美大受験予備校板
9:po 4/24 21:25:34
将来、自分がどういう作家になって、
どういう会社のどんな部署で働きたいのか漠然としてるから、
大学のランクがどうのこうの言う事になります。
東京芸大を何浪もする人は、将来、絵で食べていきたいとか、
将来は独立してデザイン事務所の経営者になりたいとか、
学生の頃からビジョンをある程度持っているからこだわる。
自分の求める作品のスタイルや就職先が多摩美や武蔵美で十分得られると思う人は、
そこに進学すればいい。東京芸大である必要はない。
いろいろ吸収できる若い時間を浪人に費やす事が必ずしもいいとはいえない。
東京芸大卒で、京都の職人になりたいから京芸の大学院に行く人もいれば、
家庭の事情で、武蔵美を退学し、愛芸や海外にいった作家もいる。
将来、沖縄で生活したいと、沖縄芸大に行く人もいる。
車のデザイナーになったり、高度な技術が要求される部署で働きたくないなら、
芸大にすすむ必要はない。
逆にイラストやキャラデザインなどの仕事がしたいなら、
関西が力をいれているみたいだから、行きたければいけばいい。
どこの大学がいいのかは本人が求める将来ごとにさまざまで、
本人にとってのみ、絶対的にいいものでしょうが、
万人にとって絶対的にいい大学はこれだ!という話はありえない。
世間では自分のやりたい事がやりたいようにできている人が、高く評価される。
企業側は、求める人材でなければいくら東京芸大卒であろうと採用しない。
また、女子美のOBが多い企業に他の大学が面接に行っても落ちることもある。
まして、それらの会社が優良企業で、本人が実績をあげていれば、
芸大より多摩美や女子美の方が給料がよく出世しているという事例はざらにある。
就職課や進路指導主事の話を聞いて素直にとりあえず進学しておくのもいいけど、
漠然としてまだわからないとは思うけど、各大学出身の作家がどんな作品を作り、
どんな会社で働いているかを調べて、ある程度のビジョンを持ってから大学を選ぶ事は、
将来の事を考えると損にはならないでしょう。
余談ですが、予備校の学生獲得の競争は熾烈を極める現実があります。
合格に予備校は必要不可欠ですが、○名合格!のノルマの犠牲者になって、
本当は行きたくない大学を選んでしまうのは避けた方がいい。
大学卒業の頃になると、全員、自分の作品のスタイルが確立する。
そうなると自分の作品も、それを教育してくれた大学にも誇りを持つようになる。
そのような理由でけなしあうことは、誰もしなくなる。
むしろ求めるスタイルや就職先が決まってしまい、他のあらゆる大学がうらやましくなってくる。
根っこの部分の選択の可能性というものがなくなるから。
それにいちいち出身大学でさげすんでいると、仕事にならないでしょ。
いろんな経歴の人と信頼関係を結んで仕事しないといけないんだから。
どうしても就職情報が知りたければ、大学の下見に行った時に、
大学の学生課に言って、就職閲覧室で調べたり、資料をもらってくるといいと思うよ。
どの大学にも、そこの学生を必要としている企業はそれなりにあるものだよ。
以下の本など読んで、将来なりたい自分を考えてみるといいよ。学歴も載ってるから。
玄光社の雑誌
デザインの現場(美術出版社)
ART iT(季刊)
受験、がんばってね。
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