1 ゆい [2006/06/09(金) 20:35:01]
3作目。。。断念したユイです
自分はなんて無責任なんだと思いつつもう一回3作目行きたいと思います。
どうぞよろしく♪♪
2 ゆい [2006/06/09(金) 20:36:39]
「マヂさぁ、あいつ最悪だよねぇ〜っ!!」
「マヂありえないっつうの!!何様のつもり??」
「テカ男なんていくらでもいるし!!次行こう、次。」
彼女たちは真実の愛を知っているのだろうか……??
3 零魅 [2006/06/09(金) 20:42:36]
ゆいsがんばってください!!(>v<)
4 ゆい [2006/06/09(金) 20:43:05]
いまどきはやらない制服のスカートを最大限に伸ばしている。
靴下はふくらはぎの途中までしかない。
真っ黒な髪の毛をお下げにしている。
いまどき信じられないほど大きな眼鏡。
体型は普通。
顔は眼鏡でよく見えない。
これがあたしの今の姿です。
こんなあたしにも…
好きな人がいます。
5 ゆい [2006/06/09(金) 20:44:38]
零魅さん
アリガddです♪♪
頑張ります!!
6 ゆい [2006/06/09(金) 20:47:57]
先ほどの会話からも推測できるようにこの高校はギャル90パーセントで構成されています。
「ありえない」
「うざい」
「だるい」
彼女たちの語彙はなんて貧困なのか。
教師とすれ違えば睨み、友達関係も複雑すぎてあたしには理解不能。
スカートは下着が見えそうなほど短いし、髪の毛なんて元の色がわからない(まぁ黒かったんでしょうけど)。
7 ゆい [2006/06/09(金) 20:50:16]
あたしですか??
あたしにだって友達はいますよ。
高校を構成している生徒の10パーセントはまともな人間ですから。
あたしはそっちとお付き合いしています。
ギャルの皆さんを否定はしませんよ。
あれも彼女たちの個性ですから。
ただ彼女たちはあたしたちを否定します。
いつものように「ありえない」と。
9 ゆい [2006/06/09(金) 20:54:18]
いじめはされません。
お互い自分たちの領域からはみ出さなければ。
この高校は二極化しています。
ギャルと優等生に…。
そんな子の高校であたしは恋をしてしまった。
しかも…
しかも向こう側の生徒に…。
10 ゆい [2006/06/09(金) 20:55:26]
梨飴
やめちゃったの
あたしの脳内のストーリーが文章に出来なかったのよ(^_^;)
自分もまだまだですわww
今度は頑張る!!
梨飴も頑張って☆☆
11 とまと [2006/06/10(土) 09:33:57]
ゆいチャンきたょー♪
3作目ぉめでとぅw
ぃゃーなヵなヵ今回のもぉもしろそぅだねw
がんばってねー(*´∀`*)
12 M [2006/06/10(土) 17:14:41]
来ましたよぉぉぉぉぉ♪♪♪
またまた面白そう ワクワク))))
13 may [2006/06/10(土) 17:17:35]
面白そうですね!!続き気になります!!!
14 ゆい [2006/06/10(土) 22:49:28]
とまとチャン
アリガdd♪♪
頑張りまぁす(*^^)v
今回は完成させるよ!!w
15 ゆい [2006/06/10(土) 22:50:25]
Mチャン
わざわざ前スレにカキコしてまで来てくれて感動ですぅ(T_T)
これからも優衣をよろしくです☆☆
16 ゆい [2006/06/10(土) 22:51:04]
mayさん
お初です^^(か??)
これからもよろしくお願いしまぁす♪
17 ゆい [2006/06/10(土) 22:55:12]
彼の名は斉藤拓也《さいとうたくや》。
あたしと同じ高校にいながらすむ世界が違う…。
俗に言う向こう側の人間です。
どうして彼を…その……す‥きになってしまったのかと言いますとそれは数週間前にさかのぼるのです。
18 ゆい [2006/06/10(土) 23:40:53]
あたしは市内の図書館で長らくお手伝いをしています。
その日は図書館の本をわが高の図書室に持っていく作業を放課後していました。
本って意外と重いんですよね。
運動音痴で筋力0のあたしにはちょっと重過ぎました。
階段を下りてる途中で本をばら撒いてしまったのです。
そんな時上から数人の男女の声。
「マヂあいつうざくなぁい??」
「じゃあ今度呼び出しちゃおうよぉ。」
「おいもうやめろって、お前ら最近やりすぎだよ。」
「じゃあ放っておけってゆうのぉ??」
この喋り方は…壁の向こうの人たちです。
恥ずかしすぎる今のあたしの状況。
「あっ…お姉ちゃん…??」
「何、優菜の姉貴ってここの人なのぉ??マヂうけるんだけど(笑)」
「うんそうなんだけど…いいから早く行こう。」
わかっています。
妹が高校内であたしに目もくれてくれない事くらい。
小学生のときからそうだから。
双子なのにこうも違うあたしたち。
妹も向こう側の人間なんです。
家では普通の兄弟ですけど…。
「拾ってやれよぉ、姉貴だろ(笑)…大丈夫ですかぁ??」
ちょっと軽い言い方。
この人もあたしをからかってると思ってた。
いや、実際最初はからかっていたのかもしれない。
ギャラリーのギャルたちは彼の様子を見てげらげらと下品に笑う。
彼はそんな奴らを横目でちらりと見てもくもくと本を拾う。
「あの、いいです…。後は自分でやりますから……。」
蚊の鳴くような声であたしはつぶやいたが無視された。
しっかりすべて本を拾い終わる頃にはギャラリーは消えていて彼の友数数人が残った。
19 ゆい [2006/06/10(土) 23:43:43]
「おい、拓也行こうぜ。」
「あぁもう行くよ。じゃあなぁ、お姉さん(笑)」
やっぱり彼はあたしを面白半分に手伝ったのだと確信しました。
そのときは彼の事どうも思ってなかったのです。
むしろ嫌な人だと、向こう側の人だし…。
状況が変わり始めたのはそれから二・三日あとからの事です。
20 ゆい [2006/06/10(土) 23:49:47]
学校の昼休み、あたしはいつも図書室で過ごします。
本の匂いってとても気持ちいい。
あたしはいつものように室内をぐるっと一周しました。
最後の本棚の角を曲がったところでいつも見ないものを見付けました。
ここは基本的にあたしと同じ人種の人間しか来ません。
そういうところなのです。
なのに彼はそこにいたのです。
真っ白な長いセーターから指先だけをちょこんと覗かせて彼は真剣に本を読んでいました。
そう、階段で本を拾ってくれた彼です。
腰パン、長すぎるセーター、黒髪ではあるけど少し長めの髪。
そんな生徒はあたしの知り合いにひとりもいません。
彼は何の本を読んでいるのだろう??
そんな疑問があたしの中によぎって次の瞬間にはあたしは彼に声を掛けていました。
あたしとした事がなんて大胆な…。
21 もえ [2006/06/10(土) 23:51:17]
面白そう♪頑張ってネ(*^-^*)
22 may [2006/06/11(日) 10:33:08]
更新されてる!
どうなるんだろー!
23 ゆい [2006/06/11(日) 23:09:37]
もえさん
お初です☆☆
応援アリガdです(*^_^*)
現張りますっ!!
24 ゆい [2006/06/11(日) 23:10:35]
mayさん
どうなるんでしょうねww
自分でもよくわからない。。。((オイッ
今日も少しだけ更新します(*^^)v
25 ゆい [2006/06/11(日) 23:16:26]
「すいません…。」
「あぁ、この前の!!」
どうやら彼はあたしを覚えていたようです。
彼はすごく素敵な笑顔であたしと話してくれました。
「はい、優菜の姉です。先日はどうもありが…」
「あぁ、いいっていいって。俺のポリシーだから、人助け(笑)」
「はぁ…。あの、何の本読んでるんですか??」
「伝記だよ!!すごく面白いんだ。歴史を変えた人の人生が書かれた本。俺も将来伝記になる!!」
そう語った彼の眼は輝いていました。
あたしには何の夢も希望もなくて…。
なのに彼は自分の夢をこんなにも熱く語れる。
なんて素直な人間性の人なんだろう。
彼の事を気にしだすのにそう時間はかかりませんでした。
26 ゆい [2006/06/12(月) 22:19:48]
彼は笑顔の素敵な人です。
まるで太陽のように笑います。
周りの友達も彼につられて笑います。
彼はみんなのムードメーカーです。
彼はよく図書室に来ます。
そしていろんな伝記を読むのです。
セーターからちょこんと指先を覗かせて。
彼の丸くて大きな目はきらきらと輝いています。
あたしは遠くから彼を毎日見つめました。
どんどん彼の事わかっていきます。
でも向こう側の人にばれないようにこっそりと。
バレたらどうなってしまうかわからないからです。
彼は向こうでも人気の生徒。
あたしはこちらで平々凡々と暮らしています。
27 ゆい [2006/06/12(月) 22:20:20]
彼は笑顔の素敵な人です。
まるで太陽のように笑います。
周りの友達も彼につられて笑います。
彼はみんなのムードメーカーです。
彼はよく図書室に来ます。
そしていろんな伝記を読むのです。
セーターからちょこんと指先を覗かせて。
彼の丸くて大きな目はきらきらと輝いています。
あたしは遠くから彼を毎日見つめました。
どんどん彼の事わかっていきます。
でも向こう側の人にばれないようにこっそりと。
バレたらどうなってしまうかわからないからです。
彼は向こうでも人気の生徒。
あたしはこちらで平々凡々と暮らしています。
28 ゆい [2006/06/12(月) 22:20:37]
2回書いてしまった(^_^;)
29 ゆい [2006/06/12(月) 22:22:11]
そんなあたしに彼が目をくれることもなく、勇気のないあたしが彼に話しかけることは二度となく
もう一度桜の花が咲き乱れる季節がやってきました。
30 ゆい [2006/06/12(月) 22:24:29]
どうすればいいのかわからない。
自分の気持ちもよくわからない。
だって今まで恋なんてした事ないもの。
向こうの人たちは「男なんて腐るほどいる」とか言うけれど。
確かに男はたくさんいるけれど好意を抱く人はなかなか現れないものです。
そんなあたしが始めて好意を抱いた人は実は彼ではありませんでした。
31 ゆい [2006/06/13(火) 23:16:04]
去年の桜が散り始めた頃あたしは図書館でお手伝いを始めました。
理由は本が好きだから、ただそれだけです。
図書館に毎日行くようになってまもなく一人の男性と知り合いになりました。
彼の名前は神崎夕《かんざきゆう》さん。
図書館で働いている方でした。
あたしたちの会話もやはり一冊の本から始まりました。
あたしが本の貸し出しカウンターに本を置くと彼はこなれた手つきでバーコードを読み取りあたしに言いました。
「俺もこの本大好きだよ。気があうねぇ、これなかなか読む人いないでしょ??」
あたしが借りた本は古びた文庫本でたまたま題名が目に留まって借りただけの本でした。
「えぇ、でもあたしはたまたまこの本を手に取っただけなんですよ。この本はそんなに面白いんですか??」
「それはもうこの図書館中の本で一番面白いよ!!特にアンジェラと…って言っちゃだめだ(笑)」
彼がその本を語る様子はあたしの目に新鮮なものとして飛び込んできました。
一つのものに熱中している人をあたしは今まで見た事がなかった。
彼はたった一つの古びた文庫本に興奮して目を輝かせている。
今思えば彼が図書室でエジソンの伝記を持ちながら喋っていたあの雰囲気はこの時ととてもよく似ていた。
32 ゆい [2006/06/13(火) 23:39:35]
あたしは家に帰るとご飯もお風呂も忘れて本を読みふけった。
そして神崎さんに早く感想を言いたかった。
とても面白い本だった。
男女の恋物語。
身分の差から引き離されお互い二度と陽の当たる所では会うことができない。
それでも何度も密会を重ね最後は二人で崖から身を投げてしまう悲しい恋物語。
本を読んでこんなに泣いたのは久しぶりの事だった。
早くこの興奮を伝えてあげたかった。
あたしは放課後すぐに図書館へ向かった。
33 ゆい [2006/06/15(木) 21:11:46]
「あのっ、この本すごく素敵でした!!えと、あの何から話せばいいのかわからないけど、とにかくすごくすごく素敵でした!!」
「ふっ…ははっ。ありがとう。そんなに気に入ってもらえて嬉しいよ。君名前は??」
彼はあたしがいきなり大きな声で喋りだしたので驚きながらも小さく笑ってくれました。
それにしてもあたしに名前を聞く男の人は初めてです。
「あっ、えと根岸日菜《ねぎしひな》です。」
「日菜ちゃんね。これからも喋りに来てよ。この仕事結構暇で(笑)」
ここは小さな図書館です。
最近大きな図書館が近くに出来てお客さんはみんなそっちに行ってしまいました。
でもあたしはここの雰囲気が大好きなのでここに来てるんです。
34 ゆい [2006/06/15(木) 21:15:56]
確かに神崎さんは暇そうです。
だってカウンターで一人だしお客さんは0だし。
「はい、あたしももっと本の事話したいです。あとお手伝いさせてもらってもいいですか??図書館で働くの夢だったんです。」
「あぁ、いいよ。毎日おいで。誰もいない図書館だけどやることは結構あるんだ。」
「ありがとうございます。今日はとりあえず帰ります。詳しいことはまた明日聞きに来ます。失礼します。」
「またおいでぇ。」
彼は無邪気な笑顔であたしに大きく手を振っていました。
『可愛い』
不意にこんな気持ちになりました。
まだこの気持ちが恋になるなんてあたしは予想していませんでした。
35 ゆい [2006/06/15(木) 23:29:24]
あたしは毎日図書館に通いました。
返却された本を元の棚に戻したりカウンターでお仕事したり…。
図書館の仕事は思ってたよりもずっとハードであたしはくたくたでした。
そんなときにあたしに癒しをくれるのが神崎さんとのお喋りです。
神崎さんは今25歳で2人の子供がいるそうです。
とても素敵な奥さんがいて名前は柚歌さんと言うそうです。
奥さんとは幼馴染で高校のときに付き合い始めたそうです。
写真を見せてもらったらとてもかわいい女の子が二人、それにとても仲よさげに写っている若い夫婦。
それが神崎さん夫妻でした。
とても綺麗で優しそうな奥さん。
でも神崎さんは尻にしかれっぱなしだそうです。
こんなに神崎さんの事たくさん語れる。
この時あたしはきっともう神崎さんの事が好きだったのでしょう。
でも初恋も経験した事のないあたしは『好き』と言う感情がよくわかりませんでした。
36 七海 [2006/06/15(木) 23:38:31 ID:gekokujyo]
題名に惹かれやってきたら……ビンゴでしたw
主人公可愛すぎですvv一人称の話し方も可愛すぎです(´∀`●)
岩場の陰から応援いたします(・ω・)
37 ゆい [2006/06/16(金) 21:06:38]
七海さん
ありがとうございます☆☆
主人公のキャラをこれからも上手く使っていけたらと思っています(*^^)v
応援よろしくお願いしまぁす♪♪
38 ゆい [2006/06/16(金) 22:51:39]
図書館に行く理由が増えました。
神崎さんに会いに行くため…。
毎日毎日図書館に行って毎日毎日神崎さんと喋る。
とてもとても些細な幸せ。
男の人とこんなに普通に喋れるなんて何年ぶりか。
こんな事、向こう側の人たちは当たり前だと思う。
男の人と喋るなんて。
でもあたしは違う。
この外見であたしに寄って来る人はいない。
ひねくれた考えかもしれない。
ただの思い込みかもしれない。
けど今はどうしてあたしは今までもっと普通の女の子らしくしてこなかったんだろう??という後悔でいっぱいだった。
メイクをする。
髪の毛をいじる。
制服のおしゃれな着こなしを探したり…。
生きてきてこんなことが出来る時間はいくらでもあった。
なのにあたしはしてこなかった。
興味がなかった。
今はそんな自分が腹立たしく思える。
自然に神崎さんの横にいたい。
今のあたし…浮いてるよね……??
39 とまと [2006/06/18(日) 01:27:17]
ゆいさん>久しぶりにきたょ〜(*´∀`*)
ってヵメチャクチャぉもしろぃ!!w
ぁと日菜チャンがヵゎぇぇ(*´∀`*)(ぉぃ
これヵらも更新ファイトォ(n‘∀‘)n!!!
40 ゆい [2006/06/18(日) 09:50:46]
とまとチャン
おひさぁぁぁ!!
もう読んでくれてないと思ってたよww
嬉しいなぁ♪♪
日菜は読者から人気ですわw
更新頑張りますっ(^_-)-☆
41 とまと [2006/06/18(日) 15:14:10]
ぃゃぁぁ読んでたんだヶどなヵなヵコメントする時間が
なくてね(ノ∀`;)(ぇ
これヵらはなるべくコメントできるょぅにしますぉw
42 ゆい [2006/06/18(日) 21:21:41]
とまとチャン
ありがとう(*^_^*)
なんかたくさんカキコないと寂しいわ(わがまま娘ww)
てな訳でいつでもカキコしてください♪♪
43 ゆい [2006/06/18(日) 21:36:31]
どうすればいいのだろう??
どうすれば神崎さんの横にいることができるのだろう??
「好き」
なんて言える訳ない。
あたしと神崎さん、あまりにも違いすぎる。
好きになったからいけないんだ。
あまりにも身分違いの恋だもの。
それならあたしが目の前からいなくなればいい。
彼の記憶からあたしが消えて、あたしの中から神崎さんが消えればいい。
簡単なことだ。
あたしが図書館に行かなきゃいいだけ。
とてもとても簡単なこと。
あたしは次の日から図書館に行かなくなった。
44 ゆい [2006/06/18(日) 21:46:26]
図書館に行かないまま一週間が過ぎた。
図書館に行かないと放課後がとても長くて暇でしょうがなかった。
そして暇になると必ず考えてしまう、神崎さんの事。
あたし馬鹿だった。
目の前に神崎さんがいなければ忘れられると思ってた。
でも毎日毎日彼の笑顔とか喋ってる声とかしぐさとか、いろんなものがあたしの中を支配する。
そしてあたしの中は神崎さん一色に染まってしまう。
恋なんてしたことなかったあたしの初めての恋…。
45 ゆい [2006/06/18(日) 22:01:24]
授業中ボーっとしていることが増えました。
自分の部屋で泣くことが多くなりました。
食べる量が減りました。
元からみすぼらしかったあたしは余計に貧弱な体つきになりました。
すべて神崎さんを好きになってしまったから…。
ある週末あたしは本屋に行きました。
そこで一番会いたくて、でも絶対会いたくない人に会いました。
46 七海 [2006/06/18(日) 22:09:06 ID:gekokujyo]
恋の気持ちが分かる……(ノ_・。)
神崎さんと日菜ちゃんのこれからもが気になるっ(`∀´●)!!
更新がむばって下さいvv
47 ゆい [2006/06/18(日) 22:48:33]
七海サン
どうもありがとう☆☆
神崎さんと日菜のこれからはあくまで序章ですww
長くなりそうだわ(^_^;)
頑張りますっ♪♪
49 ゆい [2006/06/23(金) 21:36:51]
七海サン
今七海サンの小説行ってきました☆☆
50 ゆい [2006/06/23(金) 21:37:22]
…神崎さんだ。
奥さんと歩いてる。
奥さんと神崎さんの間にかわいい女の子が二人、仲良く手をつないで歩いてる。
見たくなかった現実でした。
あたしが、このあたしが妻子持ちの男性を好きになるなんてふしだらな行為を…。
51 ゆい [2006/06/23(金) 21:37:34]
でも好きです。
恥ずかしくて声には出せないけれど。
男の人と話すだけで顔が真っ赤になるあたしが好きなんて言える訳ないけど、好きです。
初めて抱いたこの気持ちを消化しきれぬままあたしは彼に出会いました。
『斉藤拓也』
またしても恋をしてはいけない相手にあたしは恋をしてしまったようです。
これは恋じゃない、恋じゃないと自分に言い聞かせてきました。
でももうあたしに理性と言う言葉はないようです。
彼を見るたびに昔神崎さんを見つめていた時と同じ感情が湧いてくるのです。
これを人は恋と呼ぶのだとあたしは確信しました。
向こう側の生徒…。
あたしは難しい恋をすることが楽しいのでしょうか??
52 とまと [2006/06/23(金) 22:10:08]
久しぶりの更新だァ♪
なんヵすっごぃ切ないお話だヶど、
ぉもしろぃ・・・・。(ぇ
これヵら先、どーなっちゃぅのヵ
気になるね(笑)
んじゃ、更新がんばってね☆
53 ゆい [2006/06/24(土) 23:14:35]
とまとチャン
アリガd♪♪
ユイ自身切ない話が好きだからどうしてもそういう方向に…((笑
一体どれくらいの人が読んでくれてるのか不安だよ><
とまとチャンはいつも来てくれて嬉しい(*^_^*)
更新頑張るね☆☆
54 ゆい [2006/06/24(土) 23:21:01]
彼はここの所毎日図書館に来ます。
あたしも毎日図書館に行きます。
でもあれ以来話すことは出来ません。
恥ずかしくて、自分を好きになれなくて。
自分の姿を極力人に見せたくない。
でも彼の視界に入っていたいのです。
おかしな話ですよね。
容姿に自身のないあたしが、自分の事を好きじゃないくせに、時分の好きな人の視界に入りたいなんて。
55 ゆい [2006/06/24(土) 23:22:41]
あたしはこの狭い高校の図書館を所狭しと動き回ります。
返却された本を元の棚に戻す。
単純作業の繰り返しですけど、彼の前を何度も通り過ぎて本を返しに行きます。
楽しいです。
純粋に楽しいです。
56 ゆい [2006/06/24(土) 23:39:52]
ある日いつものように図書館に行くと彼は伝記を読んでいませんでした。
いえ、彼はいつもの場所にいませんでした。
「風邪でも引いたのかしら??」
特に気にも留めずにあたしは棚戻しの作業を速めに終わらせて教室に戻りました。
その途中の階段には彼がいました。
自然と背中が伸びる。
深呼吸して階段に向かおうとしたその時…。
「拓也はぁ、美奈子の事ちゃんと愛してくれてるぅ??」
聞こえてきたのはとても甘えた様子の女性の声。
向こう側の生徒ですよね、もちろん。
「あぁ、愛してるよ。今度また遊びに行こうねぇ。」
それ以上言わないで。
聞かせないで。
いやだ、聞きたくない。
心はそう言っているのにあたしの体は動きませんでした。
「ほんとに??拓也だぁいすき。」
いやだ!!
やめて。
好きとか簡単に言わないで。
あたしも言ったことない言葉を彼に向かって言わないで。
気付けば体は勝手に動いていて、あたしは廊下を走り去っていました。
57 とまと [2006/06/25(日) 08:25:26]
でもσ(*´∀`me)も意外に切ない系の話が
好きだったりするヵも(笑
マンガとかもそーぃぅ系もってるしw(ぇ
ってヵゆい小説書くのぅまぃなアw
もぅね、日菜ちゃんの感情がビシビシ伝わってくるよ(ノ∀`;)(ぇ
ぁと、σ(*´∀`me)はこれヵらもずっと見るんで、
更新がんばってくださぃな♪
59 ゆい [2006/06/27(火) 23:19:06]
とまとチャン
優衣上手くないよぉ(((^_^;)))
優衣のおともらちはメチャ上手い人たくさんいるよ(^_-)-☆
これからもよろしゅうね♪♪
七海チャン
こちらこそ呼びタメオーケーです☆☆
日菜がどんどんかわいそうになっていく
まぁしてるのはあたしだけどw
頑張らせていただきます(*^^)v
60 とまと [2006/06/28(水) 17:52:21]
ぃゃぃゃw
σ(*´∀`me)にとってゎとってもお上手だw(ぇ
ってヵ自分の小説全然更新してなぃ・・・。
ゃばーぃ・゜・(PД`q。)・゜・ (ぇ
61 ゆい [2006/06/28(水) 22:53:32]
とまとチャン
いやいや。。。アリガd♪
優衣も最近なかなか更新できない
今からちょっとだけ更新するよ(*^^)v
とまとチャンも頑張って☆☆
62 ゆい [2006/06/28(水) 23:14:53]
―――はぁはぁ…。
あたし馬鹿だ。
どうしようもない大馬鹿だ。
彼の前を通りたいなんて。
彼の事心配するなんて。
あたしには身分違い。
向こう側の生徒を好きになんてなっちゃいけない。
いつか部活のとき先輩が言ってたっけ??
でももう好きになってしまった。
今度はもうとめられない。
神崎さんを諦めた事、少し後悔してるんです。
神崎さんに薦められて読んだ本の一説、あたしの大好きな詩があります。
63 ゆい [2006/06/28(水) 23:18:11]
それでもあなたを好きだと思ってしまうのは
あたしが悪いのでしょうか??
一生報われない恋です
そんな事はわかっています
それでも愛を貫き通します
それがあたしに課せられた運命ならば
あなたが好きでたまりません
愛に理由は必要ですか??
『好き』という言葉が十分に物語っているでしょ??
目が合ったらもう離せなくなる
この気持ちがあなたにもわかるでしょ??
一生報われなくたって
あたしはあなただけが好き
ほかに好きな人なんて要りません
ずっとお傍でお仕えします
あなたの事が好きだから…
何度この詩に助けられたでしょう??
あたしのこの小さな体のどこからこんな感情が生まれてくるのかわからないほど、あたしの中は自分への劣等感でいっぱいでした。
その暗い気持ちから少しでも抜け出させてくれたのがこの詩。
そして思い出す神崎さんの笑顔。
彼を好きになった今、神崎さんはよい思い出にしたいと思っています。
改めてこの詩を思い出して、あたしは少し勇気をもらえました。
64 ゆい [2006/06/29(木) 22:55:48]
おれって世界一馬鹿な人間かも…。
向こう側の生徒が気になる。
しかも優菜の姉貴。
俺昔夕菜と付き合ってたんだよね、2ヶ月だけど。
あの階段での一件、俺は運命だななんて解釈してる。
歴史に運命は付き物だぜ。
「たまたま」ってのが大切なんだよ。
たまたま本を抱えて階段を上ってた彼女が
たまたま本をばら撒いて
たまたまそこを通った俺が
たまたま彼女を助けたんだ。
その時の彼女の
「あの、いいです…。後は自分でやりますから……。」
っていうあの慎ましい発言が忘れられないなんて。
65 ゆい [2006/06/29(木) 23:02:00]
俺って意外とお坊ちゃまなんだよね。
こんなちゃらちゃらした感じだけど頭は良いし。
将来は会社を任されるんだ。
中坊の時にちょっと俺ぐれちゃって、大して勉強もせずにこの高校に入学。
しかもギャル男のイメージを払拭しきれずにずるずるとこっち側の生徒に。
周りの女とかはっきり言ってウザイ。
「ほんとに??拓也だぁいすき。」
大好きとか簡単に言ってんじゃねぇよ。
お前、『大好き』って言うのは一生に一回しか使っちゃいけねぇんだぞ。
その辺ちゃんとわかってんの??
テカ俺このままじゃ日菜チャンに対して超印象悪いじゃん…。
どうする、俺??
66 ゆい [2006/06/29(木) 23:03:05]
>64>65
急に拓也サイドです。
これからちょくちょくこういう展開になってきます。
これからは書き出す前にどっちサイドか書くので…。
では、落ちます(*^^)v
67 青春ノイローゼ//カテゴライズ [2006/06/29(木) 23:03:18 ID:gekokujyo]
まじですかー(((゜д゜;)))!!!!!
今かなり嬉しい七海です(改名しました
両思いなのかv?
69 ゆい [2006/06/30(金) 18:00:31]
七海
両思いなのかなぁ??
かもねぇww
さぁどうなんでしょ??((爆))
ご訪問アリガdございますた☆☆
70 ゆい [2006/06/30(金) 18:02:26]
水無月サン(でよろしいのでしょうか??)
お初です^^
ありがとうございますぅ♪♪
最近自分の小説に自信喪失中だったので新たな人がカキコしてくれて嬉しいです(*^^)v
これからもどうぞよろしくお願いしましゅ((何
71 ゆい [2006/06/30(金) 18:23:39]
日菜side
もう後悔はしたくないです。
でも彼に会うのが怖い。
別に彼があたしにあの時気付いていた訳ではないですし、あたしの付け上がりですけど。
なんだか無性に怖いんです。
あたしはいつもの数倍スピードが上がっている心臓を押さえつけて図書室に向かいました。
入ってまっすぐの所に伝記コーナーがあります。
…いた。
今日はいつものところで彼が伝記を読んでいます。
あたしは右に曲がってカウンターの中に入ります。
今日はカウンターで貸し出し・返却のお手伝いの日ですから。
いつの間にか心臓の音はいつも通りになり、代わりにあたしの中を安心感が広がりました。
あたしの知っている彼がいる。
あたしだけが知ってる彼がいる。
だってあちら側の人は図書室なんて来ないでしょ??
あたしは図書館にいる間ずっと締まりのない顔をしていたことでしょう。
72 ゆい [2006/06/30(金) 18:35:00]
次の日も、、また次の日もあたしは図書室へ向かいます。
ここの所彼は毎日いつもの場所で本を読んでいます。
あたしが見てる限りでもエジソンはもう三回目。
もしかしたらもう中身を覚えているんじゃないかしら、彼。
今日はその彼に異変が起きました。
1冊の本を持ってカウンターの方に歩いてきました。
私は焦りを隠したかったんです。
でも隠し切れずに…顔が真っ赤です。
声が上ずっています。
73 とまと [2006/06/30(金) 23:16:27]
久しぶりにきたんだヶど、ヵなり進んでてびっくりしたw
なんヵ今度は日菜チャンゎりとぃぃ方向に向かってるンでゎ?w(ぇ
これヵらの展開が楽しみだ・・・・w
74 ゆい [2006/07/01(土) 15:39:56]
とまとチャン
おひさしぶぅり☆☆
日菜ね。。。
ポジティブシンキングになってきてるww
優衣の中の日菜像がだんだん崩れてきてるよ((爆))
もっと暗い子だったのに((汗
来てくれてアリガd♪
75 ゆい [2006/07/01(土) 16:19:27]
彼が本を借りにカウンターに来たのは初めての事です。
その証拠に彼の貸し出しカードがないもの。
カードから作らなきゃいけないなんて…。
たくさん話さなきゃいけないのかしら…??
「あの、すいません。」
あたしはずっと下げていた顔を上げなければなりませんでした。
「はい…。」
「あっ、お姉さん。」
「こんにちは…。借りるんですか??」
「あっ、うん。」
「お名前は??」
「あっ、斉藤拓也です。あっ、えと俺借りたことないから、本。だからカードないと思う。」
「そうですか。じゃあカード作るのでちょっと待っててください。」
あたしがカードに彼の名前を書いている時、彼があたしに話しかけてきました。
これは予想外の展開です。
今まで緊張していて何も考えていなかったから…。
「お姉さん、字綺麗だね!!」
「あの、あたし根岸日菜です。」
あたし馬鹿??
自分から聞かれてもないのに名乗ってしまいました。
ずうずうしい女だと思われたかしら??
「日菜ちゃん。可愛い名前だね。」
「あの…カード出来ました。これに…本の名前と貸し出し日を書いてください。」
あたしの顔は火が出る寸前でした。
彼の言葉を無視してしまった。
だって『可愛い』なんて生まれてこの方いわれた事がなかったんですから。
それがたとえ名前の事でも。
それにしても確かに汚い字です。
まるで幼稚園生みたいに枠から字がはみ出しています。
―――くすくす…。
思わず笑ってしまいました。
「あっ、今俺の字見て笑ったでしょ??酷い酷い(笑)」
「あっ、あの…いえ。その、ごめんなさい。」
「いや、良いけど…。日菜ちゃんの字の一万倍は汚いし(笑)」
「これ、書けたから。借りてくね。ばいばぁい。」
…台風のように行ってしまった。
喋ってしまった、彼と。
今変な顔してなかったかしら??
変な言葉使わなかったかしら??
いまさら体が震えてきた。
何も覚えていないわ、一瞬の事。
あぁ…緊張した。
76 ゆい [2006/07/03(月) 20:57:34]
拓也side
俺今変じゃなかったかな??
手と足一緒に出てたかも…。
やべぇ!!寝癖跳ねてるよ。
醜態さらしてしまった。
しかも俺の字スペシャル汚いんだよね。
にしても日菜チャンの字綺麗だったなぁ。
うぉい!!カウンターに本置いて来た…。
おいおい、いつものクールな俺はどうした??
深呼吸して図書室に戻る。
落ち着いて、落ち着いて。
―――タッタッタッタッ
向こうから誰か走ってくる。
俺は気にしない。
図書室の扉を真っ直ぐ見据えてひたすら歩く。
どうやら女は俺の横で止まった。
…止まった??
「あの…斉藤さん。」
日菜チャンだった。
不覚だ、俺とした事が。
77 ゆい [2006/07/03(月) 20:58:38]
日菜side
…斉藤さん、本置いていってる。
意外とおっちょこちょいなんですね。
持って行ってあげなきゃ。
あたしはゆっくり立ち上がって深呼吸一つ。
そして走り出しました。
まだ近くにいるはず。
あっ、こっちに向かって来てる。
…あら??
すれ違ってしまいました。
あたしが本持ってるのに気付かなかったのかしら??
「あの…斉藤さん。」
彼は少しびっくりした表情で振り向きました。
あたしにはそれが少しショックでした。
びっくりされてしまった。
あたしみたいな人に声をかけられるなんて思ってなかったのでしょうね。
「これ、カウンターに置きっぱなしでした。」
あたしはそれだけ言うと走って図書室に帰ってしまった。
訳もなく涙が一筋、頬を伝った。
78 ゆい [2006/07/03(月) 20:59:56]
拓也side
あぁ、走って行っちゃった。
ちょっとだけでも話したかったのに。
俺は肩を落とし教室に帰った。
「キャハハハ!!マヂ受けるんだけどぉ。」
「次やってぇ、次!!」
うるせぇ…。
お前ら本当に女か??
足開いて座るなよ。
げらげら笑わないでよね…。
呆れるわ、本当に。
日菜チャン…女神みたいな子だよな。
静かだし、女の子らしいし。
俺はその夜親父から衝撃の事実を知らされるとも知らずに、教室の喧騒から逃れるために屋上に向かった。
79 ゆい [2006/07/03(月) 21:01:02]
あたしは気分を落ち着かせようと図書室から出ました。
教室では各々が自席に座って読書をしたり絵を描いたりしていました。
…1人になりたい。
そう思ってあたしは屋上へ向かいました。
自分の足音が聞こえるほど静かな階段を上って屋上のドアを開けました。
階段を上る足音やドアを開ける音が響くほど静かな空間にあたし以外の人がいるなんて思ってもみませんでした。
戸の向こうにいたのは彼でした。
フェンスに肘を附いて真っ青な空を見上げていました。
その中にある真っ白なセーターはまるでたった1つの雲の様でとてもとても綺麗でした。
80 ゆい [2006/07/03(月) 21:04:38]
彼はドアの音にも気付かずに空を見上げていました。
『邪魔してはいけない。』
あたしはそう思ったので彼と反対側のフェンスに行こうと歩き出した瞬間に空き缶に躓いて転んでしまいました。
なんてドジなんだろう…。
「大丈夫ぅ〜っ??」
また…助けてもら…っちゃっ…た……。
「おい、日菜ちゃん!!ちょっとしっかりして!!」
「もうしょうがないなぁ。」
空を飛んでる夢を見ました。
ふわふわと風に揺れてとても気持ちよい夢を。
夢の中であたしは雲のベットで昼寝をしていました。
とても気持ちよさそうに…よさそうに……。
81 ゆい [2006/07/03(月) 21:10:03]
目が覚めました。
目が覚める…??
あたしはいつ寝ていたんだろう??
ここどこ??
「日菜ちゃん、起きたの??」
「あっ、はい。おはようございます…。えっ!!」
「日菜ちゃん屋上で転んでそのまま倒れたでしょ??俺が運んできたってわけ。」
―――かぁぁぁぁっ
自分でも顔が熱くなっていくのがわかります。
「あの、ごめんなさい。迷惑ばかりかけて。」
「ぜんぜん迷惑なんかじゃないよ。もう平気??」
「あっ、はい。もう立てます。」
そう言ってあたしはベットから降りました。
のだけれど足元がふらついてまっすぐ歩けませんでした。
「やっぱりまだ危ないよ。帰りたいなら俺が送っていくよ。」
「いや、あの…そんないいです。じゃああたししっかり歩けるまでここにいますから。」
「そう。じゃあ俺も日菜ちゃんが歩けるようになるまでここにいるね。」
彼はにっこり笑ってそう言いました。
…えっ??
それって…??
84 ゆい [2006/07/04(火) 17:09:43]
水無月サン
ありがとうございます☆☆
褒められると嬉しくて飛び跳ねちゃいます((ぇ
これからもよろしくです(*^^)v
85 ゆい [2006/07/04(火) 17:10:31]
えりかサン
あのえりかさんですか??
来て下さって嬉しいです><
どうもアリガdございますぅ♪♪
86 ゆい [2006/07/05(水) 21:57:18]
「駅までご一緒って事ですか??」
恐る恐る聞いて
みた。
「うん。嫌??」
「いえ、全然平気です。でも…いつ帰れるかわかりませんよ。」
「じゃあ肩貸してあげるから後10分したら帰ろ。」
「…えっ??いいです!!あの、本当に大丈夫ですから。」
「まだ1分も経ってないのに(笑)まだまだ時間あるからそれまでに立てるようになってね。」
自分が恥ずかしいです。
なんか期待していたみたいで。
彼は本当に優しい人なんだと改めて実感しました。
87 ゆい [2006/07/05(水) 22:01:45]
彼は10分間無口なあたしを楽しませようといろいろなことを話してくれました。
あたしは相槌を打ったり小さく笑ったりすることしか出来なかったけど、とても楽しい時間でした。
『まだ立てなかったらどうしよう』
という不安は消えていました。
実際に立ってみるまですっかり忘れていたんです。
「じゃあそろそろ時間だね。荷物これだけ??」
彼はあたしの荷物をひょいと持つとあたしを手招きしました。
「自分で持つからいいです。」
そう言ってあたしは何事もなかったかのように立ち上がりました。
「ちゃんと立てるみたいだね。さぁ帰ろう。」
あぁ、あたし立ってる。
よかった。
これ以上斉藤さんに迷惑かけなくて。
あたしは荷物を受け取って二人並んで校門から出た。
88 ゆい [2006/07/05(水) 22:09:18]
校門を出てすぐは彼ととても楽しくお話していたんです。
もう当たりはオレンジ色に染まっていて長く伸びた二つの影が印象的でした。
駅までの道のりに商店街があります。
そこを抜ける頃にはあたしはすっかり元気を失くしていました。
商店街の人たちにじろじろ見られるんです。
地元の高校生、パン屋に買い物に来ていた若い主婦、美容院に居る美容師さん。
あたしと彼の不釣合いさを改めて突きつけられました。
前にもこんな事感じたことがあったっけ。
でも今度は周りの視線が痛くて今にも涙がこぼれそうなんです。
あたしと彼、あまりにも違いすぎます。
自分の大きな眼鏡がいけなかったか、この長いお下げがいけなかったか、スカートか、靴下か…。
考え出したらキリがありません。
自分では気づかぬ間に口数が減っていたのでしょう。
「日菜ちゃん大丈夫??顔色悪いよ。ゴメン、俺歩くの早かった??」
いえ、斉藤さんのせいじゃないです。
大丈夫です。
あたしはそう言いたかったのに何も言えず俯いたままただ首を横に振るばかりでした。
89 ゆい [2006/07/05(水) 22:16:32]
そして気付けばあたしと彼は駅に居ました。
「本当に大丈夫??」
「はい、ありがとうございました。失礼します。」
改札を通ってホームへと続く階段を下りました。
階段の途中で振り向きました。
特に意味はなく。
そしたらまだ彼がそこに立っていて笑顔で大きく手を振ってくれました。
こんなあたしでも手を振って見送ってくれる人がいるとなんだか嬉しくなりました。
だけど、電車に乗って本当に独りになった瞬間寂しさと切なさに襲われて静かに涙で頬をぬらしました。
90 ゆい [2006/07/05(水) 22:23:51]
拓也side
彼女が屋上に来た。
そしてコケた。
気を失った。
俺は今保健室に居ます。
横にあるベッドではまだ彼女が寝ていた。
おっ、目を覚ました。
「日菜ちゃん、起きたの??」
「あっ、はい。おはようございます…。えっ!!」
「日菜ちゃん屋上で転んでそのまま倒れたでしょ??俺が運んできたってわけ。」
あらあら、顔真っ赤。
その純粋な所もかわいい。
どうにか約束を無理やり交わし、俺たちは一緒に帰ることになった。
ともに道を歩いている間、彼女は楽しそうに笑ってくれた。
俺は知っている。
眼鏡の下にある彼女の大きな目を。
すっぴんでも十分可愛い。
俺の周りの女とは大違いだよな。
途中から彼女の元気がなくなった。
商店街に入った辺りからかな??
俺なんか悪い事言ったかな??
「日菜ちゃん大丈夫??顔色悪いよ。ゴメン、俺歩くの早かった??」
彼女は答えてくれなかった。
何で??
今まで付き合ったことのないタイプの女の子だからわからない。
こういう時どうすればいいの、俺??
彼女を目の前にすると何も出来なくなる。
傷つけたくなくて、壊したくなくて。
91 ゆい [2006/07/05(水) 22:27:02]
おっと、いろいろ考えてたら家の前。
俺ん家デカイでしょ??
近所じゃちょっと有名な大豪邸。
「お帰りなさいませ、拓也坊ちゃま。」
「もう、いい加減その呼び方やめてよ。」
「すいません。あっ、先ほどお父様がお呼びでしたよ。帰って来たらお部屋にいらして欲しいそうです。」
何で親父が??
普段俺の事なんも干渉しないじゃん。
俺この家嫌い。
誰も俺と深くかかわらない。
息苦しい、うわべだけの付き合い。
家族ってこんなもんなの??
92 ゆい [2006/07/05(水) 22:33:13]
「お父様、ただいま帰りました。拓也です。」
「おぉ、入れ。」
「何ですか??僕に用事なんて珍しいじゃないですか。」
俺はちょっと皮肉を交えて言ってやった。
「お前、来週からボストンに行け。」
はっ…何言ってんの??
このくそ親父ついに酒の飲みすぎでイカレたか??
「お父様、正気ですか??なぜボストンなんかに??それに来週なんて急すぎませんか??」
「ちょっとは跡取りとして政治学でも学んでもらおうと思ってな。お前の言ってる高校じゃどうしようもないだろ。先方がそういう事なら早く来てくれて構わないという事なんでな。来週の午前に便で行ってもらうぞ。」
「わかりました…。失礼します。」
くそっ!!
どうしてだ。
俺は今まで何も欲しがってこなかっただろ??
なのにどうして…。
欲しいものが出来た途端に手放さなきゃいけないんだよ。
てゆうかまだ手に入れてないし。
くそ親父…許さねぇ。
俺は玄関に向かって走った。
「坊ちゃま??」
「ちょっと出かける。」
おれは一言言うと扉の外に飛び出した。
93 七海//青春カテゴライズ [2006/07/05(水) 22:43:34 ID:gekokujyo]
ボストン……( ̄口 ̄)
ひなちゃんは(を)どーするの?!気になる〜ヾ(≧∇≦*)ゝ
いつも楽しくて大好きだわ
94 えりか [2006/07/05(水) 23:04:37 ID:1129]
あのえりかですよ。
二人が初々しくてカワイイ。
ボストン…遠いなぁ。
急だなぁ。
日菜ちゃんandたっくん(笑)頑張れ☆
95 ゆい [2006/07/06(木) 14:47:07]
七海
さぁどぉするのかしら((笑
褒めてもらって嬉しい(*^^)v
でも七海の小説のほうが面白いよ♪
筋が通ってるよね、七海の小説は☆☆
ゆいも筋の通った小説が書きたいわ((ぇ
でゎ(@^^)/~~~
96 ゆい [2006/07/06(木) 14:48:36]
えりかさん
あの二人早くくっつけって感じですよ、まったく((何
たっくんって…超グッドなネーミング☆((笑
ボストン遠いですよね
ゆいの思いつきでボストンになったんだけど(*^^)vw
97 ゆい [2006/07/06(木) 22:13:48]
俺はがむしゃらに走った。
どこに行きたいわけでもなかった。
頭には日菜ちゃんの小さな笑顔が映った。
日菜ちゃん…ゴメン。
俺…ゴメン。
俺はその夜遅く、何事もなかったかのように家に帰って部屋にこもった。
そして…泣いた。
日菜ちゃんから離れなきゃいけない自分の不幸を呪って。
どうすることも出来ない俺を呪って。
それでも朝はいつも通りやってきた。
98 ゆい [2006/07/06(木) 22:21:28]
日菜side
いつも通り図書室でお仕事をしてから昇降口に向かった。
今日は彼が図書室に来なかった。
どしたんだろう??
折角髪の毛切ったのに。
あら…雨が降ってきてる。
どうしよう、傘持って来てないのに。
しばらく待っていれば止むかもしれないとあたしは空を見上げて立っていました。
―――スッ…
突然あたしの上に影が出来ました。
見上げれば一本の傘。
振り向けば一人の人。
「斉藤さん!!」
あまりにも突然で思わず大きな声を上げてしまいました。
「日菜ちゃん傘ないの??入れていってあげるよ。」
「えっ、大丈夫です。きっともうすぐ止むと思いますし。」
―――ザァッ…
まるで神様があたしに意地悪をしているかのように雨足が強くなりました。
「そうやってすぐに『いいです』って言うんだから。もっと人を頼りなよ。ほら。」
神様はあたしに幸せをくれたのかもしれない…。
99 ゆい [2006/07/06(木) 22:25:00]
「さぁ行こう。」
彼は無理矢理あたしを傘に入れて歩き出してしまいました。
こういう時って沈黙が気まずいですよね。
何か…話題を。
「あの」「あのさぁ」
「斉藤さん、お先にどうぞ。」
「髪の毛…似合ってる。眼鏡も外したんだね…可愛いよ。」
「あっ、えっ、ありがとうございます。」
嬉しい。
自分の努力が評価された瞬間。
その嬉しさも束の間だった。
100 ゆい [2006/07/06(木) 22:31:12]
「…俺、来週ボストンに行くんだ。」
えっ??
今何て言ったの??
嘘…。
何で??
そんなに急なの??
何のために…。
…いや、斉藤さんをこれ以上困らせてはいけませんよね。
今まで散々迷惑をかけたんだから。
101 ゆい [2006/07/06(木) 22:35:34]
「随分急ですね。何をしに行かれるんですか??」
あたしはなるべく冷静を装おうと決めました。
「…政治を学びに。俺、将来親父の会社を継ぐんだ。」
「そうなんですか…。頑張ってください。」
「俺が御曹司だって事、驚かないんだね。」
「だって斉藤さんはあちら側の生徒の中でも雰囲気が違いましたから。何でも驚きません。」
その雰囲気が…。
「あちら側??」
「はい、あたしはこの学校を二つに分けているんです。あなたやあたしの妹がいる方をあちら側、あたしがいる方をこちら側と。あちらの生徒はあたしたちの身なりや性格を否定するんです。でもあなたは違ったんです。」
あなたは優しかった。
その優しさが…。
「ふぅ〜ん。面白い解釈をするんだね。日菜ちゃんはそっちの生徒でよかったの??」
いえ、あなたと同じ壁の向こうに行きたかった。
「はい、それが決められた運命なんです。」
102 ゆい [2006/07/07(金) 16:02:52]
「俺は日菜ちゃんと同じほうに居たかったな。」
「えっ…??」
「同じほうに居てもっと沢山話したりしたかったな??あと7日でお別れしなきゃいけないでしょ??」
「そ…うですね。」
「んじゃっ、ばいばぁい。」
彼はそれだけ言うと走って帰ってしまった。
神様は…やっぱり意地悪でした。
普段なら嬉しい彼の優しさが、今日はなんだかあたしを悲しい気分にさせた。
103 七海//青春カテゴライズ [2006/07/07(金) 16:05:05 ID:gekokujyo]
(●´∀`)☆100おめー★(´∀`●)
なんだか今が見せ場!!気になるw
私この小説大好きなんで、応援してます!!
104 ゆい [2006/07/07(金) 16:07:13]
ちょっと番外…(ストーリーには関係あるけどw)
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*
あたしは決心しました。
髪の毛を…切りに行きます!!
何度も何度も美容院の前で躊躇してくじけそうになりました。
そしてそのたびに斉藤さんの笑顔を思い出しました。
『変わりたい…』
ついにあたしは美容院に足を踏み入れました。
―――いらっしゃいませぇ
初めて入った美容院にあたしは困惑してしまいました。
照明がまぶしい。
あたしは異次元に迷い込んだ気がした。
105 ゆい [2006/07/07(金) 16:07:59]
七海
アリガーーーd♪
今優衣はストーリー上の不備を発見してあわてて番外を書いてるよ((笑
でゎ(@^^)/~~~
106 ゆい [2006/07/07(金) 16:10:11]
「本日はどうなさいますか??」
異次元に浸ってる場合じゃありませんでした。
「あの、髪の毛を切りたいんです。」
「はい、カットですね。では担当の者が参りますのでそちらに掛けてお待ちください。」
あたしは軽く会釈して椅子に座った。
普通の女の子は普通にこんな所に来ているんですね。
あたしは驚きばかりでした。
107 ゆい [2006/07/07(金) 16:14:48]
「根岸さん。本日カットを担当させていただきます神崎です。」
聞きなれた苗字に急いで顔を上げました。
そこに立っていたのはあの写真の中の柚歌さんでした。
「柚…歌さん??」
「えっ??」
「あっ、人違いだったらごめんなさい。神崎夕さんの奥さんじゃありませんか??」
「はい、そうですけど。夕の知り合いの方ですか??」
「はい。あの、図書館でお手伝いをさせてもらってたんです。」
「…あっ!!もしかして日菜ちゃん??話しはよく聞いてたわよ。突然居なくなったってアイツ大騒ぎしてたんだから。」
屈託のない笑顔で笑う人だと思いました。
神崎さんは幸せなのだろうと確信できるような人でした。
「ごめんなさい…。」
「いいのよ。さぁ今日はどうしたい??」
108 ゆい [2006/07/07(金) 16:16:36]
「えっと、大人っぽくなりたいんです!!」
神崎さんは意味ありげに微笑みました。
「恋ね。」
「…!!いや、あの…そんなんじゃ」
「いいのいいの。じゃあ鏡の前に行こぉう。」
あたしの顔はもちろん真っ赤に染まっていました。
109 ゆい [2006/07/07(金) 16:21:43]
神崎さんはあたしの髪の毛を切りながらも話しかけてくれました。
「で、どんな子なの??」
「えっ…。」
「日菜ちゃんの好きな子。それによって髪形変わるわよ(笑)」
鋏をちらつかせながら屈託のない笑顔で笑う神崎さんにあたしはすっかり心を許してしまいました。
「笑顔の素敵な方です。黒髪で、いつも白いセーターを着ていて、袖から少しだけ指が見え隠れしてるんです。見た目はいまどきの高校生なんですけど、実は誠実で優しくて。こんなあたしを相手にしてくれる人なんです。でも…来週ボストンに行ってしまうんです。」
あたしはべらべらと喋り倒してしまいました。
その間神崎さんは黙って聞いていてくれました。
110 ゆい [2006/07/07(金) 16:49:53]
「そう…。じゃあ勝負は今週中ね!!日菜ちゃんの好きな人、夕に似てるわ。アイツ、どうしようもなくお調子者で。でもバスケだけは一生懸命だった。根は優しいけどふざけて隠してるのよね。隠してもいい事なんてないのにね。」
ひとしきり言い終わると神崎さんは懐かしい目をして笑った。
昔から神崎さんの事を好きだったんだとすぐにわかる素敵な笑顔でした。
「神崎さんはいつからお付き合いしていたんですか??」
「柚歌でいいよ。あたしは高一の春に夕から告白されたの。でもね、それまでずっと幼馴染でいきなり恋人なんて無理って断ったの。だけど離れて夕の大切さがわかった。でも断った手前こっちからは何も出来なくてね。あたし一回ね、廊下で泣き崩れたのよ(笑)そしたら夕が走ってきてくれて…。そのままゴールイン、今に至るのよ。」
柚歌さんはひとつひとつ思い出すようにゆっくりと語ってくれた。
「なんだか素敵ですね。あたしは自分に自信がなくて…ダメなんです。」
「ダメなんてこと絶対ない!!日菜ちゃんはすごく魅力的な女の子だと思う。」
111 ゆい [2006/07/07(金) 16:53:35]
「そうだ、イメチェンしよう!!あたし手伝うから。ほら、髪の毛できたわよ。」
イメチェ…ン??
向こうの世界の言葉だと思っていた言葉でした。
それにしても、鏡の中の自分。
別人みたいです。
まっすぐに下に下りた髪の毛が空調でなびいている。
「すごく似合ってる!!でも眼鏡が不釣合いね。さぁ買いに行こう、コンタクトレンズ!!」
「えっ、あの。お金…。」
「気にしなくていいの。あとで払いに行けば盗みじゃないから(笑)」
柚歌さんが言うと説得力があるのはなぜかしら??
あたしは言葉に詰まった。
112 ゆい [2006/07/07(金) 17:00:12]
「店長!!後でこの子帰ってくるからぁ。」
「はいはぁい。いってらぁ。」
店長らしき人はあたしたちに手を振りました。
うわぁ…コンタクトレンズって視界が綺麗ですね。
そんなことを言ったら柚歌さんに笑われました。
「日菜ちゃんも綺麗になってるわよ(笑)」
そう言って渡された手鏡を覗いたら自分と目が合いました。
まるで知らない人のように変貌した…。
「次はぁ…洋服!!」
「柚歌さん…。あたし毎日制服だから洋服は要りません…。」
「あっそっか。じゃあ戻ろっか。」
あたしたちは元来た道を歩いて美容院に戻りました。
今はあたしのスカートと靴下だけがあたしに不釣合いだと思いました。
明日、胸を張って学校に行こう…。
柚歌さんの元気さに少し救われた気がします。
113 ゆい [2006/07/07(金) 17:03:34]
☆*☆*☆*☆*☆*☆*
番外終了です((汗
何を血迷ったか>>99で拓也に髪の毛を語らせてしまったんです((笑
まだ日菜が髪の毛切ってないのに。。。(^_^;)
拓也。。。君は幻想を見ているのか〜♪
さぁ自分の事を棚に上げました
見ずらくてごめんなさい。
でゎ続きをお楽しみください(@^^)/~~~
114 ゆい [2006/07/08(土) 15:00:53]
本編(>>102の続き)
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*
拓也side
今日こそ言わなきゃって毎日思ってた。
でもチャンスがなくて…。
今彼女は俺と同じ傘の中。
今までにないチャンス。
言いたいのに言葉が出てこない。
俺って案外意気地なし。
沈黙が気まずい。
何かとりあえず話を。
「あの」「あのさぁ」
被ちゃった。
「斉藤さん、お先にどうぞ。」
よし…今しかない。
俺は大きく深呼吸をすると口を開いた。
115 ゆい [2006/07/08(土) 15:08:02]
「…俺、来週ボストンに行くんだ。」
彼女の反応は意外と軽薄だった。
その上俺の素性にもまったく驚かない(まぁ素性というほどでもないけど)。
正直面食らってしまった。
もっと泣き喚いて『行かないで』とか言ってほしかった。
けどまぁ彼女らしいかもしれない。
テカ俺何期待している??
俺の彼女とかじゃないじゃん。
でも俺は日菜ちゃんが好き。
出来れば離れたくない。
ボストンなんて行きたくない。
はじめから親父に頭下げてそう言えばよかったんだ。
何も出来ない。
俺は逃げてる。
出来ないんじゃない。
やらないんだ。
後になってから後悔ばかり。
だから最後だけはせめて後悔したくない。
116 ゆい [2006/07/08(土) 15:10:02]
愛の言葉を軽々しく口にするのは嫌だけど、君のためなら何度でも言いたい。
『愛してる』
逃げないと誓ったはずなのに俺は次の日から学校に行かなくなった。
日菜ちゃんを見ると辛くなる。
『好き』だって言っちゃいそうになる。
思い出の場所に行きたくない。
結局俺はまた逃げた。
117 とまと [2006/07/08(土) 17:48:33]
メッチャ久しぶりにきたァァァ!!!
ちょっと忙しくて^^;
ってヵ・・・ぉもしろぃ・・・・ぉもしろスギル・・・。
ぁと日菜チャンヵゎゅぃ(*´∀`*)(ぇ
σ(*´∀`me)が男だったら惚れるね。きっと。(ぉぃ
んじゃ、これヵらも更新がんばってくださぃな☆
118 ゆい [2006/07/09(日) 12:14:53]
とまとチャン
お久☆☆
優衣は今テスト中なのにパソコンの前に座ってるよww
日菜ね。。。だんだん強気キャラになりつつあるよ((汗
もっとなよなよの乙女キャラでいくつもりが
また暇なときに見に来てね♪
優衣頑張る!!(@^^)/~~~
119 とまと [2006/07/09(日) 18:50:30]
あははw
でも、ちょっと強気キャラでもヶっこぅィィヵも!?w(ぇ
ま、σ(*´∀`me)ゎ乙女派だヶどw(ぇ
ってヵゆいって今テスト中なんだァ〜
なんヵσ(*´∀`me)とすっごぃちがうね^^;
σ(*´∀`me)ゎもっと前にやったよ〜。
120 ゆい [2006/07/09(日) 19:03:08]
とまとチャン
優衣あさってまでテスト
うちも妹はもう終わってるよ♪
よし!!
物語更新するべ☆☆
いつも来てくれてアーd(*^^)v
121 ゆい [2006/07/10(月) 20:20:56]
日菜side
あの雨の日に斉藤さんがボストン行きをあたしに告げてから3日が経ちました。
彼があれ以来学校に来ていません。
心配です。
体調が悪いのでしょうか??
授業中、ずっと窓の外を見ています。
あなたを探すために。
ベッドの中、ずっとあなたを考えています。
何が最善の方法なのか。
ボストン…。
ほとんど日本の裏側に近い国。
あと2日で行ってしまう。
最後に会うことはできないのですか??
このまま人知れず遠くに行ってしまうのですか??
斉藤さん…。
出来ることなら、あなたに一度だけ伝えたい。
『好きです…』
122 ゆい [2006/07/10(月) 20:32:30]
(斉藤さんが旅立つまであと1日)
朝起きると空は嫌味なくらいに快晴でした。
まるであたしの心をあざけるかのように。
カーテンを開けるとまぶしい太陽光が部屋の中に射してきます。
「明日…行ってしまうのですね。」
一人でそっと呟きました。
今日は日曜日。
学校も用事もありません。
こうやって一人で部屋に居るくらいなら用事を作ればよかったと後悔しました。
だって一人で居るとどうしても考えてしまう、彼の事。
やっぱり無理だったなと。
神様はあたしに味方してくださらなかった。
イメチェンも失敗だったのかしら??
何のためにやったのかわからない…。
斉藤さん、一回しか見てくださらなかった。
やっぱり明るい女の子の方がいいんですよね。
ごめんなさい、迷惑ばかりかけて。
あたしに話しかけてくれてありがとうございます。
本当に…嬉しかった。
あなたの優しさが何よりも嬉しかった。
会いたい…。
…えっ??
自分でも驚きました。
『会いたい』といった自分に。
このままじゃ気分がめいってしまう。
そう思ったあたしは外に散歩に行くことにしました。
123 ゆい [2006/07/10(月) 20:53:43]
いつも散歩のときに歩く道をゆっくりと歩きました。
別に何か思い出があったりする訳じゃないんですけど。
もうすっかり散ってしまった桜の花びらが地面にへばりついている様子が今のあたしみたいに見えて悲しくなりました。
結局地面を這い蹲ることしか出来ないのかしら??
あたしが明るみに出るのはやっぱりだめなのかしら??
その時です。
ふわっと温かい風が吹いて地面の花びらがまた舞い上がったのです。
―――綺麗…
花びらたちはあたしを励ますかのようにふわふわと舞い上がります。
そしてまたもとの場所に戻っていくのです。
やっぱりだめだった。
もう木の枝に戻ることは出来ないのよね。
…あたしは木の枝にいたことがあったのかしら??
いつも妹の陰に隠れて人前に出たがらない子だった。
気付いたら妹に身長を抜かされてた。
妹はどんどん可愛くなっていって、あたしはどんどん惨めになった。
いつも枝に腰掛けているのは妹、あたしは地面に落ちてしまった花びら。
きっと最後まで…。
124 とまと [2006/07/10(月) 20:54:40]
ぅゎぁ・・・なんヵ日菜チャンを見てるとこっちまで
ハラハラしてきちゃぅょw(ぇ
でもだんだん日菜チャンが自分の心に素直になってるッ!!w
この先どーなるのヵ楽しみだw
テストあさってってことゎ、明日で終わりなのヵな?
がんばってネ!
ってヵゆいって妹いたんだ!
妹ぃくつ?w
125 ゆい [2006/07/10(月) 21:01:22]
家の前に戻ったとき不審な人影が見えました。
二回の部屋を覗いている、おそらく…男性。
あたしはこの場から一歩も離れられなくなってしまいました。
―誰??何がしたいのですか??―
不審者はあたしの家のポストに何かを入れるとため息を一つ吐いて走っていってしまった。
126 ゆい [2006/07/10(月) 21:03:33]
とまとチャン
日菜が暴走し始めた((笑
そうそう、優衣のテストは明日でやっと終わり♪
ん、妹??
優衣んち子沢山だよww
中2と小4の妹がいるよ(*^^)v
あっ!!後ハムスター一匹w
127 ゆい [2006/07/10(月) 21:08:22]
あたしはポストの前に立ちました。
開けていいのかしら??
怖い…。
最近の日本の社会情勢から言って危ないとあたしは推測しました。
無差別殺人かも、開けたら爆発するかもと。
でもあたしはこんな所で勇気を出してみました。
ほかに出す所があるのに…。
―――ぎぃっ…
中に入っていたのは一通の手紙。
真っ白い封筒には一度だけ見た事がある大きな字でこう書かれていました。
『根岸日菜さま 斉藤拓也』
ふふ。
おもわず笑ってしまいました。
『様』っていう漢字はどうしたのかしら??
―――ドタドタドタッ
いったん出た笑いを自分の中に戻すとあたしは一目散に階段を上がって自分の部屋に行き封筒を開けました。
128 ゆい [2006/07/10(月) 21:15:53]
封筒の中には一枚の白い紙が入っていました。
そこには大きな大きな字で少しだけ文が綴られていました。
『日菜ちゃん、最近ガッコ行ってなくてゴメンね。本まだ返してないや。重ね重ねゴメン。
俺、明日の午前の便でボストンに行くよ。よかったら見送りに来て下さい。10:00に搭乗する予定だから。
じゃあばいばい。今までいろいろ楽しかったよ。
拓也』
大粒の涙が紙の上に落ちてインクが滲んできました。
本当に明日居なくなるという実感がふつふつと湧いてきました。
斉藤さん…わざわざ手紙。
ありがとうございます。
129 とまと [2006/07/15(土) 08:43:57]
あげあげw
130 ゆい [2006/07/15(土) 22:49:47]
ずっと放置でごめんなさい
とまとチャンアリガd^^
今から更新します(*^^)v
131 ゆい [2006/07/15(土) 22:52:41]
もうやり残した事は何もない。
自分にそう言い聞かせて早めのお風呂に入りました。
なのに、言い聞かせたはずなのに、浴槽のお湯はあたしの涙で溢れてしまいそうです。
嫌です。
行かないでほしいです。
我が儘は言わない子供だったあたしの唯一の我が儘聞いてください。
『行かないで…。』
132 ゆい [2006/07/15(土) 22:57:33]
拓也side
さっき急いで日菜ちゃんの家のポストに手紙を入れてきた。
家の窓を覗いてみたけどきっと中に人はいなかった。
俺、意気地なしだから彼女の家の前で君の帰りを待つことも出来なかった。
でも、もし明日君が空港に来てくれたらきっと言うよ。
『愛してる』って。
それだけが僕に残された最後の仕事…。
134 ゆうり [2006/07/15(土) 23:29:50]
ぇと、名前を変えたとまとデス(笑
これヵらこれでぃくんで、ょろですb
とぃぅヵ、つぃに・・・・!!
拓也クンぃぅんですヵ!!(ぇ
日菜チャンが空港に行ってくれたらぃぃなァ・・・(ぇ
135 ゆうり [2006/07/16(日) 09:06:57]
あのーσ(*´∀`me)の新作の、
キャラの視点変えるやつ、
あれちょっといいなと思ったから
ゆいのをパクッタ(ノ∀`;)(ぉぃ
ごめんよ(ノ∀`;)
136 ゆい [2006/07/17(月) 20:24:51]
七海
ゆいも『愛してる』大好き♪((何
行ってしまわれるのですか。。。
そうなのよ、行っちゃうの
もうすぐこれも終わるわ(^_^;)
最後まであと少し、よろしくね☆☆
137 ゆい [2006/07/17(月) 20:30:46]
ゆうり
とまとチャン名前変えたのね♪
可愛い。。。((ぇ
空港行くといいわぁ(^_^;)
キャラの視点換えはいろんな人がやってるから気にしないで(*^^)v
てか、今ゆうりは何の小説かいてるの??
ちょっと来ない間にわかんなくなっちゃったの
138 ゆい [2006/07/17(月) 20:34:45]
日菜side
行ってしまう、彼が遠くに行ってしまう。
もう二度と会うことは出来ないかもしれない。
待って、行かないで。
そんな事言える訳ない。
だってあなたは向こう側の人。
最初からわかっていました。
この出会いに終わりが来ることくらい。
だけど黙って待ち続けました、この恋の終わりを。
…夢。
昨日の夜斉藤さんの事を考えながら寝ていて…。
…今何時?!?!
139 ゆい [2006/07/17(月) 20:39:37]
時計に目をやると針はちょうど9時をさしていました。
9時!!
昨日最後に空港に行こうと決めたのに。
何も出来なくていいからお見送りに行こうと決めたのに。
ここから1時間半かかる空港に10時に着くなんてもう無理です。
あたしは世界一の馬鹿です。
あぁ、馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿。
もうここから消えてなくなり…。
―――コンコン…
「お姉ちゃん、起きてる??入るよ。」
優菜が珍しくあたしの部屋に来ました。
「何??」
「今日、拓也ボストンに行くんだって。」
「知ってるよ。」
「お姉ちゃん行かなくていいの??」
…え??
140 ゆい [2006/07/17(月) 20:45:21]
「何で行くの??あたしなんかいく必要ないじゃない??」
内心はドキドキでした。
優菜は何か知っているのではないかと、あたしの気持ちを。
「だって拓也、あたしの顔見る度に『日菜ちゃん元気??』って聞きやがった。」
「そ…うなんだ。」
「もう!!お姉ちゃん煮え切らないなぁ。早く着替えて!!送ってくから行くよ。」
「あ、うん。」
優菜の思い切った行動に何度助けられたか。
あたしは急いで着替えて優菜の自転車の後ろにまたがりました。
本当はあたしが一人でこげばいいんですけど、自転車に乗れないんです。
優菜は全力疾走で空港まで急いでくれました。
141 ゆい [2006/07/17(月) 20:51:50]
途中で幾度となく信号につかまりました。
そのたびに優菜はいらいらした様子で地面を蹴っていました。
あたしの為に必死になってくれる人がいる。
この事実がどうしようもなく嬉しかった。
しかし時間は刻々と過ぎていきます。
今、9時45分。
間に合うのかしら??
「お姉ちゃん、しっかり捕まっててね。」
そういうと優菜はさっきよりも数倍スピードを上げて自転車をこぎ始めました。
あたしは夕菜に捕まるのに必死で時間とか斉藤さんとか何も考えることが出来ませんでした。
142 ゆうり [2006/07/17(月) 22:37:44]
えとね、今は「キミが好きだと言う理由。」っていうの
書いてるよ!!
まぁよかったら見に来てくださいな(*´∀`*)
ってヵσ(*´∀`me)ゎ優菜チャンのやさしさに感動(ノ∀`;)(ぇ
実は優菜チャンはずっと日菜チャンのことを拒絶し続けると
思ってたσ(*´∀`me)www(蹴
だから、余計心にじーんと・・・(ぇ
これからの展開が楽しみだァ!
143 深山嫁菜 [2006/07/18(火) 20:13:10]
こんにちわ☆
嫁菜だよ♪
読ませて頂きました!!
やぁ〜。主人公の言葉遣い可愛い!!
表現も純粋で可愛らしくて!!
ハマっちゃって、一気読みしちゃったよぅ!!
続き楽しみにしてます〜(*>v<*)ノ
144 純情乙女 [2006/07/20(木) 22:24:48]
早く続きが読みたいデス!
更新頑張ってさい!!!応援して松☆★
145 ゆい [2006/07/20(木) 23:51:24]
ゆうりチャン
優菜ね、キャラ設定してる時点では意地悪キャラだったんだけど、気が変わった((笑
もうすぐ終わりだ♪♪
優衣頑張るね(*^^)v
嫁菜さん
来て下さったんですね☆☆
ありがとうございますぅm(__)m
もうすぐ終わるので最後までお付き合いください(^_-)-☆
純情乙女さん
ありがとうございます♪
今から少し更新するので待ってて下さい(@^^)/~~~
147 ゆい [2006/07/20(木) 23:58:38]
「着いたよ!!お姉ちゃん行ってきなよ。」
今時間は9時55分。
おそらくぎりぎり姿くらいは見られるかもしれません。
それでいいです。
それだけで充分です。
「優菜、ありがとう。行ってくるね。」
「ここで待ってるからぁ〜っ!!」
優菜の声を遠くに感じつつあたしはひた走りました。
ボストン行きの飛行機の搭乗口まで。
必死に必死に鈍足ながらに頑張りました。
頑張ったんです。
でも…。
搭乗口に着くより前にあたしの頭上にある看板の『ボストン行き』の欄は『搭乗完了』の赤いランプを示してしまいました。
間に合わなかった…んですよね??
結局会えずじまいでしたね。
斉藤さん、ボストンでも頑張ってください。
優菜、ゴメンね。
あんなに急いでくれたのに。
こんな優柔不断の意気地無しな姉のためにありがとう。
さようなら…斉藤さん。
148 ゆい [2006/07/20(木) 23:59:36]
えりかさん!!
来て下さってありがとうございます(^_-)-☆
ご覧の通りクライマックスです♪
今日か明日終わりたいと思っています(@^^)/~~~
151 三村七海//カテゴライズ [2006/07/21(金) 00:04:33 ID:gekokujyo]
く、クライマックス(((゜д゜;)))!?
終わるのがもったいなくくらいだゎ!でも続きが気になる〜(´∀`;;)
152 ゆい [2006/07/21(金) 00:05:23]
あたしはもう一度だけ空を見上げました。
気付けばいつも下ばかり向いて歩いてきました。
空を見上げたのなんていつぶりなんでしょう??
あぁ、この前散歩のときも空を見ましたね。
桜が舞っていて綺麗でした。
今日もあたしの心とは裏腹に空は綺麗に晴れ渡っていました。
不意に涙が頬を伝います。
会いたかった、最後に。
もう一度だけ…。
153 ゆい [2006/07/21(金) 00:06:33]
えりかさん
お褒めに預かれて光栄です♪♪
優衣もえりかさんの小説大好きです(*^^)v
七海
終わっちゃうよww
たぶん今から終わっちゃうと思う☆☆
いつもアリガd(^_-)-☆
154 ゆい [2006/07/21(金) 00:11:54]
拓也side
今9時ちょうど。
日菜ちゃんは来てくれるのかな??
あと1時間でここから居なくなるなんて想像が付かないや。
俺の生まれ育った国、日本。
俺の大好きな君が居る国、日本。
俺は君を待つためにロビーのソファーでずっとボーっとしてた。
君に告白するための言葉を考えながら。
俺、君が来てくれる気でいるけど来てくれるよね??
最後ぐらい俺の顔見に来てくれるよね??
着てくれなきゃ俺、始まらないよ。
あっ、もう45分。
並ばなきゃ。
155 ゆい [2006/07/21(金) 00:16:01]
並んでチェックの順番を待つ間、俺ってばあっちこっちきょろきょろ。
めっちゃ挙動不審じゃん(笑)
だって日菜ちゃんがまだ姿を見せないんだ。
彼女の性格的に遅刻は無いよね。
って事は…。
来てくれないのかな??
そろそろ俺のところまでチェック来ちゃうよ。
日菜ちゃん…。
お願いだから、最後ぐらい君の笑顔を見せて。
俺、君のその困ったような笑い方が大好きだった。
君の好きな所なら一日中喋れるよ。
最後にこの想いを君に伝えたいんだ。
だから…。
157 ゆうり [2006/07/21(金) 07:35:10]
はゎゎゎゎぁぁ・・・・(何
日菜チャンと拓也はもぅ会えないの〜?(´・ω・)(ぇ
ぁぁ・・・日菜チャンの告白シーン(拓也の告白シーン)
が見てみたい・・・w(笑
158 純情乙女 [2006/07/21(金) 16:16:49]
えぇ――――!!!!!会えないのぉ?!
159 純情乙女 [2006/07/21(金) 21:34:38]
更新、楽しみにしてます!!!
160 今日寒いと思う//ゆい [2006/07/21(金) 21:57:55 ID:yuichann]
えりかさん
どうでしょう??((笑
ゆうりチャン
優衣も告白シーン見たい!!((何
乙女さん
あえないのでしょーか??
今から更新します☆☆
おそらく今日で終わる。。。はず!!
161 ゆい [2006/07/21(金) 22:04:53 ID:yuichann]
あと5人、あと4人。
着々と俺の前に並ぶ人数が減っていく中で俺は気が気じゃない。
日菜ちゃん…。
所詮君にとって俺はその程度の人間だったと思えばそれまでの話だ。
でもそんな理由じゃ今回は諦めきれない。
こんなに人を好きになったの初めてなんだ。
本当に本当に大好きなんだよ。
―――タッ…タッ…タッ…
遥か向こうから聞こえてきた足音に俺は急いで振り返った。
そして俺はその足音しか聞こえなくなった。
彼女が、紛れもなく彼女が走ってきている。
俺は次の瞬間信じられない行動に出た。
162 ぷぅ☆☆ [2006/07/21(金) 22:08:28]
えっ!?どーなるの??更新がんばれぇ♪♪
163 ゆい [2006/07/21(金) 22:12:30 ID:yuichann]
日菜side
本当に…ごめんなさい。
あたしは搭乗口に背を向けて歩き出しました。
優菜にも謝らなければいけない。
折角あんなに急いで自転車をこいでく…。
―――ぎゅうぅぅっ
…!!
「日菜ちゃん…。」
…??
え??
「…え??」
この声。
この香水の香り。
この細い指は…。
…斉藤さん??
まさか…ね。
「日菜ちゃん…。」
声の主はもう一度あたしの名前を呼ぶとくるっとあたしを振り返らせました。
164 ゆい [2006/07/21(金) 22:13:30 ID:yuichann]
ぷぅさん
お初です(よね??)♪
コメありがとうございますm(__)m
今日中に終わるので最後までよろしくお願いします(*^^)v
165 ゆい [2006/07/21(金) 22:17:58 ID:yuichann]
…。
「斉藤さん…。ど、うして…ここに??」
だってあなたは飛行機に乗ってしまったはず。
だってあなたは…。
「あ…してる…。」
彼は笑顔で何か言いました。
でもあたしには飛行機が飛び立つ音でよく聞こえませんでした。
「…何ですか??」
「愛してる!!」
さっきよりも一段と大きい声で。
えっ??
今、今なんて??
―――ペタン…
あたしは驚きのあまり床に座り込んでしまいました。
あたしの目から涙がこぼれ落ちたのは言うまでもありません。
166 ゆい [2006/07/21(金) 22:21:51 ID:yuichann]
「日菜ちゃん!!」
彼はあたしの横に急いで駆け寄ってしゃがみこみました。
「急にゴメンね。でも最後にこれだけは言っておきたかったんだ。本気だよ。ゴメンね。」
斉藤さんがあたしの事を??
今好きって…。
信じられない。
信じられるわけありません。
壁の向こうの生徒です。
恋をしてはいけないとあたしが思っていた相手です。
でも忘れられなかった人でした。
あたしだってあなたの事が好きなんです。
いろいろ考えてはいたけど結局何も口に出来なくて、あたしは斉藤さんの横でただ首を横に振っていました。
167 ゆい [2006/07/21(金) 22:25:10 ID:yuichann]
拓也side
今日菜ちゃんに告白しました。
俺は彼女を見つけた途端に走って列から抜けたんだ。
けっきょく飛行機には乗れず。
でも彼女に想いを伝えることは出来た。
日菜ちゃんは座り込んで泣いている。
それは嬉しかったから??
それとも嫌だった??
俺はボストンに行かないわけにはいかないので次の飛行機でここを出る。
でも次の飛行機って夕方4時発。
俺はとりあえず日菜ちゃんとゆっくり話がしたいからソファーに座った。
168 ぷぅ☆☆ [2006/07/21(金) 22:37:42]
更新されてるぅー!!!このつつ゛きは!?
169 純情乙女 [2006/07/21(金) 22:46:22]
更新楽しみです!!
170 ゆうり [2006/07/22(土) 11:56:25]
きゃぁぁぁぁ!!(ゥザ
つぃに・・・・つぃに拓也が・・・!!!
もぅ最高だょ〜(*´∀`*)(ぇ
でもなんヵこの後の展開が気になる・・・w
171 ゆい [2006/07/22(土) 22:52:45 ID:yuichann]
ぷぅさん
今日中に終わるとか言って終わりませんでした(^_^;)
ごめんなさい
今度こそ終わります♪
乙女さん
ありがとうございます(^_-)-☆
今日終わりますので☆☆
ゆうりチャン
いやぁぁぁぁぁ((笑
ゆっちゃった(^_^;)
どうなるんだろうね??((ぉぃ
では更新行きます!!
172 ぷぅ☆☆ [2006/07/22(土) 22:59:18]
今日もきちゃったよぉ♪♪
今ヵら更新だねぇ!!!がんばって(жゝ∀・ж)
175 ゆうり [2006/07/23(日) 08:41:10]
あ〜クライマックスが近づいてくると思うと
悲しい・・・・(´;ω;`)
でも見たい気持ちも・・・・!!(なんだそりゃ
最後まで、更新がんばってね!
176 ゆい [2006/07/23(日) 10:50:43 ID:yuichann]
皆様へ
パソコンの体調不良から更新できませんでした
ごめんなさい…(T_T)
今日は平気そうなので今度こそ更新します♪♪
では、クライマックスお楽しみください(*^^)v
177 ゆい [2006/07/23(日) 11:10:49 ID:yuichann]
日菜side
あの、えっと…今あたしの周りに起こった出来事があまりにもめまぐるしく動くので、正直あたしはついて行けてません。
あたしは今、斉藤さんと並んでソファーに座っています。
ちょっと事態がつかめないので整理しますね。
あたしは急いで空港に行ったけど飛行機は出てしまった。
という事は斉藤さんはここにいないはず。
そして突如誰かに背後から抱きつかれた。
斉藤さんだった…。
いきなり告白(?)された。
今現在、二人でソファーへ。
178 ゆい [2006/07/23(日) 11:17:37 ID:yuichann]
…?!?!
おかしいじゃないですか!!
よくよく考えたら(いや、考えなくても)何で斉藤さんはここにいるんですか??
あたしは長い沈黙を破って言葉を発しました。
「あの、何で…いるんですか??」
「日菜ちゃんを…見つけたから。」
「もう来てくれないと思った。もう二度と会えないと思った。すごく寂しかった。だから君を見つけた瞬間に走り出したんだ。いきなり抱きついてゴメンね。びっくりしたでしょう??」
今まで記憶の片隅に追いやられていた『抱きつかれた』という記憶がよみがえってきてとても恥ずかしくなった。
あたしはゆっくりと首を縦に振った。
「好きなんだよ。初めて会ったときから気になってた。本当だよ。軽々しく『好き』とか言っちゃいけない事くらい俺だってわかってるつもりだもん。それくらい日菜ちゃんの事が…好き。」
―軽々しく『好き』とか言っちゃいけない事くらい俺だってわかってるつもり―
あたしもそう思っています。
本気で斉藤さんがあたしの事を好いてくれている。
こんなに嬉しい事はない。
こんなに嬉しい事はないのに…。
涙ばかりが目からこぼれて口からは何も出てこないのです。
179 ゆい [2006/07/23(日) 11:23:48 ID:yuichann]
「日菜ちゃんは…俺の事嫌い??」
「そんな事ないっ!!」
「えっ、いや。あの、そんな事ないです。」
自分でも大きな声を出したことに驚いた。
だって、だって好きな人の事嫌いとか言えるわけ無いじゃないですか。
「あの、あたしも…。」
ここまでいった所で斉藤さんはにっこり笑って言いました。
「じゃあ付き合おう、俺たち。」
「日菜ちゃん、『も』って事は俺の事好きだと解釈していいんだよね??」
「…はい。」
飛行機が飛び交う窓の外。
人々が出会いと別れを繰り返す空港。
そんな中、今一組のカップルが誕生しました。
男の名は斉藤拓也。
女の名は根岸日菜。
二人はひっそりとソファーの上で唇を重ねた。
180 ゆい [2006/07/23(日) 11:53:09]
自然に…ごく自然に今ファーストキスを奪われてしまいましたけど…??
公衆の面前で。
ここって空港?!?!
…恥ずかしい!!
どうしようどうしようどうしようどうしよう…。
こんな事…こんな所で…ごめんなさい。
「あのさぁ日菜ちゃん??」
おそらく長い間あたしは俯いて顔を真っ赤に染めていたのでしょう。
181 ゆい [2006/07/23(日) 11:53:52]
「あっ、はい…。」
「ゴメンね。俺…いなくならなきゃいけない。」
「はい…。」
こういう時ってどうやって返事すればいいのか分からないです。
「でも、毎日電話するし、メールもするよ!!休みは絶対帰ってくるし、絶対絶対絶対に浮気はしないから!!」
斉藤さんがあまりにも真剣に語るので思わず笑ってしまいました。
「はい、待ってます。ずっとずっと待ってます。だから、安心して行ってきてください。」
あたしは大丈夫ですから…。
お体に気をつけて。
「ありがとう。日菜ちゃん可愛いから置いて行くの心配だけど…。」
「…。」
こういう言葉に対応する能力、あたしには備わっていません。
182 純情乙女 [2006/07/23(日) 12:17:49]
斉藤サンカッコイィ???
日菜chanもカワイィ???
この後の展開が楽しみデス!!!!
183 純情乙女 [2006/07/23(日) 12:21:32]
きゃぁぁぁ!!なんかハートが?に
なってる!!!!なんでだろ??
とにかくスイマセン。。。
184 ゆい [2006/07/23(日) 17:34:21 ID:yuichann]
乙女さん
本当にあと少しで終わりになります♪♪
いつもコメありがとうございます(*^^)v
ハートってたまに出ませんよね((笑
では(@^^)/~~~
185 ゆうり [2006/07/23(日) 23:18:40]
あー・・・なんか二人が結ばれて自分のことのように
うれしいなんて・・・w(ぇ
拓也はいちゃうけど、あのラブラブぶりならきっと
大丈夫だよね!?w(ぇ
クライマックスまで、楽しみにしてますw
186 ゆい [2006/07/24(月) 22:32:53 ID:yuichann]
ゆうりチャン
なんか結ばれちゃったね((笑
しかもキスまでしちゃって(^_^;)
いつも今日終わるとか言って終わらない
でも今日こそ終わるよ!!(@^^)/~~~
187 ゆい [2006/07/24(月) 22:52:57 ID:yuichann]
「日菜ちゃん…。」
「はい。」
「ありがとう。」
「えっ??」
「俺のために走ってくれて、俺の告白受け入れてくれて、俺を幸せにしてくれて…ありがとう。」
「いえ…こちらこそ。いろいろありがとうございます。」
彼があたしの名前を呼ぶたびに胸が『好き』って音を鳴らします。
こんなにも斉藤さんといると落ち着くのです。
こんなにも斉藤さんを愛しく感じます。
こんなにも…好きなんです。
「日菜ちゃん??」
「…なんですか??」
「…好き。」
勇気を持ってあたしも言ってみたいと思いました。
たった一言、愛の言葉を。
189 ゆい [2006/07/24(月) 22:55:25 ID:yuichann]
斉藤さんは4時の便でボストンに立ちました。
もう思い残すことはありません。
どんなに離れていてもあたしたちは素敵な『赤い糸』で結ばれていますから。
Fin...
190 ゆい [2006/07/24(月) 22:58:08 ID:yuichann]
はい、微妙な終わりで申し訳ないです(^_^;)
これで3作目、終わりにしたいと思います♪
読みに来てくださった人たち、本当にありがとうございます。
もちろん4作目も書きたいと思うのでまたよろしくです(*^^)v
しかぁし!!
まだ4作目が決まっていませんので1作目の『あたし、先生の事好きです。』のその後を短編で書きたいと思います(とりあえずね…)☆
と、言うことで『続*あたし先生の事好きです。』行きます!!
191 異常者//水無月 [2006/07/24(月) 23:39:32 ID:june]
完結おめでとうございますww
なんだか本当に切なくて良かったです(´∀`*)
次回作も読ませていただきますww
193 ゆうり [2006/07/24(月) 23:53:26]
ぉぉぉ!!ついに終わったヵぁ!
でも、ハッピーエンドでよかったよかったw(ぇ
日菜ちゃんと、拓也これからもお幸せにw
っとぃぅヵ、あの1作目の続編書くのですか!!
σ(*´∀`me)にとっては、あのお話は大好きな
ものだったので、めちゃくちゃうれしいですw
楽しみにしておりますぞw
194 三村七海//カテゴライズ [2006/07/25(火) 13:05:01 ID:gekokujyo]
日奈ちゃんの可愛さに最後までメロンメロンの七海(´∀`●)w
幸せになって欲しいって思える話だったね。大好きvv
次作は知らないけど、読みます(・ω・)/短編好きだから尚更読みますw
素敵な小説有難う御座いました(*v_v*)
195 ゆい [2006/07/25(火) 23:24:50 ID:yuichann]
水無月サン
あっ!!ありがとうございます♪♪
あたしも水無月サンの小説大好きです!!((何
ちゃんと読んでますよ、地味に(*^^)v((笑
次回作もよろしくお願いしますm(__)m
えりかさん
夢膨らみますねぇ((照
この二人は見てて恥ずかしくなります(^_^;)
どうもありがとうございました♪
ゆうりチャン
ハッピーエンドにしてしまったよ((笑
ちょっと二人を引き離す計画もあったのに…((ぇ
あれ、好きかぁ♪
あたしも、文章へたくそだけどあの話が一番好き(^_-)-☆
頑張るね(@^^)/~~~
七海
メロン…メロン((笑
フルーツを想像してしまいました(^_^;)
優衣は実は短編が苦手
今回はチャレンジしてみようかなと((ぁそ
こちらこそ読んで下さってありがとうm(__)m