来るだけ考えないようにしている。
    「報告書どうするの? 私が適当に書いて置くよ」
     ペンを探すために俺の傍から離れていった。
     正直この寮で暮らす予定だとは知らなかった。誰からも説明を受けず、まるで今の状況が普通かのような素振りしか見せない女子。
     俺は、この状況に慣れつつあるので気にしないことにした。
  • 84 葵 id:CTGo7f4.

    2011-09-03(土) 16:07:01 [削除依頼]
    「いいよ! 自分で書けるから」
     今は、普通の会話ができている。俺が起きた時は、何故か女子が泣いてしまった。何となく理由を聞ける雰囲気では、無かった気がしたので聞けなかった。結局どうでもよかったから聞かないことにしたと思う。
     何回も、紫龍に会う前のことを思い出そうとするけどなかなか思い出せない。無理に思い出そうとするとやっぱり頭が痛い。今更だけど、紫龍の会う少し前の記憶が無いのではないかと考え込んでしまう。
     体を動かせない今の俺は、考えることしかできない。けど考えると頭が痛くなる。この悪循環は、どうしようもない。
    「おーぃ! もう探さなくていいから」
     聞こえていないのか返事が無かった。聞こえて来るのは、積み立てられている何かが崩れるような音。ペンを探すだけで何故こんな音が聞こえて来るのか不思議でたまらない。
    「あ、あった! あったペン」
     明るい声が聞こえてきた。
     ペンを見つけただけで普通嬉しいのかと疑問が浮かんできた。だいたいこの部屋は、こうも余分な物が山住になっている。これでは、どこかの管理が出来ていない倉庫みたいだった。しかし何故か埃っぽくなかった。
     体が動かないのは、これ程まで不便だとは思っていなかった。一緒に生活していく奴が知らない人ではなかったら、まだ良かったと思う。
     嬉しそうに俺の方に近づいて来る。
    「これで報告書が書けるね」
     こんな笑顔を見ていると俺も嬉しい気分になる。
    「――ッ」
     頭が痛む。何かを思い出せそうだった。こんなに痛いなら思い出さなくても良いと思えてきてしまう。
    「どうしたの? 渚」
     意識が朦朧とするせいで上手く言葉を聞き取れない。だがこの光景は、見たことがある気がする。
    「うっ、ぐっ、アッァァァアアアアア」
     記憶がかき乱されていく。意識が闇に飲み込まれていきそうだった。
    「渚、その体どうしたの……体が」
     黒、濃い黒に染まり体を蝕んでいく。動かないはずの体が悲鳴を上げ傷口から血が噴き出しながら動く。体を覆い尽くそうとする黒に対抗するかのように右手甲から淡い蒼黒い光が漏れ出し黒を浄化していく。
  • 85 轟雷@数分前まで葵だった人 id:Hhv6XQD1

    2011-09-04(日) 10:46:43 [削除依頼]
    >漆黒を書く元葵より

    今日、自分と名前が同じ人を見つけました。
    悪気が無いならいいですが……
    ナリした奴今すぐ煉獄に落ちてください!!
    以上です。
  • 86 轟雷@数時間前まで葵だった人 id:Hhv6XQD1

    2011-09-04(日) 16:27:29 [削除依頼]
     黒は、光に簡単に浄化されてしまった。黒の力で無理やり動かされて開いた傷口は、浄化と共に塞がって行った。
    「渚…何者なの」
     答えられなかった。自分が何者なのかと聞かれて分からない。
    「お前には、関係ないだろ」
    「隠さないでよ! 私にも知る権利があるはず」
    「俺が、名前を知らない奴に教えると思うか? 教えるわけないこれが普通だろ」
     半分は、本気だった。だけど半分は、自分の事なのに肝心な事だけ思い出すことが出来ない。それがどれだけ嫌な気持ちか誰も分かってくれないと思った。
     体の傷が塞ぎきった。その時、嫌で思い出したくない記憶が俺を可笑しくする。
     痛みは、無く動かせるようだった。
    「ゴメン少し考える時間をくれ」
     この場から一刻も早く逃げたかった。考えるよりも体が先に動いていた。
     近くに服が無かったので漆黒の炎を身に纏って部屋からいや女から逃げるように出て行った。
     外に出ると目に入ったのは。青い空だった。雲一つ無く澄んでいて見ているだけで気分がよくなっていく。
     炎の質力が安定しないため纏っている炎が厚くなったり薄くなったりしている。風が吹くと炎が靡く。
     俺が居た部屋は、結構上の方だったらしい。ここから飛び降りたら死ぬことは無いが痛い思いするだろうから止めとく。ここから空を眺めているともっと上に行きたくなってきた。
     近くに階段があったのでそれを上ることにした。
     コツコツと階段を上るたびに音が響く。段の数が以外にも多くて息が上がる。やっとの思いで屋上に付くと一人の少女が居た。
    「何でお前が……」
     そう雪乃が髪を靡かせながら空を眺めていた。俺に気が付いて振り向き笑みを見せた。
    「何年ぶりかな? でも何も変わっていないね」
    「お前は、変わっているな」
     昔みたいに髪が短くなかった。髪は、長くなっていて一つに纏めてあった。
     久しぶりに会って結構嬉しかった。でも最近あった気がするそれはなぜだろうか。気にしてもしょうがないのでその考えは、忘れることにした。
     突風が俺達に吹き付けて炎と髪を縛ってした紐は、切り裂かれた。
    「強い風か…」
    「雪乃聞きたい事がある。悪魔とは、何だ」
     聞いていなかったのか返事は、無かった。少し悩んでいるようだった結局教えてくれそうになかった。
  • 87 轟雷 id:3p5WSZ70

    2011-09-07(水) 23:29:10 [削除依頼]
     俺と雪乃は、空を眺めながらただ時間が過ぎるのを待ち続けた。
     あれから、どのくらい時間が経ったのか俺には、分からないが空が茜色に染まって行くのが見えていた。
     空が暗くなるにつれて少しずつだけど風が冷たくなっている気がした。
     そろそろ夕ご飯の時間だと思ったので、雪乃に部屋に戻ることを告げることにした。
    「だいぶ空が茜色に染まって綺麗になったな。でさぁ。そろそろ部屋に戻ることにするけど雪乃も途中まで一緒に行かない?」
     と軽い気持ちで聞いたら予想通りの答えが返ってきた。
    「いいよ。もう少しここで空、見ているから」
     空を見ながら答えてくれた。
     空を見る姿は、とても綺麗に見えて少し脈が速くなったきがした。
    「分かったよ。また今度なぁ」
     そう言って屋上から立ち去ろうとしたとき思わぬ言葉が聞こえてきた。
    「あのさぁ……今度の土曜日遊びに行かない?」
     突然の質問なので唖然としてしまった。本当にびっくりしたのだ。急に遊びに行こうなんて言われると思っていなかったので何も考えずに答えてしまった。
    「良いけど」
     雪乃は、安心したのか少しだけ表情が少しだけ柔らかくなった気がした。
     顔を見られたくないのか俺から見えないように背を向けてしまった。そしてゆっくりと右手を空に指した。指した方向を見ると金星が淡い光を放ちながら静かに輝いていた。
     別れを告げるように雪乃に見えないと知って手を軽く振った。
     屋上は、結構広いので階段がある場所まで少しだけ歩かないといけなかった。
     当然の事では、無いかもしれないけど、空を観察するかのように見上げて歩いているとすぐに階段の入り口に着いた。
     この時間の屋上が人気なのか次々に下の階から人が上って来る。
     出来るだけ人に会いたくないと思ったから階段を滝の様に下って行くことにした。それでも何人かの人に注目されたり話しかけられたりした。でも普通に聞こえない振りや、他人事のように通り過ぎて行った。
     今更だけど起きた部屋が何階の何号室か分からなかった。こうなるとどうしようもなかったので最上階の二十三階か順番に見ていくしかない。
     しかし、もう一つ重要な問題があった。ここの棟は、女子が大半を占めているため男の俺には、居場所が無くいろいろな問題が起きる気がした。
     半分諦めながら階段をゆっくり、ゆっくりと下っていると下からカン、カン、と高いことが近づいてきた。その音を聞いていると少しだけど懐かしい気分になってくる。
     そんなこんだで、大人っぽい女子生徒が下から来た。
  • 88 轟雷 id:/IyjJZo0

    2011-09-08(木) 21:47:04 [削除依頼]
     普通に通り過ぎて行っただけだった。
     一瞬だけ顔を見たけどすごかった。何がすごいかと言うと、化粧が念入りにさいてあったので実年齢よりも大人っぽく見えた。
    「――女は、化粧すると化けるのかな」
     聞こえないように小さな声で言った。もし、聞こえていたら大変なことになりそうと思ったので、急いで女子生徒から遠ざかるように離れていった。
     これは、一難去ってまた一難なのかと疑ってしまう出来事が起きたのだ。
    「渚! そこに、いるよね。少しだけ待っていてくれない」
     と上の方から声が響いて聞こえてきた。知っての通り、ここでの知り合いは、雪乃と同じ部屋の住人以外知らない。何故、知らない人が俺のことを知っているのか不思議だった。
     いろんなことを考えていると上から聞こえて来る音がだんだん大きくなっている。
     この場を立ち去ろうか迷ったが、結局立ち去ることにした。面倒事は、出来るだけ関わりたくなかったからだ。
     このまま、ただ階段を下って行ってもすぐに捕まってしまう気がしたので、屋上から出るとき確認した反対側の階段を使うことにした。
     善は急げとのことわざ通りに反対側まで一生懸命に走った。風を切るように走っているけどなかなか反対側の階段まで到達しなかった。何室を通り過ぎたか分からないほどはしっていた。
    「一つの階に何部屋あるんだ!」
     小言漏れてしまった。誰かに聞かれていなければいいのだが。
     反対側に着いたときは、額に汗が噴き出している。髪からは、汗が滴っている。
     こんなに汗を掻くことは、恥ずかしながらあまりない。
     気が付けば空は、ほとんど闇に包まれていた。まだ、少しだけ夕日が顔を出しているがあと数十分したら沈みそうだった。
     ここまで暗くなると、部屋から橙色の光が微かに覗いていた。
     部活や補修などで帰りが遅くなっていた生徒が続々と寮の近くに来ていた。近くに来て入るけど、まだ友達と離れたくないのか外でわいわいと楽しそうな声を出しながら話していた。
     今まで、こんな近くで明るい声を聞いた覚えがなかった気がしたのでとても気が和み、話している生徒を遠目で眺めていた。
    「はぁ…はぁ……渚。待っていてと言ったよね? 何で待ってくれなかったの」
     後ろから聞き覚えがあった気がする人の声が聞こえてきた。
    「別に、俺に関係ないから良いでしょ」
    「関係なくないよ! 同じ部屋に住むから知っていてよ」
     記憶を辿っていくと、何となくそんな気がしてきた。
     名前は、知らないけど同室だと言い張る女子生徒が突然、懐から顔を覗き込んできた。
  • 89 轟雷 id:Yg4K21L/

    2011-09-10(土) 16:04:54 [削除依頼]
    「そろそろ私の名前覚えてくれないかな」
     こんな場所から言われると、何処かに売っていそうな小説の状況みたいでもう心臓が破裂するかと思うほど脈を打った。本で読んだことは、多少あるが実際は雪乃ぐらいしてこなかったので、赤の他人にこんなことをされると理性が飛びそうになってしまう。
    「ゴメン…名前教えてくれないかな」
    「何回目だと思っているの? でもね、私は、優しいから教えてあげる」
     少し気まずい雰囲気なってしまった。原因は、俺にあったらしいけど分からなかった。
     無知の男が見たらとても羨ましいと思われるかもしれないがこの状況では、嘘がつけない。こんな状況が良いと思う奴は、ただのクソだと思う。いや、ただの無知で悲しい人と言った方が正しいかもしれない。
    「しっかり聞いてよ! 私の名前は、霧生 萌夏。今度は、忘れないでね」
     そういって、どこかに行ってしまった。
     今の俺的には、名前よりも部屋の場所を教えてくれた方がよかったような気がした。
     嵐みたいに通り過ぎて行った。
     このまま、ずっとここに居ても意味が無い気がしてきたので、この寮を出て外を見まわることにした。
     寮から出ることにしたことは、特に問題は無かった。しかし、当然学生なので校則と名の鎖に縛られるのが普通の学校だ。
     正直この学校に受験してなおかつ合格したこともでは、しっかりと覚えているがその先から目覚める間の記憶が無かった。これは、俺にとって重大な問題だが思い出そうとすると頭が鉄の塊で殴られているような痛みが襲うので今は、出来るだけ思い出さないようにしている。
     寮から出る頃になると完全に日が沈み、代わりに月が淡青色の光で輝いているように見えた。空には、他にも光り輝いている物があるがその光を遮断するものあった。
     さすがに炎を着ていても少し体が寒いと感じるほどの風が体に吹き付ける。
     時間をするだけの退屈な時間がやってきてしまった。
     外には、俺以外誰もいなかった。それが、当然なことだと熟知しているが、一人や二人俺みたいな不良もどきが居ても可笑しくないと思うが……と思って辺りを見回していると街灯の下に、一人の少年が佇んでいた。
     暇人の俺は、少年に近づいて行くことにした。
     少年が俺に気が付いたのか慌てて逃げ出そうとしたけど悲しいことに、走り出して直後に転んでしまった。
     プッと笑ってしまった。これが、滑稽の姿のかと改めて再認識させられてしまった。
     ここで笑っているだけでは、失礼だと思ったので手の差し出そうと小走りで近づいて行った。
     近くで見ると本当に哀れな姿だと思ってしまった。これほど哀れな男を見たことは、ないと思う。
    「お前……大胆に転んだけど大丈夫か?」
    「あっ、大丈夫です。生対面なのに助けて下さって有難う御座います」
     少年は、差し出した手を取り立ち上がった、その時、何故か嫌な予感がした。予感が当たったのか今度は、俺も巻き込んで転ばされてしまった。
     お互いは、イッテェと言って転んで打った場所を摩った。
    「すみません、本当にすみません。自分が不甲斐ないばかりに、助けて下さった方まで巻き込んで転んでしまって、すみません」
     何回も謝罪してくる少年に大丈夫ですからと言って立ち上がった。
     ここまでダメダメな人に会うのは初めてかもしれないと思った。
    「あの……眼鏡知りませんか? 先ほど転んだ時にどこかに飛ばされてしまったようですが、見ていません……よね」  
     期待を込めた眼差しで聞かれると無視するのは、哀れなきがしてほっとけなかった。
     そして、闇の中での眼鏡捜索が始まった
  • 90 轟雷 id:Yg4K21L/

    2011-09-10(土) 19:27:03 [削除依頼]
    はいッ!!突然ですが、宣伝します。
    何の宣伝かと……自分が書く新しい小説の宣伝です。

    題名は『幻影の真影術師』です。
    恋愛が好きな人は……ギリギリ読めない感じです。
    基本的この小説と同じようにバトル中心の話になる気がします。
    おそらく……この小説以上に描写がまとまらないと思いますが目に入ったら読んで下さい。

    今月は、『幻影……』の方を中心に書くので疎かになりますが見捨てないで下さい。
  • 91 ジャック id:NfYyZwn/

    2011-09-10(土) 20:32:02 [削除依頼]
    あれ?

    轟雷?

    葵?

    もしや二つもってる?
  • 92 轟雷 id:Yg4K21L/

    2011-09-10(土) 20:37:19 [削除依頼]
    名前変えたんです昔に……

    今、轟雷一筋です。
    二つだといろいろ面倒ですから……
    葵は、過去の遺物ですよ。
  • 93 ジャック id:NfYyZwn/

    2011-09-10(土) 20:37:31 [削除依頼]
    ああそういうことか

    たぶん葵は別の子だね。
    たしか女子じゃね?
  • 94 ジャック id:NfYyZwn/

    2011-09-10(土) 20:38:20 [削除依頼]
    93

    そんな悲しそうなこと言う出ない。

    うう
  • 95 轟雷 id:Yg4K21L/

    2011-09-10(土) 20:43:40 [削除依頼]
    自分は……いや俺は、男ですから♪・★等は使いませんよ。
    見ているだけでイライラしますから。
  • 96 轟雷 id:yo3S58p.

    2011-09-23(金) 17:07:06 [削除依頼]
     少年は、眼鏡をかけていないのに、闇の中に何があるのか把握することが出来ているようだった。
     疑ってはいけないと思うが、どうも怪しかった。
     俺は、街灯のある付近を調べているが少年は、月明かりしかないと言ってもいいほど暗い場所で探していた。
    「お前、まさかだと思うが……伊達眼鏡じゃないよな」
     恐る恐る聞いてみると想像通りの答えが返ってきた。
    「はい、伊達ですけど……問題ありますか?」
     今すぐにでも灰にしてやりたいと思うけど、理性が働いてくれて何とか押し留まることが出来た。
     呆れてどうでも良くなったので適当に探していると……パリっと薄い何かが割れるような音がした。
    「まさか……」
     足元を見ると、レンズが砕けて悲しい状態の眼鏡が踏まれていた。
     この状況が思ったよりも楽しくて、ついレンズを……とやってしまった。「当然悪気がある訳では無くて」と言い訳考えていたけど、誰も突っ込んでくれいこの状況はとても悲しかった。
     綺麗な夜空に砕ける音、切なくて悲しい気持ちになった。
     壊してしまった物を、どうしようかと考えていると少年が話しかけてきた。
    「どうですか? 見つかりましたか」
     何も知らない少年は、さりげなく聞いてきた。
     真っ白で健全な少年を見ていると、穢れた考えを笑っているように感じ取れた。
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