もう君はいないんだ・・・・。29コメント

1 akari id:poWsYO81

2011-05-16(月) 20:05:49 [削除依頼]
ときどき、あなたのことを思い出す。

君の笑顔、君の優しいところ、君の寝顔・・・。

思い出すと、胸が苦しくて。 もう一度会いたい。

でも、もう君はいないんだ・・・。
  • 10 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 20:26:25 [削除依頼]
    翼くんと私はあれから付き合って1週間目になった。

    「翼君、気をつけて帰ってくださいね」

    「うん。 麻里、敬語は使うなよ。翼って呼べよな」

    「はい、じゃないくて、うん。翼、ばいばい」

    「おう、ばいばい」

    あの時の私は、なんだか彼が遠い世界へ旅立ってしまい
    そうな気がして・・・。

    「待って! 翼、来週も会えるよね?」

    「当たり前だろ?じゃあな」

    「うん・・・」

    って、一緒に約束したのに・・・。
  • 11 メスシリンダー id:6KZuQie.

    2011-05-16(月) 20:32:30 [削除依頼]
    おおおおおお面白い!
    頑張れ頑張れ!
    続き気になりまっちょ!
  • 12 樹☆ id:dZZEoH9/

    2011-05-16(月) 20:33:55 [削除依頼]
    んにゃあああああ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
    気になる
  • 13 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:00:07 [削除依頼]
    私はすぐに翼と会いたくて会いたくて夜も眠れなかった。

    そして待ちに待った月曜日がやってきた。

    「おかあさん!いってきます」

    「いってらっしゃい」

    翼と待ち合わせをしている公園に向かった。でも、まだ彼はいない。

    「どうしたんだろう。もうすこし待ってよう」

    翼が来ることをずっと信じて待っていたんだけど、やっぱり来なかった。

    「・・・。」

    約束したのに・・・。どうしたのかな。

    私は一人、また一人で学校に行った。
  • 14 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:03:44 [削除依頼]
    「はぁ・・・」

    結局、翼がなぜ来なかったのかも分からず・・・。

    先生もみんなに翼のことを話そうとはしなかった。

    でもそのとき、先生が・・・。

    「麻里! ちょっといいか?」

    「はい」

    先生は私を廊下へ呼びだした。

    「さっき、翼のお母さんがきて麻里に渡してくれって
     言われてな・・・。これなんだが・・」

    それは、翼から、私への手紙だった。
  • 15 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:06:25 [削除依頼]
    ー麻里へー

    ごめんな。 急に行けなくなっちまって。

    ちょっと風邪ひいちまって。 でも、すぐ直るから。

    安心しろ。 麻里は体調悪くしてないか?

    俺みたいになんなよ。 ちゃんと健康でいろよ。

    じゃあ。

    ー翼よりー

    「な、んで?」

    約束したのに、悲しくて悲しくて、涙がこぼれた。
  • 16 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:08:59 [削除依頼]
    「おい、大丈夫か?」

    「あ・・・すいません・・。なんか・・」

    私はいそいで涙を拭きとり、先生に誤解をもたせないよう

    涙をこらえた。

    「じゃあ、先生はいくから」

    「はい。 ありがとうございました。
     あの、先生!」

    「ん?」

    「翼くんのおうちってどこですか?お見舞いに・・」

    「それなんだが、教えないでくれって頼まれてるから。
     悪いな」

    「あ、そうですよね。 いいえ。ありがとうございます」
  • 17 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:13:29 [削除依頼]
    彼女になってから、まだ一度も彼のおうちへ行ったことが
    ない。

    でも、翼の風邪の看病をしてあげたい。

    どうにか、聞きださなきゃ。

    私はいろんな人に聞き、翼の家に行く道をなんとか

    聞きだすことができた。

    もう帰りも遅い。

    「今日は帰ろうかな・・」

    私は、明日学校を休み、翼の家へ行くことを決意した。
  • 18 akari id:poWsYO81

    2011-05-16(月) 21:26:21 [削除依頼]
    「あら? 麻里、今日学校でしょ?」

    「うん。ちょっと頭痛いって言うか・・・。」

    「じゃあ病院に・・」

    「いいのいいの。私なら大丈夫だから。でも、ちょっと
     外散歩してきてもいいかな」

    「いいけど、あんまり無理しちゃだめよ?」

    「分かってる。じゃあいってきます」

    「はーい」

    やっと抜け出せた。 翼、待っててね。

    あの時は、早く翼に会って看病してあげたいと思って、

    早くとにかくあって話がしたい。そう思った。

    でも、それは間違ってたのかな・・・。
  • 19 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 20:06:44 [削除依頼]
    「ここかな・・・?」

    翼の家に着いた。 インターホンを押そうとすると、誰かがドアを開けて
    来た。

    「あら? どなた様?」

    それは、 翼のお母さんと思われる人だった。

    「あっこんにちは。」

    「翼のお友達?」

    「はい。 心配だったので、お見舞いに」

    「そう・・・。 中に入って」

    「はい・・。」
  • 20 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 20:11:37 [削除依頼]
    「どうぞ。 こんなものしか出せないけど」

    「ありがとうございます」

    翼の家の中は、とってもきれいに片づけられていた。

    本棚の上には、翼の写真が点々と飾られている。

    「これ、翼君ですか?」

    「そうよ。 その頃はとっても楽しそうだったわ・・・」

    その頃は? ・・。 今も楽しそうだけど・・・。

    「それで、翼くんはどこにいるんですか?」

    「翼なら・・・。今日は手術の日よ・・・」

    「手・・・術?」
  • 21 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 21:23:00 [削除依頼]
    「でも、風邪って・・・」

    「あっそうだったわ! 言うなって言われてたのよねぇ。翼に。
     ごめんなさい、今のことは忘れてちょうだい」

    「はぁ・・・」

    なんで? 言うなって・・・。私は翼の彼女なのに・・・。

    翼は、本当に私のこと好きなのかな。

    嫌いでもいいから・・。

    でも、それは無理なのか・・・。

    「おじゃましました」

    もう諦めるしかないと思った私は、この家を出た。
  • 22 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 21:25:33 [削除依頼]
    「結局いなかったな」

        ・・・・・・・・。

    「あれ? 麻里?」

    この声、どこかで聞いたことがあるような気がする。

    「はい?」

    「ハイ?ってなんだよ」

    「翼くん!」

    「どうしたんだよ。こんなところで」

    「つ、つ、翼君の看病をしに・・。そしたら・・」

    「来るなって言っただろ!」
  • 23 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 21:30:02 [削除依頼]
    「翼君? なんで怒ってるの?
     なんで私は来ちゃいけないの?」

    「なんでって・・・」

    「言えない理由でもあるの?」

    「・・・。」

    「そうだよね。 翼君はもともと私のこと好きじゃなかっ
     たんだよね・・・。だから、別に私に言わなくても
     いいと思ってるんだよね・・・」

    「それは違っ」

    「そうでしょ!・・・・。あっ、ごめんなさい・・・」

    「・・・。もういい。」

    「あ・・・。」
  • 24 akari id:ljiDRZc1

    2011-05-17(火) 21:33:27 [削除依頼]
    怒らせてしまった。

    もう1度だけ、翼くんと話がしたかった。

    ただ、あなたの笑顔が見れればそれでよかったのに・・。

    ばかだなぁ、私って。

    ー − − − − − − − − − − − −

    結局あの時の私はなぜ彼が休んでいたのか、

    なぜ、彼は私に理由を言わなかったのか・・・。

    分からなかった。 

    もっと、しっかり、翼が相談しやすい人になっていれば、

    ちょっとは違ったのかな・・・。
  • 25 akari id:NwqkRmn1

    2011-05-18(水) 20:30:05 [削除依頼]
    「はぁ・・・」

    「おかえり。ずいぶんとおそかったじゃない」

    「ごめんなさい。 ちょっと寝るね。」

    「そう・・・。あっそうだ!」

    「なにかあったの?」

    「麻里の彼氏って翼くんでしょ?」

    「うん。 なんで知ってるの?」

    「お母さん、翼くんのお母さんと昔からの付き合いでね。
     いろいろ聞いてるのよ」

    「あのお母さん知ってたんだ・・・。それで、何?」

    「それでね・・・。」
  • 26 akari id:NwqkRmn1

    2011-05-18(水) 20:33:08 [削除依頼]
    「うん。」

    「実は、 今翼くん重い病気にかかってて。
     大変らしいのよ。 だから、優しく声かけてあげないと
     だめよ。 というか、話さなくても分かってるわよね。
     翼くんが病気にかかってたって・・」

    「知らないよ!」

    「ちょっと麻里!」

    重い病気って何?

    いつからそんな病気抱えてたの?

    もう、わかんないよ・・・。
  • 27 akari id:NwqkRmn1

    2011-05-18(水) 20:36:59 [削除依頼]
    「プルルルルルルルルルルルルル・・・」

    翼からだった。

    「もしもし?」

    「麻里?」

    「どうしたの?」

     私は翼にイライラしていて、思わず強い口調でいって
     しまった。

    「まだ怒ってんのかよ」

    「お、お、怒ってなんかないよ」

    「やっぱ、いいや。そのうちで」

    「何か用があったんじゃ・・」

    「話したいけど、お前がそんなんじゃ話せねぇし」
  • 28 akari id:NwqkRmn1

    2011-05-18(水) 20:39:57 [削除依頼]
    「いいよ! 聞くってば」

    「いいって言ってんだろ・・ゲホ ゲホゲホ・・・」

    「だ、大丈夫?」

    「ゲホ、オホ、ゲホゲホ・・・」

    「・・・」

    「ごめん、ゲホゲホ、じゃ」

     プープープ。。。。

    「・・・」

    つらそうだった。 あんなにつらそうな翼・・・。

    どうしよう。 悪いことしちゃったな。
  • 29 akari id:Z4Bn88p0

    2011-05-23(月) 18:59:08 [削除依頼]
    それにしても、何の話しだったのかな?

    急な話しなら聞いとかなきゃいけなかったのかも・・・。

    いろいろ、ここまで私を変えてくれたのは翼だから、今度は私が翼を

    助けてあげなきゃ。 きっとただの風邪だろうし、あんなに元気なんだから

    なんとかなる! 明日もう一度会って話しをしてみよう。

    絶対に良くなって明日は来るはずだもんね。

    ー − ー − − − − − − − − − − − − − −

    あの時の私は、絶対に翼は風邪、風邪ってばっかり思ってて・・・。

    でも、まさかあの元気であかるい翼が・・・。
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