1 我流 [2006/01/03(火) 12:02:41]
人を愛せない男
人を愛すことの出来ない女
人を愛したい男
人に愛して欲しい女
そんな四人の物語。
952 我流 [2006/03/11(土) 18:48:06]
ΣΣ(;´Д`)
953 カイ [2006/03/11(土) 18:51:46]
なしたね?レス数もたいないよー
954 我流 [2006/03/11(土) 19:37:15]
《聖児の華》
仕事の時間を少し遅くしてもらい、その日も澪に会いに来ていた。
白い壁は太陽の無数に跳ね返し、明るく見える。
病院内は患者と看護士、医師などが行き交い賑やかだ。
俺は澪のいる病室に立つと、澪の一日でも早い回復を祈りドアを開けた。
ドアを開けると、心地良さそうな鼻歌が聞こえる。
美しく、それでいて寂しいような感じ。
その鼻歌の先には、外を眺める澪の姿があった。
「澪。」
鼻歌が止まり、澪がゆっくりこちらを向く。
しかし、澪の顔に笑顔はなかった。
数日間、太陽のような澪の笑顔は深い夜に閉ざされたように影を潜めていた。
俺の中でその違和感を取り除けないでいる。
それは、澪は笑顔があって澪だという俺の勝手な思いからだった。
椅子に腰をかけ、澪の手を握る。
こうすることで、澪を感じていたいから。
澪も俺の上からもう片方の手を重ねる。
ぬくもりが層を作り、熱を持つ。
真夏の気温のような、熱い熱いぬくもりを。
「体調はどうだ…?」
「うん…悪くないよ…。」
澪は笑顔をなくしてからというもの、元気すらなくなっていた。
声色は低くなり、目は伏し目がち。
とても、あの明るいかった澪とは思えないぐらいだった。
「聖児は歌は何が好き?私ね、クラシックが好きなんだ〜。歌詞がなくても、心に響くの。」
澪が花瓶の隣りにあるCDプレーヤーの再生を押す。
すると、ゆったりとした音色が病室に響く。
それに澪が合わせ鼻歌を歌う。
でも、澪の鼻歌が入ったクラシックはどこか寂しくなった。
955 我流 [2006/03/11(土) 19:47:56]
「澪、散歩に行かないか?」
「…そうだね…いいよ。散歩に行こう?」
「帽子と膝掛け忘れないようにしなきゃな…。」
「うん…。」
このままではいけない気がする。
何か嫌な気持ちになるんだ。
澪が笑わないと。
だから、何かをきっかけに澪には笑ってほしい。
俺が出来ることは、澪を笑顔にすることだから。
澪の体を支え車椅子に座らせる。
義足のない左足を隠すように膝掛けをして病室から出た。
「ちょっと、散歩に行って来ます。」
「あっ、はい。わかりました〜。日射病とかには気をつけて下さいね!」
近くにいた看護士に散歩に行くことを伝え、外に出る。
蒸し暑く、とても日向にはいられないぐらいだ。
「暑いな…。」
「うん…。」
今の澪は、何かの殻に閉じ籠ってしまっているような気がする。
固い何かで包まれた澪の心。
それを俺が剥してやれれば元の澪に戻る、俺はそう信じていた。
病院内の公園を澪を乗せた車椅子で移動する。
その間も澪が鼻歌を歌い、俺はそれを聞いていた。
日陰に入り、澪に飲み物を上げる。
澪は少し飲むと遠くを眺め、またあの鼻歌を歌っていた。
「何が見えるんだ…?」
「何も……。」
「えっ?」
「…何でもない…。」
口数の減った澪。
俺はそんな澪を見ているのが辛かった。
苦しくて寂しくて、でも、澪を見捨てるわけにはいかない。
今の澪は、ある意味前までの俺だ。
だから、澪が俺にしてくれたように俺もしてあげたいんだ。
「澪。」
澪の目線に合わせ屈み、澪の手を握る。
澪の目を見つめ、微笑みかける。
そんな俺を見て、澪は無表情のまま俺を見つめ返した。
頬を伝わない涙が、俺の心の中で零れ始める。
どこに行ってしまったんだ。
四季のような感情を見せてくれる澪は。
俺が愛した本当の澪は。
また、澪が鼻歌を歌う。
遠く何もない空を見つめ。
その歌は誰のための歌なんだ。
澪、空ばかり見てないで俺を見てくれ。
澪の手を握る手に力が入る。
それに気づいた澪が、俺に視線を戻す。
「聖児…ごめんね…。」
「澪…!」
心の涙はやがて、頬に潤いを与えた。
無数に零れる感情の雫。
澪が教えてくれた。
不意に澪の手が、俺の髪をなでる。
まるで、子供に接する母のよう。
「泣かないで…。聖児…。」
俺は澪を抱きしめていた。
切ないんだ。
澪に何もしてやれない自分が。
やるせないんだ、無力な自分に。
鼻歌が空へ舞い上がる。
青い何もない空へ。
956 コロロ//仔爾(コサメ) [2006/03/11(土) 22:23:20]
ふゎぁぁ〜〜
なんか澪チャン哀しぃ。
表情が無ぃなんてぇ。
957 我流 [2006/03/11(土) 22:24:39]
(´⊇`)<コロちゃ!
958 コロロ//仔爾(コサメ) [2006/03/11(土) 22:26:42]
涼タン!!ぉ話でちろっと見た`次ゎ書かなぃの??
959 我流 [2006/03/11(土) 22:27:48]
(´⊇`)<その件はお話広場で。
960 ヴェスナ [2006/03/11(土) 22:32:11]
澪ちゃん〜〜〜!!!
なんて可哀想なんでしょ!?
早くもとの澪ちゃんに戻るといいな☆
それを祈ります。
我流、更新頑張って(^_-)-☆
961 我流 [2006/03/12(日) 08:57:53]
《澪の華》
看護士の人が私にと持って来てくれたCD。
その綺麗な音色と懐かしい感覚が私の中に染みつき、知らない間に鼻歌として口ずさんでいた。
泣いている聖児。
私には、聖児が何で泣いているのかわかるようでわからない。
でも、悲しいのはわかる。
それは、私と一緒にいるからじゃないかと私は思う。
きっと、私が何かで彼を傷つけているんだ。
小さく私の名前を呟く聖児。
私は聞こえているのに、聞こえていないフリをした。
病室に戻ると、聖児は仕事のため出て行ってしまった。
白いシーツと布団の中、私は一人ぼっちになってしまった。
それでも、何も感じない。
私の感情から消したから。
また、あのCDを聞くため再生ボタンを押す。
目を閉じて、聞くことだけに集中した。
夏のわずかな風が私をなでていく。
心地良い音色に引き込まれ、私は眠りについた――
真っ白の空間に私は一人立っていた。
壁や窓はなく、角もない。
球体の中に立っているようなそんな感覚だった。
すると、目の前に男性立っている。
聖児とは違うが優しい雰囲気。
どこかで会ったように、懐かしい感覚がする。
それは、あのCDが奏でる音楽に近いモノがあった。
「アナタは…誰?」
私の問いかけに、男性は笑顔のまま答えない。
ただ、私を見つめて、何かを言いたそうな瞳をしている。
しばらく、私達はそのままの状態で立ち尽くしていた。
すると、どこからともなくあの音楽が聞こえてくる。
私が口ずさむと、男性を口ずさみ出す。
そこには、二人のコーラスが出来ていた。
歌詞のない鼻歌だけのコーラス。
でも、それが懐かしくて切なくて胸を苦しめくる。
閉まったはずの感情が、溢れだそうと私の殻を破ろうとする。
堪えれば堪えるほど、苦しさは増して行く。
そして、男性は何か私に言うと背を向け、白い光の中に消えて行ってしまいそうだった。
「待って!私は!アナタのことが」
私がそこまで言うと、男性は振り向き首を横に振る。
いくら追いかけても、届かない。
そして、男性は光の中に消えてしまった――
962 ヴェスナ [2006/03/12(日) 09:08:28]
誰だろう?
この男の人は???
963 我流 [2006/03/12(日) 10:02:09]
「待って!」
気づけば、窓の向こうは夕日が顔を出していた。
あの音楽が頭の中で、エンドレスリピートして夢の中の男性を思い出させようとする。
私は首を回し、大きく息を吐いた。
それと同時に病室のドアが開く。
聖児の姿が現れ、私に笑いかけた。
「寝てたのか?」
「うん…。」
「そうか…。」
聖児の瞼が腫れている。
昼に泣いたせいだろう。
私の心に、罪悪感が宿る。
何で聖児はこんなに私によくしてくれるのだろう。
私は彼に何かして上げたのだろうか。
最近、記憶のかけらが無くなり大事なことを忘れている。
聖児の名前はわかっても、どこで出会って私にとって何なのかすらわからないでいた。
「澪、髪直してあげるから後ろ向いて。」
「あっ…ありがとう…。」
私が聖児に背を向けると、櫛で髪を梳いてくれる。
優しくテンポよく、それでいて綺麗に。
彼が優しいのはわかる。
でも、私は彼に優しくない。
その矛盾が私の罪悪感を膨らませた。
「聖児…外に出たいの…。聖児に聞きたいことあるんだ…。」
「ん?いいけど待って。もうすぐ終わるから…。」
聖児は、私の髪を梳き終わると私の足元に車椅子を持ってくる。
そして、体を持ち上げてもらいやっと車椅子の上に座れた。
病室を出ると、聖児が看護士の人に一言かける。
夕方の病院は、白い壁をオレンジ色に変えている。
その姿を見ると、時の流れの早さを感じた。
また、公園に出てしばらく散歩する。
もちろん、鼻歌を歌いながら。
聖児は何も言わず聞いてくれる。
そして、聖児に頼み日陰に入ってもらった。
「聖児、私はアナタにとって何?」
「えっ…?そうだな…特別な人…。」
「特別?」
「あぁ…澪は俺の…」
「もう…無理しなくていいよ…。聖児といると自分がわからなくなるの…。自分勝手だと思うけど…お願い…もう…会いに来ないで…?」
「澪…?」
ごめん、聖児。
今の私は、聖児の求める私じゃない。
本当に私自身がわからないんだ。
どんな人間だったか、誰を愛していたのか。
「さよなら…。」
私は、自力で車椅子を動かした。
急いで急いで、聖児が追いかけて来ないように。
でも、聖児は追いかけて来なかった。
また、私の中の記憶のかけらが剥がれ落ちる。
一つまた一つ、咲き誇る力をなくした華のように―
964 我流 [2006/03/12(日) 10:03:07]
ラストまであと二話。
965 藍 [2006/03/12(日) 11:25:21]
後二話で終るンにょ!?【違
澪戻ってー…そして聖児はどげしたのよ!!何
更新頑張れーぃw
966 まぃ [2006/03/12(日) 12:04:15]
澪の記憶がっ(´□`;)…(何
これじゃなんか悲しぃょっっ。。+゚・。+。+゚・(ノД`)・゚+
ぁと2話頑張れ(☆^□^)
967 我流 [2006/03/12(日) 12:59:03]
《聖児の華》
澪が決めたことに俺が踏み入る権利はない。
俺はそう言い聞かせ、あの日以来澪に会いに行くことはやめた。
澪が俺といるのが辛いならば、それを取り除いてやる必要がある。
もう何日も澪に会いに行ってはいなかった。
時折、澪に会いたくなる衝動にかられる。
しかし、思い止まり憂さばらしにバイクで道路を暴走したりしていた。
その日も家に帰ると、疲れが体にのしかかる。
俺はベットの上に倒れ込むと、しばらくそのまま動けなかった。
すると、澪の家からドアの閉まる音がした気がした。
それでも、俺は疲れているのだと思い、何もしないでいた。
結局、澪に何もしてやれなかった。
澪によかれと思いやってきたことが、澪には辛かったんだと思うと胸が痛んだ。
澪と会えなくなった日から、俺の中での気持ちの変化があった。
何もやる気はせず、集中出来ない。
現場で棟梁に怒られても、他のことを考えていた。
ベットの上に寝転び、何もしないでいるとインターフォンが鳴り響いた。
俺は面倒くさくて出ないでいると、しつこくインターフォンが鳴る。
俺は、仕方なくインターフォンを取った。
「聖児?!居留守はよせよ!入るとこ見てたんだからな!」
「そうだそうだ!」
インターフォンからは、昶と衣緒の声がする。
俺は返事を返さない代わりに、ドアを開けた。
「お邪魔しま〜す!」
「邪魔するよ〜!」
「おい…お前達…。」
昶と衣緒は、まだ上がっていいとも言ってないのに部屋に上がってくる。
二人はテーブルに食べ物や飲み物を置くと、俺の方を見た。
「今日は三人で話そっ?!」
「久しぶりに会ったんだ!いいだろ?」
昶は俺の手を引くと無理矢理座らせる。
そして、チューハイを渡され、衣緒の音頭で乾杯した。
けれど、俺の心は重い。
俺の側に居てほしいのは、この二人じゃなくて澪なんだ。
「聖児、会いに行って来たぜ!衣緒のママに!あっ!正確には会ってないけどな…。」
「そうか…。」
昶は俺の顔の前で手を上下させる。
そして、部の悪そうな顔をするとテーブルをどかし、俺の前で土下座をしだした。
「聖児!あの日殴ったことを怒ってるんだよな?!ごめん!悪かった!」
昶は何度も俺に頭を下げたが、俺は首を横に振り、そのせいではないことを伝えた。
「そっか!助かった!まっ!飲めよ!」
昶は俺に肩を組むと、一気飲みして見せる。
それでも、俺の喉には通らなかった。
「…で聖児と俺と衣緒は?運命的に出会ったわけね!」
昶は酔いに任せ、聖院に会いに行き、そこで話されたことを話してくれた。
しかし、衣緒も俺と同じように酒を飲んでいない。
何か考えるように缶を握りながらうつむいていた。
「衣緒?どうした?」
昶が衣緒に話しかける。
衣緒は驚いたように顔を上げると、俺を見つめた。
「澪さんは…助かったの…?」
衣緒の質問に、調子よくしゃべっていた昶も心配そうな顔になる。
俺がうなずくと、二人共胸をなで下ろしたように安心した顔になる。
しかし、二人の表情はすぐ変わる。
俺の様子の違いに、気づいてしまったようだった。
「何か…あったの…?」
衣緒が心配そうに聞く。
俺は衣緒に聞かれると、答えなければいけないような気がした。
「澪の心が…少し病んでしまってな…。随分前に…別れを告げられた…。」
最初の言葉は、自分に対するいいわけなのかもしれない。
でも、そうでもしないとやっていけなかった。
968 コロロ//仔爾(コサメ) [2006/03/12(日) 13:15:46]
ぅぅ(ノ_・。)
聖児ハンゎ澪タンに会ゎなぃのかしら。。。泣
ラスト2話!!更新頑張れw
969 我流 [2006/03/12(日) 16:52:36]
「そう…か…。」
酔いが覚めたように黙り込む昶。
部屋の中は、次第に辛気くさくなってくる。
すると、急に衣緒が立ち上がり、俺と昶の間に割って入ってきた。
「で?!聖児はどうしたの?!」
「衣緒?」
「昶は黙れ!」
「はいっ!」
衣緒の目は真剣そのものだった。
そんな目で見られても、澪が望んだこと。
俺にはどうすることも出来ない。
そうやって胸に自分の思いを押し殺していた。
「何もしてないんでしょ?!どうせ、これは澪が望んだことだとかそうやって相手も思ってるつもりなんだろっ?!聖児は…!自分の気持ちに素直過ぎるよ…!たまには…自分の気持ちに反抗してみせろよ…?!じゃないと!じゃないと…私がアンタを…」
衣緒はそこまで言うと泣き始めてしまった。
泣いている衣緒を、昶が抱きしめ、俺にうなずく。
俺は急いで立ち上がり、家から飛び出した。
衣緒の言う通りだ。
自分が思った通りに動くのは、自分に対しての言い訳作りだった。
そうすれば、無理にでも満足出来たから。
でも、今回は違う。
澪を愛してる気持ちには嘘をつけない。
だから、悪足掻きでも何でもしてやる。
それを澪が望んでいなくても。
970 我流 [2006/03/12(日) 17:46:31]
《昶の華》
人の部屋で二人きりというのは変な気分だ。
しかも泣いている衣緒を抱き、さりげなく下心が芽生え始めたりして。
しかし、その下心も衣緒の泣いている顔を見ると次第に消えてきた。
衣緒を抱いていると、心が淡く色ずく。
衣緒の髪をなで、泣きやむのを待った。
俺は衣緒を笑顔にしてやれないかもしれない。
でも、涙を流すことの出来る場所でいれたらそれでいい。
少しでも、衣緒の側にいたい。
「ごめん…!昶!」
「いいよ〜!衣緒の泣く顔可愛い!」
「違うの!鼻水…ついちゃった…。」
「マジか?!」
俺のつく小さな染み。
それを見て、二人で大笑いしてしまった。
「ふぅ!よし!帰るか!」
「えっ?でも聖児の家開けっ放しになるぜ?」
「じゃぁ…どうする?」
衣緒はおもむろにベットに転がると、俺に微笑みかける。
俺はそれを見て、息を飲んだ。
高鳴る鼓動。
まさか、今日が記念日になるのではないかという期待。
すると、衣緒は俺の顔を見て上体を上げた。
「昶、鼻の下伸びてる。」
「しまった!」
「アホ。」
衣緒が笑うと、俺が嬉しくなる。
俺が衣緒を笑顔にした、そんな自信が沸いてくる。
俺が衣緒を見つめると、衣緒は恥ずかしそうに笑った。
そんな仕草も俺は大好きだった。
「よし!昶!帰るぞ!」
「わかったよ。聖児には書き置きでもしておくか。」
「今日は私ん家に来て!」
「あいよ!…えっ?!」
衣緒は俺に笑いかけると、一足先に出て行ってしまった。
「い、衣緒?!」
幻聴のような気がしていた。
でも、あの衣緒の笑顔。
衣緒が俺を求めてることがわかると、嬉しくてたまらなかった。
聖児の家から出ると、既に衣緒はバイクに乗っている。
そして、俺に指で合図すると先に走って行ってしまった。
衣緒のフルフェイスの中の表情が、赤潮しているかと思うと俺の気持ちは高ぶってくる。
その気持ちを乗せ、勢いよくバイクを走らせた。
971 ょり [2006/03/12(日) 18:35:18]
みんな好きだー!何
長かったけどすらすら読めましたよーww
めっちゃ切なくて、とにかく切なくて。
幸せを噛み締めてる場面でも切なさがでてて。
だけど時々顔がほころぶようなあったかさもあってww
あと少しということなので最後まで頑張ってください☆
972 我流 [2006/03/12(日) 18:38:19]
Σ(;´Д`)<より読むの早くない?!
973 我流 [2006/03/12(日) 20:59:27]
衣緒のアパートに着くと、バイクを止める。
しかし、先に行ってしまった衣緒の姿が見当たらない。
俺は仕方なく一人で、衣緒の家に続く階段を昇った。
すると、切れかけた電気の下に人影がある。
俺がそれに近づくと、ドアの前で衣緒がうつむいて立っていた。
「衣緒?」
「あのね!一つ約束して!」
「う、うん…。」
「変な事は…しないでね…。」
衣緒は、目を強く閉じうつむいている。
しかし、俺が変な事しか考えてないと思われているのがショックだった。
「衣緒…俺って変な事しそう?」
「うん…。」
「変な事は…しないでね…。」
衣緒は、目を強く閉じうつむいている。
しかし、俺が変な事しか考えてないと思われているのがショックだった。
「衣緒…俺って変な事しそう?」
「うん…。」
「そ、そう…?何かショック…。」
「ごめん!でも…。」
衣緒の言いたいことはわかる。
女の子が自分の部屋に入れるんだ。
相当勇気がいる。
それでも、それだけ衣緒が俺に対して許しているということがわかった。
「大丈夫!今日は何もしない!」
「…今日はっていうのが気になるけど…。とりあえず、どうぞ…。」
衣緒は、一度も俺と目を合わせることなくドアを開けた。
一度は入ったことのある衣緒の部屋だが、あのときは殴られてばかりでしっかり見れてなかったのだ。
「失礼します!」
俺は玄関に靴を脱ぎ、衣緒と一緒にリビングに入った。
衣緒の部屋は、衣緒の見た目以上に可愛いらしかった。
「へ〜…、前見たときはこんなんだったっけ…。」
「うん?ちょっと変えたけど…。」
衣緒の顔を見ると、頬を赤く染め目のやりどころに困っている様子だった。
衣緒はベットを見るとそこに腰をかけ、俺を少し見ては目をそらしたりしていた。
「衣緒!」
俺が衣緒の隣りに座ると、衣緒は恥ずかしそうにうつむいた。
俺の心をときめかせる衣緒の仕草。
今すぐにでも抱きしめたかった。
974 鶴//亀 [2006/03/12(日) 21:01:15]
昶、信用されてなーいw
解るけど……w
もうすぐ、終わりかぁ。
何か寂しいなぁ。
975 ヴェスナ [2006/03/12(日) 21:04:49]
ぅおうっ!
どうなるんだろう??
976 カイ [2006/03/12(日) 21:09:55]
「変な事は…しないでね…。」
衣緒は、目を強く閉じうつむいている。
しかし、俺が変な事しか考えてないと思われているのがショックだった。
「衣緒…俺って変な事しそう?」
「うん…。」
「変な事は…しないでね…。」
衣緒は、目を強く閉じうつむいている。
しかし、俺が変な事しか考えてないと思われているのがショックだった。
「衣緒…俺って変な事しそう?」
「うん…。」
「そ、そう…?何かショック…。」
「ごめん!でも…。」
のリピートは失敗なのかわざとなのか(ぇえ
わかりませんぜ(馬鹿
977 我流 [2006/03/12(日) 21:14:49]
Σ(;´Д`)<ミスだな?!ごめんなさい!
978 我流 [2006/03/12(日) 21:21:21]
+(PД`q)+<マジミスです!
カイちゃんサンキュー!
979 我流 [2006/03/12(日) 21:31:00]
《衣緒の華》
もしかしたら、昶なら私を受け止めてくれるのではないか。
そういう気持ちで、私は部屋に招き入れた。
母親に会いに行くときも聖児と喧嘩したときも、側にいてくれたのは昶だった。
聖児のときとは比べ物にならないほどにしか高鳴らない鼓動も、自分の部屋の中では大きく弾んでいた。
「昶!聞いてほしいことがあるの!」
「何?」
私の緊張とはかけ離れて違う昶の笑顔。
その笑顔を見ると、緊張もわずかにほぐれた。
残りの緊張を取ろうと、私は深呼吸し大きく吐いた。
「あのね!私、昶に謝りたいの!今まで、ひどくあたってたし…。」
「そう?気にしてないよ?」
「ありがとう…。あと…私が泣きたいとき…昶がいつも側にいてくれて助かった…。」
「うん。」
昶は、私を真っ直ぐな眼差して見る。
その瞳には、もう私の言いたいことがわかっているようだった。
「だからね…!その!私!なんていうかな…。私も昶を…!ん?違うかな…。」
私の心の中が何かをきっかけに狂いだし、言いたかったことがわからなくなってしまった。
「あれ?ごめん、待って。えー…あれー…。」
きっかけは、その一言を言おうとしたんだ。
でも、まだ何か実感なくて。
私の中で、それに変わる言葉を探したんだ。
でも、見つからなくて。
「ごめん…衣緒…。約束…守れないや…。」
不意に昶が呟くと、いつの間にか昶の胸の中にいた。
「あー…ごめん…。ダメだった。」
「いいよ、今回は特別ね。」
何回昶に抱きしめてもらったかな。
小さい頃は母親にいっぱい抱きしめてもらったのかもしれないけど、それは忘れてしまっていて。
でも、今はしっかり感じられる。
抱きしめられるって気持ちがいい。
私もなんだかんだ言って、自然に昶のことを抱きしめていた。
「衣緒…?」
「何?」
「う〜ん…ごめん…。本当のこと言うね…。」
昶はそう言うと私を引き離し、真剣な目で見つめる。
私も昶から目を離さないように真剣に見つめ返した。
「実はね、俺…衣緒のこと好きなんだ…。結構…前から…。」
「…そっか…。えっ?いつから?」
「出会って…すぐぐらいから…。」
気づかなかった。
昶がそんな前から私を思ってくれてたなんて。
ただ、二人でバカやって楽しんでるだけじゃなかったんだ。
私が聖児を思い始めた頃に、昶も私を思っててくれたんだ。
980 我流 [2006/03/13(月) 11:19:45]
「何か…嬉しい…。そんなに前から私のこと思っててくれたなんて…。」
昶は恥ずかしそうに笑う。
私も恥ずかしかったが、笑っていた。
何かこしょばゆい。
胸が高鳴って、切なくて。
もう顔中が熱くて、意識が飛びそうだった。
また、昶が私を優しく抱きしめる。
もう私の頭の中は真っ白になり、夢中で抱きしめていた。
「私ね!私も昶のこと…!だけど!まだ!その!何て言うか!」
私は自分も昶のこと気になってきていることを伝えようとしたのだが、思考が止まり動いてくれない。
すると、昶の抱きしめる力が強くなった。
「ゆっくりでいいよ…。俺…待ってるから…。」
「昶…。」
やはり、私の思った通りだった。
昶は私を受け止めてくれた。
私の恋するスピードに合わせて、昶も合わせてくれる。
私が泣きたいときは一緒にいて、一緒に泣いてくれる。
昶といると居心地がいいんだ。
だから、一緒にいたい。
昶は私を少し引き離すと、見つめてくれる。
私も見つめると、今度は笑いかけてくれる。
その笑顔が私のものになると考えたら嬉しかった。
「衣緒…キスしていい…?」
「えっ?!そこは聞くなよ…。」
でも、昶にはわかるでしょ。
私が返事をしなくても。
目を閉じて、アナタの唇を待つ。
重なるときを待っている。
そして、私と昶の唇は重なった。
最初は優しいが、次第に昶のキスが強引になる。
息苦しくて、でも気持ちがいい。
しかし、あるきっかけで私は昶を突き飛ばした。
「ごめん!衣緒!」
「もう!まだ早いよ!」
聖児のキスより昶のは過激。
心の準備もなかったし、少し焦ってしまった。
「ごめん…。」
「気にしないで…!昶は悪くないから…!」
昶、安心して。
私はアナタに恋をする。
もう、わかってしまったんだ。
自分の中に芽生え出した小さな芽が、アナタを求めているのだから。
981 まぃ [2006/03/13(月) 13:11:27]
もぅすぐ1000ぃっちゃぅね。。
カキコ控ぇまーすww
更新頑張れッ(*^□^)o尸~
982 コロロ//仔爾(コサメ) [2006/03/13(月) 17:25:44]
きゃッッww
衣緒チャンと昶がかなりラブラブだゎw
聖児ハンと澪タンの方ゎ一体どぉなるかしら??
983 我流 [2006/03/13(月) 21:31:56]
《澪の華》
顔の傷は、奇跡的に跡にならなくてすんだ。
包帯をとり、見えてくる自分の顔。
こんな顔つきだったんだと、ようやく思い出せた。
入院中にたまたま私の足に合った義足があり、退院祝いにとそれをくれた。
私の母や父は、ここより随分遠くに住んでいるため、迎えには来れない。
私は一日でも早く退院したかった。
だから、朝になるのを待たず夜に一人で帰ることにしたのだ。
看護士の人に付き添われながら薄暗くなった廊下を歩く。
病院の自動ドアを抜け、外に出ると湿気を含んだ生温い風が顔にあたる。
しかし、散歩以外に外に出なかった私にはなんだか新鮮に感じた。
看護士の人がタクシーを呼び止めてくれる。
私は看護士に頭を下げると、タクシーに乗る前に行き先を告げた。
タクシーの運転手は、驚いたような顔をしたが私は気にせずタクシーに乗った。
お金はおろしてきてある。
よっぽど高くなければ、払えるだろう。
私は、まだ家に帰るつもりはなかった。
記憶の端にある、うる覚えの町。
そこに行ってみたくなり、その町を運転手に告げたのだ。
夜の道路を静かに走る。
夏も下旬になり、気温も徐々にだが下がって来ていた。
タクシーは峠道に入り、道路が上下する。
私には、この道に見覚えがあった。
誰かと来た記憶。
きっと、その記憶も一緒に閉まってしまったのだろう。
はっきりとは思い出せなかった。
しばらく、峠道が続いていたがそれを抜けると車に行き交いが不思議と増えてくる。
それを見た瞬間、鼓動が嫌に高鳴りだした。
恐怖に近い感覚。
すると、私の乗っていたタクシーが急ブレーキを踏んだ。
そのとき、私の頭に何かが過ぎる。
私はあのとき急ハンドルを切って、そして―
「すいません、前の車が急に止まったもんですから。」
「いえ…。」
私の額には、冷たい汗が出ていた。
曖昧な記憶だが、怖い。
記憶の殻が、少しずつ剥がれてきている。
でも、私は思い出したくない。
怖いんだ、思い出すのが。
町を進むにつれ、記憶が甦ってくる。
(ここ、来たことある…。)
ある古びた町並みを見て、私は思った。
「すいません!ここで下ろして下さい!」
「えっ?わ、わかりました。」
代金を払い、外に出る。
山に連なるように出来た住宅を見上げ、私はそこに向かい始めた。
984 鶴//亀 [2006/03/13(月) 21:36:03]
澪出たー♪(ウザッ
き、記憶?!(何
985 我流 [2006/03/13(月) 21:43:05]
点々とついた電気を頼りに歩く。
暗くて足場が悪いから怖かった。
でも、私は忘れてはいけないことまで忘れかけている気がする。
だから、しっかり思い出さなきゃ。
それが例え辛いことでも。
歩いていると、いつの間にか霊園に入っていた。
普通は怖くなるのに、私はそうは感じなかった。
ここに、思い出すための何かがある気がした。
墓に刻まれた名前を見ていく。
携帯電話のライトで照らしながら。
「違う…。」
文字を見て、つい呟いてしまっていた。
思い出せていないはずなのに。
そして、ある墓をライトで照らしたときだった。
「神崎…家…?」
一気に記憶の殻にひびが入る。
そして、そこから記憶が溢れ出した。
「伸治…!」
思い出してしまった。
伸治と思い出、あの日のこと。
そして、伸治の本当の死亡理由。
心の奥にしまったはずの感情が甦ってきてしまった。
頬を涙が伝う。
止どまることなく流れ、地面に落ちた。
私は立っていることが出来ず、座り込み泣いていた。
「ごめんね…!伸治…!私があのとき…!ごめんなさい!ごめんなさい!」
いくら謝っても遅いよね。
だって、もうアナタはいない。
痛かったよね。
ごめんね。
伸治。
剥がれていた記憶が、涙を流す代わりに甦る。
一つ一つ浮かび上がり、パズルの抜けたピースを埋めて行く。
私が私に戻ってきていた。
「澪…ちゃん…?」
顔を上げると、そこにはお婆さんが一人。
「お母さん…。」
そう、結婚を約束していた伸治のお母さんだった。
「どうしたんだい?こんなところで?それより、夜も遅いし今日は家に泊まって行きなさい?伸治も…喜ぶと思うわ…。」
伸治のお母さんはそういうと私に手を貸してくれる。
そして、懐かしい伸治の家に招き入れてもらった。
986 我流 [2006/03/13(月) 21:44:09]
(`⊇´)<次から最終話!
987 鶴//亀 [2006/03/13(月) 21:45:43]
わぁ、ラストはもっと頑張って♪(ぇ
忙しいんだったら無理はしないでね……。
988 我流 [2006/03/13(月) 21:51:46]
《澪の華》
客間に伸治のお母さんが忙しく動いている。
あっちへ行き、こっちへ行き。
私も手伝おうとしたが、伸治のお母さんはそれを止めた。
「もう少し待ってね。今、布団を持ってくるから。」
伸治が生きていれば、共に住んでいたはずだった。
あの事故は、私と伸治の人生を大きく狂わせたのだ。
「よいしょ!」
伸治のお母さんは、自分より大きな布団を運んできて、畳の上に敷く。
伸治の生きていた頃に会ったときとは違い、白髪が目立っている。
伸治のお母さんも私と同じような気持ちなのだろうか。
そう思うと、切なくなった。
「よし!準備完了!」
腰を下ろし、長い溜め息をつく。
そして、シワの出来た手をこすり合わせると私のほうを見た。
「澪ちゃん…伸治に顔を見せてあげてくれないかぃ…?」
私は伸治のお母さんの目を見るとうなずいた。
そして、二人で仏壇の前に行く。
そこには伸治の写真が写っていて、私に笑いかけているようだった。
手を合わせると、頭の中で伸治との思い出が甦る。
伸治との思い出は、楽しかったことしか覚えてない。
一緒にいるだけで、楽しかったんだ。
一緒にいるだけで、笑顔になれた。
だけど、私はそれを失った。
仏壇の前にいると、そう思わざるえない。
だから、忘れてはいけないと思ったんだ。
あの声もあの笑顔もあの仕草も。
「澪ちゃん、ありがとう…。伸治もきっと喜んでるわ…。」
伸治のお母さんは、そう言うと鼻をすする。
私が頭を下げると、伸治のお母さんは深く頭を下げた。
そして、その日は床についた。
989 我流 [2006/03/13(月) 21:57:55]
真っ暗な天井を見上げると、懐かしい気持ちになる。
結婚すると二人で決めた日に、伸治の家に泊まったんだ。
そして、二人で布団を敷き、布団の重なったところで手を繋いだ。
目を閉じると隣りに伸治がいる気がしてならなかった。
まるで、伸治に手を握られているように私の手は温かくなっている。
こうやって目を閉じて、二人で結婚してからについて話し合ったりした。
気づいたら、伸治は寝てて少し腹が立ったことも思い出した。
徐々に心地よい眠りに入っていく。
懐かしい思い出と共に――
見覚えのある白い空間に、私は立っていた。
その目の前には、男性が立っていて。
もう私にはわかっていた。
そこにいるのは伸治だってことを。
「伸治?久しぶり…。」
私に嬉しそうに微笑む伸治。
その笑顔が愛しくて、涙が出そうになった。
「ごめんね…伸治…私のせいで…。」
伸治は私の言葉を聞くと、首を横に振り、何かを口ずさむ。
それは私には聞こえなくて、でも、何となく言っていることはわかるようで。
伸治の優しい表情を見ていると、伸治が生きているのではないかという気になる。
だって、今まさに私の前に立っている。
私は夢だということも忘れ、伸治を見つめていた。
伸治があの歌を口ずさむ。
それにつられて、私も自然と歌を歌い始めていた。
歌詞のない曲。
二人で奏でる歌は鼻歌に近い。
それでも、心地よくて。
懐かしいんだけど、悲しい。
この曲は、あの日伸治と歌った歌だった。
私は悲しさで歌えず、泣きじゃくることしか出来ないでいた。
すると、歌うのを止めた伸治が私に向かって何かを呟く。
伸治が何と言ったかわかると、走り出していた。
義足ということを忘れ、全力で。
しかし、いくら走っても伸治にとどかない。
私は伸治と一緒にいたいのに。
伸治は私といたくないのだろうか。
そう思うと、涙が更に溢れてきてしまった。
「伸治!私はアナタのことが!アナタだけが!」
私が全て言う前に伸治は消えていた。
「伸治…?どこ行ったの…?ねぇ…?どこ…?伸治…!!もう嫌だよ!おいてかないで!私も一緒に……!!」
いくら叫んでも、伸治は見当たらない。
真っ白な空間に、私の声が響くだけだった。
「伸治…!私は!アナタに…!」
もう、会えないということぐらいわかっている。
だけど、それが辛くて信じたくなくて。
だから、涙が流れて。
すると、しゃがみ込んで泣いている私の頭の上に何かが乗る。
上を見ると、そこには聖児が立っていた。
「聖…児?」
優しく私の頭をなでくれてる。
そして、私の目線まで屈むと優しく微笑み、抱きしめてくれたのだ――
990 ヴェスナ [2006/03/13(月) 21:59:14]
うぅ〜澪ちゃん〜〜……。
我流、更新ファイト(^_-)-☆
991 我流 [2006/03/13(月) 22:02:46]
目を覚ますと、蝉のうるさいぐらいの鳴き声がしている。
起き上がると、もう外は明るかった。
私は急いで布団を畳み、髪を整えると居間に向かった。
そこには、団扇で扇ぎながら外を眺めている伸治のお母さんの姿。
小さい体が増して小さく見えて、しかもどこか寂しげだった。
「お母さん、すいません。寝過ごしちゃって…。」
伸治のお母さんは、首を少し回し小さくうなずいた。
そして、何も言わずまた外を眺め始めた。
青い空に入道雲が立ち込めて見える。
真っ白で大きい。
私はその場で座り、しばらく外を眺めていた。
「澪ちゃん…?」
「はいっ!」
伸治のお母さんは、顔を外に向けたまま私に声をかける。
惚けていた私は焦って返事が遅れてしまった。
「もう…いいんだよ…?」
「えっ…?」
「もう……悲しまなくていいんだよ…?伸治は…伸治は幸せだったわ…。…澪ちゃんといる伸治は生き生きしてた…。元々、弱気で引っ込み思案の伸治がまるで生まれ変わったようだった…。いつも、帰って来ては澪ちゃんの話ばかりしてね……。…澪ちゃん……伸治はアナタといれただけで幸せだったのよ…?だけど…もう…いいのよ…?アナタはもう十分苦しんだわ……。澪ちゃんの苦しむ姿を…伸治は望んでないわ……。」
その言葉を聞いた瞬間、自然と涙が頬を伝っていた。
きっと、私は誰かにその言葉を言ってほしかったんだと思う。
ずっと、その言葉だけを。
「きっと、伸治のようにアナタを必要としてる人がいる…。だから、今度はその人のために生きるんだよ…?」
振り向いたお母さんの顔は、涙で濡れていた。
お母さんも辛かったんだ。
伸治がいなくなって、私と同じように。
すると、不意に夢の中の聖児の思い出す。
今まで支えてくれたのは、他でもない聖児だった。
「お母さん!すいません!」
「いいんだよ…。伸治の分も幸せになって…。」
「ありがとうございます…!」
私は走り出していた。
左足を引きずりながら。
足場の悪い下り坂を下り、上り坂を駆け上がる。
早く行かなくちゃ。
私を待っていてくれる、アナタの元へ。
992 我流 [2006/03/13(月) 22:08:36]
《聖児の華》
澪の家はやはり留守で、病院に向かったが面会時間は過ぎていた。
そのまま、病院で朝になるまで待ち、病室に急いだ。
しかし、病室は綺麗に片付けられ、澪の姿はない。
俺は受付まで戻り、澪の行き先を聞こうと思った。
「あっ!アナタは如月さんの!」
受付まで戻る途中、澪を担当していた看護士がいた。
「澪は!澪はどこに!」
「如月さんなら昨日退院なされましたよ。確か…」
俺は澪の行き先を聞くと、礼も言わず病院から飛び出した。
バイクに跨がるとフルフェイスをかぶり道路に出る。
残暑の暑さも気にする余裕すらなく走り出した。
早く澪に会いたいという気持ちが俺を焦らせる。
(待ってろよ…。澪…!)
澪の笑った顔や泣き顔、怒った顔に喜ぶ顔。
それを思い出す度、澪が恋しくなる。
でも、もしそれが澪に出来なくても、俺は澪を愛したい。
澪が俺にそうしてくれたように。
しかし、走っていると急にバイクのスピードが落ち出した。
しまいに煙を吹き出し、俺はやむ負えなく道路脇に止めた。
澪に早く会いたいのに、神様はそれを邪魔するようだった。
いつもの俺なら、ここであきらめるだろう。
これが運命だとか言って。
俺は急いでバイクの様子を見た。
しかし、どこが悪いのかわからない。
俺はバイクを投げ捨て、ヒッチハイクをした。
しかし、誰も止まってくれるはずがない。
俺は見切りをつけると、道路を走り出した。
今から何時間何日何年かかってもいい。
澪に会いたい。
澪に会って、抱きしめてやりたい。
澪が俺に会いたくなくても。
長い直線の道が続いて行く。
俺の足は次第に活力をなくし、走れなくなっていた。
煙草を吸っている分体力はなく、日差しの強さで更に体の重圧をかけた。
でも、俺の気持ちは気持ちだけは生きている。
足が折れて走れなくてなっても、這いずってでも澪に会いに行く。
俺は澪を愛しているから。
直線を走りきっても、次から次へと道は続く。
足が棒のようになり、息は切れ喉は渇く。
しかし、歩を進めることだけは止めなかった。
俺は休むことなく、歩を進めた。
澪に会うことだけ考えて、澪の笑顔だけを思って。
993 我流 [2006/03/13(月) 22:13:48]
そして、あるところまで来ると公園という文字が見えてくる。
俺は、そこに喉を潤すため立ち寄ることにした。
蛇口で水を出し、それを飲む。
しかし、陽で温められた水は思っていた以上にまずかった。
ベンチに座ると、膝が痺れ出す。
足も靴擦れをおこし、痛みを伴う。
病院が開くまで寝ていなかったこともあり、体力は限界を超えていた。
空を見上げると、太陽は元気があり余ってるように俺を明るく照らす。
俺は思い直すと痺れた膝を叩き、無理矢理立ち上がった。
もう膝は上がらない。
膝の裏に手をあて、引きずりながら歩く。
澪の存在だけが、俺の励みだった。
公園にはたくさんの子供達が遊んでいる。
皆、笑顔で楽しそう。
笑顔というのは、不思議なもので人に移る。
俺も幸せそうな子供達の笑顔を見て、自然に笑顔になっていた。
「よしっ…!」
俺は笑顔という心の栄養をもらい、歩き続けた。
公園を抜け、どこにいるかわからない澪を捜す。
きっと、会える。
それだけを信じて。
994 モヤシ(・∀・` [2006/03/13(月) 22:15:45] 0737
今だ!!995ゲット!
995 我流 [2006/03/13(月) 22:24:28]
《澪と聖児の華》
私は夕日に染まる道を歩いていた。
左足は痛んだが、それ以上に今は聖児に会いたかった。
会って謝りたい。
あの日、聖児にひどいことを言った。
せっかく、私を気遣って来てくれていたのに私は。
そう思うだけで、私は私を叱らずにはいられなかった。
家に帰れば、聖児はいるのかもしれない。
それでも、私は聖児が私を捜してくれている気がした。
聖児の携帯電話に電話しても繋がらず、聖児の声すら聞けないでいた。
民道を抜けると、小さな車道に出る。
周りを見渡すと、そこには見覚えがあった。
ここを上れば、聖児に会える。
なぜかそう思ってしまう。
だから、進路を変え、道路を上って行く。
アスファルトに左足を引きずりながら。
すると、立派な木々に囲まれた公園が見えてくる。
出入り口を見ると、そこは伸治と来た公園だった。
私はしばらく公園を見渡し、歩を進める。
このまま、歩いていけば。
あの伸治の愛した場所に出る。
私はそう思い、あの場所へと続く道を歩いた。
人気がなくなり、見覚えのある場所に出る。
私はもしかしたらと思い、歩く足を早めた。
徐々にあの二輪の花が咲いていた場所に出る。
私は、あの花達がまだ二つ仲良く並んでいるものだと確信していた。
そして、小さな木々が囲う間からその場所を覗いた。
しかし、そこにあるべき姿が見当たらない。
あの小さな花達の跡形すらなくなっていた。
「嘘…。」
私は我も忘れ、木々の間を抜け、花達が咲き誇っていた場所に駆け寄った。
そして、そのまま座り込み花を捜した。
伸治の愛した華を。
地面に生える雑草を掻きわけて。
しかし、花達を見つけることは出来なかった。
伸治の言っていた言葉が、頭の中で谺する。
伸治の笑う顔や寝顔。
花を見た伸治の言葉。
そんなことはまるでなかったかのように、花達は姿を消していた。
「神様はひどいよ…!私から伸治も伸治の愛した花達も消しちゃうなんて!!」
私は燃え上がるように真っ赤な太陽を睨みつけ叫んだ。
悲しさで涙が零れる。
幾ら泣いたら、幾ら後悔したら許されるの。
そう思わずにはいられなかった。
公園を抜け、道に出る。
しかし、道路を挟んだところにはまた公園らしき場所がある。
俺は上がらない足を引きずりながら、道路を渡り、公園へ足を踏み入れた。
公園内には小さな道があり、先に向かって延びている。
俺はまるで導かれるように、その道を歩いていた。
そして、ある場所まで来ると足は止まり、俺はそこで周りを見渡した。
何の変哲もない場所。
道の両脇に、小さな木々が並んでいるだけに見えた。
しかし、不意に何かが聞こえ出す。
すすり泣くような声。
俺は耳を澄まし、その声のするほうへ歩を進める。
小さな木々の向こうから、その泣き声は聞こえていた。
996 我流 [2006/03/13(月) 22:32:44]
俺は身を屈め、木々の隙間から覗いて見る。
すると、そこには一人の女性が座り込んでいた。
長い髪を地面に向け、両手で顔を覆っている。
俺は俺が気づかないうちに、木々を掻きわけてその女性に近づき抱きしめていた。
「澪?!どうした?!何があった?!」
「…聖児…?」
澪は眉間にシワを寄せ、涙を流していた。
俺は再び抱きしめ、澪の顔を胸にあててやる。
すると、澪は俺の服を握りしめ、再び泣き始めてしまった。
「ここにはね…!花が咲いてたの…!小さな花が二つ!伸治が…大好きだった…!だけど…なくなっちゃった…!!」
俺はその花を見たことがなかったから、形や色なんてわからない。
でも、こんなに澪が泣いているのを見ると澪にとって、また澪の彼にとっても大切なものだったことはわかった。
でも、俺は正直嫉妬している。
澪の彼とその二輪の花に。
そう簡単には、澪の彼だった人に勝てるわけないことぐらいわかっている。
だけど、その彼に負けないぐらい俺は澪を愛している。
だから、彼を超えられないもどかしさが俺の中にはあった。
「伸治が死んで…!左足を失った…!それは!私が生き残った罰だと思って生きて来たよ?!だけど!あの花達まで失った!神様は酷いよ!!私から全て奪って!もう嫌だよ!!こんな世界なら生きたくない!辛いだけだもん!!」
「澪!!」
俺は澪の両肩を握り、胸から引き離した。
澪の瞳からは涙が溢れ、頬を伝い落ちて行く。
その涙が、澪の辛さを表わしているようだった。
「左足や花達を失った辛さは俺にはわからないかもしれない!だけど!澪が生き残ったのは罰じゃない!神様や亡くなった彼が君に死んでほしくなかったんだ!!特に彼は澪に!自分の分まで幸せになってほしかったんだと思うんだ…。殺されてなお…澪を思ってたんだよ…!」
「伸治……!」
何で、神様は泣かせるの。
こんなに笑顔が似合う澪を。
俺は笑顔でいてほしいのに。
俺に澪を笑顔にするだけの力がないのかもしれない。
けれど、俺は澪に澪だけに笑顔でいてほしいんだ。
他に何もいらないから、澪に笑顔を。
苦しいことや悲しいことはずっと続くのに、楽しいことや嬉しいことは続かない。
そんな不条理な世の中を生きる。
それもある意味、辛く苦しいことなのかもしれない。
だけど、その一瞬の喜びや楽しさがあるからこそ人は生きていけるものだと俺は信じてる―
私は、ずっと聖児の胸の中で泣いていた。
悲しみと辛さを吐き出すために。
私が生きているのは罰だと思っていた。
聖児が言うような考え方が出来なかったんだ。
聖児と出会うまでは、私の中には孤独感しかなかった。
毎日ただ仕事をやって、ご飯を食べて。
毎日同じことを繰り返す単調な生活。
伸治以外に人を愛すことも出来ず、伸治の幻影ばかり追っていた。
でも、聖児と出会ってからは違った。
伸治といたとき以上に、初々しくて楽しかった。
聖児が私の孤独感を取り除いてくれた。
笑うことも泣くことも出来なかった聖児。
だけど、今は私と一緒に泣いたり笑ったりしてくれる。
それが私には嬉しかったんだ。
不意に夢の中の伸治の言葉を思い出す。
聞いたときは悲しかったけど、今思えば伸治は許してくれていたんだと思う。
私が人を愛することを。
聖児が言うように、伸治は私のことを思っていてくれたんだ。
死してなおも。
「ごめんなさい…。もう…大丈夫だから…。」
聖児から離れようとすると、聖児は私を離そうとしなかった。
強く強く抱きしめられていた。
「澪…!俺は澪の彼を超えられないかもしれない…。だけど」
「そんなことない…!そんなことないから…!私が辛いときも悲しいときも…笑えなくなったときも…。アナタが側にいたから…!今の私がある…!…私は伸治より聖児が好きだよ…。ずっと…これから先ずっと…一緒にいてほしい…。」
伸治、私幸せになる。
この人と。
伸治が望む以上に。
聖児となら、幸せになれる、絶対。
そう思うんだ。
いや、そうだと信じてる―
俺は
私は
ずっと生きていく
聖児と
澪と
一緒に
この先ずっと――
997 我流 [2006/03/13(月) 22:37:00]
《あとがき》
花は種を植えて、芽が出て少しずつ成長しながら花を開く。
もう、これだけです。
言いたいことは。
人の感情と花は同じようなモノです。
人は生まれながらにして、喜怒哀楽という種を持っていて、人と関わることで『恋』の種やら『憎悪』の種などが撒かれていきます。
言わば、『人間関係』が『畑』や『花壇』の役割を果たしているわけで。
今回は『愛』がテーマでやってきました。
『愛』それは『恋』の最上級だと僕は勝手ながら思っています。
皆、『恋』してますか?
彼氏、彼女を愛してますか?
でも、簡単に『愛』してるなんて言葉言ってはダメですよ?
『恋』に『恋』してませんか?
相手の全てをわかった上で、それでも好きだと思えるようになったらそれは『愛』です。
今回、澪の台詞に『人は欠点を補って生きてくもの』っていうのがありました。
僕の中で、恋人同士だけでなく友達関係もそうであってほしいという気持ちで台詞にしました。
人間、パーフェクトに出来る人などいません。
どんな人でも、失敗したりしたら落ち込んだり泣いたりしますよね?
そこで、慰めてくれたり手伝ってくれたれる友達や両親、恋人などがいたらどれだけ助かることか。
『人』と言う字は、倒れそうになっているヒトをヒトが支えているから『人』なんです。
元々、『人』のあるべき姿は『支え合い』だったり『思い合う』ことだと思います。
よく考えて見てください。
近くにいる両親や友達、彼氏、彼女を大切にしてますか?
両親は、陰でいろんなサポートをしてくれてるのに気付いていますか?
友達はときに励まし、ときに鼓舞してくれますよね?
彼氏、彼女はもう側にいるだけ、声が聞けるだけでアナタの支えになっているのです。
『愛の華』は愛の中に『人間関係』が深く関わっています。
『人間関係』の『畑』を肥やし、皆様が立派な『人』として生きていって頂けたらと思います。
998 我流 [2006/03/13(月) 22:43:23]
《お世話になったお花達》
【セバ子様】
●『愛の華』を立ててすぐカキコして下さいました!
それ以外は一度もカキコして頂いてないけどw
読んで頂いたと勝手に思い込んで起きますw!
【李音様】
●李音は今回、俺の恋愛小説で初めて読んで頂けるとのことでした!
量が量だし、飽きてしまわれたなら僕の力量が足りないわけで。。
『LETTERS』同様に楽しんで頂けたなら嬉しいけどな。。
【菜枝様】
●セバ子様同様に、一度だけカキコしてもらいました!
でも、書いてるほうからすればこの一度が大きい!
かなりやる気が出ましたよ♪
ありがとうございました♪
【春夏様】
●春ちゃまとは、『魔女は微笑む』・『LETTERS』・『愛の華』3作品付き合ってもらいましたが、春ちゃまの感想にはこちらは脱帽ですw
「あぁ!確かにな!」っていつも書いた後に気づかさせてもらってましたw
今は忙しいようで、無理のない程度に頑張り、体調を崩さないようにしてね?
【藍様】
●藍とも寄り添って歩いて来た感があります(泣)。
この時期は受験シーズンで、忙しい中読みに来てくれていました。
しかも、いつも大量に更新したときに来てましたよねw?
藍ももう高校生…。
大きくなったなぁ(泣)!
【まぃ様】
●まぃ、毎回毎回感想書いてくれてました。
しかも、まぃも春と同じぐらいから読んでくれてたよね…?
+(PД`q)+<ぐももっ!!
でも、前よりは涙を飛ばさないように頑張ったねw
まぃが僕の小説に飽きず、ついて来てくれたことに感謝しています!
ありがとう!
【那智様】
●ナッチももうかなり前から僕のへたれ小説を読んでくれてました。
しかも!今回は『愛の華』のイラストを描いて頂いたりして、しかもやたらと上手で感動しましたわ♪
那智も藍と同じく忙しい中、へたれ小説を読み、絵を描き大変だったでしょう?
本当にありがとうございました!
【misari様】
●misari〜!最近見かけなくなってもうたがね!
misariの頑張りも見つつ頑張って来たけど…。
でも!無理しずに、自分のペースで更新して、自分の思った小説を書けるように頑張って下さい!
【明日羽様】
●明日羽も忙しいのかしら?
途中からお話広場にも現れなくなって。。
もし、暇があったら顔を出しに来てくれると嬉しいけどな!
【たまご様】
●長いの苦手だもんねw
全部読めなくても仕方ないですw
たまごを夢中にさせられるぐらいのじゃないとダメでしたね。。
でも!少しでも読んで頂けて嬉しかったです。
【仔爾様】
●コロちゃんも忙しさで全然会えなかったよね〜?!
でも、たまに来てコメントを書いてくれたときは嬉しかったですよ!
コロちゃんの自スレが上がった後ぐらいに
『涼ちゃぁぁん!』
っていつも書いてくれたねw
コロちゃんも頑張って小説を完結させてね?
あと、正月過ぎてのコラボスレの発達のようにビビりましたからw
【チャ〜様】
●チャ〜様は真ん中ぐらいでカキコして下さいました!
いや、本当に何気ないカキコは嬉しいものなんですw
やる気満々になりますw
999 我流 [2006/03/13(月) 22:47:25]
【鶴様】
●なんというか…『澪大好きNo.1』でした。
衣緒の章でも昶の章でも、澪は?って言ってましたw(ウソ
何で澪が好きなのか聞いても秘密って教えてくれません。。
あっ!鶴ちゃもね!イラスト描いてもらいましたよ!もちろん!澪のをww!
鶴ちゃの心の中で澪が生き続けてくれると嬉しいな♪
【すずね様】
●すずねちゃま!!いつの間にか仲良くなり、いつの間にか一緒に小説書いてました!
友達になるのに、時間は必要ないなw
すずねちゃまにもイラストを描いてもらいましたね〜!しかも、主人公全員!
小説読んでイラスト描いて。
ナッチと同様、無理難題をやって頂いてました。。
すずねちゃまと十代板で話したりしましたが、居心地よかったです♪
【まなみ様】
●まなみの感想は春ちゃま並にすごい。
文章抜粋からの褒め言葉に、僕は嬉し恥ずかしでしたw
でも!まなみも毎回感想くれてね?!自分も小説書いてて忙しかっただろうにね。。
とにかく、ありがとうございました!
【夏穂様】
●夏穂様も一度だけでしたが、カキコして頂いきましたw
やっぱり、読んでもらえる喜びや読んでもらえているという確信は執筆している方としては嬉しいものでw
ありがとうございました!
【とんぼ様】
●とんちゃんとんちゃん♪
とんちゃんに褒められたわw
書き方変えたねってw
正直、驚いた!
下手になったのかなっと焦ったりしたわ!
でも、とんちゃんの言葉でかなり自信がついたよ♪
少しは上手くなったんだってw
【カイ様】
●「拙者…名前はカイと申します…。わ〜たしカイよ!憑き物筋の作者です。略…でも拙者…実はカイじゃなくてトゥンって名前なんです…。偽名のセンスなさすぎ斬り!」
ってギター○しているカイの夢を見ました(嘘
だから…アナタはトゥンなのですね…(意味不
というのはどうでもいいとして。
カイちゃんには、色々気を使って頂きました。
しかも、三回も読み返して頂けましたw
【より様】
●より様には終わりがけに読んで頂けました。
いや〜、これほど嬉しいことはないですなw
【賢作様】
●トリ!三度目のトリ!ストッパー!
Mr.ニャンコ!
煮干し大好きぃ!
またたびも好きぃ!
賢ニャンに「恋愛は…涼のしか読んだことないニャァ…?(ダンディに」
って言われたとき、思わずこう言いたくなりました…。賢ちゃん!
お手!!
1000 我流 [2006/03/13(月) 22:49:20]
《Special Thanks》
スレにカキコをしてくれていなくても、感謝したい人がいたりして。
【楝華様】
●楝華も受験で忙しかったでしょう?
楝華とは『恋化草』から一緒にやってきたから(ナニヲ?)なんとなく感謝w
【M.O様】
モッコ…じゃなくてM.Oは、あんまり小説を読んでない段階でイラストを描いてもらいました。
お前すごいな!
リアル過ぎるわ!
でも、暴走するのはやめれw
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