聖なる狂気6コメント

1 クレア id:ESL8fgs.

2011-05-19(木) 21:26:16 [削除依頼]
僕の名は真城聖夜。
16歳。性格はひねくれてるといわれる。
見た目は栗色の髪で肌の色は白い。そして細身。女みたいだとよくいわれる。失礼な話だ。
それから、僕は生まれつき体が弱い。運動も制限されるし、そう長くは生きられない。
まあ、毎日普通に生活できてるけどね。
自己紹介終わり。今から僕の愚痴を聞いてほしい。 最近鬱陶しいことが多いんだ。
多分、彼女と出会ってしまったことが、僕の日常を乱しはじめたんだ。
 思えばあれは去年の冬。僕の家の隣に、彼女は来た。名前は麻生樹理亜。ふわふわしたロングヘアが特徴の美少女。
だけど、僕はその子が最初は嫌いだった。彼女はいつもお節介で、いつもお気楽にヘラヘラ笑っているようにみえたから。
彼女は両親を失ってここに引っ越してきた。なのになんでそんなに楽しそうなんだよ。
彼女は僕をみて、いきなり
「あなたって無愛想ね。フランス人形みたいな顔が台無しよ。笑ったらハッピーなのよ。あ、あれだったら笑顔の練習に付き合ってあげる。」
なんて言った。 うざい奴って思った。笑顔の練習とか別にしたくないし。お節介だし、だいたい僕はこういうのんきな奴がいちばん嫌いなんだよ。
あいつときたら、どんなにつめたくしてもしつこく話しかけてくる。たまったもんじゃなかった。
 だけど、ぼくはある日見てしまった。彼女が泣いているのを。
「お父さん……お母さん……。」
そう言って彼女は本当に悲しそうに泣いていた。
僕はわかってしまった。
あの子はいつも悲しみをかかえたうえで明るくふるまっている。
あの子は本当に健気だなって思った。
そして彼女は僕がいるの気づくと、急に笑顔をつくって
「ああ、聖夜。こんにちは。」
と言った。
僕は彼女のそんな姿にひかれてしまった。これが俗にいう、恋ってやつなのだろうか。
胸の高鳴りとか、いろいろ妙な気持を感じて、なんだか動揺した。
  • 2 クレア id:/xmlXNE/

    2011-05-20(金) 18:56:30 [削除依頼]
    それからというもの、僕は前みたいに淡々とした気持ちではいられなくなった。
    そう、前はもっと他人なんかどうでもよかった。
    僕の生い立ちを説明しよう。
    僕は、裕福な家庭に生まれた。父は成功者で、お金持ちで、僕も何不自由なく生きてこられた。僕は病気持ちだけど、父のおかげでいい医者もつき、病気とうまくつきあって生活できている。
    だけど父は、全然立派なひとじゃないんだ。
    父がここまでのし上がれたのは、たくさん悪いことをしてきたから。
    父は昔から劣等感をもっていた。 だから、成り上がるためにどんなこともした。父は、成功するために、汚い仕事も平気でやってのけた。
    父は裏の世界でたくさん手をまわしていた。
    父は狂っているんだ 
    そして、残念な話だけど、僕も悪いんだ。
    だって僕は、そんな父をとめようとも思わないのだから。
    なぜかというと、僕はそんな父のおかげで、病気をかかえながらうまく生きられてる。だから、罪深いことだけど、ぼくは父の悪行と財産にすがるという道を選択した。こんな人生を決めてしまったんだから、僕は他人とかかわってはいけないだろう。
    いや、もともと人間なんて信用しなかった。
    父や、その周りにいる人々をみるうちに、そして、この人生を選択するにあたって、僕は思い知らされた。
    人なんて利用し、利用されるものだと。
    本当に、他人なんてどうでもよかった。
    だから、僕にとっては、人を好きになったのなんて初めてで、どうすればいいのかわからない。困る。
    彼女が近くにいるだけで、鼓動が速くなる。体温があがる。そして胸が苦しい。
    けど、彼女と会うたびに、なんだか嬉しい気持ちになった。
  • 3 クレア id:armaXHi0

    2011-05-21(土) 00:00:48 [削除依頼]
    恋愛感情について考えてみる。
    この気持ちと向き合いたいから。
    正直、戸惑ってる。
    哀しそうなジュリアをみたときに、この気持ちに気付いたんだけど、あのときは悲しみをこらえて笑うジュリアを本当に美しいと思った。
    美しいジュリアをみて困った。
    いままで淡々と、他人なんてどうでもいいと思っていた僕の心を平気でかき乱したジュリア。
    彼女ほど可憐で、おろかで残酷な人はいない。
     そんな彼女が、ついに僕の通う学校に転校してくる事になった。
    転校早々、彼女は持ち前の明るさ(僕は最初うざいと思ったが)と、美しい容姿ですぐに人気者になった。
    ジュリアは社交的で、どんどん他人の輪を広げていった。 それと同時に僕たちも仲良くなっていった。
    僕は他人とかかわらずにして、淡白に接してきた。
    だけどジュリアにそんなことはできない。
    ジュリアが僕を変えてしまった。
    そして、ぼくはジュリアに言った。
    「クリスマスが近いね。 ジュリアは予定とかある?」
  • 4 クレア id:q2.y1Eb1

    2011-05-25(水) 23:32:30 [削除依頼]
    ジュリアは一瞬驚いたが、すぐに笑顔になり、
    「とくにないわよ。」
    といった。
    「じゃあ、うちで一緒に食事しないか?
     親もジュリアに会いたがってる。」
    と僕が言うと、ジュリアは
    「まあ、うれしいわ。喜んで行くわ。」
    と、本当にうれしそうだった。
     そしてクリスマスイブの日。僕たち家族はミートローフやスープ、サラダ、チキン、ジンジャークッキーなどの料理や、飾り付けなどの準備をすませた。そして、しばらくしてジュリアが来た。
    ジュリアは赤いワンピースに白いカーディガンを羽織っていて、綺麗だった。
    「こんばんは、聖夜。あら、聖夜って名前、クリスマスにぴったりね。」
    「あ…ああ。そうだね。」
    洒落た服をきたジュリアが本当に可愛いと思ったから、ついぎこちない返事をしてしまった。
    まったく、馬鹿みたいだ。
     そのあと、僕たちは食事をしながらいろいろな話をした。
    会話がこんなに楽しいなんて、僕には珍しい事だった。
    食事が終わって別れ際、ジュリアは僕に言った。
    「明日、ついてきてほしいところがあるの。」
  • 5 クレア id:mOxmbV6/

    2011-05-28(土) 20:57:01 [削除依頼]
    「それはどこだ?」
    僕は聞いた。ジュリアは
    「今は言わないでおくわ。
    とにかく1時間か2時間ほどつきあってほしいの。」
    と言った。
    僕はとくに用事もないし、ついていくことにした。
    そして翌日。
    僕たちは電車にのって、のどかな町に行った。
    田畑が多く、山が近い。
    僕たちは森林の中へ入っていった。
    そこで、僕はやっとわかった。
    ここが墓地だったからだ。
    「久しぶりね。お父さん、お母さん。」
    ジュリアは墓に花をそえ、手をあわせる。
    「私はもう大丈夫だからね。
    昨日のクリスマスもとても楽しかったの。私は寂しくないよ。聖夜がそばにいてくれる。」
    なるほど。僕をつれてきたのは自分はもう寂しくないと両親に伝えるためか。
    「クリスマス、楽しんでね。」
    またこの前みたいに泣きそうに笑っている。
    それほどまでに彼女は思いつめているようだ。
    (……仕方ない)
    僕は震えるジュリアの手に、僕の手を重ねた。
    ジュリアは一瞬驚いたが、すぐに安心した笑顔になり、
    「ありがとう」
    といった。ジュリアの手は冷たくて、やわらかくて、胸の奥がむずがゆくなったけど、まあいい。
    ジュリアが笑ってくれたからよかった。

    これがクリスマスの思い出。
    ぼくは自分とは違う純粋なジュリアに憧れたし、同時に守りたかった。
    だけど、このあと嫌なことが起こってしまうんだ。
  • 6 クレア id:trjEabA0

    2011-06-03(金) 19:29:48 [削除依頼]
    黒沢鉄平。
    彼は僕にとって邪魔者だ。
    本当に許せないんだ。
    とにかく、何があったのか話そう。
     僕はある日、ジュリアからこんな話を聞かされた。
    「今日ね、昼ぐらいに、私急に具合が悪くなったの。
     それでね、黒沢くんが、保健室までつれていってくれたの。
     その時間の授業のノートも書いてくれて……。
     彼、本当にいい人よね。」
    むかついた。
    ジュリアがあんまりにもでれでれと語るものだから、つい嫉妬してしまった。
    「で、黒沢のことが好きなのか?」
    と、ぼくが聞いたら、
    「そ、そんなことないのよ。」
    と否定した。
    でもぼくはなんとなく、惚れてるだろうなと思った。
    まあ、でも、それだけならよかった。
    問題は、後日の黒沢の発言だ。
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