吸血姫〜吸血鬼の婿〜11コメント

1 黒殻 id:9LO36xg0

2011-05-27(金) 16:35:43 [削除依頼]
今回の話は吸血鬼のお話です

って言っても、グダグダなお話です。

世界観
世界観としては、吸血鬼のいる日本が舞台です。
拳銃などの武器の所持が認められています。


登場人物

榊原 茜 女 16歳 女
(さかきばらおかね)
神宮寺 飛翔 16歳 男
(じんぐいじ かける)
  • 2 黒殻 id:9LO36xg0

    2011-05-27(金) 16:52:06 [削除依頼]
    空から女の子が降ってくる

    登校途中でパンをくわえた女の子とごっつんこ

    転校生が出合い頭に告白される

    何もしないのにフラグが立ちっぱなし(主に女の子)

    妙に正義感漂う主人公気取りの男


    この要素さえあれば、人生なんてものは随分と華々しく過ごせるだろう。
    ただし、普通の人間がそのような人生を送れるのは99.9%有り得ないだろう。
    いや、あるわけがない。あってほしくない…。
    非日常が日常、そんな絵空事がこの世の中にあるなんて俺は思ってない。
    そんな事があってみろ、命がいくつあっても足りないだろ。

    でも、そんな絵空事がこの世の中にあった。

    あってしまったんだ。

    そんな事が……。
  • 3 猫 id:R0E4kkM.

    2011-05-27(金) 16:58:01 [削除依頼]
    続きが気になる〜
    しかし、この話、
    超☆面白い話だな〜
  • 4 黒殻 id:os.2bu6/

    2011-05-28(土) 22:40:13 [削除依頼]
    篝(かがり)市

    ビル街が立ち並ぶ、どこにでもあるような街。
    これと言って取り柄の無い街である。
    そして今、月明かりがビル街を照らす午前2時。
    一人の少女が高層ビルの屋上に立って遠くを見つめている。
    高層ビルの影響で吹きつける冷たいビル風が、少女の頬を撫でる。
    ただでさえ誰もが恐怖を感じるはずであろう
    高層ビルの屋上に一人たたずんでいる所を見ると、この少女がいかに希な存在であるか分かるだろう。
    「ここ…いい所ね」
    少女は手に持っているコンバットナイフを弄びながら小さく呟いた。
    「決めた。"ここでやってみようかな"」
    そして少女は夜空を"跳んだ"

    月明かりが照らす夜空を愉しむ様に……。
  • 5 黒殻 id:ffZdb6e1

    2011-05-31(火) 21:47:14 [削除依頼]
    第1話〜死してなお生きてます〜


    例えばの話をしよう。

    例えばだ。

    全く関係の無い人間が、全く知らない人間にトラブルに巻き込まれたらどうする?

    無論、誰もがみんなそのトラブルから逃れようとする。

    だって、トラブルなんて面倒くさいもんな?

    いいや、もう面倒くさいってもんじゃないだろう。

    だから俺も逃れようとしたんだ……
  • 6 黒殻 id:pI6nSPU1

    2011-06-09(木) 23:25:07 [削除依頼]
    午後8時、それは変態がうろつきそうな月の紅い夜に起こった。
    その夜、私こと神宮寺飛翔は自宅のアパートへ向かっていた。
    「だるいなぁ…家帰ったら寝よ…」
    俺は欠伸をかましながら夜道を急いで歩く。

    シュ―――

    一瞬であるが、何かが俺の横を通り過ぎた感じがした。
    しかし、次の瞬間それは間違いでない事に気付いた。
    「っぐ!?…な」
    体が金縛りにでもあった様に動かないのだ。
    「な…んだ?」
    ダメだ、思う様にしゃべることも出来ない。
    筋肉が石のように固まり、皮膚からは脂汗が吹き出る。
    チクショウ…まだ季節は春だぞ。ダラダラ汗をかくのは夏だのはずだ!!
    「み〜つっけた!」
    「!?」
    気付いたら目の前に、銀髪の女の子がいた。
    月の光を受け、キラキラと光る銀髪。赤い光を帯びた瞳。
    滑らかそうな白い肌。
    ゴスロリと言うのだろうか、白と黒の奇妙な服を着ている。
    「君。いい"素材"だね。これを"使う"か」
    素材?使う?
    俺には話が突飛過ぎて全然ついていけない。
    まるで夢の中にいるようだ。
    「な…」
    「ほい!」
    銀髪の少女は、俺の腕を掴むと一気に噛みついた。
  • 7 黒殻 id:r2s9McA0

    2011-06-10(金) 21:14:49 [削除依頼]
    「あぁッ!がアアアア!!」
    鮮血が月に照らされたアスファルトを紅く染める。
    電流が流れたように、激痛が走る。
    「それじゃあ、いってみよ〜」
    少女は俺の腕から口を離した。
    腕には小さな穴がぽつりと二つ空いている。そこから、恐ろしい量の血が流れている。
    恐ろしいってもんじゃない、もう何が何だか分からない。
    恐怖と混乱で、頭の中は大混雑している。
    「はい!」
    銀髪の少女はこちらに目を合わせて、ゆっくり微笑む。
    それはまるで、天使のような柔らかな笑みで―――――
    「それじゃ、今から死んでもらうね」
    悪魔だーーーーーー!!
    いや、もう血を吸っている時点で天使じゃないけどね!!
    「そ…んな」
    もう駄目だ。
    舌がうまく動いてくれない。
    心臓は早鐘を打ち、血はどんどんなくなってゆくのを体で感じられる。


                   ◇
  • 8 黒殻 id:HcrciIj0

    2011-06-11(土) 17:13:52 [削除依頼]
    「ッは!!」
    俺は体中に衝撃が走った様に跳び起きた。
    「…夢か」
    嫌な夢を見ちまった…。
    トラウマがよみがえっちまったじゃねえか!
    しかし、そのぼんやりした意識も一気に現実へ引き戻される。
    「飛翔!!何叫んでるッ!!」
    「っひ!」
    前方から白い何かが俺に向かって飛んできた。

    ガッ!!

    生物的にヤバい音が教室に響いた。
    それもそうだ。俺の額にチョークが刺さったんだからな…。
    そして俺は気付いた。俺は授業を受けてたんだ。
    「次叫んでみろ。本当に怒るぞ」
    もう怒ってるやん…。
    このおかんむりな女教師は、「空野かなえ」という可愛げな名前をしている。
    しかし名前に反して、この学校でも屈指の体力と知力を備えたクリーチャーである。

    キーンコーンカーンコーン

    空野の怒号を遮るかのように、チャイムが教室に響く。
    「もう時間か。今日の国語はここまで、明後日までに古文の宿題を提出するように」
    そう言い残すと、空野は教室から退散した。
    「さっきの空野の投げ、あれヤバかったな〜」
    俺にウザったく話しかけるのは、黒野大介。
    俺の悪友だ。
    「ヤバいって何が?空野がか?それとも俺の額がか?」
    「どっちもに決まってんだろ!!」
    大介はそれはもう嬉しそうに話しかける。
    あぁ…、本当にうざいな。
    俺の額に刺さったチョーク、お前に目に突き刺したいね。
    「しかし、最近はおもしろい事ね―な」
    大介は腕を組み、真剣そうな眼差しで俺を睨む。
    「無くたっていいじゃねえか。平凡な日常を謳歌する。それだけで幸せってもんだ」
    「何悟った様な事言ってんだよ。爺さんかお前は」
    「俺は爺さんじゃねえよ。けど、お前は変態だ」
    「俺は変態じゃない。仮に変態だといしても、変態と言う名の紳士だよ」
    結局変態じゃねえか…。
    紳士なんて言葉で取り繕ったって、変態は変態だ。
    「そういや最近、街でいろんな人が貧血でぶっ倒れてるらしいぜ」
    「貧血?なんでだ?」
    「いや、原因は分からないが街中で人がぶっ倒れてるとか」
    「そうか…」
    それが本当なら、どうにかしないとな…
    「ん?なに真剣な顔してんだよ?」
    「あっ、いや別に何でもない…」

    キーンコーンカーンコーン

    休憩時間を終えるチャイムが鳴る。
    「あっ、やべ。席に戻らないと…」
  • 9 黒殻 id:xAUyYLD1

    2011-06-13(月) 18:09:24 [削除依頼]
    大介は急いで席に戻った。

                 ◇

    気だるい一日が終わり、放課後になった。
    「お〜す。飛翔、一緒に帰らねえか?」
    鞄を片手に、大介は誘った。
    若干顔がニヤけてる所を見ると、ロクな理由じゃなさそうだ。
    「悪いな。今日はバイトがある」
    「なんだよぉ〜、くっそぉ〜」
    おぉ、悔しがってる悔しがってる。
    絶対ロクなこと考えてなかったな。
    「んじゃ!」
    おれは席を立つと、一気に教室から出た。
    「ちょ!待てよ!!」
    俺は引き留めようとする大介を無視して走りだした。


                  ◇

    ここは俺のアパート。
    しがない2階建てのどこでもありそうなアパートだ。
    「っく!」
    俺は2階にある自分の部屋へ駆け上がる。
    俺は部屋のドアを開けると自分のPCを起動させる。
    「ホイっと」
    俺はインターネットを開くと検索を始める。
    「ワードは…」
    俺は「篝市 貧血 吸血鬼」で検索をしてみる。
    「…あった!」
    俺はキャスフィと言うカキコミ板に入る。
    「やっぱり…」
    そこには、
    「篝市の吸血鬼について話そうずww」
    と書いてあるスレッドがあった。

    そこにはこう書いてあった。

    ーー篝市の吸血鬼について語ろうずーー

    イチ:最近の篝市マジヤバスww

    ソラ:それって、吸血鬼のヤツ?

    椎名:そうそれ!最近は街中貧血起こしてるとかって…

    悠:吸血鬼だろ、俺それバイトの帰りに見たww

    ソラ:悠s 嘘乙!!

    悠:は?マジで見たし。じゃなきゃこんなとここねーよww

    イチ:ケンカマジやめれww つーか、最近貧血起こした奴イネ?

    椎名:私の友達は最近貧血多いんだよね〜


    「これは…相当だな」

    カケル:こんちわ。俺その吸血鬼について知りたいんだが…

    10分後、返信が返ってきた。

    イチ:いいお。このサイトへGO!

    「ん?」
    そこにはサイトのURLが書かれてあった。
    俺はURLクリックしてサイトへ飛ぶ。
    「ブログ…か?」

    ーー篝市の吸血鬼のついてーー

    最近、篝市ではたくさんの人が貧血を起こしているようです。

    どうにも、犯人は吸血鬼とか言われてますが…

    と言う事で、私はカメラ片手に街を走り回りました。

    「なんだぁ…ただのブログ紹介か?」
    全く、弱みに付け込んでブログ紹介なんて勘弁してくれ…。
    俺は諦め半分、残りも見てみる。

    いろいろな物を撮ってみると、路地裏になんかおかしなものが写り込んでいたんです!!

    「ん?」
    そこにはそこかの路地裏の画像がアップされていた。
    「銀髪の女の子…」
    そこには銀髪の女の子が写されていた。
    それはまるで…

    おかしいと思いませんか?路地裏に女の子ですよ?
    これはどう考えても、吸血鬼だと思いますね。
    では、次の更新をお楽しみに

    ーーEND−−−

    「あれは…」

    間違いない

    …あれは


    俺を


    吸血鬼にした女の子だ。
  • 10 黒殻 id:1m41byv.

    2011-07-01(金) 13:40:20 [削除依頼]
    「ックソ!」
    俺は目撃場所を探すため、部屋から飛び出す。
    「これ以上、犠牲を出してたまるかよッ!」
    その時、俺は少し昔の事を思い出した…。


                ◇

    もう…死ぬのか…
    倒れたまま、俺は薄れていく意識の中で思考をまとめる。
    銀髪の少女に噛まれたせいで、血がどんどん流れていく。
    畜生、俺が何したってんだ!?
    「あ〜ら失敗?やっぱ、そう簡単にはいかないんだ〜」
    銀髪の少女は、まるで料理の失敗した女の子のようにがっかりした表情になる。
    それはとても純粋で、何一つ邪気などなかった。
    「そん…な」
    もう駄目だ。
    死ぬ。
    お終いだ。
    「じゃあね〜」
    銀髪の少女は愉快そうにその場を去っていく。
    「なんてこった…」
    これが俺の最後と言葉になる…

    はずだった。

    「…あれ?」
    死んで…ない?
    あれ、俺死んでない!?
    「ッて〜…」
    あれ?マジで死んでない!?
    周りを見渡すともう、銀髪の少女の姿は無かった。
  • 11 黒殻 id:1m41byv.

    2011-07-01(金) 21:23:04 [削除依頼]
    「…っひ!!」
    下を見ると、恐ろしい量の血だまりが出来ていた。
    「腕は…」
    さっき噛まれた腕から流れる血は、どうやら止まったみたいだ。
    とことんありえねぇ…
    一体なにがあった?
    どうしてこうなった?
    俺の頭は殺虫剤をかけられたゴキブリの如くパニックに陥っている。
    いやもう、ミキサーにかけられたゴキブリの気分だね。こりゃ…。

    …ネト

    顔の頬に嫌な感触が伝わった。
    これはもしかして…
    俺は顔の頬を撫でてみる。
    「…え?」
    その手は真っ赤に染まっていた。
    「…そんな!?」
    俺は誰にも見つからないように、自分のアパートへ逃げ帰った。
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