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    肝試し    

小説投稿掲示板より。

1   啓太 [2006/07/16(日) 16:24:46]

怖い怖い怖い
こんなの嫌
私はただ遊びのつもりで
違うの!!
お願い



信ジテ


2 啓太 [2006/07/16(日) 16:26:41]

前回は失敗してしまいましたが
今回は怖くてでも良い小説が書けるように
がんばりたいと思います。

登場人物です。


○小川綾子(主人公)
○柳幸音(親友)
○心(ネット友達)
○桐嶋慎(クラスメイト)
○笹山芽衣(友達)
○三田凛(友達)
○岩城宏(クラスメイト)





サァ、ゲームヲシヨウ。
怖クナイカラネ
大丈夫ダヨ。


3 啓太 [2006/07/16(日) 16:31:53]

↑登場人物で、「心」っていうのは訂正で、
「菅原心(友達)」としてください。



「暑ーい・・・・マジ地球温暖化ぁ」
綾子は項垂れた。
今は夏。
太陽の光がとても眩しい。
「綾子、変顔になってるよ」
幸音が笑いながら言った。
「だって、暑くてベタベタして気持ち悪いんだもん。
家帰ってもクーラー壊れてんだよねえ・・・」
「あらら・・・キツそー。・・・あ、じゃあさ!肝試しでもしない?」
綾子の耳がピクリと反応する。
「ああ、すずしそー」
「でしょ?」
「やろっか、肝試し。」
にっこり笑う。
「じゃあ、今日の夜、程々にメンバー集めて、
校門に集合ねっ」
幸音は楽しそうにしている。
「オーケイ!」


4 啓太 [2006/07/16(日) 16:48:59]

夜が来た。
綾子は心と芽衣を連れてきた。
「あ、居た居た!」
綾子は校門の前に待っていた人物に手を振った。
居たのは、幸音と、凛と、桐嶋と、岩城。
「って、幸音〜・・・男子まで連れてきたのねー(汗」
「だって女子だけじゃ怖いでしょ?」
実際全員中3であるが、意識はしないのだろうか?
「まぁ、確かに・・・」
「それじゃぁ、早速入ろうか」
「そうだね」
桐嶋と岩城が先頭で、女子たちもその後についていった。
全員が学校の中に入ったとき、
校門がひとりでに閉まった。


5  [2006/07/16(日) 16:49:53]

啓太???


6 啓太 [2006/07/16(日) 16:52:17]

>晴さん
・・・えっと・・・・
ぅちの名前は啓太ですが・・・?(汗


7  [2006/07/16(日) 16:53:36]

>>6ぇ? ゴメン!!
晴の知ってる啓太じゃなかったみたぃ(汗
ゴメンね。


8 獲裏奈 [2006/07/16(日) 17:26:30]

はじめまして!
夏っぽい題名だから来てみたよ♪
がんばってねぇw
私も小説かいてるよ★
「悪魔ガ神ニ変ワル時」
てやつなのw
良かったらみにきてね(●^U^●)
更新待ってるよぉ!
最初っからタメごめん(汗


9 啓太 [2006/07/16(日) 17:32:35]

>>7
別にいいですよ^^

>>8
頑張ります!



校舎に入ってから数分・・。
後ろから聞こえる謎の足音に、一同はビビっていた。(オイオイ
「ゆゆゆ幽霊!?」
「嫌ー!」
「先生とかじゃなくて!?」
「うちの学校、夜の見回りなんてしてないんじゃ?!」
「キャー桐嶋君助けて〜」
「おま、変なとこ触ってんじゃね岩城ー!ホモか!?」
アホっぽくギャーギャー騒いでいると・・・
「・・・近所迷惑だよお前ら」
おかしそうに笑いながら現れたのは、
椎名茜(男ですよ。)と、草野棗(こちらも男!)だった。
足音の主はこの二人だったのだ。


10 啓太 [2006/07/16(日) 17:44:44]

>>9の続き


一同と二人は打ち解けていた。

「へぇー、じゃあお前らも肝試しにきたのか」
「あぁ。涼みたかったしな」
「けどさ、二人じゃあんま盛り上がらなくてさ、
よかったら、俺らも同行させてくれねぇ?」
「俺らはいいけど・・・女子は?」
「別にいいよ〜」
女子一同の了承をとったので、
メンバーに椎名と草野が加わった。
一同は廊下を歩いていった。


「あ、理科室。」
綾子が足を止めた。
「り、理科室!?こ、怖いって・・・」
心がビビり笑いをする。
「でも理科室って、肝試しの定番よね。」
幸音が言う。
「ま、まさか・・・」
「入ろ?理科室。」
笑顔で提案する幸音。
「マ、マジでぇ!?」
「面白そーじゃん」
心はかなりビビっている様子。
椎名は興味津々の様子。
「でしょwほら、入ろw」
一同は理科室へ入った。


「うわ・・・なんか昼間に入るときより、
雰囲気違うねー・・・」
凛が見渡して言った。
「頭蓋骨とかどこにあったっけ?」
岩城が探している。
「やめろって(汗」
草野が止める。
「ね、ねぇ、もう出ようよ・・・怖いし」
心はまだビビっている。
「まぁ、確かに・・・怖いね」
綾子も苦笑する。
・・・すると、
「・・・なあ、なんか、揺れてねぇ?」
桐嶋が言った。
「あ、確かに・・・。・・・地震?」
今まで無口だった芽衣が同意した、
その時。

ガタガタガタガタガタッ!!!!!

「キャアアアアアアッ!?」
「な、なんだ!?」
床が激しく揺れた。


11 啓太 [2006/07/16(日) 18:02:58]

揺れはおさまらない。
倒れたり転んだりと繰り返しているうちに、
理科で使う用品や道具などが振ってきた。
「痛!いったーーー!!」
一同は揺らされるがままだった。



どのくらい時間が経ったのだろう。
揺れはおさまっていた。
教材や資料、道具などが海のようになっていて、
一同はその中に埋もれていた。
「いたたた・・・・今の・・・地震・・・?」
幸音は起き上がろうとした、が。
「あれ?あれれ?起き上がれないっ?」
幸音の上に大きな天秤がのっかっていて、
重くて身動きが取れない状態にあった。
幸音はもう一度勢いをつけるため、地面に一度寝ると・・・。
「!?」
幸音は桐嶋の上に居た。
今の体制だと、幸音が桐嶋を押し倒しているように見える。
「いってー・・・」
「き、桐嶋君!ご、ごめんね!今すぐ退くから!」
幸音は天秤を倒して、起き上がった。
埃を払うと、桐嶋に手を差し伸べる。
「痛かったよね?ごめん・・・」
桐嶋は、幸音の手を借りて起き上がると、
「平気平気。」
と笑った。
「そこのお二人さんっ!仲良くするのはかまわないけどさっ!」
綾子が言った。
「あ、綾子!」
「桐嶋、やるじゃん」
岩城が冷やかす。
「ち、違ぇーよ!」
「今の地震、なんだったんだろうね?」
凛が言う。


『はは・・・あはははは、あはははははは!!!』


突如、気味の悪い笑い声が聞こえた。
「な、何?!」
『見える。お前らは全員地獄に落ちるんだ。』
「誰!?」
『死人に名乗っても仕方がない。あははははっ!』
「何なんだよ・・・縁起悪ぃこと言ってんじゃねぇ!」
『精々もがいて生き延びようと頑張りな?あははははははは!』
声はそれっきり聞こえなくなった。


12 獲裏奈 [2006/07/16(日) 18:17:56]

この後は…。どおなるのぉ?


13 啓太啓太 [2006/07/16(日) 19:15:41 ID:found]

>>12
どうなるのかはお楽しみです。(ぇえ


>>11の続き


「今の声・・・・幽霊なのかな・・・?」
心が青ざめて言った。
「霊なんか居るわけないよ」
凛が言う。
「けど、さっきの地震と、声。どう考えても・・・」
「・・・・・、・・・・・とりあえず、理科室から出よう?」
椎名が言った。
「そうだな。」
岩城がドアを開けた。


「・・・なんだかあーいうコトの後だと、怖いね」
廊下を歩きながら、幸音が言った。
「そうだね・・・。」
綾子も同意した。
と、
「な、何アレ・・・」
芽衣が驚きを隠せないように言った。
指差す先には、巨大な大鋏が。
ジョキジョキジョキッと動いて、こちらに向かってくる。
「ヤバ・・・逃げろ!!!」
桐嶋の声に弾かれるように、全員走った。
だが、走れば走るほど、大鋏のスピードは増していく。
「あの教室に入り込め!!」
まずは女子が入る。
そして男子が入り始める。
「うわぁあああ!!!」
突如、椎名が声を上げた。
「椎名!?」
とりあえず椎名を連れて教室に入る。
鍵を閉めた。


ガスッ!ガスッ!!!


暫くドアを削るような音が聞こえたが、
やがて音がしなくなった。
椎名が、震えるように、息をしている。
右肩が、切り裂かれていたのだ。


14 啓太 [2006/07/16(日) 19:25:18 ID:found]

>>13の続き

「椎名っ!!」
草野が椎名に駆け寄った。
「酷い傷・・・」
凛がつぶやいた。
「手当てしないと・・・・、・・・保健室に行かないといけない。」
「ここから出なきゃいけないの・・・っ?」
心が怯えきった声で続ける。
「此処から出たら殺されちゃう・・・!!」
「けど、椎名君の怪我を手当てしないといけないのよ。」
芽衣の言葉に、心は口をつぐんだ。
「このくらい・・・大丈夫だよ。」
椎名が言う。
だが傷は見れば見るほど痛々しい。
「でも、出血も酷いよ。やっぱり手当てしないと。」
綾子が言った。
「そうね。・・みんな一緒なら大丈夫よ。」
凛が心に言い聞かせた。
「・・・・わかった・・・・。」
「じゃあ、行こう。」
桐嶋がドアを開けた。
誰も居ない。
「今のうちに・・・!」
一同は、保健室に行った。


15 啓太 [2006/07/16(日) 20:10:36 ID:found]

続きの前にっ!!
ここで、詳しいキャラ紹介をします。
っても本当に簡単なんですけど^^;

○綾子
二つ縛りの普通の女の子。
テニス部所属。

○幸音
肩につくくらいの髪と青いカチューシャ。
美術部所属。

○心
肩につく髪を上の方で一部縛り。ピンクのキューブ。
テニス部所属。

○芽衣
腰より長めのロングストレート。
吹奏楽部所属。

○凛
ショート。
女バス部所属。

○桐嶋
背は高い方。かっこいい系の設定。
男バス部所属。

○岩城
ワックスツン毛。面白系の設定。
男バス部所属。

○椎名
可愛い。身長が160cmくらいのちょっと小さめ。
弓道部所属。

○草野
可愛いのほうにちょっと傾き。165cmくらいだと思う。
弓道部所属。

自分的にはやっぱ
弓道部組がお気に入りですv


16 翠蘭 [2006/07/17(月) 12:52:04]

でだしに惹かれましたぁー
私もホラーで1回失敗してるんですよww


17 啓太 [2006/07/17(月) 21:29:39 ID:found]

>>16
見に来てくださって有難う御座います^^
小説って簡単に見えて、なかなか難しいですよね^^;


>>14の続き


保健室に入り、椎名の手当てをした。
「これでいいのかな・・・」
凛が椎名の手当てをした。
「・・・さっきの大鋏、やっぱり、幽霊の仕業なのかな?」
芽衣が言う。
「怖いこと言わないでっ!!!」
心が声を張り上げた。
怯えきって、青ざめている。
綾子と幸音は心配をした。
「心、落ち着いて。ね?」
「落ち着いてなんかられるわけないじゃない!!殺されちゃうのよ!私たち!!」

パァン

何事かと一同が目をぱちくりさせた。
凛が心の頬を引っ叩いたのだった。
「怖いのは心だけじゃない!皆怖いの!縁起でもないことを言わないで!」
凛はそう言った。
「・・・ごめん、私が肝試しやろうなんて言わなければ、こんなことにならなかったんだよ。」
幸音が落ち込んで言った。
心の手がぷるぷると震えていた。
そしてついに、
「そうだ・・・これは肝試しだったんだ・・学校の外に出ればきっと帰れる!!」
と言い出し、勢いよく保健室から出て行ってしまった。
「心!」
「!、待て!!」
それを、凛と草野が追いかけた。


18 啓太 [2006/07/18(火) 16:38:01 ID:found]

心は素早く廊下を駆けていった。
「どうしよう、追いつかないかも・・・!」
「諦めんな!」
凛と草野は追いかけ続けた。


「ハァ・・・ハァ・・・」
心は校舎から出た。
息を切らして、校門に近づく。

ガチャガチャガチャッ

「・・・え?何コレ・・・・開かない」
いくら引っ張っても、校門は開かなかった。
この学校の校門は防犯のため、
とても高い箇所にまで門となっていて、
飛び越えることは不可能だった。
柵も、同じく高かった。
「嘘でしょ・・・?開いてよっ!!」
開かない。
「・・・・どうしよう・・・・とにかく、保健室に戻らなきゃ・・・」
心は校舎の中へ戻った。
「・・・誰も・・・いない・・・」
当たり前だが、そこは真っ暗で、誰も居なかった。
「・・・・・怖い・・・・」


「・・・・・あ・・・れ?」
凛は立ち止まった。
「どうした?」
「・・・・さっきから大分走ってるのに・・・昇降口のほうに全然近づけてなくない?」
「・・・言われてみれば・・・」
凛と草野は心を追いかけて廊下を走っていたが、
長い距離を走ったというのに、全く昇降口が見えてこない。
「・・・・まさか・・・」
凛と草野は顔を見合わせ、振り向いた。
そこは、永遠と続く廊下になっていた。


19 啓太 [2006/07/18(火) 16:58:43 ID:found]

>>18の続き

「・・・ごめんね、つい暴走しちゃって。」
心は保健室に戻ってきていた。
「ううん、いいの。私たちも正直、そうなりそうだったから。」
幸音が言う。
綾子がふと思い出した。
「・・・ねぇ、ところで・・・凛と草野、何処に居るの?」
「・・・・え?」



「どうしよう・・・私たち、霊にハメられた・・!?」
草野が励ますかのように、凛の頭を撫でた。
「大丈夫だよ。方法はきっとあるハズだ。」
「草野君・・・」
凛と草野は方法を考えた。
「・・・走っても駄目・・・・他に何か・・」
「・・・ん?」
草野は誰かに見られていることに気づいた。
視線を感じる。
ハッとして後ろを振り向いた。
「・・・っっ!!!」
声が出ない程驚いた。
「どうしたの?草野く、!?キャアアァアッ!?」
凛も振り向いた。そして悲鳴を上げた。
そこには、半透明の男子生徒が浮いていたのだった。
「ゆ、幽霊!?」
凛は足が竦んで動けなかった。
霊は奇怪に笑っていた。
そして、両腕を広げ、何かの力を溜めている。
草野は「ヤバイ」と思った。
霊が赤い光を放った時・・
「三田!!!」
動けない凛の前に立ちはだかり、草野は凛を庇った・・・。
凛は光に目が眩んで、目を瞑った・・・・。


20 翠蘭 [2006/07/18(火) 17:34:04]

面白いっっ
えーと、私は今「きゅーぴっとさん」って
小説をかいてます。それは、成功で終わらせたいですwww


21 啓太 [2006/07/18(火) 18:50:25 ID:found]

>>20
有難う御座います^^
なんか恋愛モノっぽそうですねw
お互い頑張りましょう!


>>19の続き


暫しの間、凛は目を瞑っていた。
そして、ゆっくりと開いた。
すると・・・
「く、草野君ッ!?」



「え、会ってない!?」
「うん、誰とも会わなかったよ。」
心の発言に、綾子が驚いていた。
「来た道歩いてきたんだけど・・シンとしてて話し声も聞こえなかったよ。」
「そんな・・・」
綾子はどうすればいいか考えた。
「まさか霊が・・・そうだとしたら」
桐嶋が立ち上がった。
「もし二人が霊に何かされたんなら・・やっぱり、探しに行くしかねえ!」
「・・・そうね、考えてても始まらない。」
と、芽衣も立ち上がった。
「私も探す。私の所為だし・・・」
心も、
「俺も!」
岩城も立ち上がった。
「私も探しに行くよ。」
綾子が言う。
「椎名と柳は保健室に居てくれ。」
「・・・わかった。」
5人は、保健室から出て行った。


22 啓太 [2006/07/18(火) 20:16:19 ID:found]

>>21の続き


凛が見たもの。
それは・・・
「草野君!!」
草野は気を失ったのか、目を閉じていた。
それだけではない。
霊の仕業によって、寝たまま宙に浮かされていた。
しかも、全身に赤い光が纏われている。
「草野君に何をしたの!?」
怖かったことも忘れて、凛は怒鳴った。
『さぁね?それは教えらンないなぁw』
霊は面白そうに笑う。
『言っただろう?お前らは全員地獄に落ちるんだ・・・もしかしたら、最初の犠牲者は・・・コイツかもしんねぇなぁ?アハハハハハハハ!!!!』
「やめて!草野君を返して!!」
『返すわけないだろ?返して欲しいんなら・・・自力で見つけてみな!ヒャーッヒャヒャッヒャ!!!』
霊は草野を連れて、消えた。
凛はその場にへなへなと座り込んだ。
「凛!!」
綾子たちがその直後に現場へ駆けつけた。
「凛!無事でよかった!」
「怪我はない?」
「?草野は?」
「何処にもいねーな・・」
「ねぇ凛、草野君はどうしたの?」
凛は震えていた。
「草野君が・・・草野君が・・・!!!嫌・・・っ嫌ァァーーッ!!!!!」
凛は頭を抱えて叫んだ。


23 啓太 [2006/07/22(土) 08:53:43 ID:found]

>>22の続き

そのまま凛は気を失ってしまった。
「どうしよう・・・」
「とりあえず、凛を保健室へ運ばなきゃ。」
「任せろ。」
岩城が凛をお姫様抱っこした。
「・・・・なんか絵になる」
「茶化すなよ」(汗



一同は保健室についた。
「ごめんね二人とも。大分遅くなっちゃ・・・」
保健室に入ると、
一同を待っていた椎名と幸音が、倒れていた。
「幸音!椎名君!」
「一体何が・・・」


24 カナ [2006/08/02(水) 11:08:23 ID:2222]

面白い!
めっちゃ面白いじゃん!!!
続き気になるし><かなり!
うち的には綾子ちゃんが好きー^^


25 啓太 [2006/08/12(土) 22:50:11 ID:found]

>>23の続き


その頃・・・


「外には出れないし、奇怪現象は起きるし・・・どうなっちまってんだ?」
北村裕也。
「呪われてんじゃない?」
黒川実。
「物騒なこと言うなや。女の子がおるんやから。」
檜山洋介。
「そうよ!此処にアタシというレディーが・・・」
「「「テメェじゃねぇよ。」」」
原哲。(オカマ)
「でも本当にどうなってんのかしら・・・」
白鳥瑠璃。
「・・・もし、帰れなくなったら・・・どうしよぉ・・・」
工藤羽海。
「大丈夫だ、羽海。きっと帰れる。」
武本亜季。(女)
「それに、みんな一緒なら怖くないよ、羽海ちゃん。」
高野加代子。

この8人は、綾子のクラスメート。
綾子達と同じで肝試しに来ていた。
綾子達よりも一足先に来ていて、学校の中を彷徨っていた。

「あ。アレって確か保健室じゃねぇ?」
「そうね。入ってみる?ちょっと歩き疲れたし。」
「そうだな。」
8人は綾子達の居る保健室へ。

ガララッ

「誰だ!?」
「キャア?!」
「い、岩城!」

岩城が振り向き、
羽海が驚き、
北村が相手を確かめた。

「き・・・北村?」


26 啓太 [2006/08/12(土) 22:57:30 ID:found]

追加キャラ紹介。


○北村
男バス所属。
普通の頭の良さを持つ、普通な男子。

○工藤
写真部所属。
とても冷静で、あまり笑わない。

○檜山
弓道部所属。
関西弁で、なにかと気が利くヤツ。

○原
美術部所属。
オカマ。図体がデカい。

○瑠璃
吹奏楽部所属。
ロングストレートヘアなお姉さん系で、美人。

○羽海
女バス部所属。
少し怖がり。カチューシャがよく似合う。

○亜季
剣道部所属。
武道に優れ、男らしい少し小柄な女子。

○加代子
テニス部所属。
眼鏡っ子で、性格はおっとりとしている。


27 カナ [2006/08/12(土) 23:07:36 ID:2222]

原うけるwwオカマww


28 啓太 [2006/08/12(土) 23:59:54 ID:found]

あ、黒川が工藤になってる(汗


>カナ
オカマはギャグの方向でw(ぇ

>>25の続き

北村たちは、綾子たちに今までのことを聞いた。
椎名と幸音と凛はまだ気を失っている。

「多分、草野君、連れ去られちゃったんだと思うの・・・凛があんなに取り乱すなんて、そうとしか思えない。」
「・・・そうだな・・・、それなら辻褄も合う・・。」
綾子の説明に、北村が頷く。
「やっぱ、幽霊・・・っ」
羽海が泣きそうな顔をする。
「大丈夫だよ、きっと大丈夫。」
走っていったときまで一番怯えていた心が羽海を慰めた。
「(心、なんだか成長した気がする。)」
綾子は内心そう思った。

「・・・・・う・・・」

「・・!椎名、気が付いたか?」
「椎名君!」
「・・・・?皆・・・?」
椎名が起き上がる。そして、
「んー・・・・、?あれ?私・・・・」
「幸音!」
幸音も目を覚ました。
「一体何があったんだ?椎名。」
「・・・え、と・・・・、ポルターガイスト?ベットとか机とかが宙に浮いて、それでビビって・・・・」
「で?」
「何かが思いっきりぶつかってきた感じがして、気絶しちまったんだ。」
「・・・・その何かって・・・幽霊・・・?」



『アハハハハハハハッ!!!』


声がした。
「!またかよ・・・この笑い声!」
桐嶋が舌打ちをする。


『死ね!死ね!全員地獄へ堕ちろォオオオオオ!!!!』


突如、宙や天井、地面に黒いモヤのような、入り口が出てきた。

「!?」
芽衣の足元に黒いモヤができる。
芽衣がズズズッと黒いモヤに引きずり込まれていく。
「芽衣ちゃんっ!!!」
心が芽衣の腕を掴む。
「!心!手を離して!じゃないとあなたまで・・・っ」
そのまま二人はモヤの中へ引きずり込まれていった。

「そ、そんなっ・・・・!」
綾子はショックを受けた。

「嫌ぁああ!!!」
羽海が悲鳴を上げた。
片腕がモヤの中へ引きずり込まれてっているのだ。
「う、羽海ちゃ・・・!」
加代子は助けたい思いでいっぱいだった。
だが、先ほどの心のような二の舞にはなりたくなかった。
すると、
「実!!」
何を思ったのか、黒川が羽海の手首を掴んだ。
そして、一緒に引きずり込まれていく。

「まさか、黒川君・・・羽海を一人にさせまいと・・・?」
瑠璃が呟いた。

「あ、亜季ちゃん!連れて行かれちゃダメよおお!!」
一同が振り返ると、床から現れた黒いモヤに引きずり込まれている亜季の腕を、必死に掴んで引っ張っている原の姿が。
「は、離せ原!二の舞になるつもりか!?」
「違うわぁ!嫌よぉ、友達を見捨てたくないわぁあ!」
原は亜季の手を離さなかった。
そして、一緒に引きずり込まれていってしまった。

気が付くと、桐嶋と凛が居なかった。
いつのまにか引きずり込まれていっていたのだ。

綾子、幸音、加代子、岩城、檜山、椎名の6人になったところで、
黒いモヤはなくなった。


29 啓太 [2006/08/13(日) 17:46:35 ID:found]

・・・あ、北村・・・(汗
いつのまにか黒いモヤの中に引きずり込まれたってことで!(汗


>>28の続き

綾子は絶望した。
「どうしよう・・・皆、死んじゃってたら・・・」
「縁起でもねぇこと言うんじゃねーよ・・・」
岩城が言う。
「私の所為よ!!」
いきなり幸音が声を上げる。
「私が肝試しをしようなんて言い出さなければ、こんなことにはならなかったわ!!」
「それは違う。」
岩城が続ける。
「婆ちゃんから聞いたことがあるんだけど・・・。
昔、ここいらで大地震があったらしいんだ。その時この校舎が崩れて、全校生徒が死んだ。
その魂は成仏しきれなくて、この土地に住みついて、
悪霊になってるらしいんだ。
それに、皆肝試しがしたいと思ってたから来たんだ。
柳の責任じゃない。」
「岩城君・・・。」
「そうだよ、幸音ちゃん。皆きっと何処かに居るはずだわ。
探しましょう?」
加代子も優しく微笑んだ。
「うん!」




『嗚呼、早く闇を喰いたい。』
校舎の何処かで、あの男子生徒の霊が佇んでいる。
『お楽しみはこれから・・・。どいつからどうやって料理してやろう?
ねぇ、面白そうだろ?』
と、宙に横たわる草野の方を向いて言う。
『君もきっと気に入ると思うよ・・・そのためには・・
クックック!【アイツ】をうまく使おう・・・ふはははは!!』


30 カナ [2006/08/13(日) 18:33:58 ID:2222]

アイツ!?ドイツ!?(゚Д゚)


31 啓太 [2006/08/13(日) 18:53:19 ID:found]

>>29の続き


「う・・・」
羽海は目を覚ました。
「あ、おはよう。」
「ひぁ!?」
いきなり声を掛けられて吃驚した。
声を掛けたのは、黒川だ。
「く、黒川君!え!?わ、私死んだんじゃなかったの!?」
「もし今工藤が死んでるって言うんなら、俺も死んでることになるんだけど。
勝手に殺すなよ。幽霊にワープみたいなのさせられただけだよ。」
黒川は相変わらず冷静な様子。
「ご、ごめんね・・・」
羽海は今の状況を大体把握した。
此処は大きな図書室。
本棚のジャングルと例えてもいい。
今この場には自分と黒川の二人だけしか居ない。
そして何より・・・
「(黒川君、私についてきてくれたのかな・・・?)」
「あのさ。」
黒川が話を切り出す。
「ん?」
「確か此処から保健室って、相当離れてるんだけど・・・。
霊に襲われるの覚悟で保健室に行くか、
此処でじっとしてるか、どうする?」
「・・・・じっとしてるほうがいいと思う・・・。」
「・・・ま、それが賢明だよねー・・・」
二人でため息をつく。
「・・・・真っ暗だね。」
「・・・あぁ。」
電気はついていなくて、辺りは暗闇に包まれていた。
「(黒川君って漆黒の瞳で、綺麗な顔立ちしてるなぁー・・・)」
黒川の顔を見て、羽海はそう思った。
「何?なんか俺の顔についてる?」
「う、ううん、別になんでもないよ。」
羽海も十分可愛い部類に入る顔立ちをしているのだが、
「(黒川君のが絶対顔立ち良いよなぁー・・・)」
と、自分を自虐していた。
「ね、さっきからすごい暗い顔してるけど・・・もしかして具合悪い?」
「・・・ぇ?」
考え事をし過ぎたせいか、表情に出ていたらしい。
別に、具合は悪くない。
「もしかして我慢してた?ゴメン、気が付かなくて。」
「わ、私別に具合は」
「工藤って普段いっつもそうやって人に遠慮してるじゃん。
別に此処には俺しか居ないし、楽に休んでていいんだよ?」
「・・ぇ・・・」
内心ドキリとした。
確かに羽海は遠慮する癖がある。
具合が悪いときも無理をするタイプだ。
羽海は、その事に気づいているのは一番の友人の瑠璃ぐらいしか
居ないと思っていた。
「なんで知ってるの・・・?」
「なんでって・・・・普段見れば分かるじゃん。」
また内心ドキリとした。
今度は違った胸の高鳴り。

―普段、見ていた・・・?

「なんか、顔赤くなってるよ?熱とかあるんじゃ・・」
「ち、違うよ・・」
「じゃあなんで?」
「(それは聞かないでよぉー・・・・)」

バサバサバサバサッ!

本が突如、何冊か本棚から落ちた。
「きゃあ!?」
羽海は吃驚して黒川の腕を掴んだ。
本棚が倒れてきた。
二人は座っている状況だったので、回避は難しい。
そのまま、本棚の下敷きになるかと思えば・・・
「く、黒川君!?」
黒川が羽海を抱きかかえ、それを避けた。

「・・・あ、有難う、黒川君・・」
「・・・別にこれくらい当然だろ。」
黒川はやはりいつでも冷静でシャイのようだ。
はた、と羽海は今の自分の体勢を確認した。
黒川が自分を押し倒したような体勢になっている。
黒川もそれに気づいた様子だ。
「あ・・・悪ぃ。」
黒川は素直に羽海から離れようとした。
が、
「ま・・・待って・・・っ」
羽海は黒川の制服の袖を掴んだ。
「・・・・・工藤?」


32 啓太 [2006/08/13(日) 19:14:57 ID:found]

>カナ
ドイツって・・・国!?(ぇ

>>31の続き

「ん・・・?」
亜季は目を覚ました。
そして先ほど何が起こったのか思い出した。
「!亜季ちゃぁん!目を覚ましたのね!よかったわぁ〜」
原が嬉しそうに笑った。
「原・・・。何故私を助けようとした?」
「何故って・・、亜季ちゃんは大切なお友達だもの!」
「・・・・友達、か・・・。
とりあえず、礼を言う。有難う。」
「いいのよっ!」
原はにこにこ笑っている。
「(原・・・オカマとは言えやはり男だな。この状況が怖くないらしい・・・)」(汗
亜季はそう思った。
「ところで此処は・・」
「体育器具室みたいよ。」
その証拠に、跳び箱やハードルがある。
「そうか・・・。迂闊に外に出ると霊に襲われそうだな。」
「そうね・・・。」


亜季は少し嬉しかった。
理由は、自分を助けてくれる人が居たから。
自分はいつも強がって、武道に優れていると有名だから、
先ほどのような危険な状況になっても、
一人で切り抜けられると誰もが思い、
誰も自分を助けてくれないと思っていた。
黒いモヤに引きずり込まれ、
一瞬、酷い恐怖に襲われ、もう駄目だと思った。
だが、原が一番にそれに気づき、腕を引っ張ってくれた。
友達だから、と言って、引っ張ってくれた。
それが嬉しかった。
亜季は、原のことを友達だと心から思えた。


「原」
「なぁに?」
「さっきは本当に・・・」
有難う、と言いかけたところで、

ガタガタガタガタッ!!!!

「「!?」」
体育器具が宙に浮いた。
「こ、これってぇ、ポルターガイストぉ!?」
「原、伏せろ!」
二人は伏せた。
頭上をヒュンヒュンと体育器具が勢い良く飛んでいく。
「どうやら私たちを殴り殺す気らしいな。」
「そ、そんな・・・」
ハードルが亜季の背中にぶつかった。
途轍もない痛みが亜季を襲う。
「ぐぅっ!!」
「亜季ちゃん!!」
なんと、原が亜季を抱きしめた。
小さな亜季は、大柄な原の身体にすっぽり収まる。
「なっ・・・原!まさかお前!!」
亜季はすぐに理解した。
原は、自分を盾にするつもりだ。
「亜季ちゃんの可愛い顔に痣ができたら大変ね。」
「原!」
「でもアタシはゴツいから大丈夫ね。それに大きいから、亜季ちゃんを守れるわ。」
「原!やめろ!!!」

ガッ!
ドスッ!
ゴッ!!

原に器具が当たっていく音がする。
「原!!!私のことはいいから!!!」
「亜季ちゃんは!!!」
原が声を上げる。
「亜季ちゃんはこの現象が終わったら逃げて!!」
「なっ・・・」
「大丈夫。アタシ頑張るわ。だから、現象が終わったら保健室へ走るのよ!!」
「は、原、お前は・・・」
「きっと走れないわ。それに足手まといはごめんよ。だから亜季ちゃんだけでも。」
「駄目だ、原!お前は私の友達なんだ!一緒に逃げるんだ!」
亜季の目に涙が滲む。
「お願いだ!私を・・・・一人にしないでくれえぇ!!!!」


33 カナ [2006/08/13(日) 19:28:59 ID:2222]

羽海ちゃんの恋の予感♪”(*^v^)


34 ピー子 [2006/08/14(月) 13:49:43]   

面白いよー!一気に全部読んだよ↑↑↑
原と亜季ってしゃべり方を逆にしたら
めっちゃピッタリなんだけどねー((笑

あたしもこんな、命がけで守ってくれる
オカマの友達がほしいなぁ(●´v`人)


35 啓太 [2006/08/17(木) 17:33:10 ID:found]

>カナ
青春だねw

>ピー子さん
オカマの友達でいいんですか!?(汗

>>32の続き


―・・・どうして泣いてるの?

―・・・ママが、いなくなっちゃったのっ・・・!

―・・・だいじょーぶだよ、きっとむかえにきてくれるよ。

―ほんとう?

―うん。げんきだしなよ。ぼくがいちまい、しゃしんをとってあげるから。

―いいの?

―うん。

―ありがとう。

カシャ

―はい。どーぞ。

―?まっくろだよ?

―かわかせばうつるんだよ。

―そうなんだぁ。

―やっと笑ったね。

―うん。ねぇ、なまえ、なんていうの?

―ぼくのなまえ?ぼくは・・・



「待って!!!」
「・・・工藤?」
突然羽海が声を上げたので、黒川は珍しく吃驚していた。
「あ・・・ご、ごめんなさい。な、なんでもないの。」
勢い余って羽海は言う。
「?」
黒川は不思議そうに羽海を見て、体勢を整える、というか、羽海の隣に座る。
ポルターガイストは、なくなっている。
「・・・ごめんね、私、迷惑ばっかりかけて。」
「別に迷惑なんて」
「何も役に立たなくて・・・私、死んじゃったほうが・・・っいいのかなぁっ?」
震えた声を聞いて、黒川は羽海の顔を見てまた吃驚した。
羽海は、泣いていた。
「そんなわけないだろ。」
「でも・・・」
「死んでいい人間なんて、居ないんだ。」
黒川が続ける。
「だから工藤も、死んでいい人間なんかじゃない。」
「黒川君・・・」

カシャ

「・・・へ?」
「泣き顔、もーらい。」
突如、黒川が羽海の写真を撮ったのだった。
旧式カメラで、撮った写真が出てくる。
「あげる。」
写真を差し出す。
「心霊写真かもしれないし?」
「え、えぇええ!?」
受け取ったらそういわれたので、羽海は吃驚した。
「嘘だよ。・・・はは」
黒川が、笑った。
おかしそうに。
「(・・・・笑顔・・・かっこいい・・・・)」
羽海がぽーっと思っていると・・・・


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