恋愛詐欺師、紗魏乃が行きます!19コメント

1 有希は無口@さお id:JW5r4Nk.

2011-05-20(金) 17:48:22 [削除依頼]
「実和ー!お茶ちょーだい」
ジリジリと照りつける太陽。その中、私はこんな奴のためにお茶くみをさせられている。
あー、暑い。いつもは当たらない天気予報でやけに美人な女子アナが言っていた、今年は猛暑日が続くってのが当たっていた。
そして私に給仕係を命じた人物ー紗魏乃(サギノ)は悠々と団扇で自分を扇いでらっしゃる。まったくリーダーってもんは、つくづくいいものね。
えーと…まずどこから話したらいいの?えっ?初めから?めんどくさいなぁ。
まあいいよ。話してあげる。
私が七村紗魏乃と出会っちゃったとこからね…
  • 2 コロン id:ndloG.w0

    2011-05-20(金) 17:52:50 [削除依頼]
    こんにちわ〜〜♪(かな?)
    題名にひかれて来たら・・・
    なんと優羽じゃん!!!

    応援する〜〜〜〜〜ッッ!!!
    ガンバッッ☆★
  • 3 有希は無口@さお id:JW5r4Nk.

    2011-05-20(金) 17:57:06 [削除依頼]
    >2 ありがとー!お客様第1号だよ! 涼宮ハルヒっていうライトノベルにキャラの性格が似ちゃうかも… 話は違うよ!まったく。 応援…とっても嬉しいよ!
  • 4 有希は無口@さお id:JW5r4Nk.

    2011-05-20(金) 21:11:35 [削除依頼]
    「ねぇ、実和聞いた?紗魏乃だけどまた男子を破産させたんだってー」
    「へえ、まったく懲りないね、紗魏乃も」
    春。出会いの季節というらしいけど私、モテない女子には関係ない話。春といったら卒業式に入学式くらいかな、私に縁があるのは。
    なので私は席についてぼんやりと考え事をしていた。
    私の近くにはクラスでは情報屋というあだ名を持つ、三波さんが寄ってきた。まったく、馴れ馴れしく呼び捨てで呼ばないでほしい。親友でもないんだし。
    但しクラスでは友達関係というものも必要である。なので言いたいことは我慢し三波さんにさりげなく紗魏乃ー七村紗魏乃について聞いた。
    「噂だと紗魏乃は10人破産させたとか…」
    すると三波さんはうんうんと大きく頷きながら紗魏乃について話してくれた。
    「そうなんだよねー。好きでもないのに付き合っちゃってさー。散々欲しいもの買ってもらったあげく、お金無くなったらポイ、だよ?可愛そうだよねー、彼氏も。しかも破産させられるってバレバレなのに告るヤツもいるしー。この前なんか4股かけてたって噂だよ?」
    紗魏乃、そんなにやりたい放題してたのか…
    さて、みなさんその人の噂をしているとその人がクシャミをするというのは本当なんだろうか。はたして本当だった。
    「なにぃ?あたしの噂?それはありがたいなあ」
    声の主は紗魏乃だった。今から思えばこの時逃げ出してれば私は七村紗魏乃という大きな荷物を背負わないですんだんだよね…
  • 5 青島さんとコロンボのコート似てる@さお id:JW5r4Nk.

    2011-05-20(金) 22:13:25 [削除依頼]
    挨拶遅れました。
    さおです。これで四作目ぐらいです。読んでいただける方はよろしくです。
  • 6 ゆうk id:Vup833G.

    2011-05-21(土) 14:35:51 [削除依頼]
    わあ!!さおの話しだったんだ!!!!
    面白いね!沙魏乃ってすごい子だね・・・・
  • 7 みくるちゃんは巫女さんコスプレが似合ってた@さお id:Iuyv99u0

    2011-05-21(土) 14:38:30 [削除依頼]
    「詐欺乃ー、おはよー。噂なんかしてないけど?」
    三波さんは悠々と嘘をついた。しかし何で紗魏乃が詐欺乃になっているんだろう。
    「ふううん。ま、いいや。じゃね!」
    と言ってスキップで男子の輪に入って行った。また破産させる気か、君は。まるで詐欺じゃない。
    「三波さん、さっき紗魏乃の漢字が詐欺乃になってたけど」
    「ああ、あれ?だって付き合って破産させてポイ。まるで詐欺みたいじゃんー。だから詐欺乃」
    三波さんは「ね?」という顔で私を見た。同情を求めてるんですか、あなたは。でも確かに紗魏乃の行動が詐欺みたいなのは分かるね。
    「そうかもね」
    「でしょ、でしょー!分かってくれてうーれしい?」
    ハートマークつけられても…おあいにく様、私男子じゃないんで。それとも、男子に向けて言うぶりっ子の練習か?それなら紗魏乃相手にやった方がいいですよ。紗魏乃なら男子を騙す事には慣れてそうなんでね。
    「そっかー。詐欺乃相手にすればいいんだー。ありがとねー」
    今さらながらこの方は「−」を文末に付けることが癖なのね。
    「じゃあねー」
    三波さんは急いで男子の輪も中心にいる紗魏乃に猛突進して、男子の輪から紗魏乃を引っ張り出し相手になってもらうように頼み込んでいた。
    まったく平和だね。
  • 8 みくるちゃんは巫女さんコスプレが似合ってた@さお id:Iuyv99u0

    2011-05-21(土) 14:40:36 [削除依頼]
    ハートマークつけたつもりだったけど…
    ?になっていました、すみません。
  • 9 みくるちゃんは巫女さんコスプレが似合ってた@さお id:Iuyv99u0

    2011-05-21(土) 14:41:57 [削除依頼]
    >6 ありがと! うん。紗魏乃はやばいよ…細かいけど紗魏乃の紗が違う。
  • 10 ゆうk id:Vup833G.

    2011-05-21(土) 14:52:22 [削除依頼]
    あっホントだ!!!
    ゴメン!紗だね!
  • 11 「分裂」買った@さお id:oYRS8a4.

    2011-05-23(月) 22:10:54 [削除依頼]
    「へっへーん」
    休み時間、春風が睡魔を運んでくる。(うかもしれないけど私にはそうとしか思えないわね)私を睡魔から引き剥がしてくれた声は三波さんの得意そうな声だった。
    「ああ…どうしたの…」
    はあ。今回も三波さんの噂話につき合わせられるのか。まったく。
    「どうしたの。紗魏乃が何かしたの」
    「なあーに言ってんだい、この実和ちゃんがっ。このっ、このっ」
    三波さんが私の背中をバンと叩く。三波さんは、一番欲しいリアクションとして笑いを求めるであろう。でも、私はそんな反応はしなかった。
    「詐欺乃がさー、あのヤツ、褒めてくれたんだよねー。何故か分からないけど、顔に縦線が入ってたよ?」
    何故か舌を出しながら首をかしげる三波さん。それはあなた以外、全員解ると思いますよ。


    あとでまた更新します。
  • 12 「分裂」買った@さお id:Hrp0bzV0

    2011-05-24(火) 17:51:14 [削除依頼]
    「なに?教えてよー」
    教えられるわけないじゃない。当たり前です。
    「おしえてよー」
    「嫌だ」
    興味ないという顔で棒読み口調で言う三波さん。知りたくなけりゃ、正直に言え。
    「ところでさー、詐欺乃、貢物のいらないので捨てるか迷ってんだってー」
    へえ。そんなこと知ったこっちゃない。私には関係ないから。
    「冷たいヤツだなぁ。でね、貢物を一掃したら正義のためになりたいんだって」
    へー。意外中の意外。詐欺師詐欺乃とかあだ名があるどちらかといえば、犯罪者になりそうなのがねえ。
    「でね、今の特技を生かしたいんだってー。詐欺みたいな」
    そんなの生かせるわかがないよ、三波さん。
    私の意見など全然聞かずに勝手に話はじめる三波さん。おい、少しは人の話を聞いた方がいいですよ。
    「聞いてるよー。なんったってあたしゃ10人の声を聞けるんだからねぇ」
    あんたは聖徳太子か!
    「とにかく、とにかく…
    あたしさあ、考えたんだけどこいゆーのどお?金をとられたりしてフラれた女子が詐欺乃ぬい相談しにいくの。そんで詐欺乃がその男を騙してお金を返してもらうの!名ずけて恋愛詐欺師詐欺乃!」
    三波さん…それ結局騙すんですよね?全然正義じゃないと思いますけど。
    「そお?詐欺乃に聞いてくるー!」
    三波さんは男子連中の輪の中心にいる紗魏乃を引っ張り出し、今の計画と思えることを紗魏乃に話していた。
    反対されるよ、そりゃあ。
  • 13 「驚愕」発売したぁぁ!@さお  id:V9sWst9/

    2011-05-25(水) 16:38:06 [削除依頼]
    ところが、ところが。
    何と紗魏乃は賛成していた。正義じゃないじゃないか、まったく。
    「いいの!これも正義なのおっ!」
    というわがままな言い訳をして勝手に話し始める三波さんと紗魏乃。ついていけないよ……
    「やっぱり、部活にした方がいいよね。相談者も来るし」
    詐欺みたいな行為、生徒会がみとめるとは思わないんですけど。
    「うん、うん」
    賛成しちゃいますか!?三波さん。
    「でも色んな分野にも行きたいわけよ。恋愛以外にも」
    「へえー」
    「でさ、みなちゃん(三波さん)さ、絵の上手い人知ってる?」
    何をたくらんでるんだ、七村紗魏乃よ。
    「うーん。探してみる」
    その声を合図に二人は猛スピードで廊下を走って行った。何をしているかは言わないでも解る。いや、解りたくないけど解ってしまうと言った方がいいかな。
  • 14 「驚愕」買った@さお id:9uRIdzc.

    2011-05-26(木) 17:35:31 [削除依頼]
    「♪プルルルルッ、プルルルッ♪」
    うげ、携帯!
    紗魏乃と三波さんが廊下から消えて5分。教室でウトウトしていた私にとっては目覚まし時計的な存在となった。そして携帯。学校ではマナーモードにしてるのに何故か鳴った。
    とにかくトイレにでも駆け込まなければ。学校で携帯はダメだ。
    「♪プルルルルッ、プルルルッ♪」
    教室からトイレまで走って約40秒。その間にも携帯は鳴る。少しは静かにしてよ。廊下にいる生徒らが見ているんだから。
    「バン!」
    トイレのドアを勢いよく開け、すぐ鍵を閉める。
    「もしもし」
    静かめな声で言うが空気を読めない三波さん。大声でどなりたてる。
    「みわわん?絵の上手い子見つかったよー。今、詐欺乃に電話かけたとこ。美術室に集合ね!あ、もち。今からじゃないぞぉっ!昼休みねえっ」
    「あの、三波さ…」
    「じゃあね!教室で」【ピッ】
    三波さん、私の返事なんぞ聞かずに勝手に切りやがった。
    これはもう、美術室に行くしかなさそうね…
  • 15 「驚愕」買った@さお id:o2zSr5L.

    2011-05-27(金) 17:43:38 [削除依頼]
    「行くよ!」
    「行くぞおー!」
    私は両手を三波さん&紗魏乃という何も考えない人物らに引っ張られ、美術室へ向かっている。まったく、いい迷惑だ。
                    ★
    【バン!】
    「高水和音さんいますかー?」
    三波さんが勢いよく開けたドアの先は思惑通り、美術室だったーー

    短いですがすみません。
  • 16 コロン id:/rp7px1.

    2011-05-27(金) 19:45:23 [削除依頼]
    楽しみだぁ♪♪
    ガンバ!!
  • 17 「驚愕」買った@さお id:o2zSr5L.

    2011-05-27(金) 21:01:02 [削除依頼]
    >16 ありがと! 頑張るね!
  • 18 「驚愕」買った@さお id:o2zSr5L.

    2011-05-27(金) 21:42:01 [削除依頼]
    その瞬間、美術室は沈黙に包まれた。何だ、この中2、てな感じでさ。
    「あ、あのぉ…あたし、高水和音ですけどぉ…」
    おぞおぞとキャンバスの前から立ち上がったのは、気弱そうな1年生だった。髪は紗魏乃と同じく茶髪に近いくり色、入学したてホヤホヤが解る真新しい制服。
    「あぁ、キミが高水和音ちゃん?ちょっと来て」
    無理矢理引っ張って行く紗魏乃。引っ張られて行く初々しい高水和音さんとかいう後輩はカツアゲされたような、涙目。泣き虫なんだかな。
    「えぇ?無理ですよう。今、絵を完成させなきゃならないのに…」
    じゃああなたは絵を完成させたら行く気なんですか。
    「いいから来て!」
    そのとたん、紗魏乃の声が裏返り、美術部の男子連中へ向かって言った(気がした)。
    「美術部のみなさぁん?高水和音ちゃん、借りまぁすっ!ごめんねっ☆」
    紗魏乃の言葉が聞こえた瞬間、紗魏乃のウインクが当たったヤツが卒倒し、男子の目はハートマークになっていた。一目ぼれだな、こりゃあ。また被害者が出なきゃいいんだが。
    女子連中はすごい目力で紗魏乃を睨み、紗魏乃は口笛を吹いて無視していた。
    「とにかくっ!借りるぞー」
    三波さんがその場を取り仕切り、急いで美術室を出て行った。
                 
  • 19  「驚愕(前)」読んだ@さお  id:.JtWqsV.

    2011-05-28(土) 12:38:22 [削除依頼]
    「何の御用でしょうか…」
    中庭。紗魏乃が話をつける場所として選んだ。しかし、どんな話をするんだ?
    「キミ、絵が上手いって評判なのよね。でさ、あたし、部活作るの」
    両手を腰に当てて威張りまくる紗魏乃。その横では三波さんがベンチに座り、売店で買った牛乳を飲んでいた。
    「それが和音に関係あるんでしょうかぁ」
    うわ。もうこの子、ビビリまくりだね。足、震えてるよ。
    「あるのよお!関係なかったらあんたなんか呼ばないわよ!」
    訂正しよう。呼ぶではなく強引に引っ張ってきた、だ。
    「あたし、部活作ることにしたのよねえ。で、キミは絵が上手いんでしょ?だったらお札の絵も描けるわよねえ」
    「描けるかもしれませんが…」
    「じゃあ決まり!美術部辞めるか掛け持ちでうちの部活『困助詐欺部』に入りなさい!」
    何だその、『困助詐欺部』というやからは。
    「決まってるじゃない、部活名よ!」
    こりゃあ、困ったことに巻き込まれたぞ、おい。
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