恵美の恋愛物語18コメント

1 結衣 id:81Yzi7k.

2011-05-30(月) 09:05:34 [削除依頼]


結衣から.

こんにちは(∀)
下書きなど一切無しで更新していきますので、
字の間違いや変な文章が所々あると思いますが
その辺はスル-して貰えると有り難いです。
宜しくお願いします。


スト-リ-

一人の少女・恵美の恋愛物語。
恋の行方は…!?
  • 2 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 09:28:56 [削除依頼]


    恵美の初恋は小学5年生の冬だった。


          ◆◇◆


    恵美は冷たくなった手をポケットに入れながら
    学校からの帰り道を一人で歩いていた。

    「お-い、坂本」

    後ろから元気な声が聞こえてきた。
    恵美は反射的に振り向いた。

    同じクラスの市田凛太だった。
    恵美は小さく手を振って、また手をポケットに入れて歩き始めた。

    「坂本-!」

    また声がしたので振り向いた。
    市田は走っていた。

    「一緒に帰ろ-ぜ」
    「…うん」

    なぜか緊張して来た。
    何て言えば良いか分からなくなった。

    市田は走っていたので、息が荒かった。

    「ねぇ坂本って好きな奴いるの?」

    いきなり聞いてきたから驚いた。
    …ちょっと期待してしまった。

    「秘密。でもそっちが教えてくれたら教える」
    「ん…」

    市田は少し考えてから恵美の耳に手を当てて
    凄く小さい声で言った。

    「坂本」と。

    冷たくなっていた耳が、暖かくなるような気がした。

    一瞬目が眩んだ。嬉しさが溢れる感じがした。
    …好きって言われると、好きになっちゃう物なんだ。
     
    「私も市田の事嫌いじゃないっていうか…何でもない」
    「返事は明日で良い。でも待ってるから」
    「…うん」

    軽く頷いた。その後の道は、交差点までずっと一緒だが、
    何も言えずにただひたすら歩くだけだった。
    交差点までは、長いようで短かった。

    「じゃあな、明日待ってるぜ」
    「じゃあ…」

    さっきと同じように、手を振った。
    軽く、小さく。

    家に着くまではなんだか気持ちも耳も暖かかった。
  • 3 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 09:34:14 [削除依頼]


    家に着くと、なぜか気持ちが重かった。

    恵美はベットの上に乗って、
    帰りの出来事をもう一回頭の中で再生した。

         

    ―あの時好きって言えばよかったかな
    ―明日になったら好きって言われたのか言われてないのか 
     意味が分かんなくなってきちゃうじゃん。
     夢だった気がして。


    後悔は多かった。自分でも如何すれば良いか分からなかった。
    そんな事をずっと、一日中考えていた。
  • 4 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 09:41:25 [削除依頼]


    恵美は夢だと思ってしまう前に、
    返事の手紙を書くことにした。
    もちろん、家族にばれない様に自分の部屋で。


          ◆◇◆


    市田へ

    返事を直接言うのは恥ずかしいので手紙にします。
    私は前まで市田の事ただのクラスメートだと思ってた。
    だけど、昨日言われてから見方が変わったかも。
    …好きななっちゃったのかもしれない。
    あ-なんかこういうの書くのって恥ずかしいね。
    でも上の事は本当だからね(*^□^*)

    by.恵美


          ◆◇◆


    何回も何回も書き直した結果、こういう風になった。
    ゴミ箱が紙でいっぱいになった。


    少し、明日が楽しみになった気がした。
  • 5 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 11:17:36 [削除依頼]


    次の日、目が覚めると空が曇りすっきりしない天気だった。
    朝になるといつも恵美は機嫌が悪い。
    今日はもっと機嫌が悪かった。

    「おはよ-」

    恵美がすっきりしない顔でいった。

    「おはよう、早くご飯食べるのよ」
    「はぃはぃ分かってますよ」

    面倒臭そうに言った恵美は、
    パンとコーヒー牛乳を流し込んだ。
    ヨーグルトと果物を残した。

    「恵美、食べなきゃだめよ? 体重もっと増やさなきゃ」

    恵美は身長は普通だが、体重はとても軽い。
    小学6年生で、147?32?。
    もう10?多くても良いぐらいだ。

    「なんで? 別に痩せてないし」
    「…」

    お母さんは心配そうな目で恵美を見つめていた。

    「ごちそうさまでした」

    そういうと、席を立ちさっさと準備を始めた。
  • 6 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 11:31:05 [削除依頼]


    早くも恵美は準備が終わったらしく、
    もうランドセルを背負い、学校帽子をかぶっていた。

    「行って来ます」

    恵美は靴を履きながら言った。

    「いってらっしゃい、忘れ物はないわね」

    キッチンの方からお母さんの声が聞えた。
    恵美はランドセルを開けて手紙があることを確認した。

    「ないよ、心配しないでよいちいち」
    「早く学校行かないと遅れるわよ」

    恵美は玄関の時計を横目に、ドアを飛び出して言った。
    時計は7時56分を指していた。
    急がないと間に合わない時間だ。

    走って学校まで行った。

       
          ◆◇◆


    「恵美-おはよ!」

    親友の芽生が声をかけてくれた。

    「はよ」

    ランドセルの中の教科書を整理しながら言った。

    「あっ坂本だ!」

    市田が恵美の事を呼んだ。
    市田は何か言ってるようだ。
    よく見ると、口パクで返事と言っているようだ。
    恵美は手紙を探し始めた。
    …手紙がない

    恵美は急いで下駄箱の方へ走って行った。

    「坂本何処行くんだよ」
    「恵美何処いくの!?」

    市田と芽生の声が階段に響いたが、
    手紙を落とした方がまずいと思い、
    無視して探しつづけた。

    ランドセルのふたを玄関で締め忘れたのかも…


    お母さんに見られちゃう。
    どうしよう…
    どうしよう…
    どうしよう…
  • 7 結愛 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 14:19:14 [削除依頼]


    キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン


    授業始まりのチャイムが鳴った。
    結局ラブレタ-(?)は見つからないままだった。

    授業の間は気が重かった。
    家に帰りたくない…

    恵美は消しゴムの中の好きな人の名,前を見つめていた。

    消しゴムの中に好きな人の名,前を書くと両思いになる、
    というおまじない。迷信だが恵美はそういうタイプなので。

    背中を突かれていることに気付いた。

    「市田から恵美に手紙」

    後ろの席の子は小さな声で囁いた。
    恵美は頷くと、手紙を受け取り中を開いた。


          ◆◇◆


    きのうのへんじはいつおしえてくれんの
    はやくききたいからはやくして
     

          ◆◇◆


    平仮名の大きな字で書いてあった。
    早速恵美は手紙の下に手紙を書いた。
  • 8 姫々☆ id:Rqb6Ihl1

    2011-05-30(月) 14:52:54 [削除依頼]
    あげb
  • 9 姫々☆ id:Rqb6Ihl1

    2011-05-30(月) 14:53:24 [削除依頼]
  • 10 姫々☆ id:Rqb6Ihl1

    2011-05-30(月) 14:59:13 [削除依頼]
  • 11 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 16:42:14 [削除依頼]


    姫々ちゃん


    あげあり!
    初客有り難う.
  • 12 結衣 id:81Yzi7k.

    2011-05-30(月) 18:33:42 [削除依頼]


    恵美も同じ気持ちです。
    良ければ付き合って(●′∀′●)

     
          ◆◇◆


    そんな風に書いて後ろの席の子に回した。
    ドキドキしてきた。
    どんな返事をもらえるんだろう?

    そんな風に時間は過ぎて行った。
    でも手紙は回ってこない。
    どうしたんだろう?
  • 13 ジョバンニ id:QfIdjrQ1

    2011-05-31(火) 22:40:33 [削除依頼]
    評価に来たジョバンニです。どうぞよろしく。

    未熟者ゆえ至らない点があるかと思いますが、どうか温かい目で見てくれると助かります。

    では早速始めますね。
    純粋な恋愛系だと思います。まだ序盤くらいですので読むところは少ないですが、特に心理描写が読みやすくて綺麗です。そんな心理描写が中心となって書かれています。情景描写や文の素っ気なさが気になりますが、基本さえ固めていけば大丈夫でしょう。
    <アドバイス>
    未熟者ながらアドバイスさせていただきます。
    まず文章。「〜だった」のような過去形で終わる文章が多く、全体的に素っ気ないイメージがあります。「〜る」「〜だ」のように表現を適度に変えると、素っ気なさが多少はなくなると思います。また、短文が多いせいでテンポが速すぎてしまうときがあります。長文も書いてテンポを落とすのも小説には大切です。
    次に描写全体について。心理描写は独創的でお上手ですが、情景描写はやや足りないかと。情景描写は読者が想像しにくいものを書くのが基本なので、教室だとかをいちいち細かく書けとは言いません。が、情景描写は臨場感をつくる役目もあるので、なさすぎてもいけないと俺は思います。描写に慣れない時は「動作の中に情景を入れる」ことを意識してやってみてください。「坂を歩く」→「夜空の下で坂を歩く」みたいな感じで。こういう細かなことが描写に繋がると思います。
    <総合評価C>
    これで評価は終了です。上から目線すいませんでした。
    質問などは遠慮なく準備板にて。では失礼しました。
  • 14 結愛 id:dZgyVjH1

    2011-07-27(水) 09:58:05 [削除依頼]


    ジョバンニ様
    評価有り難う御座います。

    皆様、2か月間もほったらかしにして置いて
    本当にすみませんでした。
    これからも更新に力を入れていきます。
    宜しくお願い致します。
  • 15 結愛 id:dZgyVjH1

    2011-07-27(水) 10:04:56 [削除依頼]


    ずっと待っていたら、
    授業が終わってしまった。
    恵美は芽生にこれまでの事情を話すと、
    市田を階段の踊り場に呼び出してもらった。

    「じゃ、お邪魔な私はここでぇ。バイバイ」

    ニコニコしながら芽生は帰って行く。
    でもここで拒否したら駄目だよね。

    「あ、あのさ。授業中に手紙回ってこなかった?」

    私はいつもより少し高い声で言った。
    もしかして、意識しちゃってる!?

    「え? 回って来てないよ」
    「あ、そっか。なら良いんだけど…」

    私がそう言った後、
    市田も私もずっと立ち尽くしていた。
    私の目は、ずっと白い壁を見っぱなし。

    「もう帰って良い?」
    「あ、うん…」

    言いたい事が言えなかった。
    また今度で良いや。

    教室に帰ると、男子が紙を取り合いして
    「見せろよ」と追いかけっこしていた。

    まさか…
  • 16 結愛 id:dZgyVjH1

    2011-07-27(水) 10:11:18 [削除依頼]


    「じゃ、俺が読む。
     きのうのへんじはいつおしえてくれんの
     はやくききたいからはやくして
     恵美も同じ気持ちです。
     良ければ付き合って」

    ゲッ…
    やっぱりそうだった。
    どうしよう、やばいよ!

    「ちょっと恵美! あれって…」
    「…るさい! やめて」

    私は逃げた。全力で。
    何処へ行きたいのかも分からずに。

    「恵美、待ってよ」

    芽生は何回も引きとめてくれる。
    でも、聞こえないふりをする。
    私って、恋愛も友情も大事に出来ないの!?

    そう考えながらたどり着いた場所は、第1階段。
    そこは誰も通らない場所だから。
  • 17 結愛 id:dZgyVjH1

    2011-07-27(水) 10:16:39 [削除依頼]


    「ン・・・ヒッヒッ・・・アアァァンア・・・・・」

    泣いた。
    自分の馬鹿らしさ。
    男子の馬鹿らしさ。
    全部合わせたぐらいに。

    個人面談とか
    学校公開でばれたらどうしよう…

    全部ひっくるめて、
    最終的に責め続けるのは自分。
    私がその場ではっきり答えを出さなかったから。
  • 18 結愛 id:Vhvn.fy/

    2011-07-28(木) 12:59:15 [削除依頼]


    「何してるの?」

    背筋がビクッとなった。
    後ろに立っていたのは、
    隣のクラスの先生・藤田愛実先生だった。
    20代くらいの若い先生だ。

    「いや…何でもないです」
    「ほら、泣いてちゃ駄目じゃない。
     何が合ったの?ちょっとおいで」

    手を引っ張られて、
    藤田先生が向かった先は私のクラスだった。
    ドアの前になると、私は反抗して戻ろうとした。
    けれど、力は強くて叶わなかった。
    藤田先生がドアを開けた。

    ―ガラ―
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