いや、フラグじゃ無いっす37コメント

1 チ、チ、チルミル(ry id:IUaJvhi/

2011-05-11(水) 01:49:49 [削除依頼]
文頭だが、まず何を話そうか…
とりあえず、俺は高校二年生。場所は当然学校。そして部室。
何の部活かって?それは…
ガチャ。ドアの開く音。
「今日は早いのね」
透き通った声。ロングヘアー(青)。そして我らが部長、
博並 霞(はくなみ かすみ)三年生。
「ええ。帰りの会、なんか早く終わったので」
「何していたの?」
「あっれー?ぶちょ〜?俺のプライベート気になります?」
「……死ね…」
「ええっ!?」
「まあ、茶番はここまでにして、他の人は?『セーギ君』」
『セーギ』とは俺のことだ。下の名前が正義と書いてまさよしと読むが、
初めて会った時間違えたのが今もなまってこうなったのだろう。
「知らないっす。でももうそろそろ…」ガチャ…
「こんにちはーーーー!!」
元気があってよろしい。ヒラリと揺れるスカートと共に
『そいつ』はぶちょーにペコリと挨拶したら、すぐさま俺の太股あたりへチョコンと座ってきた。
「いい加減、俺の足にのっかるのやめないか?」
「え〜?だってセーギの足あったかいんだも〜ん」
安心しろ。無論フラグは立ってないからな。マジで。
キシッとパイプ椅子が俺+女子一人がのっかっている体重に悲鳴をあげた。
  • 18 チ、チ、チルミル(ry id:igswCIV/

    2011-08-01(月) 22:52:24 [削除依頼]
    …そして、相談者針雨さんには一度退室した。
    (というか、退室してもらわなきゃこっちが困るわよ)
    ふと、セーギ君の方へ目をやる。
    幸せそうにぐっすり寝ている。まったく、人が苦労していることも知らずに…。

    さて、これからどうしようかしら。
    いきなり告れ!なんて言ったって同じ女の子ですもの。気まずさはわかるわ。
    かといって、セーギ君!あの子貴方のこと好きなのよ!
    なんて言ったってただの愚か者よ…。
    どうしよう…。悩んでいると、下校時刻が近くなっていた。
    「ふぁ〜…よく寝た…」 
    セーギ君が起きた。でも今思うと、セーギ君は寝ていて良かったのかもしれないわね…。
    「ぶちょ〜、針雨さんとやらの恋バナは解決しましたか?」
    「え…えっと…そうね…」
    「そうですか。ふぅ、おい、起きろ雪」
    セーギ君は雪村さんのほっぺをぺちぺちと叩く。
    「ふにゃ〜。おはよー、ぶちょーさん、せーぎ」
    「さて、帰りますか!」
    このセーギ君の一言により、今日は終了となった。短時間にも関わらず、すごい疲れた気がする…。
    「ねぇ、セーギ君。人間は難しいわね」
    「へっ?」
    そう、人間とは難しいということを今日は気付かされたわ。
  • 19 チ、チ、チルミル(ry id:I3l4tUz1

    2011-08-04(木) 20:54:46 [削除依頼]
    ここから第一人称がセーギに戻ります。

    今日もいつも通りの登校。
    何故かは知らないが、今日は太陽様が元気らしく眠気に敗北する奴が多数いた。
    そう、一番眠くなる午後の数学の授業。
    周りを見るに7割近くの奴等が寝ているな…。
    俺はできるだけ授業中は寝ないようにしている。
    何故かは簡単、成績が下がるからだ。一年の時の成績がメタメタだったからな…。
    それはそうと優等生(俺は違うぞ)たちが生き残ったこの眠気との修羅場。
    …あれ…。あいつは…。
    どこかで見たって人が…。
    って、針雨さんは俺と同じクラスか! 本当に今更だった。馬鹿か俺は…。
    ふと目があった。
    針雨さんは顔がかすかに桃色になり、恥ずかしそうに目をそらした。
    ……まさか…ね…。

    今日全ての授業が終わった!解放感に包まれた俺は足取り軽く部室へ向かった。
    「ちっすぅーー!」
    当然いつも俺は早いので、誰も居ない部室かと思われた。
    しかし、誰もいないと思われた部室には一人少女がいた。
    そう、針雨 理砂だった。
  • 20 チ、チ、チルミル(ry id:PJZt0RJ.

    2011-08-05(金) 10:27:42 [削除依頼]
    何故ここに…?相談は終わったんじゃなかったのか…?
    「どうかしたのか?まだ相談したい事があるなら聞いてやるよ」
    とりあえず、椅子に座らせた。
    「で、どうしたんだ?」
    針雨さんはうつむいて黙り込んだままだ…。
    「ここでしか言えない事が有るのならば黙っといてやるからさ」
    ここまで言ってみた。すると、帰ってきた答えは、
    「ま、正義君!…」
    「何だ?」
    「正義君は…博並先輩が好きなの…?」
    「ぐふっぅ!!」
    飲んでいた茶を吹き出してしまった。あまりに予想外なもんで…。
    「何故そんな事を聞くんだよ?」
    「だって……」
    「一応言っておくけど、俺は過去のとあるトラウマがあって、人を好きに無れねぇんだ」
    「私、正義君の事が好き!!」
    あんた話聞いてたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!???????
    というか、タイミングおかしいだろ!
    「…で、針雨さん。今のは告白という形ですか…?」
    コクリと頷く。
    「でも、ゴメンな。俺さ正直さっき話した通りに、人と付き合う事ができ無ぇんだ」
    針雨さんはショックだったらしく、泣きそうな顔をしている。
    「でもよ、俺はお前のこと嫌いじゃねぇよ。たまにでもいいから、ここに遊びに来いよ」
  • 21 チ、チ、チルミル(ry id:PJZt0RJ.

    2011-08-05(金) 10:47:25 [削除依頼]
    そうすると、針雨さんの顔が少し晴れた。
    「はいっ」
    これで一件落着か…。
    針雨さんが部室を去った後、ぶちょ〜が入ってきた。
    「ぶちょ〜、今回の件ぶちょ〜が仕組んだ物だったんじゃないですか?」
    「まったく、セーギ君は鋭いわね」
    だって針雨さんと話していた頃合はもう絶対ぶちょ〜がいつも来る時間こえていたもんな。
    「まっさかセーギ君がモテる時がくるとはね」
    「失礼な!俺だってモテますよ!」
    「そうかしら…?」
    「ムキーー!」
    そうやって二人で笑い合った。

    数日後。
    「針雨…何故部室に毎日いるんだ?」
    「私は諦めないので、正義君のトラウマが直るまで待ちます」
    「そもそもお前は、相談者って立場だろ?」
    「むっ…部員に向かって失礼だよ!」
    そっか…って部員!?
    「ぶちょ〜…これって…?」
    「言わなかったかしら?」
    ぶちょ〜はヒラリと一枚の紙を見せた。
    『二年A組 針雨 理砂 生徒相談受付部へ正式に入部します』
    と書いてある。マジかよ…。
    「なのでこれから宜しくお願いします」
    部員が一人増えた。まぁいいか。

    ……その時、雪が俺と針雨の事を不機嫌そうに見ていたのは、多分錯覚だろう…。

    第二章 完  第三章に続く
  • 22 チ、チ、チルミル(ry id:JySWz0d0

    2011-08-10(水) 13:14:22 [削除依頼]
    第三章 息抜き大バトル

    いつもの通り部室にいる「生徒相談受付部」の一同。
    それには新しい部員『針雨 理砂』も加わってなんとも新鮮な空気が漂っている。
    「暇だなぁ、いつも通り」
    俺の膝にのっかって、雪がうんうん、と頷く。
    「ここまでくるとさすがに暇よね…」
    「あっ、ぶちょ〜が認めた!」
    「仕方がないでしょう、この現状では」
    「えぇ!?この部活動って相談者来るまで何もしないんですか?」
    人聞きが悪いな…。
    「まあそういう事になるな…」
    そして皆がまた暇人モードになる。
    「皆でしりとりでもしません?」
    言い出したのは、針雨だった。
    「じゃあ、やるか」
    こうして暇潰しタイムが開幕した。
    しりとりの順番は、『ぶちょ〜』『俺』『雪』『柿奈』『針雨』というふうになった。

    「ぶちょ〜がトップバッターですよ」
    「そうねぇ…じゃあしりとりの『り』から始めましょう」
    シンプル イズ ベストだな。
    「り…リス」
    「俺か…スイカ」
    「えっとね〜、神!」でっかくでたな。
    「みかん」
    終了ーーーー!!!!!!
    「柿奈!おまえしりとりのルール解るよな?」
    「しりとりで定番のワード『み』をだしたら『みかん』に決まっている」
  • 23 チ、チ、チルミル(ry id:JySWz0d0

    2011-08-10(水) 13:16:07 [削除依頼]
    どんな言い訳だよ!
    また暇になった。
    ここまで続かないしりとり初めてだわ!
  • 24 チ、チ、チルミル(ry id:nffg5tH1

    2011-08-27(土) 18:48:11 [削除依頼]
    「じゃあ…王様ゲームしよう!」
    言い出したのは雪だった。
    こいつはただ王様になって優越感を味わいたいだけなんじゃ…。
    「じゃあ、皆の者ー!割り箸をひけー!」
    やれやれ。
    王様ゲームの簡単な説明。
    クジひいて王様取った奴がそれ以外の奴に命令する。…以上。
    俺もしかたなく割り箸をひく。…二番か…。
    王様は…、
    「私だよ!」
    ひいたのは針雨だった。こいつはまともだし、いくら番号が当たっても、大丈夫だろう。
    そのあまい油断が命取りになるとはしらずに…な…。
    「王様ぁ、命令は?」
    針雨の命令はこうだった。
    「二番の人が…」
    早速俺か…。運がわりぃ…。
    「一番の人に告白!!」
    はぁ!!??冗談よせよ!
    気になる一番というと、
    「私一番だわ、二番の人は…?」
    ぶちょ〜かよ!参ったな。
    「二番は俺です」
    「ぇ…」
    やめろよ…。運で当たったのにそんな目で見ないでくれ…。
    「じゃあ、ぶちょ〜告りますから軽くスルーしてください」
    「言われなくても解っているわよ」
    「霞、愛してる。付き合ってくれ!」
    そこそこ感情を込めた。やり直しはいやだからな。
    「………」
    ところが、無言が続く。
    ぶちょ〜はスルーしてるどころか逆に赤面している。
  • 25 チ、チ、チルミル(ry id:nffg5tH1

    2011-08-27(土) 18:54:26 [削除依頼]
    ま、まずい…!
    この状況…。
    「あ、次!次いこうぜ!」
    「そそそそうね!」
    なんとかこの場を切り抜けた。危なかった…。
    「じゃあ次いこー!」
    雪に言われるがまま再び割り箸をひく。
    …お!ラッキー!俺王様だ!
    ふふふふふふ…。
    さて、何にしようか。
    「王様は誰?」
    「おーれーでーす!」
    「ええ…」
    俺はどんな役に回ってもこんな反応されるのだろうか…。
  • 26 チ、チ、チルミル(ry id:GJ1lXdY/

    2011-11-20(日) 13:02:44 [削除依頼]
    「じゃあお手柔らかに」
    そういわれた後、何を下そうか正直迷った。
    っつーか、柿奈を除く皆さん俺をそんな疑い深い目で見ないでください…。
    「わかりましたよ、じゃあ…」
    適当に述べてみた。
    「一番の人が三番の人を笑わせるってのはどうでしょう?」
    そして、当たった番号はこうだった。
    「一番は雪、三番は柿奈か…」
    なんか面白くなってきたぞ。これはちょっと期待しよう。
    「じゃあ雪、行ってこーい」
    「せ〜ぎ〜、完全に不利なんじゃ…」
    頑張ってこい。王様からの命令だからな。
    こうして雪vs柿奈の笑わせ大会が始まった。
    「ば…ばぁ〜」
    雪がほっぺをのばしてイーってしている。
    一方柿奈は、
    「………」
    「ふぇ〜〜ん!せーぎー!」
    とうとう泣き出してしまった。まあ無理もないだろうな…。
    この状況を察したのか、俺とぶちょ〜はアイコンタクトして、
    「やめましょう」
    といって、また暇人となっていくのだった。
  • 27 チ、チ、チルミル(ry id:GJ1lXdY/

    2011-11-20(日) 13:12:57 [削除依頼]
    「久しぶりにお外であそびた〜い」
    またもや発案しだしたのは雪だった。
    「そうねぇ…最近体動かしてないし…」
    意外にもぶちょ〜が賛成していた。しかし疑問が残る。
    「この部屋を留守にしている間依頼者がきたらどうするんですか」
    「よーし、お留守番係ジャンケンたいか〜い!」
    まじかよ……。


    ………いや、フラグは立っていたさ。
    はぁ…外から楽しそうな声が聞こえてくる。
    これでわかっただろう。お留守番は俺だった…。畜生め…。
  • 28 チ、チ、チルミル(ry id:sK16a/V/

    2012-01-02(月) 01:51:19 [削除依頼]
    かといって、かなりの頻度で依頼者が来ないのに寂しい部室で何をすればいいのやら…
    半泣き状態で顔を伏せた。
    「暇だ…暇だ…暇っていってんだろおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
    自分でもよくわからないがとりあえず叫んでみた。
    シーーン……。
    部室が静けさに支配された。と、そのとき…
    『ガチャ』
    ドアが開く音がした。
    「………」
    なにやら入ってきたのは少女だった。
    「…っと、依頼者か?」
    「いえ…」
    「じゃあ何故ここに?」
    「なんか、ちょうど部活の練習終えて通ったら叫び声が聞こえて…」
    近所迷惑でしたね…ゴメンナサイ…。
    「一人で悲しんでたんだよ…うるさかったか?」
    「いえ…ところで、ここはなんの部活なんですか?」
    「立ち話もわりぃから時間あるならそこに座ってくれよ」
    「では失礼します」
  • 29 チ、チ、チルミル(ry id:sK16a/V/

    2012-01-02(月) 02:28:10 [削除依頼]
    「初めまして。1年吹奏楽部所属の轟井 実木(とどい みこ)です」
    少し小柄な少女は礼儀正しく言った。
    「俺は…まあとりあえずセーギと呼んでくれ」
    「じゃあセーギ先輩って呼びますね。ところでセーギ先輩、ここの部活は…」
    「ああ、ここは人を助けること第一とする部、『生徒相談受付部』だ」
    「人助け…ですか?」
    「簡単にいうとそうだな。今のところ大和撫子、チビ、無口、常識人が入部してるよ」
    「へー、なんだか頼もしい部活ですね」
    「そうかぁ?実際は暇を持て余しているぞ?」
    轟井さんはぽんと手を叩き、
    「だから暇だって叫んでたんですね」
    うっ…痛いところを…。
    「いや、あれは俺を残した部員たちが外に遊びに行っちまったから…」
    「酷い人たちですね」
    「まったくだ、ははは」

    それから、下校時刻ちかくまで話した後、
    「ではセーギ先輩、これにて失礼します。今日は楽しかったです」
    「俺もだ…えっと…」
    名前の呼び方に困った。
    「実木でいいですよ」
    「じゃあ実木ちゃんでいいな。じゃあな、実木ちゃん。また機会があったら話そう」
    その後笑顔で部室を去っていく彼女を見守った。
  • 30 チ、チ、チルミル(ry id:9OtOrHA0

    2012-01-06(金) 01:38:23 [削除依頼]
    しかし、やっぱいいなぁ!後輩って!
    雪とかと違って『先輩』つけて呼んでくれるし、礼儀あるし!
    ただでさえ上下関係うすい俺に後輩の知り合いができたんだぜ!?
    大した収穫だと思わねえか?
    いや〜、嬉しい、涙が出てくる…
    「何ガッツポーズしてるの?セーギ君?」
    おっと、ぶちょ〜達が帰ってきた。
    「いや、ちょっと地球に生まれてよかったと実感してました」
    「……???」
    まあ、わからないだろうな。この嬉しみが!
    「そー!せーぎ!聞いて!」
    はしゃいだ雪が楽しそうに喋っている。
    はぁ…。こいつも実木ちゃんを見習えばいいのに…。
    そう思った俺だった。
    「せーぎ!聞いてる!?」
    「わかったわかった」
    最後に言っておこう!
    世の中の先輩達よ!後輩は大切にな!

    第三章 完  第四章に続く
  • 31 チ、チ、チルミル(ry id:bldL3mw0

    2012-01-23(月) 14:31:59 [削除依頼]
    第四章 お酒は二十歳になってから!

    昼、学校。昼休み中ぶちょ〜とすれ違う。
    「あら、セーギ君。部室以外で会うなんて珍しいわね」
    「そうっすね。…あ、そうだ、今日部活にちょっと遅れます」
    「え?なんで?」
    「親父に酒かってこいって頼まれてるんですよ…」
    「はは…。ってセーギ君じゃお酒買えないでしょ?」
    「いや、大丈夫ですよ。なにせ昔から『常連』の店ですから」
    「へ〜、なんか羨ましいわねそういう店」
    「親父と小さい頃から行っているもんで…」
    『キーンコーンカーンコーン』
    鳴ったのは予鈴のチャイムだった。
    「あっ、大変。セーギ君、また部室で!」
    「また会いましょう」
    そういうと、ぶちょ〜はせっせと戻っていった。

    ……放課後……

    俺は授業が終わると急ぎ足でその店へ向かった。
    「よし、ついた」
  • 32 チ、チ、チルミル(ry id:bldL3mw0

    2012-01-23(月) 14:45:03 [削除依頼]
    開店してから早30年、俺と親父の常連の店。
    その店の名は『男の溜まり場』。
    ネーミングセンスは店主を疑ってくれ。
    早速入る。
    「ちーっす」
    「あ?…おう!セーギ防じゃねぇか!」
    「久しぶりだな爺さん」
    この爺さんは開店当時から店主を勤める人だ。
    しかし、もうしっかり老けている…。
    「見ぬ間にでっかくなったな、前はもっとチビだったのに」
    「そういうあんたも変わってねぇな」
    店内を見回す。うん、何一つ変わってないな。
    「で、今日は何のようだ?」
    「親父に酒買ってこいって頼まれてさ」
    「あんたのところの親父も変わっちゃいねぇな」
    「はははっ」
    そういって、俺はかごに親父の好きな種類の酒をいれ、
    そうか、と思いぶちょ〜たちの分の飲み物も買ってレジを済ませた。
    そして早急に部室へ向かった。
  • 33 チ、チ、チルミル(ry id:bldL3mw0

    2012-01-23(月) 15:08:47 [削除依頼]
    部室のドアを開け、俺は目を疑った。
    「あれ?ぶちょ〜、みんなは?」
    部室にいるのはぶちょ〜だけだった。
    「みんな偶然にも用事がかぶって来れないらしいの。それで、私だけ」
    「そ、そうっすか…」
    え〜、みんなの分の飲み物買った俺は負けですかー!?
    「はぁ…」
    仕方なしにイスに座る。くそっ、無駄な出費だった!
    「ぶちょ〜、ついでに買ってきました」
    そう言うと、俺はぶちょ〜の目の前に『ウーロン茶』を置いた。…はずだった。
    この手違いが思わぬ不幸を招くとは…。
    「ありがとう」
    そのウーロン茶は缶型だった。
    ぶちょ〜はカコッと音をたてて開け、それを飲んでいった。
    「さて、俺もなんか飲むか」
    なにせ三人分余ったからな。
    何を飲もうか、ビニール袋に手をのばした瞬間、
    「…しぇ〜ぎくん…」
    「へ…?」
    ふと俺を呼ぶ声がしたがなんかおかしかったような…。
    もちろんこの部室には俺とぶちょ〜しかいない。
    おそるおそるぶちょ〜に目を向ける。
    「……!」
    一言で言おう。様子がおかしい。
    具体的に述べると、まず顔がすごい真っ赤だ。その上小刻みに体が震えている。
    やっちまったか…?
    恐れながらもぶちょ〜の飲んでいた缶を見る。
  • 34 チ、チ、チルミル(ry id:bldL3mw0

    2012-01-23(月) 15:14:11 [削除依頼]
    そう、『ウーロン茶』ならぬ『ウーロン社』の酒だった!
    誰だああああぁぁぁぁぁぁ!!!!
    こんなややこしい名前を付けたの奴はぁぁぁぁ!!??
    やっちまった…。
    その瞬間、
    「……ねぇ…?」
    「は…はい…?」
    話しかけられた!デキレバハナシタクナカッタ!
  • 35 チ、チ、チルミル(ry id:9cZWB0f/

    2012-03-05(月) 16:32:31 [削除依頼]
    「ぁ……そ…」
    「へ……?」
    「あしょぼーーー!!」
    だああああぁぁぁぁぁ!!!!キャラが崩壊しとるーー!?
    「あ…あの…博並さん…?」
    「かしゅみって呼んで?」
    「え…それはさすがに…まずいんじゃ…」
    「呼べよ」
    「はい」
    こえぇ…。さすがはぶちょ〜だということか…。
    どんなときでも強すぎる…(泣)
    「しぇ〜ぎ君、だっこ〜〜」
    ぐはっ!いきなりとんでもない地雷臭がすることを言われた…。
    さて、セーギ、お前はどうする…。
    部活の長である先輩を後輩である俺が『だっこ』などしていいものなのか…?
    というより、何か二人きりの状況がもともと犯罪者っぽい臭いがする…。
    「しぇ〜ぎ君、はやく〜」
    くそ、成せば成る!終わりよければ全て良し!
    俺はぶちょ〜の腰まわりに手を伸ばし持ち上げた。
  • 36 チ、チ、チルミル(ry id:v1KVk91/

    2012-03-06(火) 01:09:17 [削除依頼]
    ありゃ…?これじゃあ高い高いじゃねえか?
    ふと気が付いた。だっこ=赤ちゃんにするもの。
    今の俺がぶちょ〜に『だっこ』するということは、
    その…ぶちょ〜のお尻に…手を回すというか…何というか…。
    だめだだめだ!純白なぶちょ〜にそんなことできん!
    「おしまい。気がすんだ?」
    俺はそっとぶちょ〜をおろした。
    「しぇ〜ぎ君…」
    今度は何かと思えばぶちょ〜は眠そうに目を擦っている。
    助かった!これで寝かせればやっと落ち着く。
    「かしゅみ、雪村しゃんみたいにしぇ〜ぎ君の上にのっかる〜」
    ぎゃーーー!!!!それは無理だあああぁぁぁぁ!!!
    「ぶちょ…霞ちゃん、それはさすがにちょっと…」
    「ずるいよ…」
    「え……?」
    「いつも雪村しゃんばかり見ていて…かしゅみは…かやの外…」
    意外だった。ぶちょ〜からそんな言葉が出るとは思わなかった。
  • 37 チ、チ、チルミル(ry id:v1KVk91/

    2012-03-06(火) 01:27:59 [削除依頼]
    はぁ…。仕方ない…、今回だけと自分にも言い聞かせ、そっとぶちょ〜に
    「おいで」
    といった。
    するとぶちょ〜は微笑みながら俺の足の上へのっかった。
    誤算だった…。雪は背が小さいもののぶちょ〜は結構身長がある。
    ずれ落ちそうになりながらも座り、俺に微笑みかけた後スーっと眠り始めた。

    それにしても何の図だよ…これ…。シュール過ぎる…。
    俺の目の前にはぶちょ〜の頭部がある。
    そして気が付く。ぶちょ〜とこんな接近したのは初めてじゃないか…?
    ぶちょ〜の髪の毛からはとても魅力的かつとてもいい臭いがする。
    ふと頭をよぎる。
    −《かしゅみは…かやの外…》−
    ぶちょ〜は何を思ってこのような台詞を言ったのか…?
    それだけが気がかりだった。
    そしていつの間にか俺も寝ていた。ただ、

    −−さっきの台詞の意味が何を指し示しているのかだけを謎にしたままに−−
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