1 acha♪ [2008/03/31(月) 18:06:31]
古文の古今著問集の刑部卿敦兼北の方の
口語訳わかる人いたら教えて下さい!
2 hu [2008/04/13(日) 20:18:39]
花園の左大臣(源有仁)の家に、初めて参った侍(さぶらい・さむらい)の、名簿(みょうぶ・めいぼ)のはしがきに、「得意なことは歌詠み」と書いてあった。
大臣、秋の始めに南殿に出て、はたおり(キリギリス)の鳴くのを愛(め)でていらっしゃたのであるが,夕暮れになって、「格子戸の下に誰か参れ」と仰ったところ,「蔵人(くろうど)の五位の者は予期に反していないし,誰も仕える者がいない」と(侍が)言って,この侍が参上したところ,「よし,そうならば,お前が格子戸を下ろせ(入れ)」と仰ったので,侍が参上したところ,「お前は歌をよく詠むそうであるな」と(大臣から)の言葉があり,(侍は)畏まって格子戸を下ろし閉じて控えていたところ,「このキリギリス(の鳴き声)をよく聞け。そして,何か一首を詠んでみろ」と仰ったので,「青柳の」と,最初の出だしの句を言い出したところ,お付の女房たちが,(その句は)季節に合っていないと思ったようで笑い出したのであるが,「最後まで物(歌)を聞き終わらない様があるか」と大臣が仰って,「速く詠んでみろ」と(の言葉が)あったので,
「青柳の 緑の糸を くりおきて 夏経て秋は はたおりぞ鳴く」
春に青柳の緑の糸を,機織(はたおり)でずっと繰っていたら,
夏が過ぎ,秋の今は,はたおり(キリギリス)が鳴いているではないか。
と詠んだので,大臣は感激されて,萩の花を挿した直垂(ひたたれ)を(侍に)押し出してお与えになった。
寛平(889〜898年)の歌合せの時に,「初雁」という題目の歌を,紀友則(紀貫之のいとこ)が
「春霞 かすみていにし かりがねは 今ぞ鳴くなる 秋霧の上に」
春霞とともに霞んで去って行ってしまった雁が,(もうやって来て)今や秋霧の上で鳴いているではないか
と詠んだ友則は左方にいたのであるが,彼が最初の五文字を詠んだ時に,(対抗する)右方の人たちは声々に笑った。ところが,次の句で「かすみていにし」と言ったことで,(右方の人たちは)音も立てず黙ってしまった。(この侍の歌も友則の歌と)同じことである。
【ポイント】
・キリギリスの鳴き声が機織の音に似ているから,「はたおり」という。
・キリギリスは秋の虫なのに,青柳=春の木から詠い出したので,女房たちがあざ笑った。
・雁(かりがね)は秋に飛来して翌春に飛び去っていくので,秋・冬の鳥とされる。
3 ゆら [2008/04/15(火) 21:23:37]
詳しくはわかりませんが、「能は歌詠み」の訳なのでは?
「刑部卿 敦兼」をGoogleで検索してみれば訳を書いたHPが見つかるのでは?