マニア4コメント

1 マニア id:vk-wy57AvS.

2011-05-13(金) 02:51:56 [削除依頼]
誰かが言っていた。避けられぬ戦いを前にして、人は冷酷な戦士となるしかない。例えそこに愛する者がいたとしても、立ち止まることは赦されない。
涙を呑み、屍を踏み越えた先にこそ、光はある。たじろぎ、目の前に立ち塞がる壁から逃げ出すような軟弱者に、明日はない。

いつの頃かは忘れてしまった。遠い昔に聞いた覚えはあるけれども、それがどの時分の話なのかは記憶にない。ただぼんやりと思い出す程度で、それは深い靄に包まれている。そしてその靄が晴れることはおそらく、永遠にない。

王宮にそよぐ風が私の頬を優しく撫でる。鐘の音が街に響いていた。夕刻は終わりを告げ、民家には次々と灯りが燈り始めている。
光は闇に呑まれ、空には星が点々と瞬く。バルコニーを離れ、私は静寂が支配する王宮内へと埋もれていった。
  • 2 マニア1 id:vk-wy57AvS.

    2011-05-13(金) 09:56:13 [削除依頼]
    街の朝は早い。淡い陽の光が夜空に溶け込み、星星の輝きが途絶える頃には、既に市場では沢山の民の姿でごった返している。
    街には朝一番の鐘の音が響き、地平線の彼方から太陽が顔をだし始める時分には、主婦と店主とが、あちこちで激しい口論を交わす。

    店先に並ぶのは、どれも遠方の国々から輸入された品ばかり。何分この街はその周りを広大な砂の世界が支配する故、食物や香辛料などは特に、砂漠を横断するキャラバン隊の到着を待つことになる。
    彼らが在ってこそ、この街の日常が有るのだ。
  • 3 マニア2 id:vk-wy57AvS.

    2011-05-13(金) 17:33:21 [削除依頼]
    街の起源は実に二千年程前に遡るといわれる。何故先人たちが、この広大な砂漠の中に住家を構えようと思ったのかは解らない。一説では当時砂漠に巨大な文明が栄えていた為とも言われるが、その存在を示す痕跡が見つかっていないので、信憑性は薄い。

    市場を抜けると、そこには居住区が広がる。市場を囲うような造りになっており、両者は高い石の塀によって区切られている。
    昔から、商人は賎しい存在だとされてきた。四方に建つ石の壁は、すなはち商人を隔離する意味を成している。
  • 4 翔太 id:xlkVGEw0

    2011-05-13(金) 17:35:22 [削除依頼]
    こんちわw!
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